【千葉県・徹底研究】ふなっしーや落花生だけじゃない!絶景スポットやおいしいグルメなど、千葉が誇る有名なものはたくさんある

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三方を海に囲まれ、温暖な気候も魅力の「千葉」。そんな千葉には、美しい自然や絶景スポット、おいしい特産物やグルメなどがたくさんあります。この記事では、千葉の魅力を発見するべく、千葉が誇る絶景・グルメ・アクティビティ、人物など有名なものをたっぷりご紹介します。

千葉の自然と景色~絶景スポットと自然の宝庫

まずは、千葉にある自然豊かなスポットや絶景を紹介していきましょう。

九十九里浜(くじゅうくりはま)

九十九里浜

九十九里浜は、全長約66キロメートルもの長さを誇る海岸です。その美しい景色から「日本の渚100選」や「日本の夕日100選」「日本夜景遺産」などに選ばれています。

大山千枚田(おおやませんまいだ)

大山千枚田
大山千枚田

鴨川市にある「大山千枚田」は、3万2千平方メートルの急傾斜地に375枚が階段状に並ぶ棚田です。水田に映る空の色や、黄金に輝く稲穂など、日本の原風景ともいえる美しい棚田はまさに景勝地といえます。

犬吠埼灯台(いぬぼうさきとうだい)

犬吠埼灯台
犬吠埼灯台

「犬吠埼灯台」は、銚子市の東突端にあります。日本でも数少ない第一等灯台で、一般的な灯台に比べるととても明るいのが特徴です。日本で一番早く初日の出が見られることから、元旦には多くの人で賑わいます。

鹿野山九十九谷(かのうざん くじゅうくたに)展望公園

鹿野山九十九谷展望公園
鹿野山九十九谷展望公園

君津市にある「鹿野山九十九谷展望公園」は、絶景スポットとして有名です。公園からは、高宕山など上総丘陵が幾重にも連なる山並みを眺めることができます。それはまるで墨絵のような光景で、気象条件が合えば雲海を見ることもできます。

産業と特産品~千葉が誇る名産品

千葉の特産品について見てみましょう。

農産物

千葉は温暖な気候と豊かな大地に恵まれていることから、農業がさかんな県です。

令和3年の農業産出額は3,471億円で、全国で6位となっています。また落花生、大根、マッシュルーム、かぶ、みつば、さやいんげん、ねぎ、日本なしの生産量は全国1位です。そのほかお米や花き、畜産も全国上位となっています。

千葉県産 落花生

千葉県は落花生の名産地で、特に「千葉半立」という品種が有名です。豊かな土壌と温暖な気候で栽培され、その風味豊かな味わいが特徴です。

海産物

千葉は東京湾と太平洋に囲まれていることもあり、さまざまな海産物が水揚げされています。なかでも生産量全国1位の魚には、スズキやコノシロがあります。またイセエビ、アワビやハマグリ、イワシ類、サバ類なども全国上位です。

千葉県産 伊勢海老

千葉県の伊勢海老は立派な触角と暗赤色の殻を持ち、黒潮に鍛えられ引き締まった身は透き通るように美しく、プリプリの食感で味わいは濃厚。舌の上でトロリと溶け、喉を過ぎても心地よい余韻が残ります。

産業

千葉県の主な産業には、石油・石炭製品、化学工業、鉄鋼業があります。出荷額では、石油・石炭製品、化学工業は全国1位、鉄鋼業は全国3位です。

ご当地グルメ~千葉の味覚を堪能しよう

千葉のご当地グルメをチェックしていきましょう。

海の幸

鯵のなめろう

海の幸を使ったご当地グルメには、くじら料理、なめろう、さんが焼き、しじみ丼などがあります。

なめろうは魚を細かく叩き、ねぎ、しょうが、味噌などをまぜてさらに叩いた料理です。獲れたての魚を不安定な船の上で調理するために考えられた料理といわれています。

さんが焼き

千葉県の郷土料理である「さんが焼き」は、昔漁師が山仕事に向かうときに、新鮮な魚のほぐし身と野菜などを混ぜて焼いたものを持参して食べたと伝えられています。

山の幸

ホワイト餃子

山の幸を使ったご当地グルメには、びわカレー、ホワイト餃子、勝浦タンタンメンなどがあります。

千葉県野田市発祥のホワイト餃子は、厚手の皮が揚げ焼きによってパリパリになっているのが特徴です。

勝浦タンタンメン

勝浦タンタンメンは、千葉県勝浦市発祥のご当地グルメです。特徴は、魚介ベースのスープに辛味噌を加えたピリ辛の味わい。モチモチ麺との相性も抜群で、辛さの中にも深い旨味が感じられます。

