良質なたんぱく質を含む栄養たっぷりのごまは、子どものレシピにぜひ取り入れたいもの。今回は、しっかりした味わいの練りごまや風味のよいすりごま、料理のポイントにもなる黒ごまを使ったおかずやお菓子のレシピを、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学舘)に掲載された中からたっぷりとご紹介します。
練りごまを使ったレシピ
【1】アボカドとトマトの冷やし中華
トマトの酸味とアボカドのクリーミーさがピッタリマッチ!栄養のある具をのせて、ごまだれ味で。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
中華麺 3玉
ちりめんじゃこ 大さじ2
白ごま 大さじ2
【A】
トマト 1個
アボカド 1個
かにかまぼこ 6本
【B】
中華スープの素 小さじ1/2
水 1/2カップ
練りごま 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
酢 大さじ1
砂糖 大さじ1
◆作り方
【1】フライパンでちりめんじゃこと白ごまをカリカリに空炒りする。
【2】【A】はそれぞれ一口大に切る。
【3】中華麺をゆでて水で洗い、【2】と【1】 をのせ、混ぜ合わせた【B】をかける。
教えてくれたのは
祐成二葉さん
祐成陽子クッキングアートセミナーのメイン講師。男の子のママで、子育ての日常をつづったブログも人気。
『ベビーブック』2011年8月号
【2】ごまだれ焼きうどん
いつものソース味に飽きたら、焼うどんをごま風味でアレンジ!せん切り野菜もサッと炒めて食べやすく。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
うどん 3玉(600g)
鶏胸肉 2/3枚
油揚げ 1と1/2枚
きゅうり 1本
大根 8cm
サラダ油 適量
【A】
白練りごま 大さじ3
みりん 大さじ3
しょうゆ 大さじ1と1/2
【B】
すりごま 大さじ1と1/2
めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ1と1/2
◆作り方
【1】鶏胸肉は細切りにする。油揚げは油抜きして同様に切る。きゅうりと大根はせん切りにする。
【2】フライパンにサラダ油を熱して、鶏肉と油揚げを炒め、うどんを加えて炒める。
【3】【2】にきゅうりと大根を加えてサッと炒め、混ぜ合わせた【A】を加え、火を止めて【B】を加え混ぜる。
教えてくれたのは
尾田衣子さん
「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室 Assiette de KINU」を 主 宰。男の子のママでもある。
『ベビーブック』2012年6月号
【3】豆腐のディップ
にんじん、アボカド、白練りごまの簡単ディップ。色がキレイなのでパーティーでも活躍しそう。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
【A】(豆腐にんじんヨーグルトディップ)
木綿豆腐 1/3丁(100g)
にんじん(すりおろし) 30g
ヨーグルト 大さじ2
塩 小さじ1/4
こしょう 少々
【B】(豆腐アボカドレモンディップ)
木綿豆腐 1/3丁(100g)
アボカド(つぶす) 1/2個(60g)
レモン汁 小さじ1
マヨネーズ 大さじ1
塩 小さじ1/3
【C】(豆腐練りごまディップ)
木綿豆腐 1/3丁(100g)
白練りごま 大さじ1と1/2
塩 小さじ1/4
◆作り方
【1】【A】、【B】、【C】をそれぞれ混ぜ合わせる。好みの生野菜や温野菜につけて食べる。
教えてくれたのは
青木 恭子さん
小田真規子主宰のスタジオナッツ所属。2つの保育園に7年間栄養士として勤務。0歳児の離乳食〜5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は、雑誌から商品パッケージ、WEBなどで活躍。
『ベビーブック』2012年8月号
【4】かぼちゃの白和え
豆腐は軽く水きりすると、なめらかな衣に。かぼちゃと豆腐の甘味がやさしい。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
かぼちゃ 1/8個
木綿豆腐 1/2丁(150g)
塩 小さじ1/5
【A】
