オーブンを使って簡単にできるおもてなし料理を作ってみましょう♪鶏もも肉をはじめとした肉料理や魚料理、お菓子などのレシピを幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載された中から、45品厳選しました!いずれも簡単にできる人気レシピばかりです。
おもてなしに♪|オーブンレシピ
【1】ハムのミニロールパイ
渦巻き状の見た目がかわいい♪ 一見手の込んだメニューも、冷凍パイシートを使えば超簡単です。くるくる巻いて切り分けたら、あとはオーブンで焼くだけ。
◆材料
(8個分)
冷凍パイシート 1枚
ハム 3枚
卵黄 1/2個分
牛乳 小さじ1
◆作り方
【1】冷凍パイシートは解凍して縦長に置き、パイシートの奥2cmを残してハムを敷き詰める。手前からしっかりと巻き、巻き終わりを手で押さえて形を整える。
【2】【1】を包丁で8等分に切り、渦巻きの断面が見えるようにオーブンシートを敷いた天板に並べ、手のひらで軽く押しつぶす。卵黄と牛乳を混ぜて塗る。
【3】210℃に予熱したオーブンで約15分 焼き、180℃に下げて10~15分焼く。
『めばえ』2015年12月号
【2】アイシングクッキー
持ち寄りやおみやげにもピッタリ。子供と一緒に作りたいお菓子。好きな色や絵柄を描いてかわいく作りましょう。
◆材料
(10~15枚分)
バター 100g
砂糖 60g
溶き卵 1/2個分
【A】
小麦粉 160g
塩 少々
打ち粉(強力粉または薄力粉) 適量
【アイシング】
粉糖 100g
卵白 1/3個分
レモン汁 小さじ1/2
食用色素 少々
◆作り方
【1】バターと卵は室温に戻す。バターを泡立て器で混ぜ、砂糖、卵の順に加えて、そのつどよく混ぜる。ふるった【A】を加えてゴムベラでさっくりと練らないように混ぜ、ひとまとめにする。8割程度混ざったらラップに移して何度か折りたたむようになじませ、生地を均一にする。ラップにしっかりと包み、冷蔵庫に2時間以上おく。
【2】台に打ち粉をして【1】を麺棒で4mm厚さにのばし(台がない場合はオーブンシートなどにはさんで均一にのばす)、好みの型で抜き、オーブンシートを敷いた天板に間隔をあけて並べる。
【3】170℃に予熱したオーブンで17~20分、薄くキツネ色になるまで焼く。取り出して金網で完全に冷ます。
【4】アイシング:粉糖に卵白とレモン汁を少しずつ加えながらていねいに混ぜ、とろりとするまで濃度を調節する。好みで食用色素をごく少量(竹串の先につける程度)入れて色をつけ、コルネ(オーブンシートを切って丸めたもの)に入れて上部を折り曲げ、コルネの先を切り落とし、飾りを絞る。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
料理研究家、栄養士。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。二人の女の子のママ。
『めばえ』2015年12月号
【3】カップキッシュ
アルミホイルで簡単キッシュ。ミックスベジタブルも入っているので栄養満点、彩にも重宝するおかずです。
◆材料
(6個分)
ミックスベジタブル 大さじ3
ソーセージ 1本
【A】
溶き卵 2個分
牛乳 大さじ4
粉チーズ 大さじ1と1/2
◆作り方
【1】ミックスベジタブルは熱湯に浸して解凍し、水気を切る。ソーセージは小口切りにする。【A】を混ぜ合わせる。
【2】直径7cmほどの厚手のアルミカ ップ6個に【1】を等分に入れ、予熱したオーブント ースターで9~10分焼く。途中、表面がこんがりしたらアルミホイルをかぶせる。
『めばえ』2016年8月号
【4】ピーマンカップのタルタルグラタン
子供が苦手なピーマンも、子供が大好きな卵とツナのタルタルが入っていれば、きっとお気に入りに。
◆材料
(6個分)
ピーマン 3個
ゆで卵 2個 ツナ(缶詰) 70g
【A】
マヨネーズ 大さじ1
塩、こしょう 各少々
ドライパン粉 適量
◆作り方
【1】ピーマンは縦半分に切って種、ワタを除く。ゆで卵は粗みじん切り、ツナは缶汁を切る。
【2】ボウルで【A】を混ぜ合わせ、ゆで卵、ツナを加えて混ぜる。
【3】【2】を6等分にしてピーマンに詰め、パン粉を振る。オーブントースターでパン粉がこんがりするまで、8分ほど焼く。
『めばえ』2016年8月号
【5】キャロットカップケーキ
にんじんの臭み、えぐみを感じない!栄養たっぷりで、色もほんのりオレンジがきれいなカップケーキは子供に人気のおやつです!
