1日3食欠かすことの出来ない食事。
お子さんも食べる楽しみを覚え、好き嫌いが増えてくる中で、毎日料理の献立に頭を悩ませている方もいるのではないでしょうか。
小学館の知育雑誌『ベビーブック』では、1歳~3歳の保護者の方1,000人に「料理の食材」についてアンケートを実施。1,000人にいただいた回答をまとめたところ、身近な食材から意外な食材まで、面白い結果が見えてきました。
料理によく使用する食材は何ですか?
まず、料理によく使用する食材について聞いてみました。
料理によく使用する食材で一番多かったのは、「根菜」で65.9%の人が使用していました。
根菜は、ビタミンやミネラルも豊富で栄養価が高いので、意識して多く使用している人も多いと思われます。そんな根菜で特に使われている食材BEST3は、人参・ジャガイモ・大根でした。
次に「卵」「葉物野菜」「豆腐」と続きますが、63.0%、60.5%、60.0%と大きな差は無かったです。卵は、レシピが豊富で使いやすく、値段も安定して安いので朝ご飯から夕ご飯まで大活躍してくれる心強い家庭の味方ですね。
葉物野菜の中で一番使われている食材は、ほうれん草でキャベツよりも多いという結果は意外でした。ほうれん草を食べて「ポパイ」のように強く育って欲しいですね。
牛肉は珍しい!?驚きの結果は・・・
お肉では、「鶏肉」が一番多く使われていて58.1%と高く、次いで「豚肉」「挽き肉」が49.1%、46.2%となりました。牛肉は、他のお肉に比べて使われている割合がかなり少なく「その他」の中に含まれる結果になりました。他のお肉より値段も高いので、よく使用する食材としては避ける傾向が高いようですね。
お魚は、全体的にお肉よりも割合が低くなっており、一番多いのが「鮭」で38.9%でした。
「その他」の具体的な意見として多かったのは、トマト・納豆・ブロッコリーなどで、これらの食材はお子さんの好き嫌いも影響しているのではないでしょうか。
お子さんにいちばん食べて欲しい食材は?
次に「お子さんにいちばん食べて欲しい食材」について聞いてみました。
1位 野菜 43.1%
2位 魚類 17.8%
3位 肉類 10.4%
4位 お米 5.8%
お子さんにいちばん食べて欲しい食材は「野菜」で43.1%でした。人参、ジャガイモ、トマト、キャベツ他にも様々な種類がある野菜は、栄養価も高く色合いも鮮やかで料理の味・見た目両方に欠かせない存在ですよね。しかし、野菜嫌いのお子さんも多いので、昔から今も変わらず、保護者の方を悩ませているのではないでしょうか。
魚・肉どちらを食べて欲しい?
次に、食べて欲しい食材は17.8%の「魚類」、10.4%の「肉類」となりました。「魚類」と「肉類」の結果は、よく使用する食材と食べて欲しい食材で入れ替わっており、保護者の方の思いとは裏腹に、お子さんの魚離れが進んでいる結果かもしれませんね。
それ以外の意見では、牛乳やヨーグルトの乳製品・豆腐・卵などよく食卓に並ぶ食材も多かったです。
「料理の食材」に関するアンケート結果、いかがでしたか。
毎日の献立を考えるのは大変ですが、お子さんの成長のため、食事を好き嫌いなく美味しく食べられるように、料理していきたいですね。
調査/ケイピイ企画 東家範幸