わが子がついに1年生になる。まもなく始まる小学校生活に、ママもパパも期待と不安が入り混じっていることと思います。
新生活を始める子どもたちの元気の源は、何よりも食べること。でも、まだまだ「食べること」に偏りがあるお子さんも多いのではないでしょうか。多くの小学校では給食があることを考えると、入学前に「食の悩み」を解決しておきたいですね。
そこでここでは、フードコーディネーターの神みよ子先生による、悩み別「解決レシピ」をご紹介します。子どもたちに多い「好き嫌い」のほか、少食や大食い、早食いなどの食習慣にも焦点を当てました。
目次
子どもが嫌いなナンバーワン!? 「魚」嫌いにうれしいアイデアレシピとは?
「魚が好き」という子がいると「えらいね!」と声をかけたくなるぐらい、子どもたちのなかで多いのが「魚嫌い」ではないでしょうか。「骨を取るのが面倒」「ニオイが苦手」などで敬遠されがちですが、工夫次第ではおいしく食べられるそうですよ。こちらからアイデアレシピをご覧ください。
焼肉味やカレー味など、子どもが好む味付けで魚特有の臭みを消したり、食感や見た目の「魚っぽさ」をかくしたり。ちょっとした工夫で、苦手な食材も大好きなメニューに変わります。ぜひお試しください。
「野菜が嫌い」「肉が苦手」を克服するメニューは“ひと手間”がカギ!
「葉物野菜が青臭さがイヤ」「トマトがすっぱい」「肉がかみ切れない」など、野菜や肉に苦手意識が強いお子さんも多いですね。でも、下処理や調理法にひと手間加えるだけで、ぐんと食べやすくなるそうですよ。
こうした工夫を知っているのと知らないのでは大違い。また、子どものためだけのメニューではなく、大人もいっしょに楽しめるところがうれしいですね。小学校生活を送るなかでのレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。
「少食すぎる」「朝食を食べたがらない」子が食べたくなるポイントとは?
「少食」や「朝、食欲が出ない」というお子さんのママやパパのなかには、長年悩んでいる方もいるかもしれませんね。そこで、「食べやすい」「食べたくなる」ポイントを押さえたレシピをご紹介します。
学校給食では完食が基本であることが多いので、入学前からしっかり食べる習慣を身につけられたらいいですね。
「つい食べ過ぎる子」「早食いな子」の満腹感はこうして工夫しよう!
早食いのお子さんは満腹感を得にくいので、食べ終わるとすぐおかわりをして食べ過ぎにつながることも多いと思います。早食いしづらい食材を選んだり、盛りつけを工夫したりして、少しずつ食べ方の改善を目指しましょう。
よく噛まないと飲みこめない食材を使うメニューは、それだけで食べるスピードを遅らせることができます。時間をかけて食べることで満腹感も得やすくなるので、ぜひお試しください。
マナーを意識しながら、家族では食卓を楽しむことも大切
お子さんの「食」については、悩みのないママのほうが少ないのではないでしょうか。また、「食べもの」や「食べ方」だけでなくマナーや食卓を囲む楽しさも、子どもたちにぜひ知ってほしいと思います。
ママやパパが気張らずに食事の時間を共有することで、お子さんが「食べること」「一家だんらん」を楽しみ、幸福感を抱いてくれたらいいですね。
いよいよ、小学館の学習雑誌『小学一年生』は2018年度がスタート! 記念すべき4月号は3月1日(木)発売です。
特別付録は世界初、ドラえもんをはじめ5人がしゃべる「ドラえもん まかせとけい」。新1年生の早寝早起きや規則正しい生活習慣を楽しさいっぱいに応援します。
また、ママやパパのための別冊『HugKum』では、入学準備や入学式当日のためのお役立ち情報をたっぷりお届けします。
『小学一年生』2018年4月号は、算数国語ドリルつき本誌+豪華付録+保護者向け別冊『HugKum』がセットで特別定価1,480円(税込)です。
初めての小学校生活を、親子で笑顔いっぱいにスタートしてほしい。小学館は新1年生親子を全力で応援していきます。
(撮影/大橋賢 文/菅原裕佳子 協力/広尾小学校)
しゃべる目覚まし時計「まかせとけい」で楽しく新生活!『小学一年生』4月号・付録と学習