【小学校の変わり種授業|中部・関西地方編】全国のママパパに特色のある授業について聞いてみました!

今回みなさんにアンケートでお答えいただいたのは、お子さんの通う学校で実施されている特色ある授業についてです。学校独自のものや、地域特有のものなど、さまざまな回答が寄せられました。その中でも今回は【中部・関西地方】に焦点を当て、特色のある授業をご紹介していきます。

(2022年12月集計 母数5175名 HugKumメールマガジン会員 小学館ID会員向けアンケート)

どんな授業があるの?

国語や算数、理科・社会などの必須科目の授業以外に、さまざまな取り組みを行う学校は多いようです。アンケートにご回答いただいた答えの中から、地域や学校によって特色のある授業をいくつかピックアップしてご紹介していきます。

近隣地域との交流

地元のお店などに探検バッグを持って訪問し、お店の人にインタビューなどする [ 愛知県:女性 ]
町探検 [ 京都府:男性 ]
まち探検を2年生で行います。地域のお店や署に協力してもらって地域を探検していく授業です。とても良い取り組みだと思います。 [ 大阪府:女性 ]
「町探検」や学区内のお店や工場を見学する社会見学があるという声も多く聞かれました。お店や工場などで、お仕事を体験させていただくという学校もあるようです。
バスや電車で移動する社会見学とは違い、学区内についての調べ学習をすることで自分たちの住む町を知る良い機会になりますね。

学年を超えたつながりを持つ

1年から6年でグループを作り、【仲良し班遊び】をして学年をこえて交流している [ 京都府:女性 ]
月1回、全学年縦割りで一緒に何かに取り組む授業がある。 [ 兵庫県:女性 ]
全国的にも多く回答が寄せられたものの1つがこの「縦割り」活動でした。1年生から6年生まで学年の壁を越えて一緒に活動する学校や、ペアになる学年が決まっていて、年間を通してさまざまな活動をする学校などがあるようです。
クラス内だけでなく、年齢の違う児童がつながることで年下の子をいたわる気持ちや、年上の子に頼ることも覚えられる良い活動だと思います。

地域ならではの活動も

世界遺産三保の松原で、三保の歴史について調査、発表すること。
羽衣の舞を継承していること。中学では、全学年が能を学び、三保の松原で詩い、舞うこと。 [ 男性 ]
京都の昔を知る [ 京都府:女性 ]
鵜飼を学ぶ [ 岐阜県:男性 ]
お茶工場に行って見学したり体験したりする。 [ 静岡県:女性 ]
そろばんが特産品のためか、三年生になると、学校にそろばん業者が来て、自分でそろばんを組み立てて作ります。 [ 兵庫県:女性 ]
各県や地域ならではの、歴史や特産品に関する授業も多く行われているようです。自分の生まれ育った地域の歴史を感じられる機会となっているのではないでしょうか。

地域ならではの特色ある授業で楽しい学校生活を

子どもたちにとっても親御さんにとっても、学校は楽しく学べる場所であってほしいもの。

地域ごとのさまざまな授業は堅苦しい勉強だけでなく、楽しみながらあらゆることが学べる素敵な取り組みですね。

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文・構成/ひむかちほ

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