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奈良銘菓の魅力とは
奈良公園や東大寺日など、たくさんの観光地がある奈良県。日本の歴史上でも重要な役割を果たし、独自で多様な文化をつくりあげてきた古都のイメージで日本中から親しまれています。
観光地として奈良を訪れた際にチェックしたいお土産や、奈良の魅力を味わえるおすすめ銘菓を見ていきましょう。
カラフルでノスタルジックなお菓子大集合│奈良銘菓【カラフル編】
奈良にはカラフルかつノスタルジックなお菓子がたくさんあります。ここでは5つ厳選してご紹介します。
葛ようかん
桜の名所・吉野山の下千本にある和菓子屋「舟形屋」の「葛ようかん」は、天然素材の吉野葛を使ってつくられた逸品です。
銘菓ポイント
「葛ようかん」の特徴は、古都奈良の吉野らしさ、日本らしさが感じられること。天然素材の吉野葛を使っており、昔ながらの製法で作られています。またできあがったようかんは日本の伝統的な色をしていて、歴史のロマンが感じられます。
「葛ようかん」
小倉・栗・抹茶・柿・桜・ゆず・練本の7種類。葛のなめらかな食感とまろやかさを味わえる逸品です。
つみ小菊
「つみ小菊」は、葛と和三盆糖を用いて作った干菓子です。
銘菓ポイント
「つみ小菊」には、吉野本葛を使用。また彩りの美しい五色の小菊は、見た目も楽しませてくれます。
「つみ小菊」
口に入れると、すっと溶け、なめらかな口当たりが楽しめます。箱にも可愛らしい菊柄がほどこされており、お土産や贈り物にもぴったりです。
奈良の鈴らむね
「奈良の鈴らむね」は、小さな鈴をかたどった昔なつかしのラムネ菓子です。
銘菓ポイント
「奈良の鈴らむね」の特徴は、カラフルな色とかわいらしい鈴の形。またパッケージにもこだわり、奈良の都、歴史文化を感じる正倉院・天平文様があしらわれているのも魅力です。
「奈良の鈴らむね」
お口の中で懐かしさが甘酸っぱく広がるらむねです。形や色がキュートなのも人気のひとつ。
奈良こんふぇぃとう
「奈良こんふぇぃとう」は、160年以上の歴史を誇る老舗の砂糖屋「砂糖傳 増尾商店」が選び抜いた砂糖を使って作った金平糖です。
銘菓ポイント
「奈良こんふぇぃとう」の名前は、ポルトガルの砂糖菓子「Confeito」(コンフェイト)からつけられました。
「奈良こんふぇぃとう」
しょうが・抹茶・はっかなど、いろいろな味があるのも「奈良こんふぇぃとう」の魅力。また箱は、大仏や鹿など、奈良らしいモチーフが描かれた12種類の絵柄から選べます。
大和し美し 小花豆
「大和し美し 小花豆」は、かわいらしい日本の伝統色が散りばめられた豆菓子です。
銘菓ポイント
「大和し美し 小花豆」は、落花生を小麦粉でくるみ、香ばしく煎り上げて砂糖で味付けしたお菓子。甘さを控えめで何個でも食べられます。
「大和し美し 小花豆」
奈良の魅力を伝えたい、奈良が大好きという思いから、正倉院文様をイメージしたパッケージに。愛らしい見た目は、お土産に最適です。
大仏モチーフのインパクト│奈良銘菓【大仏編】
「奈良の大仏」として知られる東大寺盧舎那仏像。この仏像をモチーフにしたお菓子を集めました。
まほろば大仏プリン
「まほろば大仏プリン」は、最高級の生クリームをたっぷり使ったなめらかなプリンです。
銘菓ポイント
「まほろば大仏プリン」のポイントは、蓋に描かれた大仏さま。かわいらしい瓶入りで、お土産にぴったりです。
「まほろば大仏プリン」
絹のような口溶けと濃厚な味わいが楽しめます。お土産に渡したら、大仏さまのインパクトに驚いてくれそうですね。
らほつ饅頭
「らほつ」とは、大仏さまの丸まった髪の毛のこと。らほつ饅頭は縁起のよいその髪の毛を模したかりんとう饅頭です。
銘菓ポイント
皮に沖縄県産の黒糖を、あんこに北海道産の十勝小豆を使用。良質な米油でカリッと香ばしく揚げています。
「らほつ饅頭」
らほつ饅頭は、定番のこしあん・つぶあんをはじめ、栗かぼちゃ・大和抹茶・さくらあんなどの味が楽しめます。
大仏の手くっきぃ
「大仏の手くっきぃ」は、東大寺に鎮座する大仏さまの大きな手のひらをかたどったクッキーです。
銘菓ポイント
実はこのクッキー、奈良の特産品である三輪そうめんが生地に練りこまれています。そうめんのパリパリ感とクッキーのサクサク感、ふたつの食感が楽しめるのが特徴です。
「大仏の手くっきぃ」
大仏さまは縁起物。このクッキーを食べれば運気がアップするかも!?
