目次
海の絵本おすすめ
【1】『かにこちゃん』
作:きしだ えりこ 絵:ほりうち せいいち くもん出版
◆こんな本
「しゃぶしゃぶ びしゃびしゃ」「すこすこすこすこ」。海辺住む、かにこちゃんの楽しい一日が、赤を基調とした鮮やかな色彩と、楽しいオノマトペで描かれています。
◆対象年齢
0歳~
◆ママパパの口コミ
【2】『がたん ごとん がたん ごとん ざぶん ざぶん』
安西水丸/作 福音館書店
◆こんな本
乳幼児さんのお話会で大人気の『がたんごとんがたんごとん』に波の音が加わりました。何回読んでも「もっかい (もう一回) !」と、声がかかるほどの人気です。
◆対象年齢
0歳から
◆ママパパの口コミ
【3】『てのひら すいぞくかん』
ハン・テヒ/作 やのもみこ/訳 瑞雲舎
◆こんな本
手のひらを絵具でスタンプ。魚に見立てて楽しむ絵本です。子どもが手のひらスタンプに気づくまで、何も言わずに読んでください。
◆対象年齢
2歳~
【4】『おすしの さかな』
川澄健/監修 ひさかたチャイルド
◆こんな本
みんなの大好きなお寿司。でも、そのネタがどんな魚だったか?大人でも知らないことがたくさんありますね。マグロを釣り上げることからお寿司になるまでの写真絵本です。
◆対象年齢
4歳~
◆ママパパの口コミ
【5】『はまべにはいしがいっぱい』
レオ=レオニ/作 好学社
◆こんな本
鉛筆画で石を絵がいた静かな絵本です。子どもは石が大好きですね。ゆっくり会話を楽しみながら読みましょう。石の質感や形からイメージがいろいろ膨らみます。
◆対象年齢
3歳~
【6】『海辺のあさ』
マックロスキー 岩波書店
◆こんな本
夏の朝、サリーは歯がグラグラしていることに気が付きます。サリーは気になってしかたがありません。アメリカはメイン州の小さな島に暮らす幼い姉妹のお話です。
◆対象年齢
4歳から
【7】『11ぴきのねことあほうどり』
馬場のぼる/作 こぐま社
◆こんな本
11ぴきのねこたちが、はじめたコロッケ屋。最初は大繁盛でしたが、売れ残りが出始めて、ねこたちは毎日コロッケを食べています。「おいしい鳥の丸焼きがたべたいねえ」。そこにきたのは、旅の途中のあほうどり!
◆対象年齢
4歳から
◆ママパパの口コミ
「このシリーズは昔からあり、自分も読んで育ったので親しみがある絵本だった」(30代・東京都・子ども2人)
【8】『うらしまたろう』
秋野不矩/作 福音館書店
◆こんな本
亀を助けた浦島太郎は、乙姫様に招かれ、海の底の竜宮城へ。沢山の「うらしまたろう」の絵本のなかで、日本画の美しさで際立っています。
◆対象年齢
4歳から
◆ママパパの口コミ
「玉手箱をあけるとおじいさんになってしまう場面に、とても興味を持っていた」(30代・東京都・子ども2人)
【9】『おーなみこなみ ざぶん!』
長野ヒデ子/作 効成出版
◆こんな本
「おーなみ こなみ かーぜが ふいたら まわりましょ」かき氷、海の家、花火大会など、夏の海がギュッと詰まった絵本です。
◆対象年齢
3歳から
【10】『オセアノ号、海へ!』
アヌックポワノール/作 アノニマスタジオ
◆こんな本
ページの上の方に真っ赤なオセアノ号が浮かび、下の方は水色の海のなか。船の下の世界はどうなっているのでしょう?それはそれは、美しいしかけ絵本です
◆対象年齢
4歳から
教えてくれたのは
JPIC読書アドバイザー 台東区立中央図書館非常勤司書。日本全国を飛び回って、絵本や読み聞かせのすばらしさと上手な読み聞かせのアドバイスを、保育者はじめ親子に広めている。鎌倉女子大学短期大学部非常勤講師など、幅広く活躍。近著に『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』(小学館)。