◆材料
(6個分)
にんじん 小1/2本(60g)
薄力粉 70g
ベーキングパウダー 小さじ1/2
砂糖 50g
卵 1個
サラダ油 40g
くるみ(殻から出したもの) 25g
◆作り方
【1】にんじんはすりおろす。くるみは手で小さく割る。
【2】ボウルに卵を溶きほぐし、砂糖を加えてすり混ぜる。白っぽくなったらサラダ油、【1】のにんじんを順に加え、その都度サッと混ぜる。
【3】薄力粉、ベーキングパウダーを振るいながら加え、ゴムベラでさっくりと混ぜる(練らないように注意)。くるみも加えてサッと混ぜる。
【4】厚手のアルミカップ6個に【3】を6等分にして入れる。
【5】オーブントースターの天板に、アルミホイルを3枚ほど重ねて敷き(底部分が焦げやすいため)、予熱後【4】を6~7分焼く。表面がややこんがりしたら、アルミホイルをふんわりかぶせ、さらに5~6分焼く。竹串を刺して、生っぽい生地がつかなければ焼き上がり。冷ましてからラッピングする。
教えてくれたのは
市瀬悦子さん
フードコーディネーター。料理研究家。「おいしくて、作りやすい家庭料理」をテーマに、書籍、雑誌、テレビ、企業のメニュー開発など幅広く活躍。NHK(Eテレ)の食育番組の料理監修など、子ども向けの料理提案も多数行っている。
『めばえ』2016年8月号
【6】きなこパウンドケーキ
ほんのり感じるきなこの風味が香ばしい。ふっくら焼いて生クリームを添えていただきましょう。
◆材料
(8×18cm 1本分)
【パウンドケーキ】
【A】
薄力粉 100g
きなこ 30g
ベーキングパウダー 小さじ1
【B】
砂糖 80g
卵 2個
米油(サラダ油でも可) 40g
生クリーム 100ml
【きなこクリーム】
【C】
生クリーム 100ml
砂糖 大さじ3
きなこ 大さじ3
◆作り方
【1】【A】をざるなどでふるっておく。
【2】【B】をボウルに入れて、泡立て器で砂糖が溶けるまで混ぜたら生クリームを混ぜる。
【3】【2】に【1】を入れてゴムベラでざっくり混ぜ、パウンドケーキの型に入れる。
【4】180℃に予熱したオーブンで35~40分焼く。
【5】【C】をボウルに入れて泡立て器(量が少ないので電動がおすすめ)でクリーム状にしたら、きなこをさっと混ぜ合わせる。カットした【4】にお好みでのせる。
教えてくれたのは
minokamo 長尾明子さん
料理家・写真家。出身地の岐阜県美濃加茂市から名前を取った「minokamo」は、料理提案・提供時の活動名。季節や土地の食材、素材を活かしたおいしい料理、写真家としてのセンスが光るおしゃれな料理が人気で、出張料理やメディアの撮影など幅広く活躍。
『めばえ』2018年4月号
【7】いちごとココアの米粉のケーキ
豆乳のさっぱりしたクリームが新鮮!米粉と豆乳で、アレルギーのお子さんでも安心です。
◆材料
(直径15cm丸型×1台分)
【A】
米粉 80g
アーモンドパウダー 40g
ベーキングパウダー 11g(大さじ1)
純ココア 8g(小さじ4)
【B】
砂糖 70g
無調整豆乳 160ml
油 大さじ1
【C】
あんずジャム 小さじ2
水 小さじ2
【D】
豆乳ホイップ 3/4カップ
メープルシロップ 30g(大さじ2)
いちご 15粒
バナナ 1/2本
※米粉は、原料がうるち米のもの
◆作り方
【1】【A】はよく混ぜて、ボウルにふるう。
【2】【B】を表面に細かい泡が立つぐらいまで泡立て、【1】を加えて粉けがなくなるまでさっくり混ぜ、底と側面にオーブンシートを敷いた丸型に流す。表面をゴムベラでならし、空気を抜くように5回ほど型をとんとん落とす。
【3】180℃に熱したオーブンで、【2】を25~30分焼く。
【4】【3】を型から外して完全に冷まし、厚みを半分に切り、内側に混ぜ合わせた【C】を刷毛で塗る。
【5】ボウルに【D】を入れ、氷水に当てながら9分立てに泡立てる。
【6】いちご14粒はヘタを取り、そのうち8粒は縦半分に切る。バナナは輪切りにする。
【7】【4】の生地1枚に【5】の大さじ2~3を塗り、半分に切ったいちご(1組は残す)とバナナをのせ、【5】の大さじ2~3を塗り、もう1枚の生地をのせてラップをかけ、冷蔵庫に30分置く。
【8】【7】を冷蔵庫から取り出し、表面に【5】の大さじ2~3を塗り、残りのいちごを並べ、残った【5】を絞り袋に入れて絞り出す。
教えてくれたのは
青木恭子さん
2つの保育園に7年間、栄養士として勤務。0歳児の離乳食~5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は、雑誌やWEBなどで活躍中。小田真規子主宰のスタジオナッツ所属。
『めばえ』2014年12月号
