目次
子ども向け英語教材の選び方
せっかく子どもに英語教材を買うなら、すぐに飽きてしまったり、英語嫌いになったりせず、上手に活用できるものを選びたいですよね。「これを選んでよかった」と思えるものをチョイスするためには、次のようなポイントを抑えておきましょう。
子どもが楽しくできるものを選ぶ
子どもが日常的に英語に親しんで、将来も英語を好きになっていくには、楽しく取り組めることがなによりも大切です。いきなり机に座って難しい教科書やノートを使うのではなく、もっと日常生活に根付いたものの中に英語を自然に取り入れていくのがおすすめ。
動物が好きな子なら動物を英語で覚えるところから始めたり、音楽やゲームを取り入れて体を動かしたりしながら英語を使えるものもいいでしょう。身近な食べ物や日常的に使う言葉やフレーズから覚えていくのもいいですね。
目的に合ったタイプを選ぶ
英語教材といっても、動画、音声(CD)、本など、さまざまなタイプがあります。そして英語学習の目的によって、最適なタイプが変わってきます。
例えば、英語に耳を慣らしていくなら、CDのような音声の教材が最適。自宅でも外出先でも、BGMのように流しておくだけでも効果が出てくるでしょう。ものの名前を英語で覚えていくなら、目と耳を使う動画タイプがおすすめ。さらに、英語をしっかりと定着させていくなら、テキストやノートタイプを活用するというように、目的ごとに選ぶといいでしょう。
子どもの英語レベルに合ったものを選ぶ
子どもの現在の英語レベルに合わせて、教材を選ぶことも重要。まだアルファベットもわからないのに英語の文章を読ませるなど、難しすぎる内容のものだったら、英語嫌いにさせてしまうかもしれません。
親が子どもの現在の英語レベルがどのくらいなのか把握して、それに合った教材を選んであげましょう。英語教材には対象年齢が明記されているので、それをひとつの目安にしてもいいでしょう。
【DVD・CD編】子ども向け英語教材のおすすめ
DVDやCDなら、目で見て耳で聞きながら英語に触れられます。
ダンスでポン!
音楽にあわせてダンスしながら、英語独特のリズムを歌って踊って体で覚えられるDVDとCDです。
日本人にとって英語の発音は難しいものですが、英語を丸ごとかたまりでインプット。ネイティブの発音を真似しながら、自然と本格的な発音を覚えていけます。
フラッシュ画像で表英単語が示される「英単語フラッシュ100連発」もDVDに収録。自然と英語の語彙が増えていく仕掛けがあります。
えいごでペララ DVD&CDセット
アルファベットの発音や書き順、あいさつなどの日常英会話、英語の歌など、遊びの延長で自然に英語に触れられるようにつくられたDVDとCDのセット。主人公のあいちゃんと一緒に、歌やあいさつを通して、英語を自然と覚えていけます。
子どもが言葉を覚え始める1歳から、8歳頃まで使える教材です。イラストでアルファベットを覚えられるポスター型の単語表もついています。
マザーグース英語のうた1
「どんぶらこっこどんぶらこ」「大きな栗の木の下で」など、誰もが聴いたことのあるマザーグースの厳選50曲を英語で収録したCDです。
家の中や車の移動中など、BGMとしてかけ流せていれば、英語独特のリズムや発音、イントネーションなどが自然に耳に慣れていきます。ぜひ親子で英語で歌ってみてはいかがですか?
日本昔ばなしDVD6枚組
おなじみの「日本昔ばなし」のアニメのDVD。音声と字幕を日本語と英語に切り替えられるので、物語を通して自然と英語に耳を慣らしていくことができます。日本語でストーリーを把握して、英語で何度も見返してもいいですね。
「ももたろう」「かぐやひめ」「さるかに合戦」など、誰もが知っているストーリーを多数収録しています。
【キャラクター編】子ども向け英語教材のおすすめ
子どもに人気のキャラクターが登場する英語教材は、キャラクターと一緒に英語を勉強できるから、きっと子どものモチベーションを高くキープできるはずです。
きかんしゃトーマスとえいごであそぼう!!