スイーツ

千葉には落花生やびわなどの特産品を使ったスイーツがたくさんあります。なかでも知る人ぞ知るスイーツが「てんもんどう」です。

てんもんどうは野菜を砂糖で煮て、仕上げに砂糖をまぶして乾燥させたお菓子です。こうすることによって、長く保存できるようになります。ゆずをはじめ、ごぼう、にんじん、しょうが、れんこんなどのてんもんどうが県内全域や東金市で今でも食べられています。

びわゼリー

枇杷の実から丁寧に種を取り、果汁の中に丸のままいれたのが「まるごとびわぜリー」です。よく冷やすとスッキリさわやかな口当たりが広がり、より美味しくなります。

千葉の銘菓やお土産

千葉の銘菓には、オランダ家「落花生パイ」、なごみの米屋「ぴーなっつ最中」、とみい「ピーナッツサブレー」などがあります。

お菓子以外のお土産には、千葉県の形のキャラクターの「チーバくん」グッズ、君津地域産の黒文字でつくられた「いすみ楊枝」、クジラ肉をたれに漬け込んで干した「くじらのたれ」などがあります。

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伝統と文化~千葉独自の文化活動

次に、千葉の伝統文化に注目してみましょう。

成田祇園祭

「成田祇園祭」は、江戸時代から伝わる成田市の7月の祭りです。不動明王の本地仏である大日如来に五穀豊穣・万民豊楽・所願成就を祈願する「成田山祇園会」が由来とされています。

成田祇園祭の山車 Photo by katorisi, CC 表示-継承 3.0, Wikimedia Commons

祭りは3日間行われ、その際には成田山表参道やその周辺一帯を、彫刻や装飾で彩られた10台の山車・屋台と御輿1台が巡行します。毎年約45万人の見物客が訪れるビッグイベントです。

佐原張り子

佐原を代表する民芸品が「佐原張り子」です。佐原張り子は、粘土で作った型に和紙を重ねて貼って作る張子人形のことです。代表的なモチーフに「亀車」「達磨」「十二支」「もちつきうさぎ」などがあります。

佐原張り子の一例

房州(ぼうしゅう)うちわ

日本の三大うちわのひとつ「房州うちわ」は、千葉県を代表する伝統工芸品です。竹の丸みを生かした柄「丸柄」と、半円で格子模様の「窓」と呼ばれる部分が特徴となっています。

房州うちわ

スポーツやアクティビティ

千葉では、さまざまなスポーツやアクティビティが楽しめます。冬と夏に分けてご紹介しましょう。

冬のスポーツやアクティビティ

冬のアクティビティには、フルーツピッキングや花の鑑賞、バードウォッチングがあります。

千葉にはみかん狩りやいちご狩りを体験できるスポットがたくさんあります。また、キンセンカやストックが咲き誇る「かもがわ 花の駅」や、12月下旬~1月に数十万本の水仙が咲く鋸南町の「江月水仙ロード」、約1,000種類の椿が咲く「椿公園」などで、美しい花を眺めるのも冬の千葉の楽しみです。

江月水仙ロード

渡り鳥の飛来地である谷津干潟自然観察センターでは、バードウォッチングを楽しむことができます。

夏のスポーツやアクティビティ

千葉は、海のアクティビティが目白押しです。サーフィンやボディボード、シュノーケリング、サップ、カヌー、カヤックといったマリンスポーツはもちろん、海釣りや納涼船なども楽しめます。

また千葉には、初心者やファミリーでも安心して登れる山も充実しています。山頂から富士山が拝める「鋸山」「高宕山」、東京湾が一望できる「富山」などがおすすめです。

絶景スポットで名高い鋸山

千葉出身の著名人・有名人

最後に千葉出身の有名人をご紹介します。

マツコ・デラックス

千葉市出身のタレント。雑誌編集者を経てタレントになり、今やテレビで見ない日はないほど活躍しています。

ふなっしー

千葉県船橋市の非公認マスコットキャラクター。港町生まれのなしの妖精で、ゆるい顔と激しい動きが特徴です。

那須川天心

松戸市出身のプロボクサー。RISE世界フェザー級王者、ISKAオリエンタルルール世界バンタム級王者、ISKAフリースタイルルール世界フェザー級王者です。

伊能忠敬

江戸時代に日本国中を測量して日本地図を完成させた人物。現在の千葉県九十九里町生まれです。「人の目を覚ますようなことをしたい」という思いから、地図を作ったといわれています。

魅力たっぷりの千葉を堪能しよう!

都心からすぐに行ける千葉には、九十九里浜や犬吠埼といった絶景スポットや、落花生、勝浦タンタンメンなどのご当地グルメなど、魅力が満載です!  この記事を参考に、ぜひ訪れてみてはいかがですか。

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文・構成/HugKum編集部

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