簡単にできる!|オーブンレシピ
【1】しらすと青じそのマルゲリータ
市販のピザ生地を使えば超簡単! ソースを塗って具材をのせるだけなので、子供と一緒に料理を楽しみながら作れるメニューです。小魚のうまみが効いた和風のトマトソース味。
◆材料
(1枚分)
ピザ生地 1枚
しらす干し(かま揚げ) 大さじ4
青じそ 3枚
トマトソース 大さじ4
ピザ用チーズ 1/2~2/3カップ
オリーブ油 少々
※レシピでは手作りのピザ生地を下焼きしたものを使っています。市販の生地でも代用可。そのまま焼いてください。
◆作り方
【1】ピザ生地にトマトソースを塗り、チーズとしらす干しをのせ、手でちぎった青じそを散らす。オリーブ油をふる。
【2】220~230℃のオーブンで5~6分焼く。
教えてくれたのは
飛石なぎささん
3人のお子さんのママ。個人でギャラリーも経営しており、その忙しい生活から生まれた、簡単で、パパッと作れて、子どもが喜ぶレシピが人気。
『めばえ』2013年12月号
【2】夏野菜のロースト
素材のおいしさを味わうには、シンプルにローストするのが一番。旬の旨みがギュッと詰まった野菜は、食事やおやつ、大人も子供も、食べる手が止まらなくなりますよ。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
枝豆 100g
オクラ 4本
しし唐 6本
とうもろこし 1/2本
かぼちゃ 1/6カット
いんげん 3本
パプリカ 1/2個
にんにく 1個
オリーブオイル 大さじ3
塩 少々
◆作り方
【1】(下準備)枝豆、オクラ、しし唐はそのままよく洗う。とうもろこし輪切りに。かぼちゃは1cm幅に、いんげんは3等分、パプリカは6等分に切る。にんにくは頭を1cm切り落とす。
【2】【1】にオリーブオイル、塩少々をふり、焼く。
オーブン:予熱後、200度で 20~30分。
フライパン:両面を中火~弱中火で 5~10分焼き色がつくまで(あまり触らないのがポイント。フタはしなくてOK)。
オーブントースター:900Wの場合、予熱後、アルミホイルを敷き、約5~15分。
※時間は目安。材料の大きさや調理器具によって、様子を見ながら加減してください。
『めばえ』2016年7月号
【3】ナスのディップ
焼き野菜にたっぷりつけて!程よい酸味が◎。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
ナス 1本
オリーブオイル 小さじ1
おろしにんにく 1/2片分
バルサミコ酢 小さじ1/2(ポン酢小さじ1/2+砂糖ひとつまみでも可)
塩 ひとつまみ(小さじ1/5~1/4)
こしょう 少々
◆作り方
【1】ナスのガクを取り除き、縦長に数か所浅い切れ目を入れる。
【2】【1】をこげ目がつくまで焼く。
魚焼きグリル:両面焼きタイプの場合、中火で10~15分。片面焼きタイプは中火で表裏各5~8分。
オーブン:予熱後、200度で20~30分。
フライパン:予熱後、中火でフタをして、5~10分蒸し焼き(こげ目がついたら、転がしながら全体に焼き色をつける)。
オーブントースター:900Wの場合、予熱後、8分~13分。
【3】箸で押して凹むくらい柔らかくなったら取り出し、粗熱が取れたら皮をむいて、包丁で叩く。
【4】【3】にナス以外の材料を混ぜる。
※時間は目安。材料の大きさや調理器具によって、様子を見ながら加減してください。
『めばえ』2016年7月号
【4】パイナップルとトマトのグリル ローズマリー風味
トマト、パイナップルの蜂蜜漬け。ローズマリーの風味でグッと上品な味わいに。ヨーグルトにかけたりパンに塗ったり、作りおきして、いろいろ活用しましょう♪
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
パイナップル 1/4個
ミニトマト 6個
ローズマリー(ドライ) 小さじ1~2(バジル、オレガノ、セージなど、ほかのドライハーブでも可)
はちみつ 適量
◆作り方
【1】パイナップルは芯と皮を取り除き、厚さ約6mmに切りそろえる。ミニトマトは半分にカットする。
【2】【1】にローズマリーをふり、少しこげ目がつくまで焼く。
オーブン:予熱後、200度で20~30分。
フライパン:予熱後、中火で5~10分。
オーブントースター:900Wの場合、ホイルにのせて予熱後、8~13分。
【3】熱湯消毒したビンに【2】を入れ、具材が浸かる程度にはちみつを加える。ヨーグルトにそのままのせて。
※時間は目安。材料の大きさや調理器具によって、様子を見ながら加減してください。
◆ポイント
クリームチーズと一緒にパンにのせてめしあがれ!