大仏さまのほほえみクッキー
サクサク、ほろほろ、カリカリ、3つの味と食感が楽しめるのが「大仏さまのほほえみクッキー」です。
銘菓ポイント
「大仏さまのほほえみクッキー」はチョコレートとナッツの相性抜群の「チョココ」、香ばしいアーモンドとヘーゼルナッツがほろほろと口のなかで溶ける「こゆき」、昔懐かしいココナッツとアーモンドの「マカロン」の3つの味があります。
「大仏さまのほほえみクッキー」
味のおいしさはもちろん、パッケージも魅力。大仏さまがほほえむイラストに心が和みます。
天平の瓦
「天平の瓦」は、新鮮な鶏卵を使用したカステラ生地の瓦せんべいです。
銘菓ポイント
「天平の瓦」の特徴は、奈良にまつわる絵柄の焼印が押されていることです。絵柄には大仏・鹿・五重の塔・バサラなどがあります。この絵柄は季節によって変わるのだそうです。
「天平の瓦」
なつかしい味わいのおせんべい。食べれば奈良に行った実感がわいてきそうです。
かわいい鹿がモチーフ!│奈良銘菓【奈良公園の鹿モチーフ編】
奈良で有名な動物といえば「鹿」です。そんな「奈良の鹿」をモチーフにしたお菓子をご紹介します。
鹿サブレ
「鹿サブレ」は、奈良の鹿をイメージしたサブレです。
銘菓ポイント
「鹿サブレ」は、奈良公園の鹿をかたどっているのが特徴。また、レトロピンクなパッケージもポイントです。
「鹿サブレ」
サクサクとした優しい食感とシンプルな味わいは、どこか懐かしさを感じます。
鹿もなか
「鹿もなか」は、鹿のマークの焼印が押されたもなかです。
銘菓ポイント
「鹿もなか」の特徴は、上品な甘さのこしあんにあります。材料の小豆は北海道十勝産や丹波産を用い、今ではほとんど見かけることがない砲金の大釜を使用。砲金の大釜は火力があるので炊き上げ時間が短く、他店には真似できない深い味わいとなるのだそうです。
「鹿もなか」
パリパリとしたもなかの食感と、上品な甘さのこしあんが絶妙なバランス。奈良らしい正倉院紋様のパッケージに詰められています。
鹿のふん ふんふんチョコだんご
「鹿のふん ふんふんチョコだんご」は、濃厚で甘いチョコ味のお団子を、ビターなココアパウダーで仕上げたお菓子です。
銘菓ポイント
「鹿のふん ふんふんチョコだんご」は、そのネーミングのインパクトもポイント。ちょっぴりユニークな奈良名物として人気です。
「鹿のふん ふんふんチョコだんご」
パッケージに描かれたファンシーな鹿もかわいらしい。お土産にするとクスッと笑ってもらえそうです。
春日鹿まんじゅう かのこ
「春日鹿まんじゅう かのこ」は、710年頃、武甕槌命(たけみかづちのみこと)が、鹿島から白鹿に乗り奈良にやってきて以来、神の使いとして大切にされている鹿をモチーフにしたおまんじゅうです。
銘菓ポイント
「春日鹿まんじゅう かのこ」の特徴は、ちょこんとお皿に立つかわいい形。角のある雄鹿と振り返っている雌鹿の2種類あり、6個入りは雄雌が3組入って「家族」と名付けられています。
「春日鹿まんじゅう かのこ」
おまんじゅうのなかには、ほんのりミルク風味の裏ごしした白いんげん豆が。品のよい甘さで飽きのこない味わいです。
奈良にようこそ ラングドシャ
「奈良にようこそ ラングドシャ」は、奈良市観光協会公認キャラクター「しかまろくん」がプリントされた、ホワイトチョコラングドシャです。
銘菓ポイント
「奈良にようこそ ラングドシャ」の特徴は、一目見ただけで奈良土産とわかること。奈良の魅力を発信することを目的としたイベント「まほろばさーる」で、おみやげグランプリを受賞しています。
「奈良にようこそ ラングドシャ」
せんべいを食べている姿、お茶を飲んで一息ついている姿など、しかまろくんのいろんな姿を見ることができる、かわいくてキャッチーなお菓子です。
古都・奈良の銘菓を堪能しよう!
奈良には、ノスタルジックなお菓子から、大仏・鹿をモチーフにしたスイーツまで、さまざまなものがあります。吉野葛や三輪そうめんなど、奈良ならではの素材を使っている銘菓も。奈良にでかけた際にはぜひ手に取って、お土産に選んでみてくださいね。
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文・構成/HugKum編集部