「スノードーム」「ペンギン」「浮き輪」の折り方
まずは「スノードーム」です。
ドームと土台部分は別々の折り紙で折るので、できた時の組み合わせを考えて折り紙の色を選びましょう。写真のようにドーム部分を模様のある折り紙にしてもかわいいです。
折り紙のサイズは、ドームと土台どちらも一般的な15センチサイズで折っています。その場合、出来上がりが縦横11センチくらいになるので、飾るにはちょうど良い感じです。
「スノードーム」を15センチサイズの折り紙で折ったので、中にはる「ペンギン」は、小さめの7.5センチサイズの折り紙で折ります。
このサイズで折ると、ペンギンが3つくらいまではドームに貼れます。
出来上がったら、目を直接折り紙に描くか、もしくは丸い白のシールを貼って作りましょう。
「ペンギン」を貼ったら、土台はシールで飾ったり、文字を入れたりします。ドーム部分にもキラキラしたシールなどをプラスすれば、より華やかなスノードームの完成です!
動画の中でも紹介していますが平面のままでも、土台部分を少し変えて立たせても、飾れる作品です。
ペンギン以外にもお好みの夏らしいモチーフを貼って、オリジナルスノードームを作ってくださいね。
「ペンギン」は単体で、「浮き輪」と組み合わせてもかわいいです!
真ん中で少し折った状態にすれば、立たせて飾ることができます。
こちらの「ペンギン」は15センチサイズの折り紙、「浮き輪」は7.5センチサイズの折り紙で4つ折り、
2色を交互にはめて作ります。
「金魚」の折り方
真上から見たときの「金魚」ができる、折り方です。
本体と尾びれは別々の折り紙で折ります。大きさは本体に対して、尾びれは1/4サイズの折り紙を使います。
本体と尾びれは同じ色で作った方が金魚らしさがでますね。
尾びれを本体に貼るときに敢えてやや曲げて貼ると、より泳いでいる感じに。
目は直接描いても、シールを貼ってもOK。シールなら少しはみ出して貼れば、出目金風になりますよ。
今回は市販の透明のうちわに色とりどりの金魚を貼って、オリジナルうちわを作ってみました!
小さい金魚は、本体を7.5センチサイズ、大きい金魚は本体を11.7センチサイズで折ります。
(市販で11.7センチや12センチサイズの折り紙も販売されています)
隙間には、水草に見立てたグリーンのマスキングテープと丸いシールを貼ってデコレーション。
ここで使ったうちわの大きさは、持ち手まで入れて天地が27センチくらいのミニサイズで、お子さんでもあおぎやすいサイズです。
今は100円均一ショップに、こんな透明や無地のいろんな色のうちわもあるので、好きなモチーフを貼ってお子さんと自分だけのうちわを作ってみてはいかがですか? うちわはイベントやライブ用の推し活グッズとして販売していますが、こんな風に使っても◎
実際に使用する際は、モチーフは取れないようしっかり貼ってくださいね。
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モチーフの組み合わせは自由なので、金魚をスノードームに、ペンギンをうちわに貼るなど入れ替えてみても、もちろんOK!
暑い毎日ですがカミキィさんの折り紙を活用して作るオリジナルグッズで、ちょっぴりでも涼しい気持ちになれればいいですね♪
折り紙を教えてくれたのは…
折り紙作家 カミキィさん
札幌在住。ニット小物などのハンドメイド作家として活動後、40才を過ぎてから、子育てをする中で折り紙を始めたというカミキィさん。「かんたん、かわいい、手軽に作れる」オリジナルの折り紙作品は、お子さんはもちろん、初心者や高齢者にもチャレンジしやすいと人気。折り方はもちろん、折り紙を組み合わせたリース飾りなど、飾りのサンプルも多数紹介しています。
ホームページ「https://kamikey.jp/」
YouTube「創作折り紙 カミキィkamikey origami
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製作・文・構成/苗代みほ 撮影/黒石あみ