白練りごま 大さじ1/2
砂糖 小さじ1
しょうゆ 小さじ1/3
塩 小さじ1/4
※かぼちゃ1/8個は皮と種を除いた状態で150gが目安です。
◆作り方
【1】豆腐はキッチンペーパーに包んで10分おき、水けをきる。
【2】かぼちゃは皮の硬い部分と種を除き、せん切りにする(あればスライサーで)。耐熱容器に入れてラップをかけ、電子レンジ(600Wの場合)で2分加熱する。水けを拭き、塩をふって混ぜる。
【3】【1】をなめらかにつぶし、【A】を加えてよく混ぜ、【2】を加えて和える。
教えてくれたのは
藤井 恵さん
簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『ベビーブック』2012年11月号
【5】鶏ひき団子の豆乳鍋
ごま+ みそ+ 豆乳でしっかりコクのある味つけに。鶏ひき肉は癖がなくスープのうま味をたっぷり吸って煮込むほどおいしくなります。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
【A】
鶏ひき肉 200g
長ねぎ(みじん切り) 5cm分
しょうが(すりおろし) 小さじ1/3
パン粉 1/4カップ
塩 小さじ1/4強
白菜 1/4個
小松菜 2株
大根 1/4本
にんじん 1/3本
油揚げ 1枚
コーン(缶詰) 1/2カップ
マロニー 50g
豆乳 1カップ
【B】
みそ 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
練りごま 大さじ1
砂糖 大さじ1
だし汁(昆布+かつお) 2カップ
◆作り方
【1】【A】はよく混ぜ合わせてこね、10等分にして一口大に丸める。
【2】白菜は4cm幅のざく切りに、小松菜は5cm長さに切る。大根、にんじんはピーラーを使って縦に薄切りにする。油揚げはサッと湯通しして、1cm幅に切る。
【3】【B】に少しずつ豆乳を加えてのばし、だし汁と一緒に鍋に入れて火にかける。沸騰したら、【2】、【1】、コーン、マロニーを入れて煮る。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
料理研究家、栄養士。二人の女の子のママ。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。
『ベビーブック』2014年12月号
【6】ごまだれ冷やし中華
甘酸っぱい人気の味が自家製のたれで簡単に作れます。シャキシャキもやしやキュウリを添えて。
◆材料
(大人2人分+子ども1人分)
中華麺 2玉
もやし 1袋
きゅうり 1本
ハム 5枚
ミニトマト 5個
練りごまだれ 大さじ6
◆作り方
【1】もやしはサッとゆでる。きゅうりとハムは細切りに、ミニトマトは半分に切る。
【2】湯を沸かして麺を指定時間どおりにゆでてざるに取り、ごま油(分量外)をまぶす。
【3】【2】を器に盛り、【1】をのせ、ごまだれをかける。
◆ポイント
甘酸っぱいごま味は 中華の基本中の基本!「練りごまだれ」の作り方。
■材料(400ml程度)
白練りごま 150g
【A】
長ねぎの青い部分 1本分
しょうがの薄切り 1枚
干しえび(あれば) 大さじ1
酒 大さじ1
水 100ml
砂糖 大さじ4
酢 大さじ3
しょうゆ 大さじ5
ごま油 大さじ1
■作り方
【1】【A】を耐熱容器に入れ、ラップをかけずに電子レンジで3分加熱し、そのまま冷ます。
【2】練りごまに砂糖を混ぜ、酢、しょうゆを順に加えて混ぜ、【1】をこしながら加え、ごま油を加える。
*冷蔵庫で1か月程度保存可能。使った干しえびは炒め物などに加えてどうぞ。
教えてくれたのは
石澤清美さん
料理研究家。国際中医師・国際中医薬 膳師。食養生やハーブなどの専門家でもあり、体にいいものを簡単においしく作れるレシピが人気。
『ベビーブック』2017年6月号
黒ごまを使ったレシピ
【1】さつま芋ご飯|ご飯も味付き!炊き込みご飯のおにぎり
ほんのり甘い、秋が旬のさつまいもごはんは子供にも大人気!お芋を細かく刻めばおにぎりにも。
◆材料
(米2合分)
米 2合
さつま芋(小さめ) 1本(200?250g)
昆布 10cm四方1枚
【A】
酒 大さじ2
みりん 大さじ1
塩、うす口しょう油 各小さじ1
黒ごま 少々
◆作り方
【1】さつま芋は1cm角に切って水にさらす。
【2】米を洗って炊飯器に入れ、水(分量外)は2合の目盛りまで入れてから50ml減らす。