また、調味料を加えればドレッシングに!
(大人2人分+子ども2人分)
パイナップルとトマトのグリル(パイナップル 3切れ、ミニトマト 2個、シロップ 大さじ2)
オリーブオイル(サラダ油でも可) 大さじ2(オイルを使わずヘルシーに仕上げてもOK)
酢 大さじ2
塩 小さじ1/2
こしょう 少々
【1】パイナップルとトマトは取り出して5㎜角に刻む。すべての材料をよく混ぜる。
『めばえ』2016年7月号
【5】パプリカとゴーヤの肉詰め
お肉も野菜もジュ~シ~!肉のうま味が野菜に染みて、パプリカ、ゴーヤも食べやすく。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
パプリカ 1と1/2個
ゴーヤ 1本(ピーマン、ナス、玉ねぎ、トマトでも可)
食パン 耳なし1枚
豆乳または牛乳 20ml(食パンがひたるくらい)
小麦粉 適量
【A】
合いびき肉 300g
玉ねぎ(みじん切り) 小1/2個
おろしにんにく 1片分
卵 1個
塩 小さじ1
こしょう 小さじ1/2
あればナツメグ・クローブ 各少々
サラダ油またはオリーブオイル 小さじ2
◆作り方
【1】食パンは手で細かくちぎって、豆乳に浸しておく。
【2】【1】と【A】をボウルに入れ、粘りが出るまで練るように混ぜる。
【3】パプリカは輪切り、または縦半分に切り、種を取り除いておく。ゴーヤは両端を切り落として幅2cmの輪切りに。スプーンなどで種をくり抜き、水に放ってアクを抜く。
【4】パプリカとゴーヤの内側に小麦粉を薄くふり、【2】を詰める。
【5】両面に焼き色がついて、中に火が通るまで焼く。
フライパン:オイルを熱して【4】を並べ、フタをして弱中火で5分焼き、上下を返してフタをしてさらに5分。
オーブン:予熱後、200度で20~30分。
オーブントースター:900Wの場合、ホイルにのせ予熱後、8~13分。
※時間は目安。材料の大きさや調理器具によって、様子を見ながら加減してください。
『めばえ』2016年7月号
【6】たっぷり野菜ピザ
ナスやズッキーニ、トマトと夏野菜のオンパレード。カジュアルなピザランチも野菜づくめで。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
【A】生地
強力粉 150g
薄力粉 50g
ベーキングパウダー 小さじ1/2
塩 小さじ1/2
オリーブオイル 小さじ2
砂糖 小さじ1
水 90ml
※市販のピザ生地を使用してもよい。
【B】ソース
トマトペースト 20g
アンチョビペースト 5g
ケーパー(みじん切り) 5g(なくても可)
おろしにんにく 小さじ1/2
オレガノ(ドライ) 小さじ1/2(バジル、ローズマリー、タイムなどでも可)
オリーブオイル 大さじ1
【C】具材
ズッキーニ 1/2本
ナス 1本
ミニトマト 6個
ピーマン 1個
とうもろこし 1/4本
とろけるチーズ 120g
◆作り方
【1】【A】をボウルに入れて手で混ぜる。ひとまとめにして台の上に出し、まんべんなく混ざるように軽くこねる。
【2】【B】はよく混ぜる。
【3】【C】のズッキーニ、ナス、トマト、ピーマン(種を取る)は、すべて輪切りにする。とうもろこしは実と芯の間に包丁を入れ、芯から実を取りはずす。
【4】【1】を2等分に切って丸め、5分ほど休ませ、直径20cmの円形になるように薄くのばす。
【5】【4】に【2】を塗り、【3】とチーズをのせて焼く。
オーブン:予熱後、250度で5~10分、軽くこげ目がつくまで。
フライパン:予熱後、弱めの中火で10~20分。チーズがとけて具に火が通るまで。
オーブントースター:900Wの場合、予熱後、6分~12分。
魚焼きグリル:(両面焼きタイプのみ)いったん丸めて広げたホイルにのせ、中火で5~10分。
※時間は目安。材料の大きさや調理器具によって、様子を見ながら加減してください。
『めばえ』2016年7月号
【7】スイートパンプキン
緑色の星形がキュート。簡単に作れる素材の味を生かしたうれしいお菓子。ハロウィンやクリスマスメニューにも。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