『きかんしゃトーマス』の主人公・トーマスが登場して、英語を教えてくれるDVD教材。
トーマスが街・山・港などに立ち寄りながらソドー島を一周していくので、その道中でさまざまな英語を学んでいけます。DVDは日本語吹き替えです。
ディズニーの英語 くまのプーさん
ディズニーの作品を見ながら、英語の「読む」「聴く」「話す」力を身につけられるシリーズ。全ページフルカラーの誌面で、ディズニーならではのきれいな世界を楽しめます。
ネイティブナレーターによる朗読音声をダウンロードできるから、英文ストーリーや解説例文を確認できます。累計40万部突破の人気シリーズというのも納得。ディズニー好きの子どもにピッタリです。
ドラえもんはじめての英語ドリル
ドラえもんがナビゲートしてくれる、英語を始める子どもにピッタリの教材。アルファベットの大文字と小文字の形や書き方、読み方から、フォニックス、ローマ字を覚えていけます。
途中には楽しいクイズ形式の問題もあり、楽しみながら進められます。ネイティブスピーカーによるCDも付いていて、繰り返し英語の発音を耳から覚えていくこともできます。
うんこドリルアルファベット
うんこが満載でイラストやゲームを楽しみながら学習できると、子どもたちに大人気の「うんこドリル」シリーズ。
掲載されているすべてのイラストやワークにうんこが登場するので、子どもがワクワク・爆笑しながら勉強できます。
子どもの発達段階を考え、書きやすく覚えやすい独自の順序でアルファベットを掲載しており、自然とアルファベットを覚えていけます。
【ゲーム編】子ども向け英語教材のおすすめ
遊びのなかで英語を覚えていければ、子どもが英語好きになるきっかけになるかもしれません。ゲーム感覚でできる英語教材をご紹介しましょう。
英語で合体!へんてこアニマル カードゲーム
動物のイラストと英語の名前が書かれているカードがあり、それを組み合わせて正解を探すカードゲームです。イラストを見ながらできるから、英語を自然に覚えやすくなります。
しかも、カードの組み合わせ次第で“へんてこ”な動物ができあがるから、子どもたちも盛り上がりそうです。
クイズでチャンツ
色や食べ物の名前、反対言葉などを英語で答える102問のクイズが、楽しげなイラストと一緒に描かれている教材です。
付属のCDを使えば、順番を変えて出題したり、102問を連続で出題したり、クイズに答えるゲーム感覚で繰り返し学習に使えます。
友達や家族同士でクイズを出し合ったりして、クイズ王を目指して英語に自然に触れられるはず。
ことば絵じてん 3000
「1日」「1週間」「動物」「乗り物」「気持ち」など、3000の言葉が描かれていて、付属のペンで、絵や文字にタッチすると言葉や音を聞くことができます。ペンをタッチしてゲーム感覚で、英語を覚えていける教材です。
「ABCソング」「Hello!」などの歌も収録されていて、小学校高学年まで長く愛用できます。
木のおもちゃ 英単語学習
ブロックを回して「子音+母音+子音」の3つの音から成り立つ英単語を作っていくゲーム。モンテッソーリ式の英語の知育玩具です。
イラストが描かれた付属のフラッシュカードがあるので、それを見ながら答え合わせをしたり、スペルを覚えていったりできます。木製の付属品は、スマホスタンドなど小物入れとして使ってもおしゃれです。
子どもをほめながら親子で一緒に楽しもう
子どもが楽しみながら英語に触れるためには、ぜひママやパパも子どもと一緒に学習に取り組んでみましょう。
教材を買って子どもにやらせっぱなし、DVDを見せたまま放置したままでは、子どもが寂しいと感じるかもしれません。「ママ・パパと一緒に楽しく遊べる」と思わせたり、小さなことでもほめたり声をかけたりすることで、楽しい遊びのひとつとして認識できるはずです。
ぜひ親も一緒になって、英語に触れる時間を作ってみてください。
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文・構成/HugKum編集部