【3】【2】に昆布、【A】を入れ、【1】を加えて普通に炊く。
【4】炊き上がったら蒸らして全体をよく混ぜ、1個分40?50gを取り分けて握る。上に黒ごまを振る。
教えてくれたのは
関岡弘美さん
料理研究家。出版社で料理雑誌の編集に携わった後、渡仏。ル・コルドン・ブルーパリ本校にてグラン・ディプロムを取得。2008年に帰国後は、雑誌やテレビ、広告、イベントなどで活躍。おもてなし料理とワインの教室も主宰。
『めばえ』2017年11月号
【2】コロコロ2色ピラフおにぎり
黒ごまじゃことにんじんチーズ味!小さく丸めてお弁当やおもてなしに
◆材料
(作りやすい分量)
<にんじんピラフ>
米 2合
にんじん 小1本
【A】
顆粒スープの素 小さじ1/2
バター 10g
塩 小さじ1/4
プロセスチーズ 100g
<ごまピラフ>
ご飯(温かいもの) 450g
黒すりごま 大さじ2
ちりめんじゃこ 30g
バター 10g
◆作り方
【1】<にんじんピラフ>
米は洗ってざるにあげ、にんじんは皮をむいて、すり下ろす。炊飯器に入れ、【A】、米と同量の水を加えて炊く。粗熱がとれたら、 1cm角に切ったチーズを加えて一口大 に丸める。
【2】<ごまピラフ>
ボウルに材料すべてを入れてよく混ぜ、一口大に丸める。
教えてくれたのは
みないきぬこさん
女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理 家、フードコーディネー ターとして料理雑誌や広 告、メニュー開発など、幅 広い分野で活躍中。女の子のママ。
『ベビーブック』2017年1月号
【3】スティックごまチキン
アルミホイルをやテープを巻いているから持ちやすく、運動会やピクニックにピッタリの一品。しょうが、白、黒ごまを加えたチキンは香ばしい風味が広がります。
◆材料
(大人4?5人分)
鶏もも肉 2枚
【A】
しょうゆ 大さじ3
酒 大さじ1
ごま油 大さじ1
塩 少々
しょうが汁 小さじ2
白すりごま 大さじ1
黒炒りごま 大さじ1
片栗粉・揚げ油 各適量
※大人1人分の分量は、子ども2人分ぐらいになっています。
◆作り方
【1】鶏肉はめん棒などで叩いて厚みを整え、スティック状に切り、混ぜ合わせた【A】に漬ける。
【2】【1】に片栗粉をまぶして、中温に熱した油で揚げる。
【3】【2】にアルミホイルを巻き、マスキングテープで留める。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
栄養士、フードコーディネータ ー、飾り巻き寿司インストラクター1級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理や、かわいいお弁当レシピが人気。
『めばえ』2013年10月号
【4】鶏肉とさつまいもの甘辛ごまスティック
カリッと香ばしい食感が絶品♪ 甘辛味が後ひくおいしさ。スティック状なのでお弁当にも最適です!
◆材料
(3?4人分)
鶏もも肉 2枚
しょうがの搾り汁 小さじ1/2
片栗粉、ごま油 各適量 さつまいも 200g
【A】
しょうゆ 大さじ1/2
みりん 大さじ1
砂糖 小さじ1
黒いりごま 大さじ1
◆作り方
【1】鶏肉は1.5cm幅の棒状に切り、しょうがの搾り汁を振りかけて片栗粉をまぶす。
【2】さつまいもは2cm幅の棒状に切り、水にサッと浸けてから水気を拭き取る。
【3】フライパンにごま油を多めに入れ、中火で【1】を焼く。全体がきつね色になり、鶏の皮がパリッとして中心部に火が通ったら、フライパンから取り出して油を切る。
【4】同じフライパンで、【2】も同様に焼いて取り出し、油を切る。
【5】フライパンの油を軽く拭き取り、【3】と【4】を戻して を加え、絡め炒める。容器に盛って黒ごまを振る。
◆ポイント
鶏の皮をパリッと焼く
教えてくれたのは
渥美まゆ美さん
あつみまゆみ/管理栄養士。フードコーディネーター。健康運動指導士。保育園勤務で子どもの料理提供に関わる。料理講師やセミナー講師などフリーランスで活動後、「株式会社Smile meal」を設立。食育など食と健康に関わる活動を行う。2児の母。
『めばえ』2018年1月号
いりごまを使ったレシピ
【1】あさりと豚肉のスープ
あさりと相性のいい豚肉を合わせてボリューム満点のスープに。あさりの旨みが汁に溶け込んで、お肉もさらにおいしく!
