夏レシピ人気20選|夏に食べたい定番メニューやなすを使ったお料理、夕食にぴったりなさっぱりメニューなどを厳選!

夏に食べたくなるレシピを、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたなかからまとめました。定番人気のカレーやエスニック料理、人気夏野菜のなすレシピ、さっぱり味の煮物や麺など、暑い季節にうれしいレシピばかりです!

定番人気の夏レシピ

【1】豚しゃぶトッピングカレー

手作りルーはカレー粉、トマトケチャップや中濃ソースやはちみつなど家庭の調味料を加えて味わい深く。対照的に具材の肉と野菜はサッとゆでて散らしただけ。絶妙なバランスに子供も大人も満足な一品に。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
豚しゃぶしゃぶ用肉 200g
玉ねぎ 1個
じゃがいも 2個
トマト 1個
黄パプリカ 1/2個
オクラ 4本

【A】
カレー粉 大さじ1/2
小麦粉 大さじ3
顆粒スープの素 小さじ1
トマトケチャップ 大さじ2
中濃ソース 大さじ2
はちみつ 小さじ1~2

【B】
バター 30g
にんにくのすりおろし 小さじ1
塩 小さじ1/2
ご飯 茶碗3杯
※カレー粉は商品によって辛さが違うので、お好みの分量に調整してください。

◆作り方

【1】玉ねぎはみじん切り、じゃがいもは2cm角程度に切る。トマトは2cm角に切り、黄パプリカは好みの型で抜く。オクラは小口切りにする。
【2】鍋に【B】を入れて中火で熱し、玉ねぎとじゃがいもを加えて炒め、しんなりしたら【A】を順に加えてそのつど炒める。水3カップを加えて全体を混ぜ、ふたをずらしてのせて10分ほど煮る。塩で味を調える。
【3】鍋に湯を沸かし、オクラとパプリカをサッとゆでて水にとり、オクラは小口切りにする。同じ湯で豚肉をサッとゆでる。
【4】器にご飯と【2】を盛り、【3】とトマトを散らす。

教えてくれたのは


みないきぬこさん

女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして料理雑誌や広告、メニュー開発など、幅広い分野で活躍中。女の子のママ。

『めばえ』2015年7月号

【2】パプリカとゴーヤの肉詰め

お肉も野菜もジュ~シ~!肉のうま味が野菜に染みて、パプリカ、ゴーヤも食べやすく。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
パプリカ 1と1/2個
ゴーヤ 1本(ピーマン、ナス、玉ねぎ、トマトでも可)
食パン 耳なし1枚
豆乳または牛乳 20ml(食パンがひたるくらい)
小麦粉 適量

【A】
合いびき肉 300g
玉ねぎ(みじん切り) 小1/2個
おろしにんにく 1片分
卵 1個
塩 小さじ1
こしょう 小さじ1/2
あればナツメグ・クローブ 各少々

サラダ油またはオリーブオイル 小さじ2

◆作り方

【1】食パンは手で細かくちぎって、豆乳に浸しておく。
【2】【1】と【A】をボウルに入れ、粘りが出るまで練るように混ぜる。
【3】パプリカは輪切り、または縦半分に切り、種を取り除いておく。ゴーヤは両端を切り落として幅2cmの輪切りに。スプーンなどで種をくり抜き、水に放ってアクを抜く。
【4】パプリカとゴーヤの内側に小麦粉を薄くふり、【2】を詰める。
【5】両面に焼き色がついて、中に火が通るまで焼く。
フライパン:オイルを熱して【4】を並べ、フタをして弱中火で5分焼き、上下を返してフタをしてさらに5分。
オーブン:予熱後、200度で20~30分。
オーブントースター:900Wの場合、ホイルにのせ予熱後、8~13分。
※時間は目安。材料の大きさや調理器具によって、様子を見ながら加減してください。

教えてくれたのは


小山有希さん

料理研究家。元日本料理屋の両親、蕎麦屋の祖父母、元和菓子屋経営の義祖父母を持つ、食業界のサラブレッド。おいしく食べて健康に近づける「医食同源」をモットーとしたレシピに定評がある。1男1女の母。

