モデルの仕事を通じて語学の必要性を実感!
自身は英語がほとんど話せないという中林さん。そこで、子どもには生まれる前から、英語は学ばせようと思っていたそう。
なぜ英語教育に力を入れようと思ったのですか?
中林さん:10代の頃からモデルの仕事で毎月のように海外ロケに行かせてもらってて。でも、コーディネーターさんや通訳さんがいないと現地の人とコミュニケーションが取れないっていう状況がすごく嫌だったんです。そこで、我が子には、世界がもっと身近に感じるようにと、英語は絶対身に付けさせようと思いました。
また、勉強ができなくても、何ができなくても、将来英語が話せたら、それだけでちょっと開ける道があるんじゃないかなと思ったんですよね。
自宅でできる、バイリンガル教育にトライ
23歳で結婚し、ステップファミリーに。結婚と同時に2人の男の子のママになり、年子の女の子2人を出産した中林さん。
自宅でどんな英語学習をお子さんにさせたのですか?
中林さん:娘たちには生まれた時から、音楽やテレビなど耳に入るものは英語にしようと思って。
音楽は海外の教材を使っていました。
リトミックなどの音楽は英語で、私は日本語を話す、2つの言語が同時に入ってくる環境にしていたんです。
生まれてすぐの赤ちゃんは、実際日本語も英語も区別がつかない。その間に行動しようと、産後すぐ始めました。
当時はスマホじゃなくてガラケー時代。今みたいに動画にすぐアクセスして見せることができなかったんです。 だから海外から取り寄せた『ディズニー映画』や『セサミストリート』などのDVDも観せていましたね。
今だったらDVDも簡単に手に入るけれど……。当時はオンラインショップもないし、AmazonみたいなECサイトもない。だから海外に行ったときに買ったりしていました。
徹底されていたんですね。当時の日本で、それをするのは大変ですよね。
中林さん:単純にそっちの方が楽かなと思ったんです。どうせ言語を覚えていくのだから、“マミー”と“ママ”が混在していてもいいかなって。
ほかにも新体操の習い事は外国の方が多く通っているところにしたり、海外旅行の際は現地のサマースクールに通ったりと、英語に触れる環境を意識的に取り入れていました。
娘さんたちも成長し、学校選びはどうされたのでしょう?
息子さんたちがインターナショナルスクールに通っていたこともあり、長女次女の2人も幼稚園からインターナショナルスクールへ入れることにしたという中林さん。
【後編】では、日本語を一切話さないインターナショナルスクールに入れて、娘さんたちはどうだったのかその様子について伺いました。こちらもぜひご覧ください。
お話を伺ったのは…
2018年 スパブランド「MAROA」を立ち上げ、代表兼プロデューサーとしても活動中。忙しい女性のためのライフスタイルブランド「chairs-em」も手掛けている。著書に『中林美和のハートフルデイズ』、初のエッセイ『おんぶにだっこにフライパン!』など。
中林美和さん【公式】Instagram→@miwanakabayashi
MAROA【公式】Instagram→@maroa_organic
chairs-em【公式】Instagram→@charisem_official
取材・文/長南真理恵 撮影/五十嵐美弥