◆材料
(3?4人分)
あさり(殻付きを砂ぬきする) 400g
豚こま切れ肉 100g
しょうが(千切り) 1/2片
長ネギ(白い部分) 7cm
塩 小さじ2/3
薄口しょう油 小さじ1
白いりごま 大さじ1
大葉(千切り) 5枚
水 800ml
酒 大さじ1
サラダ油 小さじ1
◆作り方
【1】豚こま切れ肉は食べやすい大きさに切る。長ネギは長さを半分に切り、さらに縦半分に切り、芯の緑色の部分を外す。白い部分は白髪ネギに、芯はみじん切りにする。
【2】鍋にサラダ油をひき、みじん切りにした長ネギ、しょうがを加えて中火で炒める。香りが出たら豚こま切れ肉を加えてさらに炒める。
【3】肉の色が変わってきたら水、酒を加え、沸騰したら弱火にしてアクを取り、あさりを加える。あさりの口が開いたら塩、薄口しょう油で味付けし、最後に白ごまを加える。器に盛り付けて、大葉、白髪ネギをのせる。
◆ポイント
ご飯にかけても絶品!
教えてくれたのは
瀬戸口しおりさん
料理家。学生時代、東京・吉祥寺にあった『諸国空想料理店KuuKuu』のスタッフとして働き始め、その後、料理家・高山なおみ氏のアシスタントを経て独立。昔ながらの家庭料理や人気のエスニック料理をよりおいしく、おしゃれにレベルアップさせる独自のセンスに定評がある。
『めばえ』2017年9月号
【2】松風焼き風ミートローフ
豆腐も入ってふっくらジューシー!具材はすべてポリ袋に入れて混ぜれば手も汚れず、簡単&時短になります。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分・18cm四方の容器1個分)
【A】
鶏ひき肉 300g
絹ごし豆腐 1/3丁(100g)
卵 1個
みそ 大さじ1
しょうゆ 大さじ1/2
みりん 大さじ1/2
しょうが汁 小さじ1/2
白いりごま 適量
青のり 少々
◆作り方
【1】ポリ袋に【A】を入れ、袋ごと全体が混ざるまでよくもむ(フードプロセッサーで混ぜてもOK)。
【2】 耐熱容器に1を2cm厚さにのばし、ごまを表面にまんべんなく振り、ふんわりとラップをかけて電子レンジで6?7分加熱する。
【3】粗熱がとれるまで置いてから、台形に切り分け、青のりを振る。大人用には串をさす。
*容器が小さければ半量ずつ2 回に分け、加熱時間を3 ? 4 分ずつにしてもOK。火が通りやすいよう、厚さは2cm程度にするのがおすすめ。
◆ポイント
ポリ袋にA の材料をすべて入れ、手で押しつぶしながら、かたまりがなくなるまで混ぜる。
けしの実のかわりに、白ごまを振る。1か所にかたまらないように、全体に均一に散らす。
教えてくれたのは
落合貴子さん
料理研究家、栄養士。1男1女を育てながら、大人も子どもも喜ぶ「おいしさ」「見た目」「食べやすさ」を工夫して、栄養バランスのよい料理を提案している。電子レンジの時短クッキングが得意。
『ベビーブック』2016年1月号
【3】カラフルパウンドおにぎり
海苔を敷いたパウンド型にカラフルなご飯を詰めるだけ!ピクニックなら、その場で切り分けるとみんなから歓声も上がりそう。切るたびに違った断面が楽しめます。
◆材料
(大人3人+子ども3人分)
温かいご飯 2合分(約650g)
【A】
鮭フレーク 大さじ2
でんぶ 大さじ1
【B】
青のり 小さじ2
塩 少々
【C】
たくあん(みじん切り) 大さじ1と1/2(20g)
白いりごま 大さじ1/2
削り節 小1/2袋(1.5g)
【D】
赤しそふりかけ 大さじ1/2
焼きのり(全形) 1と1/3枚
◆作り方
【1】ご飯を4つのボウルに均等に分け入れて、それぞれに【A】、【B】、【C】、【D】の具を混ぜる。
【2】ラップを使 って、ボウルごとに丸おにぎりを4?5個作る。サイズはバラバラでOK。
【3】パウンド型(高さ6×長さ18×幅6cm)にラップ(30×50cm)を、その上に焼きのり1枚を敷く。【2】を色が重ならないように入れ、スプーンの背で軽く押しながら詰めていく。
【4】表面をギュッと押して平らにならし、焼きのり1/3枚をのせる。【3】で敷いたのりのはみ出し部分は内側に折り、水を少量つけて留める。型底に敷いたラップで表面を包み、5分ほどなじませる。
【5】型から取り出してラップを外し、食べやすく切る。
教えてくれたのは
市瀬悦子さん