かぼちゃ(種とわたを除いたもの) 1/4個(約450g)
水 大さじ1
【A】
バター(またはココナッツオイル) 20g
砂糖 30g
ときほぐした卵 1/2個
シナモン 少々
◆作り方
【1】かぼちゃは皮をよく洗っておく。皮のまま耐熱皿にのせて水を加え、ラップをして電子レンジ(600Wの場合)で5分~8分、柔らかくなるまで加熱する。
【2】【1】が熱いうちに、スプーンなどで皮を傷つけないようにすくい取った身を、ボールに入れてマッシャ―やフォークの背でつぶす。皮は取っておく。
【3】を【2】に加えて混ぜる。
*かぼちゃの水分が少なくてなめらかにならない時は、豆乳または牛乳(分量外)を少々加えて調節。
【4】皮を3×2cm角ほどに10個切り、残りの皮は星型で抜く。
【5】角切りした皮に【3】を適量のせて形を整え、星型の皮を飾る。
【6】表面のつや出しに卵(分量外)をハケで塗り、軽くこげ目がつくまで焼く。
オーブン:予熱後、200度で20~30分。
オーブントースター:900Wの場合、予熱後、ホイルにのせて10~15分。
※時間は目安。材料の大きさや調理器具によって、様子を見ながら加減してください。
『めばえ』2016年7月号
【8】ナスのコンポート
十分に冷やして食べるとおいしさ倍増。冷たいのに甘いナスはクセになるおいしさ。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
ナス 2本
【A】
砂糖 20g
水 80ml
レモン汁 大さじ1
◆作り方
【1】ナスはガクの周囲に切れ目を入れて、さらに数か所、縦長の浅い切り目を入れて焼く。
魚焼きグリル:両面焼きタイプは10分~15分。片面焼きタイプは中火で表裏各5~8分。
オーブン:予熱後、200度で約20~30分。
フライパン:予熱後、フタをして中火で5~10分蒸し焼き。こげ目がついたら、転がしながら全体に焼き色をつける。
オーブントースター:900Wの場合、予熱後、8分~13分。
【2】粗熱が取れたら皮をむき、1.5cm厚さの輪切りにする。
【3】フライパンか鍋に【A】を入れて、砂糖が溶けるまで火にかける。
【4】保存容器に【2】を並べ、【3】を注いで冷蔵庫で冷やす。
※時間は目安。材料の大きさや調理器具によって、様子を見ながら加減してください。
教えてくれたのは
小山有希さん
料理研究家。元日本料理屋の両親、蕎麦屋の祖父母、元和菓子屋経営の義祖父母を持つ、食業界のサラブレッド。おいしく食べて健康に近づける「医食同源」をモットーとしたレシピに定評がある。1男1女の母。
『めばえ』2016年7月号
【9】簡単ショートケーキ
容器を使わなず薄く焼くだけなので簡単、失敗しらず!焼きあがったスポンジを型で抜くだけ。
◆材料
(直径6cm×約6個分)
いちご 12~15個
卵 3個
砂糖 80g
薄力粉 70g
無塩バター 25g
【A】
砂糖 25g
水 50cc
【B】
生クリーム 200cc
砂糖 20g
※いちごは中サイズを使っています。いちごの大きさによって調節してください。
◆作り方
【1】スポンジ(30cm×30cm)を作る。ボウルに卵と砂糖を入れ、ハンドミキサーでふんわりするまでしっかり混ぜる。
【2】【1】に薄力粉をふるい入れ、ゴムべらで粉っぽさがなくなるまで、さっくり混ぜ合わせ、溶かしたバターを加えてさらに混ぜる。
【3】天板に30cm×30cmに切ったオーブンシートを敷き、【2】を流して厚さを均一にし、180℃のオーブンで12分焼く。シートごと天板から外して、粗熱をとる。
【4】耐熱容器に【A】を入れてラップをかけ、電子レンジ(500W)で約1分加熱。砂糖を溶かして、粗熱をとる。
【5】ボウルに【B】を入れて6分立てにし、使う直前まで冷蔵庫で冷やす。
【6】いちごはヘタを除いて小さく切る。
【7】【3】のスポンジをシートから外し、直径6cmの型で抜く(または6cm角に切る)。2枚1組にし、スポンジに【5】をスプーンでのせて【6】を散らし、さらに【5】を少しのせ、もう1枚のスポンジではさむ。上にクリームといちごを飾る。
教えてくれたのは
