お子さん参加型のミュージカル「ノンタンのわくわくピクニック」が再演決定！プロデュースしたNON STYLE石田明さんがこだわりを語る

お子さま参加型ミュージカル『ノンタンのわくわくピクニック』とは

ノンタンのハッピーコンサートは、ノンタンとお友だち、そしてうたのおねえさんたちの、「うたって、おどって、あそんで、わらっちゃう」お子さま参加型のミュージカル。

脚本・演出がNONSTYLE石田明さんだから、とにかく面白い！

笑ったり、歌ったり。ノンタンのハッピーコンサート『ノンタンのわくわくピクニック』は、武蔵村山市（武蔵村山市民会館）にて初公演。

追加公演決定！関東3エリア＋大阪公演

初公演が大盛況だったことを受け、8月千葉県野田市、東京都杉並区、そして9月の埼玉県熊谷市での上演が決定！

さらに、8月26日（土）にCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて、大阪公演の情報も解禁。ノンタンと脚本演出を務める石田明さんと初演から参加されているうたのおねえさんのだこころさんの囲み取材にお邪魔してきました。

取材冒頭は、小学校を改装した吉本興行東京本部の中庭でスチール撮影タイム♪

この日もとても暑く、会場で配るうちわで石田さんがノンタンをあおいであげるワンシーンもありました。

数ある絵本から、ノンタンを選んだ理由は？

HugKum編集部：3児（5歳の双子の女の子、3歳の女の子）の父である、石田さん。お子さんに絵本の読み聞かせをしているときに、ノンタンの絵本をミュージカルにしてみようと思ったとか。他にも絵本はいっぱいあるのになぜですか？

石田さん：ノンタンの絵本を読み聞かせしているときに、実はメロディーがあったんやってことに気付いたんです。例えば、「はみがき　はーみー、しゅこ　しゅこ　しゅっ　しゅ。」とか。そこで、歌いながら読み聞かせをしたら、格段にうちの子たちの楽しみ方が変わって。ノンタンの絵本の中にある、音のリズムが知られてないのって、もったいないなと思ったんですよね。これを舞台で表現できたら、もっと楽しんでもらえるんじゃないかなとスタートしました。

石田さんのお子さんたちの反応は？

HugKum編集部：お子さんたちは『ノンタンのわくわくピクニック』を観て、どうでしたか？

石田さん：いやもうね～、中毒症状が出ています（笑）。もう今でも、ずーとお風呂上りでもノンタンの歌をかけているんですよね。家でもステージを作ってダンスを踊ったり、やっていますね～。ホンマに楽しかったみたいですね。今までもいろいろ観てきたんですけど、こんなにハマったのは始めたかなぁ～。ただ1カ所怖いシーンがあるんですけど、それに関してはクレームがきますね（笑）「なんであそこ怖くしたの？」とね……。

HugKum編集部：演出でこだわった部分を教えてください。

石田さん：身近な存在のノンタンを演出することで、僕がやることに意義がある気がしたんですよね。絶対に高貴なものにしないって決めて。そこで、すごい演出をなるべくぶち込まないって決めました。

いや簡単なんですよ。「プロジェクションマッピング」を使ってすごいものを作ることは。でもなんか、ノンタンのペタッとした色とか、現代的じゃないこの良さ、この味を演出したいなと思って、敢えてアナログにこだわりました。

HugKum編集部：いろいろなキャラクターが出てきますが、どのキャラクターに注目していますか？

のださん：いや～本当にどの子も好きなんですけれど、あ～選ぶなら、「タータン」ですかねぁ。ノンタンの妹。いつもノンタンにくっついて、たまに意地悪されたり。でも、タータンは、耳が聞こえない設定なんですよ。なので、そのあたりを舞台でも観て欲しいなと思います。

石田さん：僕はう～ん、難しいな～。ノンタンが一番人間の子どもっぽいんだよね～。でも、ハチさんの、実は何気に、いつもいるところも気づいてほしいな～。う～ん、でも、やっぱり、「箱推し」かな～（笑）。

HugKum編集部：グッズもかわいいですよね。

石田さん：配布するうちわは公演で使いますし、ペンライトはノンタン型。いろいろな色に変化するんです。この小さい水筒は、ヤクルト1000くらいしか入らないサイズだけど（笑）。

最後に相方である井上さんに一言も

取材の最後に、相方の井上さんのことを聞かれると、「あいつにも子どもができたりしたら、興味を示してもらって。ぜひ観に来てほしい」と話してくれた石田さんが印象的でした。また、「今はこうやってハッピーコンサートと称して大きい会場で開催していますが、初めて触れる身近なエンターテインメントという存在にしていきたいので、児童館とかでも開催していきたいなぁ。ハチさん（※石田さん自身はハチさん役としてステージに登場）がふらっと行くような、ミニマムなものも作りたい」と目標も語ってくれました。その様子はとても楽しそうで、子どもたちのために良いものを作りたいという、真摯な思いが伝わってきました。

あなたの街にノンタンが来る日はもうすぐかもしれません。

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取材・文／宇野なおみ　構成・文／HugKum編集部