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いわさきちひろ生誕100周年の今年、イベントが目白押し!
いわさきちひろさんの名前を聞いたり、絵を見たことがある方は多いのではないでしょうか?
いわさきちひろさんは、子どもを生涯のテーマとして描き続けた画家でした。今年は生誕100周年ということで、様々な展示や企画が目白押しです。
母親として子育てをしながら、子どものスケッチを積み重ねるなかでいわさきちひろさんの作品は生まれました。日本の伝統的な水墨画の技法にも通じる、にじみやぼかしを生かした独特な水彩画には、若き日に習熟した藤原行成流の書の影響も見られます。
青春時代に戦争を体験したいわさきちひろさんは、「世界中のこども みんなに 平和としあわせを」ということばを残しています。いわさきちひろさんが描いた子どもや花は、今もいのちの輝き、平和の大切さを語り続けています。もっと詳しく知りたい方は、こちらへ。
「ちひろのキッズファッション」展が3月1日より、ちひろ美術館・東京(練馬区)にて開催!
ちひろ美術館と文化服装学院共同企画として、「ちひろのキッズファッション」が3月1日より5月6日までちひろ美術館・東京(練馬区)で開催されます。
◆開催概要
名称 ちひろ美術館×文化服装学院 共同企画 ちひろのキッズファッション
展示会期 2019年3月1日(金)~5月6日(月・祝)
時間 10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日 月曜日(祝休日は開館、翌平日休館。GW期間は無休)
会場 ちひろ美術館・東京 (〒177-0042 東京都練馬区下石神井4-7-2)
TEL 03-3995-3001
入館料大人800円/高校生以下無料 団体(有料入館者10名以上)、65歳以上の方、
学生証をご提示の方、公式WEBサイト割引特典提示の方は700円/
障害者手帳ご提示の方は400円、介添えの方は1名まで無料/
視覚障害のある方は無料/年間パスポート2500円
◆ちひろが描いたおしゃれな子どもたち
同時開催!『絵本で楽しむ装い』展
ちひろ美術館では、いわさきちひろをはじめとする日本の絵本画家の作品のほか、欧米、アジア、東欧やロシア、南米やアフリカなど34の国と地域、207名の画家の作品約27,200点を収蔵しています。本展では「キッズファッション」、「装う動物」、「物語のなかの装い」の3つのテーマから、絵本に描かれたさまざまな装いをご紹介します。絵本ならではの装いをお楽しみください。
◆キッズファッション
絵本の中に描かれた大人顔負けのカラフルで凝ったデザインの美しい衣装は、子どもたちの憧れを誘うことでしょう。そこには、子どもと子どもの文化を大切に想う画家のまなざしが感じられます。
◆装う動物
寓話や昔話のなかに出てくる動物をはじめ、絵本のなかには擬人化された動物が数多く登場します。装う動物たちの姿からは、人間の行動様式や性格をパロディ化した痛快なユーモアが感じられます。
◆物語のなかの装い
物語絵本のなかには、ファンタジーの世界へ誘う壮麗な衣装や、世界各国の気候や風土と文化に育まれてきた民族衣装などバラエティ豊かな装いが見られます。
期間中は関連イベントも盛りだくさん!
「ちひろのキッズファッション」展の期間中には、関連イベントが数多く開催されます。子どもも楽しめる、わらべうた遊びや絵本のイベントもあるので、ぜひ親子で出かけてみてはいかがでしょうか。
◆ドレスコード特典「なりきり!絵本のなかの装い」
展示作品のなかの人物や動物に「なりきって」ご来館の方に、当館絵本カフェのドリンク券を差し上げます。
※対象の作品(絵)や詳細はこちら。
◆講演会「いわさきちひろの作品にみる子ども服の特徴」
◆松本猛ギャラリートーク
◆わらべうたあそび
◆学芸員によるギャラリートーク
◆絵本のじかん
次回展示予定:ちひろが描いた日本の児童文学@ちひろ美術館・東京
2019年5月11日(土)~7月28日(日)には、「ちひろが描いた日本の児童文学」の展示が予定されています。お楽しみに!
教えてくれたのは、LITTLE ARTISTS LEAGUEのお二人。
LITTLE ARTISTS LEAGUEは母になった、アーティスト二人が立ち上げた、
親子へ向けた、本気でアートをやっていく活動団体です。