柳瀬久美子さん
フランスに留学し、フランス家庭のお菓子と料理をマスター。簡単でおいしくて、おしゃれなレシピが人気。
『ベビーブック』2012年3月号
【10】ブルーベリーコブラ―
大人も子どももやみつき。ザクザクとした食感が楽しく小腹が空いたときの味方。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
ブルーベリー(ベリー類や桃、桃の缶詰、パイナップルなどでも可) 100g
砂糖 大さじ1
【A】
薄力粉 75g
砂糖 大さじ1
ベーキングパウダー 小さじ1/2
塩 ひとつまみ
サラダ油(太白ごま油、オリーブオイルでも可) 小さじ2
豆乳(または牛乳) 20ml
◆作り方
【1】ボウルに【A】を入れ、泡立て器で空気を含ませるようによく混ぜる。サラダ油を加え、ポロポロになるまで混ぜ、豆乳を加えてヘラなどで混ぜる。
【2】ブルーベリーに砂糖をさっくりと合わせ、耐熱皿に並べ、【1】を上に散らして焼く。
オーブン:予熱後、200度で約20~30分。
オーブントースター:900Wの場合、予熱後、8分~13分。
※時間は目安。材料の大きさや調理器具によって、様子を見ながら加減してください。
教えてくれたのは
小山有希さん
料理研究家。元日本料理屋の両親、蕎麦屋の祖父母、元和菓子屋経営の義祖父母を持つ、食業界のサラブレッド。おいしく食べて健康に近づける「医食同源」をモットーとしたレシピに定評がある。1男1女の母。
『めばえ』2016年7月号
子どもに人気|オーブンレシピ
【1】トマトのチーズ焼き
トマトとチーズと合わせて焼くだけ。程よいトマトの厚みがジューシーでトマトの味を存分に楽しめる。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
トマト 1個
ピザ用チーズ 20g
◆作り方
【1】トマトはヘタを取って、1cm厚さのいちょう切りにする。
【2】耐熱皿にトマトを入れて、チーズをのせる。オーブントースターでこんがりするまで焼く。(トマトの皮を嫌うお子さんには、食べる前に皮のないところをスプーンで取り分けてあげましょう。)
教えてくれたのは
松尾みゆきさん
管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍の傍ら、幼児がすすんで食べるおいしさと栄養にこだわったメニューを日々考案している。二児の母。
『めばえ』2018年7月号
【2】カップ卵焼き
顔をつけるとユニーク!たくさん作ると表情豊かで楽しくなります。お弁当やパーティーに。
◆材料
(アルミカップ12個分)
卵 3個
【A】
マヨネーズ 大さじ1
塩・こしょう 各少々
グリーンピ ース(冷凍) 24粒
ウインナー 2本
◆作り方
【1】卵を溶いて【A】を混ぜ、ミニカップに等分に入れる。
【2】【1】をオーブントースターで焼き、8割がた火が通ったら、グリーンピ ースと半月切りにしたウインナーを顔のようにのせる。さらに焼いて中まで火を通す。
『ベビーブック』2011年10月号
【3】カラフルプチグラタン
シーフードミックスを使って時短に!忙しい朝もお弁当用にさっと作れます。
◆材料
(アルミカップ8個分)
【A】
コーン(缶詰) 大さじ8
シーフードミックス 60g
【B】
ホワイトソース(市販) 大さじ8
ピザ用チーズ 適量
ピーマン(赤・緑) 各適量
◆作り方
【1】アルミカップに【A】を入れて、【B】をのせ、さらに、小さめの型で抜いたピーマンをのせる。
【2】オーブントースターで焼く。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
栄養士、フードコーディネータ ー、飾り巻き寿司インストラクター1級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理や、かわいいお弁当レシピが人気。
『ベビーブック』2011年10月号
【4】毎日のおやつに! にこにこふんわりブッセ
ブッセ生地をご家庭で!いちごと生クリームをサンドして。かわいい顔をかいたらできあがり!
