レス妊活にも有効な「シリンジ法キット」や妊活タイミングをチェックできる「おりものシート」 など最新フェムテックアイテムの進化がスゴイ!

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フェムテックトーキョーの入り口

この連載は、ママが抱える健康課題を解決するモノやサービスを美容ライター目線でご紹介します。今回は、2023年10月5日~7日に開催された「Femtech Tokyo」に潜入。妊活にまつわる新しいアイテムについてご紹介します。

Femtech Tokyo(フェムテック トーキョー)で、ママに寄り添うサービスを探してきました!

2023105日(金)~7日(土)、女性の悩みを解決する製品やサービスが集まる展示会「Femtech Tokyo」が、東京ビッグサイトで開催されました。

会場には女性の健康課題に向き合う商品やサービスが数多く展示されており、人には相談しづらい、女性特有のお悩みに寄り添う企業がたくさんあると実感しました。その中でも、今回は「妊活」をテーマにした2つの商品、サービスをご紹介します!

レス妊活にも有効な、meeta(ミータ)のシリンジ法のキット

「妊娠・妊よう性」に関するエリアでは、注目の妊活法である「シリンジ法」のキットを展示している企業が複数見られました。

「シリンジ法」とは、自宅で採取した精液を、シリンジと呼ばれる注射器のような器具で吸い上げ、膣内へ注入して妊娠する方法仕事が不規則で排卵タイミングでの性交渉が難しい方、そもそも性交渉が苦な方、膣内射精ができない方など、さまざまなお悩みを持った方に活用されています1人目の子どもが産まれてからレスになってしまった、という話もよく聞きますが、この「レス妊活」にもシリンジ法が重宝されているのだそう。

meetaのシリンジ法キット
挿入しやすい形にこだわったというmeetaのシリンジ

シリンジは注射器型が一般的ですが、お話を聞かせていただいたベビーライフ研究所の「meeta」というブランドのものは、タンポンのような形状。生理のときにタンポンを使っている方は、よりスムーズに使えそうです。

meetaのシリンジ法キット
こちらのカップで精液を採取します

男性の精液をこちらの紙カップで採取。間口が広いので、取りやすく跳ねにくいのだそうです。

meetaのシリンジ法キット
精子がこぼれないようにホルダーもついています。

紙カップに採取した精子をシリンジで吸い上げて、膣内に挿入します。紙カップを支えるホルダーがついているので、シリンジに吸い上げる際にこぼれてしまうことを防いでくれます。

meetaさんによると、様々な事情から性交ができないカップルから感謝の声が届いているのだそう。クリニックでの不妊治療に踏み切る前に、試してみる選択肢になりそうです。

meeta(ミータ)のWEBサイトはこちら≫

シリンジ法 キット meeta ミータ

「ソフィ 妊活タイミングをチェックできるおりものシート」で排卵時期を含む約6日間が分かる!

ユニ・チャームさんのブースでは、排卵時期を調べるための画期的なアイテムを発見しました!

妊活中の方にとって、排卵時期を把握することは最も重要なことのひとつ。2023117日に発売される「ソフィ 妊活タイミングをチェックできるおりものシート」は、排卵時期を含む6日間が分かる画期的なおりものシートです。

ユニ・チャームさんのブース
11月発売予定の「ソフィ 妊活タイミングをチェックできるおりものシート」 オープン価格

「ソフィ」は長年の研究から、おりものには妊活タイミングを知るうえで重要なサインとなる「妊活おしらせ物質」が含まれることを発見。排卵時期付近にこのおりものシートを着用しておくと、独自に開発したバイオテスター技術により、おりものシートが「妊活おしらせ物質」をキャッチし、青いラインでお知らせしてくれます。

妊活おりものシート
線が2本出てきたら妊活タイミング

排卵日検査薬は、薬剤師のいる販売店でしか購入できないことや、金額もお高めなのがネック。医師に排卵日を推定してもらうこともできますが、こちらも費用や時間的な負担は大きいですよね。

おりものシートならショーツにつけて過ごすだけなので、とっても手軽そうです。しかも、 生理管理アプリ『ソフィ』と連動して利用すれば、いつごろからおりものシートをつけたらよいかが分かりやすくなるそう。妊活アイテムの新たなスタンダードとなりそうです。

※:妊活に適したタイミングである「排卵時期を含む約6日間」のこと。

ソフィ「妊活おりものシート」のWEBサイトはこちら≫

女性の負担が多い妊活。テクノロジーの進化に期待したい!

妊活は、経済的にも心理的にも負担が大きくなりがち。国や自治体もようやく動き始めましたが、今回のような企業さんのテクノロジーや新しいアイデアによって、女性が抱える大きな負担や、当たり前のように飲み込んできた小さな負担たちも減っていけばと思います。

次回は「Femtech Tokyo」で見つけた妊娠中や産後のトラブルにまつわるアイテムをご紹介します。

 

寒河江尚子ライターの連載【ママの私をいたわるフェムケア】の第1回から読みたいときはこちら>>「冷え対策の新定番「おまたカイロ」!ママの修行の場、冬の公園でも大活躍♪」

Femtech TokyoHPこちら≫

この記事を書いたのは…

寒河江尚子
寒河江尚子|美容ライター
広告制作会社でコピーライターとして勤務後、独立。美容のほか、育児、家電、SGDs等、様々なテーマで取材・執筆を行う。日本化粧品検定1級、コスメコンシェルジュ。 小学生男児2人の母。

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