『めばえ』2016年7月号

【3】いろいろ夏野菜のラタトゥイユ

鍋いらず!ほったらかし料理で栄養ばっちり、見た目もきれい、素材のシンプルな味が楽しめる一品は、煮込まなくても電子レンジで本格的な味わいに。

◆材料

(大人2人+子ども1人分)
【A】
ナス(乱切り) 1~2本(150g)
緑ピーマン(種を取って乱切り) 2個
赤ピーマン(種を取って乱切り) 1個
ズッキーニ(乱切り) 1本
トマト(ざく切り) 1~2個(200g)
インゲン(3等分) 50g
オクラ(乱切り) 5本

玉ねぎ(薄切り) 1/2個
オリーブオイル 大さじ2
塩麹 大さじ2
塩、こしょう 各少々

◆作り方

【1】厚手の鍋(ホーロー鍋や多層構造鍋)に、オリーブオイルを熱し、玉ねぎを入れ、少し色づくまで中火で加熱する。
【2】【A】を順に加えて炒め、塩麹を加えて混ぜ、フタをして野菜が柔らかくなるまで加熱する。
【3】塩、こしょうで味を調える。器に盛ってイタリアンパセリ(分量外)を適量飾る。

教えてくれたのは


カノウユミコさん

野菜料理研究家。鳥取県の専業農家に生まれ、生来の野菜好き。高校時代から自然食に興味を持ち、ベジタリアン料理・精進料理を研究。現在は鳥取に住み、自ら野菜を自然栽培。東京でも毎月、野菜料理教室を開催している。

『めばえ』2017年7月号

【4】アジア風海老と豚肉のつくね

子供も食べられるエスニック風つくねは、好きな野菜と一緒にレタスで巻いてパクッと♪ 大人はお酒のつまみにも◎!

◆材料

(3~4人分)
豚ひき肉 250g
むき海老 100g
玉ねぎ 1/4個
にんにく 1/4片
しょうが 1/2片
塩、砂糖 各小さじ1/3
こしょう 少々
ナムプラー(なければしょっつるや薄口しょう油) 小さじ1
卵黄 1個分
片栗粉 大さじ1
サラダ油 大さじ2
グリーンリーフ 6~8枚
みょうが(千切り) 1個
きゅうり(千切り) 1/2本

【甘酢】
酢 大さじ3
砂糖 大さじ1/2
塩 小さじ1/3
薄口しょう油 小さじ1/2

◆作り方

【1】にんにくは芯を取り、しょうが、玉ねぎは皮をむき、みじん切りにする。むき海老は片栗粉少々(分量外)を加えてもみ込み、洗ってキッチンペーパーで水気を取ってざく切りにする。
【2】ボウルに豚ひき肉、【1】、塩、砂糖、こしょう、ナムプラー、卵黄、片栗粉を加えて粘りが出るまで混ぜ、8~9等分に分ける。手にサラダ油を付けて、空気を抜きながら細長く成形する。
【3】オーブンシートを敷いた天板に【2】をのせて、210℃に予熱したオーブンで10~15分ほど焼く※。透明な汁が出てくるのが焼き上がりの目安。
【4】きゅうり、みょうが(大人のみ)と一緒に、【3】をグリーンリーフで包み、材料を混ぜた甘酢をかけて食べる。
※フライパンを使う場合は、中火で両面にこんがり焼き色がついたら強めの弱火でフタをして、じっくり中まで火を通す。

 

『めばえ』2017年9月号

【5】ゆで鶏ご飯

鶏もものうま味と油がご飯に染みておいしい子供に大人気の一品。しょうがを効かせて、免疫力も強化!

◆材料

(3~4人分)
鶏もも肉 1枚
鶏胸肉 1枚
しょうが 1/2片
長ネギ(青い部分のみ) 1本
水 300ml
酒 大さじ1
塩 小さじ1/2
しょうが汁、しょう油 適量
雑穀米ご飯 150g程度

◆作り方

【1】大鍋に鶏もも肉、鶏胸肉を入れ、長ネギ、スライスしたしょうが、酒、塩、水を加えて火にかける。沸騰したら弱火にしてアクを取り、15分ほど煮る(鶏肉に竹串を刺して透明な汁が出てきたら火を止め、鶏肉を裏返して余熱で火を通す)。
【2】ご飯を皿に盛り付けて、薄くスライスした鶏肉とスライスしたきゅうり(分量外)を添える。しょう油にすりおろしたしょうがを加えてタレを作り、鶏肉にかける。