フードコーディネーター。料理研究家。「おいしくて、作りやすい家庭料理」をテーマに、書籍、雑誌、テレビ、企業のメニュー開発など幅広く活躍。NHK(Eテレ)の食育番組の料理監修など、子ども向けの料理提案も多数行っている。
『めばえ』2016年8月号
【4】ピーマンとたくあんのキッズキンパ
蒸し焼き+ごま油でピーマンの青くささが消滅!ピーマン嫌いの子供もチャンレンジしてみてください。
◆材料
(キンパ8?10本分)
ピーマン 4個
たくあん 80g
おかか 5g
のり 4?5枚(半分に切る)
【ごま油ご飯】
ご飯 茶わん3杯分(450g)
ごま油 小さじ1/2
マヨネーズ小さじ1
塩 2つまみ
白いりごま 大さじ1
塩 小さじ1/5
ごま油 小さじ1
◆作り方
【1】ピーマンとたくあんは4cm長さの細切りにしてフライパンに移し、塩とごま油をふる。蓋をして中火で5分ほど蒸し焼きにしたあと、おかかを和える。
【2】のりに、材料を混ぜたごま油ご飯を適量広げ、【1】をのせて巻く。巻き終わりは下にしておく。
【3】【2】の表面に薄くごま油(分量外)を塗り、白いりごま(分量外・適量)をふる。好みで半分に切る。
教えてくれたのは
井澤由美子さん
いざわゆみこ/料理家。調理師、国際中医薬膳師、中医師の免許をもち、健やかな体作りをサポートする食レシピを多数考案。旬の食材の効能と素材の味を生かした料理に定評があり、発酵食と身近な薬膳を組み合わせた独自のメソッドが人気。テレビの料理番組、雑誌、書籍、カタログなど幅広く活躍。
『めばえ』2017年3月号
【5】鮭ごはんのみそだれ焼きおにぎり
こんがり焼いた焼きおにぎりはみそだれがピッタリ。カリッと香ばしい楽しい食感で、あっというまに完食まちがいなし!
◆材料
(4個分)
鮭の切り身 1切れ
小松菜 1株
ごはん 200g
白いりごま 大さじ1
ごま油 大さじ1
塩 適宜
【みそだれ】
みそ 大さじ1/2
みりん、水 各大さじ1
◆作り方
【1】鮭は小骨を取って塩少々をふり、魚焼きグリルでこんがりと焼いてほぐす。小松菜は熱湯でさっとゆでて水に通し、水気を絞ってみじん切りにする。
【2】ボウルにごはん、鮭、小松菜、白いりごま、塩少々を入れてさっくり混ぜ、4等分にして三角形ににぎる。
【3】みそだれは材料を小鍋に入れて軽く煮詰める。
【4】フライパンにごま油を熱して【2】を並べ、両面をこんがりと焼く。器に盛って【3】をかける。
教えてくれたのは
コウ ケンテツさん
料理研究家。旬の素材を生かした簡単&おいしい&ヘルシーな家庭料理が人気。テレビや雑誌、講演会など幅広く活躍し、著書も多数。1男2女のパパでもあり、食育や食を通してのコミュニケーション活動にも力を入れている。
『めばえ』2018年3月号
【6】焼肉グラタン
コウさんもイチオシ!子どもが飛びつくお肉のグラタンはぜひトライしてみて。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
牛切り落とし肉 200g
キャベツ 2?3枚
うずらの卵の水煮 8個
ごま油 少々
★基本のホワイトソース 全量
ピザ用チーズ 50g
【たれ】
しょうゆ、みそ、砂糖、酒、白いりごま、ごま油 各大さじ1/2
にんにく、しょうがのすりおろし 各1/2かけ分
【基本のホワイトソース】
玉ねぎ 1/2個
牛乳 2カップ
バター 20g
小麦粉 大さじ3
塩 小さじ1/3
◆作り方
【1】牛肉は材料を混ぜ合わせたたれを絡める。キャベツは一口大に切る。
【2】フライパンにごま油を熱してキャベツをこんがり焼いて取り出す。続けて牛肉をほぐしながら炒める。
【3】耐熱皿に【2】と半分に切ったうずらの卵を盛ってホワイトソース、チーズをかけ、オーブントースターで7?8分、表面がこんがりするまで焼く。
【基本のホワイトソース】
【1】玉ねぎは縦に薄切りにして小麦粉をまぶす。
【2】フライパンにバターを弱火で溶かし、玉ねぎを炒める。粉っぽさがなくなってバターがなじんだら、牛乳を少しずつ加えて混ぜながら、とろみがつくまで弱火で煮つめ、塩を混ぜる。
教えてくれたのは
コウ ケンテツさん
料理研究家。旬の素材を生かした簡単&ヘルシー&おいしいメニューが評判で、テレビや雑誌、講演会など多方面で活躍。1男1女のパパとして、食育や食を通してのコミュニケーション活動にも力を入れている。
『めばえ』2017年2月号