◆材料
(10個分)
【A】
ホットケーキミックス 50g
コーンスターチ 10g
卵白 2個分
卵黄 2個分
粉砂糖 適量
【B】
生クリーム 100cc
いちごジャム 大さじ1と1/2
いちご 10粒
チョコペン(茶・ピンク) 各1本
◆作り方
【1】ボウルに卵白を入れ、ハンドミキサーで角が立つまで泡立てる。砂糖を2回に分けて加え、しっかり角が立つまで混ぜてメレンゲを作る。
【2】【1】に卵黄を加えてゴムべらで切るように混ぜ、【A】を加えて同様に混ぜる。絞り袋(または厚手のビニール袋)に入れ、先端を1cm切る。
【3】オーブンの天板にクッキングシートを敷き、【2】を直径5cmに20個絞り出し、茶こしで粉砂糖をふる。180℃で15分焼き、冷めたらクッキングシートからはずす。
【4】ボウルに【B】を入れ、ハンドミキサーで8分立てに泡立てる。いちごは5mm角に切る。
【5】【3】を2個1組にし、【4】をはさみ、湯せんで溶かしたチョコペンで顔をかく。
『ベビーブック』2011年12月号
【5】毎日のおやつに!しっとりヨーグルトケーキ
ただ混ぜて焼くだけの簡単おやつ!分量を覚えて日々のおやつに。
◆材料
(直径15cmの丸型×1台分)
【A】
ホットケーキミックス 150g
プレーンヨーグルト 100g
砂糖 40g
卵 3個
【B】
ブルーベリー 10粒
ラズベリー 10粒
粉砂糖 適量
◆作り方
【1】ボウルに卵を溶きほぐし、【A】を加えて泡立て器でなめらかになるまで混ぜる。
【2】丸型にクッキングシートを敷き、【1】を流し入れ、160℃のオーブンで40分焼く。
【3】冷めたらクッキングシートをはずし、【B】を飾り、茶こしで粉砂糖をふる。
教えてくれたのは
YOMEちゃんさん
本名・大井純子。毎月200万アクセスを誇る人気ブロガーとして大ブレイク。現在はメニュープランナーとして活躍。夫と長女の3人家族。愛情たっぷりの育児日記と日常のアイデアあふれる献立を綴ったブログが人気。「よめ膳@YOMEカフェ」
衣装協力:おうちブレンド(ワコールウイング)
『ベビーブック』2011年12月号
【6】ストロベリークラフティ
とろとろの生地は冷めても美味。
◆材料
(4人分)
いちご 8個
【A】
コーンスターチ 20g
砂糖 90~100g
卵 2個
【B】
牛乳 80cc
生クリーム 120cc
バニラエッセンス 少々
バター 適量
※いちごは中サイズを使っています。いちごの大きさによって調節してください。
◆作り方
【1】いちごはヘタを除いて、食べやすく切る。
【2】ボウルに【A】を入れ、泡立て器でサッと混ぜ、卵を加えてよく混ぜ合わせる。【B】を加えて、さらに混ぜる。
【3】耐熱容器4個の内側にバターを薄く塗り、【2】を茶こしを通して流し入れ、【1】を並べる。
【4】180℃ のオーブンで20~30分焼く。
教えてくれたのは
柳瀬久美子さん
フランスに留学し、フランス家庭のお菓子と料理をマスター。簡単でおいしくて、おしゃれなレシピが人気。
『ベビーブック』2012年3月号
【7】カラフル野菜ドリア
手間のかかるホワイトソースは電子レンジで時短調理。たっぷり野菜をのせてバランスよく、子どもの好きな味にアレンジすれば食欲アップ必至!
◆材料
(大人2人分+子ども1人分)
ベーコン 2枚
トマト 1個(100g)
ピーマン 2個(60g)
ブロッコリー 1/2株(80g)
小麦粉 大さじ3(25g)
バター 25g
牛乳 250cc
【A】
塩 小さじ1/4
こしょう 少々
ご飯 茶碗山盛り2杯(350g)
しょうゆ 小さじ1
ミックスチーズ 80g~
◆作り方
【1】トマトは横半分に切り、ヘタと種を除いて1cm角に切る。
【2】ピーマンは粗く刻み、ブロッコリーは小房に分け、ベーコンは1cmの角切りにする。ピーマンとブロッコリーを熱湯で1分ゆで、ベーコンを加えて、一緒にざるに取る。
【3】ホワイトソースを作る。20cmぐらいの耐熱ボウルに1cm角に切ったバター(冷えたまま)を広げ入れ、小麦粉をふり入れて軽くまぶす。ラップなしで電子レンジ(600W)で1分加熱する。取り出して、泡立て器で30秒ほどしっかり混ぜる。
【4】【3】に牛乳200㏄を少しずつ(大さじ1~)加え、なじんできたら量を増やしながら全量混ぜる。そのまま電子レンジで3分30秒~4分加熱し、取り出して泡立て器で混ぜる。【A】と残りの牛乳を加えて滑らかになるまで混ぜる。
【5】ご飯に【2】としょうゆを加えて混ぜて耐熱の器に敷き、【1】、【4】、チーズをのせ、オーブントースターで焼き色がつくまで、5~8分焼く。