◆ポイント

長ネギとしょうが、塩を加えてゆっくりゆでることで、肉の臭みが抜けます。

教えてくれたのは


瀬戸口しおりさん

料理家。学生時代、東京・吉祥寺にあった『諸国空想料理店KuuKuu』のスタッフとして働き始め、その後、料理家・高山なおみ氏のアシスタントを経て独立。昔ながらの家庭料理や人気のエスニック料理をよりおいしく、おしゃれにレベルアップさせる独自のセンスに定評がある。

『めばえ』2017年9月号

【6】チャンプル風そうめん

厚揚げがポイントのそうめんチャンプルー。ピーマンとなすは炒めるタイミングを変えて歯ごたえに変化をつけて。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
厚揚げ 1/2個
なす 3本
ピーマン 2個
そうめん 3束
サラダ油 大さじ2
塩 小さじ2
しょうゆ 少々

◆作り方

【1】なすは5mm幅の半月切りに、ピーマンは輪切りにする。厚揚げは1cm角に切る。
【2】そうめんは半分に折ってゆで、流水で洗って、水けをきる。
【3】フライパンにサラダ油を中火で熱して、なすと厚揚げを炒める。なすに火が通ったら、そうめんとピーマンを加えて炒め合わせ、塩としょうゆで調味する。

教えてくれたのは


鈴木 薫さん

シンプルでおいしい実用的なレシピが人気。双子の女の子と男の子のママ。

『ベビーブック』2013年7月号

【7】ガパオ風そぼろご飯

小さく刻んだ野菜がたくさん入っているので栄養たっぷりで、オイスターソースは大人も子供も大好きな味に仕上がります。常夏の国、タイの定番料理は日本の夏にもぴったりです!

◆材料

(3~4人分)
鶏ひき肉 250g
にんにく、しょうが 各1/4片
玉ねぎ 1/2個
塩、砂糖 各小さじ1/4
オイスターソース 大さじ1と1/2
しょう油 大さじ1
サラダ油 大さじ1/2
なす 2本
ピーマン 2個
しめじ 60g
ご飯 好みの量

◆作り方

【1】にんにく、しょうがはみじん切りにする。玉ねぎ、なすは1cm角に、ピーマンは種を取って1cm角に切る。しめじは石づきを取って1cm長さに切る。
【2】フライパンを熱してサラダ油をひき、【1】のにんにく、しょうが、玉ねぎを加える。香りが立ったら、鶏ひき肉を加えて炒める。肉の色が変わってきたら塩、砂糖を加え、なす、ピーマン、しめじを加えてさらに炒める。野菜に火が通ったら、オイスターソース、しょう油を加えて味を調える。
【3】皿にご飯を盛り付け、【2】をのせる。お好みでゆで卵1/2個を添える。

◆ポイント

野菜は小さめに、同じサイズに切っておくと、火の通りが早く、均一で、子どもも食べやすい。

教えてくれたのは


瀬戸口しおりさん

料理家。学生時代、東京・吉祥寺にあった『諸国空想料理店KuuKuu』のスタッフとして働き始め、その後、料理家・高山なおみ氏のアシスタントを経て独立。昔ながらの家庭料理や人気のエスニック料理をよりおいしく、おしゃれにレベルアップさせる独自のセンスに定評がある。

『めばえ』2017年9月号

なすがおいしい!人気の夏レシピ

【1】たっぷり野菜ピザ

ナスやズッキーニ、トマトと夏野菜のオンパレード。カジュアルなピザランチも野菜づくめで。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
【A】生地
強力粉 150g
薄力粉 50g
ベーキングパウダー 小さじ1/2
塩 小さじ1/2
オリーブオイル 小さじ2
砂糖 小さじ1
水 90ml
※市販のピザ生地を使用してもよい。

【B】ソース
トマトペースト 20g
アンチョビペースト 5g
ケーパー(みじん切り) 5g(なくても可)
おろしにんにく 小さじ1/2
オレガノ(ドライ) 小さじ1/2(バジル、ローズマリー、タイムなどでも可)
オリーブオイル 大さじ1