【7】彩りおにぎり
4色のご飯を自由に組み合わせて。
◆材料
(大人1人分+子ども1人分)
ご飯 茶碗1と1/2杯
ふりかけ(ピンク、黄、緑) 各適量
白いりごま 少々
◆作り方
【1】ご飯を4つに分け、そのうち3つにピンク、黄、緑のふりかけを混ぜて色をつける。
【2】【1】を2色ずつ組み合わせてラップで丸く握り、上に白いりごまをふる。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
栄養士。おいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。二人の女の子のママ。
『ベビーブック』2014年5月号
ごまを使ったおかずのレシピ
【1】柿とほうれん草のごま和え
秋にぴったり!熟した柿がとろ〜りとおいしいく、緑とオレンジのコントラストがきれいなおかずです。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
柿 1個
ほうれん草 1/2束
【A】
すり白ごま 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
砂糖 大さじ2
◆作り方
【1】柿は皮をむき、7mm角に切る。ほうれん草は耐熱容器に並べてラップをかけ、電子レンジで2分ほど加熱する。粗熱がとれたら水けを絞り、2cm長さに切る。
【2】ボウルに【A】を合わせてよく混ぜ、【1】を加えて和える。
※電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。
教えてくれたのは
鈴木薫さん
シンプルで、おいしくて、センスのいいレシピが人気。双子の女の子と男の子のママ。
『めばえ』2013年11月号
【2】昆布巻きで 和風ポテトサラダ
余った昆布巻きの有効利用のはずが、昆布のうまみが加わり普段より深い味わいに。「わが家のポテサラ」の定番になること間違いなし!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
昆布巻き 70g
じゃがいも 中2個(250g)
ほうれん草 2株
にんじん 3cm(30g)
マヨネーズ 大さじ2弱
しょうゆ 小さじ1弱
白すりごま 小さじ1
◆作り方
【1】ほうれん草はゆでて水にとり、よく絞って2cm長さに切る。にんじんは薄い半月切りにしてサッとゆでる。昆布巻きは粗く刻む。
【2】じゃがいもは皮をむき、4等分にしてゆで、湯をきる。ボウルに移してフォークなどでつぶし、粗熱がとれたら、マヨネーズと【1】を加えて混ぜ、仕上げにしょうゆで味を調える。器に盛ってごまをかける。
*昆布巻きの味によってはしょうゆが必要ない場合も。
教えてくれたのは
上田淳子さん
ヨーロッパや日本のレストランなどで修業後、料理研究家として雑誌、書籍、テレビなどで活躍。双子の男の子の母。近著に『共働きごはん』(生活の友社)など。
『めばえ』2014年1月号
【3】たらの唐揚げサラダ
苦手な子が多い生野菜も、やわらかく癖のないたらの唐揚げと合わせたら、メインディッシュにかわる満足メニューに。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
生たら 3切れ
オクラ 6本
トマト 1個
サニーレタス 4枚
【A】
しょうゆ 大さじ1
酒 大さじ1
みりん 大さじ1/2
塩 少々
片栗粉 適量
サラダ油 大さじ3
白炒りごま 適量
ドレッシング(市販) 各適量
◆作り方
【1】オクラは板ずりをし、ゆでて食べやすい長さに切る。トマトは角切りにする。レタスはちぎる。
【2】たらは骨を除いてそぎ切りにし、【A】をもみ込んで5分おき、片栗粉をまぶす。フライパンにサラダ油を多めに熱し、両面を揚げ焼きにする。
【3】器に【1】と【2】を盛り、ごまをふってドレッシングをかける。
教えてくれたのは
山本ゆりさん
学生時代から料理ブログ「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」をスタート。『syunkonカフェごはん』などの著書は計350万部の大ヒット中。二人の女の子の母。
『めばえ』2015年9月号
【4】煮干しスナック
サクサク、ポリポリ手軽にCaチャージ!
