「小学一年生」がやってきた‼ 反応が薄いがみるみる目は輝いて……
いつもテレビやYouTubeを見ている午後7時前後、お父さんから娘に渡された小学一年生10月号。娘は「テレビ見ちゃダメなの？」という反応でした。が、ふろくの「おうちでアニメーションシアター」が出てくると、キランと目の色が変わりました！
普段からDIY好きなお父さんを日々見ている娘は、さっそく作りたいとお父さんに催促しています。小さな映画館を見ると「本物みたい！」と大喜び。
スクリーンに光って映る、大好きなピカチュウとすみっコぐらしに「きゃーー可愛いんですけどー！」と黄色い歓声をあげていました。
小学生に憧れている3歳の妹は、すっと隣から出てきて、さりげなく自分の好きなドラえもんにチェンジ！ すると姉と妹の小さなケンカが始まりそうになりましたが、ドラえもんの漢字の付録もあったので上手に譲り合ってケンカは終了～。
漢字の成り立ち、クロスワードパズル、計算色塗りに娘、大興奮！
読み書きや音読など「国語」が大好きな長女。学校が終わるといつも宿題はさっと終えて、そのあとはゴロゴロ。そしてテレビ、YouTubeを気がつくと1時間は見ている毎日です。
学ぶことは嫌いじゃないけれど、ドリルを買ってもすぐに飽きてしまい、ポイっと床に落ちていることは日常茶飯事。
彼女に合っていて、何か夢中になれるような、好奇心がくすぐられる本はないかなと考えていました。
そんな娘が今回すぐに取りかかったのは「ポケモンクロスワードパズル」。
終わったらすぐに、まだ習っていない漢字も「漢字のなり立ち」で予習し、感覚的に楽しみながら文字に触れています。何も言っていないのにすごいなーと感心しました。
W付録の『小学校6年間ずっと使える漢字の本』を見て「書き順があるんだよ」と教えてくれ、早速「耳」と書いて見せてくれました。
二学期から習う数が増える漢字も、ドラえもんが机のそばにいてくれるとなんとかなりそう。お守りのような心強い存在です。
算数が苦手な娘も、色塗り形式の計算にはノリノリ。好きなブルーで自分から解いていました。「難しくない？」と聞くと「楽しいよー」と没頭していました。
最近は「宿題は？」と言わなくても、気づけば「小学一年生」でプラスアルファを楽しみながら学んでいます。子どもが惹きつけられる、たくさんの学びの仕掛けに、親も心に余裕を持ちながら一緒に見守ってあげられます。
同年代の子どものファッションスナップに目が釘付けの娘
ブルー系が好きな長女のランドセルはパープル。オシャレ好きな娘たちは本誌のファッションスナップから同年代の姿を見つけて「私はこの子のファッションいいなー！」と、服装や持ち物に反応していました。
3歳の妹も「ピンクのカバンがいいな」と3年後、1年生になる未来に思いを馳せて楽しんで見ていました。
毎朝それぞれのこだわりを貫きたくて、「前髪が決まらない」「持っていく着替えもこれじゃない！」とごねる姉妹たち。お決まりルーティーンにはあまり付き合ってあげられないけれど、自由で自分らしい服装や髪型を、ふたりがもっと早起きしてくれたら、できるだけしてあげたいな～～と思った母なのでした。
寝る前の親子のコミュニケーションにピッタリ“からだじっけん”
朝が早い小学生。できるだけ良い睡眠をとるため、疲労回復のために、寝る前にストレッチや体幹を鍛える運動をしています。猛暑でちょっとサボり気味でしたが、楽しく身体を動かせる「からだじっけん」のページを親子で発見！
3歳の娘も一緒にできて、わいわい楽しい気持ちで眠りにつきました。親としては、寝る前のテレビやYouTubeから離れて、寝かしつけがスムーズになり嬉しいです。
「ゴールデンボンバーキャンにぃの見せるウラ体育」は、体力アップできる技が盛りだくさん。
娘は「すごい。すごすぎる。今はまだ、見ているだけでいい？」と正直な一言。でも、やってみたいんだよね。そんな娘を可愛いなと思いました。
30年前に、娘たちの母である私が、おばあちゃんからお正月に特別に買ってもらった「小学一年生」。それを今、自分の子どもが読む姿を見てしみじみしました。
学力、体力、生活、様々な角度から、「今はまだできない。でも憧れはある。やってはみたい気持ち」が、自然と育つ仕組みになっていて、読み応えのある一冊でした。
発売中｜価格1200円(税込)
まるで映画館みたい♪豪華プロジェクターが今月号の付録だよ。ドラえもんの表情が笑顔にかわるアニメーションが楽しめる！さらに、ポケモンやすみっコぐらしのイラスト全12種類をうつしだせるよ！
イラスト・文・写真／ohana