【C】具材
ズッキーニ 1/2本
ナス 1本
ミニトマト 6個
ピーマン 1個
とうもろこし 1/4本
とろけるチーズ 120g

◆作り方

【1】【A】をボウルに入れて手で混ぜる。ひとまとめにして台の上に出し、まんべんなく混ざるように軽くこねる。
【2】【B】はよく混ぜる。
【3】【C】のズッキーニ、ナス、トマト、ピーマン(種を取る)は、すべて輪切りにする。とうもろこしは実と芯の間に包丁を入れ、芯から実を取りはずす。
【4】【1】を2等分に切って丸め、5分ほど休ませ、直径20cmの円形になるように薄くのばす。
【5】【4】に【2】を塗り、【3】とチーズをのせて焼く。
オーブン:予熱後、250度で5~10分、軽くこげ目がつくまで。
フライパン:予熱後、弱めの中火で10~20分。チーズがとけて具に火が通るまで。
オーブントースター:900Wの場合、予熱後、6分~12分。
魚焼きグリル:(両面焼きタイプのみ)いったん丸めて広げたホイルにのせ、中火で5~10分。
※時間は目安。材料の大きさや調理器具によって、様子を見ながら加減してください。

教えてくれたのは


小山有希さん

料理研究家。元日本料理屋の両親、蕎麦屋の祖父母、元和菓子屋経営の義祖父母を持つ、食業界のサラブレッド。おいしく食べて健康に近づける「医食同源」をモットーとしたレシピに定評がある。1男1女の母。

『めばえ』2016年7月号

【2】ナスの手毬寿司

ちょっと変化球の手毬寿司。かわいくて、おいしくて、食べやすさも抜群!

◆材料

(大人2人+子ども1人分)
ナス 2本
菜種油 大さじ2強
炊き立てのご飯 1合分

【寿司酢】
酢 大さじ3
てんさい糖 大さじ1
塩 小さじ1/2

【A】
しょう油 大さじ1
みりん 大さじ1
水 大さじ1
くず粉 小さじ1/3

青じそ 2枚

◆作り方

【1】フライパンに菜種油を熱し、1cm幅の輪切りにしたナスを並べ、適度に焦げ目がつくまで焼く。
【2】ご飯に寿司酢を混ぜ合わせ、8等分して丸める。
【3】ラップ(25cm×25cm)の真ん中に【1】をおき、【2】をのせて包み、茶巾絞りのようにねじって、手毬寿司にする。
【4】小鍋に【A】を入れ、混ぜながらとろみがつくまで加熱し、タレを作る。【3】のラップを外して器に並べ、タレをかけ、青じそのせん切りをのせる。

教えてくれたのは


カノウユミコさん

野菜料理研究家。鳥取県の専業農家に生まれ、生来の野菜好き。高校時代から自然食に興味を持ち、ベジタリアン料理・精進料理を研究。現在は鳥取に住み、自ら野菜を自然栽培。東京でも毎月、野菜料理教室を開催している。

『めばえ』2017年7月号

【3】焼きなすとトマトのイタリアンパスタ

なす、トマト、モッツァレラチーズはイタリアンの定番の取り合わせ。食べやすいショートパスタに合わせて召し上がれ。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
ショートパスタ 150g
なす 2個
トマト 2個
モッツァレラチーズ 100g

【A】
オリーブ油 大さじ2
レモン汁 大さじ1
にんにくのすりおろし 少々
塩 少々
パセリのみじん切り 大さじ1

◆作り方

【1】なすは1個ずつラップに包み、電子レンジ(600Wの場合)で各2分加熱して皮をむき、一口大に切る。
【2】トマトは皮を湯むきして種を取り、角切りにする。モッツァレラチーズは1cm角に切る。
【3】ボウルに【A】と【1】、【2】を入れて混ぜ、冷蔵庫で冷やす。
【4】パスタをゆでて水で洗い、【3】とあわせる。

教えてくれたのは


祐成二葉さん

祐成陽子クッキングアートセミナーのメイン講師。男の子のママで、子育ての日常をつづったブログも人気。

『ベビーブック』2011年8月号

【4】照り焼きカレーチキン

漬け込んだらトースターで焼くだけ。忙しいときに簡単だけど栄養とボリュームたっぷりのカレーチキンは、ママも子供もうれしい一品です。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
鶏もも肉 2枚

【A】
しょうゆ 大さじ1と1/2
トマトケチャップ 大さじ1
カレー粉 小さじ1
はちみつ 大さじ1
酢 大さじ1/2

なす 2個
とうもろこし(ゆで) 1本
赤パプリカ 1/2個
サラダ油 大さじ1

【B】
カレー粉 小さじ1/2
塩 少々
※カレー粉は商品によって辛さが違うので、お好みの分量に調整してください。

◆作り方

【1】鶏もも肉は一口大に切り、【A】をもみ込んで15分~一晩おく。
【2】なすは半月切り、とうもろこしは4cm幅の半月切りにし、パプリカは好みの型で抜く。ボウルに入れてサラダ油と【B】をまぶす。
【3】トースターの天板にクッキングシ ートを敷き、【1】と【2】を並べて15分ほど焼く(焦げそうなときは途中でアルミホイルをかぶせても)。