◆材料
(作りやすい量)
煮干しの出汁がら 30g
いり白ごま 大さじ1
水 大さじ1
小麦粉 大さじ2
油 適量
◆作り方
【1】出汁を取ったあとの煮干し(出汁がら)に、ごま、水、小麦粉を混ぜて、160℃の油でカリッと香ばしく揚げる。
教えてくれたのは
藤井 恵さん
ふじいめぐみ/料理研究家、管理栄養士。女子栄養大学在学中から料理アシスタントを務め、料理家の道へ。25〜30歳の5年間育児休業するも、復帰後、メディア各種、イベント、講演会など、幅広く活躍。「キユーピー3分クッキング」(日本テレビ系)の講師としても人気。
『めばえ』2017年1月号
【5】サケの蒸し焼きを使ったサケのごまみそ照り焼き
ほんのり甘い照り焼き味は子供も大好き!下ごしらえのひと手間がおいしさのコツ。作り置きしても重宝します。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
サケの蒸し焼き 6〜8切れ
絹さや 30g
【A】
白すりごま 大さじ1
みりん 大さじ2
砂糖 小さじ1
みそ 大さじ1
サラダ油 大さじ1/2
◆作り方
【1】絹さやは筋を取り、斜めに3等分に切る。【A】は混ぜ合わせておく。
【2】フライパンに油を中火で熱してサケを軽く焼いたら、絹さやを加えて【A】を回し入れ、照りが出てきたところで火を止める。
◆ポイント
作り置きで時短
下ごしらえをまとめて済ませて、 調理の時間と手間をカット!
● 材料(作りやすい分量)
鶏胸肉 大2枚(約600g)
片栗粉 適宜
酒 1/4カップ
オリーブオイル 大さじ3
塩 小さじ2/3
●作り方
【1】鶏胸肉はひと口大のそぎ切りにして、片栗粉を薄くまぶす。
【2】【1】をフライパンに並べて、酒とオリーブオイル、塩を振り入れる。
【3】フタをして弱めの中火にかけ、ときどき返しながら約7分蒸し煮にする。
教えてくれたのは
武蔵裕子さん
むさしゆうこ/料理研究家。作りやすく、おいしいレシピに定評のある、家庭料理のエキスパート。自らも働きながら双子の息子を育て上げ、今も3世代の食卓を担う日々。忙しい主婦が真似しやすい時短レシピを数多く提案している。
『めばえ』2017年4月号
【6】鶏みそマリネと水菜のサラダ
色とりどりの野菜がたっぷり食べられる一品。お肉も入っているのでメインディッシュになるサラダ。漬け込んだマリネ液がドレッシングに!
◆材料
(4人分)
鶏胸肉 2枚
塩 小さじ1
【A】(合わせておく)
合わせみそ、酢、オリーブオイル 各大さじ3
きび砂糖 大さじ1
塩 小さじ2
白煎りごま 適量
水菜 1束
赤パプリカ 1/2個
◆作り方
【1】縦半分にカットした鶏胸肉を鍋に入れ、肉がヒタヒタに浸かる程度の水(分量外・目安1,200ml)、塩を入れて強火で加熱する。沸騰したら弱火にし、ふたをして10分加熱後、火を止めて10分置く。
【2】【A】をポリ袋に入れ、【1】の鶏胸肉を入れて空気を抜いて口を結び、冷蔵庫に入れて30分以上漬けておく。
【3】長さ5cmにカットした水菜、千切りにしたパプリカを袋に入れて空気を抜き、口を結ぶ。
【4】【2】【3】ともに袋のまま持ち運び、現地で鶏肉をカット。【3】、鶏肉の順に器に盛って【2】の漬け汁をかけ、食べる前にざっくり混ぜる。
◆ポイント
鶏肉のカットと盛り付けは、食べる前に!