教えてくれたのは
青木恭子さん
小田真規子主宰のスタジオナッツ所属。2つの保育園に7年間、栄養士として勤務。0歳児の離乳食~5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は、雑誌やWEBなどで活躍。
『ベビーブック』2014年7月号
【8】ジャムサンドボタンクッキー
竹串で4つ穴と2つ穴のボタンを開けるだけ。シンプルだけど、じわじわかわいく見えてくる! ジャムを挟んでめしあがれ。
◆材料
(15~16個分)
バター 80g
砂糖 30g
【A】
薄力粉 150g
アーモンドプードル 30g
好みのジャム 100g
◆作り方
【1】ボウルに室温に戻したバターを入れ、砂糖を加え、泡立て器ですり混ぜる。
【2】【1】に、合わせた【A】をふるい入れ、ゴムべらで押さえつけながらある程度まとめ、あとは手でひとつにまとめてラップに包み、冷蔵庫に30分おく(最初から手でまとめると生地がだれてしまう)。
【3】オーブンシートに【2】をのせ、ラップの上からめん棒で4mm厚さにのばし、4cm径の丸型で抜く。オーブンシートを敷いた天板に並べ、竹串で4つまたは2つの穴をあける。
【4】170℃のオーブンで10~12分焼き、ケーキクーラーや網、ざるなどにのせて冷ます。
【5】ジャムを小さめのフライパンで煮詰めて、粗熱をとり、【4】でサンドする。
教えてくれたのは
青木恭子さん
小田真規子主宰のスタジオナ ッツ所属。2つの保育園に7年間、栄養士として勤務。0歳児の離乳食~5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は、雑誌やWEBなどで活躍中。
『めばえ』2016年3月号
【9】たことトマトのアボカドソースグラタン
10分でできて、色もきれいで味も見た目もゴージャス!ボリューム満点のアボカドソースがさっぱりトマトと相性◎。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
アボカド 2個
牛乳 1/2カップ
塩 少々
ゆでたこ 200g
トマト 大1個
ピザ用チーズ 50g
塩 少々
しょうゆ 小さじ2
◆作り方
【1】アボカドは縦半分に切って種を取り、皮をむいてボウルに入れて滑らかになるまでつぶす。牛乳を少しずつ加えてのばし、とろりとしたら塩を混ぜる。
【2】たこは薄切りにし、しょうゆをからめておく。トマトは一口大に切る。
【3】耐熱皿に【2】を盛り、【1】とチーズを散らしてオーブントースターで7~8分、表面がこんがりするまで焼く。
教えてくれたのは
コウ ケンテツさん
料理研究家。旬の素材を生かした簡単&ヘルシー&おいしいメニューが評判で、テレビや雑誌、講演会など多方面で活躍。1男1女のパパとして、食育や食を通してのコミュニケーション活動にも力を入れている。
『めばえ』2017年2月号
【10】冬野菜のカレーミートグラタン
冷蔵庫の残り物で作るのに、ボリューム満点でおもてなし料理にも使えそう!根菜類は大きく切って下茹でするといろいろな食感が楽しめる。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
合いびき肉 300g
玉ねぎのみじん切り 1/4個分
れんこん 1/2節
にんじん 1/2本
ほうれん草 1/3束
トマト 1個
カレー粉 小さじ2
トマトケチャップ 大さじ1と1/2
ピザ用チーズ 50g
塩 少々
オリーブオイル 大さじ1
◆作り方
【1】れんこんは皮をむいて5mm厚さの半月切りに、にんじんは皮をむいて一口大の乱切りにする。ともに熱湯で柔らかくゆでて水気を切る。ほうれん草は塩少々(分量外)を加えた熱湯でさっとゆでて水に取って絞り、3~4cm長さに切る。トマトは1cm角に切る。
【2】フライパンにオリーブオイルを熱し、中火で玉ねぎを炒める。しんなりしたらひき肉を加えてほぐしながら炒める。色が変わったらカレー粉を加えて炒め、トマトを加えて潰しながら炒める。ケチャップを混ぜて塩で味を調える。
【3】耐熱皿に【1】と【2】を盛り、チーズを散らしてオーブントースターで7~8分、表面がこんがりするまで焼く。
教えてくれたのは
コウ ケンテツさん
料理研究家。旬の素材を生かした簡単&ヘルシー&おいしいメニューが評判で、テレビや雑誌、講演会など多方面で活躍。1男1女のパパとして、食育や食を通してのコミュニケーション活動にも力を入れている。
『めばえ』2017年2月号
次のページは定番の肉料理やオーブンで作るお菓子のレシピをご紹介します!