トイレに行くことを嫌がるようになってしまったMくんのお話
Mくんは、車が好きな少しこだわりがある2歳児クラスの男の子。
夏の頃はトイレでオシッコが出来ていたのに、
秋になってトイレに行くことを嫌がり
オムツに少しだけオシッコをするようになりました。
と伝えましたが、
その後もトイレに行く前に、オムツに少量出す日が続きました。
Mくんは4月生まれで、話の理解も出来るし、
膀胱に溜める時間も長く、排尿の感覚も掴んでいたので、
「トイレに行ってオシッコをするのが面倒臭くなった」のかもしれないと思いました。
ご家庭でぜひ心に留めて頂きたいトイトレのポイントは、
オムツに出ていても「またオムツでしてる」と責めたり
「どうしてトイレ行かないの!」などと叱ったりしないこと。
園ではトイレに行くのが楽しくなるように、
トイレにMくんの好きな車の絵を飾ってみました。
また、「トイレ行ったらMくんの好きな玩具で遊ぼう」など誘ったりしましたが、
その後も、オムツに少量する日が続きました。
そんなある日、登園してくると、
とMくんが大好きな車のパンツを履いて登園してきました。
「かっこいいね! Mくん良かったね♡」
なんと、その日からオシッコが出そうになるとトイレに行き、
トイレでオシッコが出来るようになりました!
他のお友だちも
大好きなキャラクターのパンツを買ってもらうと
トイレに行くようになったので
「トイレに行くやる気をアップさせる方法」として効果的だと思いました。
このように、
「子どもに好きなパンツを選ばせる」ことは
子どものやる気に繋がるようですので、おすすめです。
お気に入りのパンツを買ってあげた場合は
「家からパンツを履いて登園する」ことも大事です。
というのも、
オムツを履いているとオムツに出してもいいと思ってしまうのです。
トイレでオシッコが出来るようになったら
パンツに移行して良いと思います! そんな時に下記の3つの点を注意してもらうよう、保護者の方にお伝えしています。
オムツからパンツ移行期間中の3つの注意点
注意①
子どもが混乱するので、日中はずっとパンツで過ごすことが理想です。
夜は心配でしたら、まだオムツで大丈夫です。
注意②
日中パンツに移行して漏らしてしまった場合でも、
「大丈夫だよ。着替えようね」
など子どもが安心する言葉を掛けてあげて下さい。
パンツに移行した時は失敗しながら出来るようになっていくので、
叱る、責めることはしないで下さい。
注意③
もしパンツに漏らすことが多い場合は、「まだオシッコの間隔が短い」、「排尿の感覚を掴んでいない」などの理由があるかもしれませんので、一度オムツに戻してもいいのでは?とアドバイスしています。
保育園でのやり方を、良かったら参考にしてみて下さい♪
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