教えてくれたのは
minokamo 長尾明子さん
料理家・写真家。出身地の岐阜県美濃加茂市から名前を取った「minokamo」は、料理提案・提供時の活動名。季節や土地の食材、素材を活かしたおいしい料理、写真家としてのセンスが光るおしゃれな料理が人気で、出張料理やメディアの撮影など幅広く活躍。
『めばえ』2018年4月号
【7】かぼちゃとにんじんの塩きんぴら
黄色とオレンジの色が鮮やか。塩、みりん、ごま油で調味し、あとは野菜の甘みを生かして
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
かぼちゃ 80g
にんじん 1/2本
ごま油 大さじ1
塩 小さじ1/3
みりん 小さじ2
白炒りごま 大さじ1/2
◆作り方
【1】かぼちゃとにんじんは長さ3〜4cmの細切りにする。
【2】フライパンにごま油を熱して【1】を2〜3分炒め、塩とみりんを加えて全体にからめ、炒りごまを混ぜる。
教えてくれたのは
コウケンテツさん
料理研究家である母・李映林さんのアシスタント後、独立。韓国料理を中心に、素材の味を生かしたヘルシーなメニューが人気。一男一女の父。
『ベビーブック』2013年8月号
ごまを使ったお菓子レシピ
【1】ネズミの黒ごまプリン
黒ごま風味を効かせて、ちょい和風味に。バナナチップのお耳がさくさくアクセントになります。
◆材料
(容量約70ccのプリンカップ3個分)
【A】
黒練りごま 大さじ1
砂糖 大さじ2
牛乳 200cc
粉ゼラチン 5g
サラダ油 適量
バナナの輪切り 6枚
チョコペン(白) 適量
◆作り方
【1】ボウルに【A】を合わせてよくすり混ぜる。プリンカップの内側にペーパーでサラダ油を薄く塗っておく。
【2】小鍋に牛乳を入れて中火にかけ、沸騰直前で火を止め、粉ゼラチンを加えて溶き混ぜる。
【3】【1】のボウルに【2】を少しずつ加えて滑らかになるまで混ぜ合わせ、底を氷水につけながらとろみがつくまで冷やす。プリンカップに等分に入れて、冷蔵庫で冷やし固める。
【4】カップの縁を指で押して空気を入れ てプリンを出し、両端に包丁で切り込みを入れてバナナを刺し、チョコペンで顔を描く。
教えてくれたのは
中村陽子さん
料理研究家。料理研究家のアシスタントを経て独 立。かわいくて簡単に作れるレシピが人気。二児の母。
『ベビーブック』2016年9月号
【2】バナナ入りスイートポテト
バナナの香りとさつまいもが絶妙にマッチ!子供たちから大人気なスイートポテトです。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
さつまいも 大1本(300g)
バナナ 1本
【A】
砂糖 大さじ4
バター 10g
【B】
卵黄 少々
バニラエッセンス 少々
卵白 少々
黒炒りごま 少々
◆作り方
【1】さつまいもは2cm厚さの輪切りにし、水にさらす。
【2】鍋に【1】を入れて水をたっぷり加え、強火にかけ、煮立ったら火を弱め、 15?20分ゆでる。水けをきり、粗熱がとれたら皮をむいて、つぶす。
【3】【2】に【A】を加え、溶けて全体が混ざったら、【B】を加え、8等分する。バナナも8等分に切る。ラップにいもをのせてのばし、中央にバナナを置いて包み、茶巾状にする。
【4】オーブントースターの天板に【3】を並べ、表面に卵白を塗り、こんがり焼き色がつくまで5?6分焼く。ごまをのせる。
教えてくれたのは
藤井 恵さん
22歳で結婚し、二女を出産後、30歳で料理の世界に復帰。簡単でおいしく、栄養バランスのいいレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『ベビーブック』2011年11月号
【3】冷やし白玉ごま汁粉
黒ごま風味の純和風。冷たくしてつるんとした喉ごしを楽しんで。
◆材料
(2?3人分)
【A】
黒ごまペースト 50g
ハチミツ 25g
塩 ひとつまみ
牛乳 150cc
白玉粉 50g
水 約50cc
白ごま 適宜
◆作り方
【1】鍋に【A】を入れて、なめらかになるまで練り混ぜる。
【2】【1】に牛乳を少しずつ加え、ダマができないようによく混ぜ合わせてから火にかける。ひと煮立ちしたら火を止めて、粗熱を取って冷蔵庫で冷やす。
【3】ボウルに白玉粉を入れ、分量の水を少量ずつ加えて混ぜながら耳たぶ程度の固さにし、食べやすい大きさに丸める。
【4】鍋でたっぷりの水(分量外)を沸騰させて【3】を入れ、浮いてからさらに約1分ゆで、冷水で冷やす。
【5】【2】と【4】を器に盛りつけ、白ごまをふる。
教えてくれたのは
柳瀬久美子さん
フードコーディネーター。1988年から4年間フランスで修業し、エコール・リッツ・エスコフィエ・ディプロマを取得。帰国後、広告や雑誌のフードコーディネート、レシピ提案、企業のメニュー開発、お菓子教室講師など幅広く活躍。おしゃれでおいしいスイーツレシピに定評あり。
『めばえ』2016年9月号
次のページからは、ごまを使った主食のレシピや、ささっと作れる簡単レシピをご紹介!