教えてくれたのは


みないきぬこさん

女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして料理雑誌や広告、メニュー開発など、幅広い分野で活躍中。女の子のママ。

『めばえ』2015年7月号

【5】ナスのディップ

焼き野菜にたっぷりつけて!程よい酸味が◎で大人もうれしい味付け。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
ナス 1本
オリーブオイル 小さじ1
おろしにんにく 1/2片分
バルサミコ酢 小さじ1/2(ポン酢小さじ1/2+砂糖ひとつまみでも可)
塩 ひとつまみ(小さじ1/5~1/4)
こしょう 少々

◆作り方

【1】ナスのガクを取り除き、縦長に数か所浅い切れ目を入れる。
【2】【1】をこげ目がつくまで焼く。
魚焼きグリル:両面焼きタイプの場合、中火で10~15分。片面焼きタイプは中火で表裏各5~8分。
オーブン:予熱後、200度で20~30分。
フライパン:予熱後、中火でフタをして、5~10分蒸し焼き(こげ目がついたら、転がしながら全体に焼き色をつける)。
オーブントースター:900Wの場合、予熱後、8分~13分。
【3】箸で押して凹むくらい柔らかくなったら取り出し、粗熱が取れたら皮をむいて、包丁で叩く。
【4】【3】にナス以外の材料を混ぜる。
※時間は目安。材料の大きさや調理器具によって、様子を見ながら加減してください。

 

『めばえ』2016年7月号

【6】ナスのコンポート

十分に冷やして食べるとおいしさ倍増。冷たいのに甘いナスはクセになるおいしさ。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
ナス 2本
【A】
砂糖 20g
水 80ml
レモン汁 大さじ1

◆作り方

【1】ナスはガクの周囲に切れ目を入れて、さらに数か所、縦長の浅い切り目を入れて焼く。
魚焼きグリル:両面焼きタイプは10分~15分。片面焼きタイプは中火で表裏各5~8分。
オーブン:予熱後、200度で約20~30分。
フライパン:予熱後、フタをして中火で5~10分蒸し焼き。こげ目がついたら、転がしながら全体に焼き色をつける。
オーブントースター:900Wの場合、予熱後、8分~13分。
【2】粗熱が取れたら皮をむき、1.5cm厚さの輪切りにする。
【3】フライパンか鍋に【A】を入れて、砂糖が溶けるまで火にかける。
【4】保存容器に【2】を並べ、【3】を注いで冷蔵庫で冷やす。
※時間は目安。材料の大きさや調理器具によって、様子を見ながら加減してください。

教えてくれたのは


小山有希さん

料理研究家。元日本料理屋の両親、蕎麦屋の祖父母、元和菓子屋経営の義祖父母を持つ、食業界のサラブレッド。おいしく食べて健康に近づける「医食同源」をモットーとしたレシピに定評がある。1男1女の母。

『めばえ』2016年7月号

夕食におすすめ!さっぱり味の夏レシピ

【1】トマトと豚バラ肉の酢っぱ煮

豚肉とお酢は活力UPの黄金コンビ!お肉はやわらかく仕上がります。

◆材料

(3~4人分)
豚バラ肉(焼肉用) 250g
トマト 1個
青梗菜 2株
酢 大さじ1
塩 小さじ2/3
しょう油 大さじ1/2
砂糖 小さじ1
水 200ml

◆作り方

【1】豚バラ肉は塩を少々(分量外)まぶして10分おき、1~2cm幅に切る。トマトはヘタを取って大きめの乱切りにする。青梗菜は茎と葉に分け、茎は縦に細切りにして長さを半分に切る。葉は小さめのざく切りにする。
【2】厚手の鍋に水を入れて豚バラ肉、酢、塩を加え、フタをして中火にかける。沸騰してきたらフタを取って弱火にし、アクを取る。肉に火が通ったらトマト、砂糖、しょう油を加える。トマトの皮がむけてきたら、青梗菜を茎、葉の順に加えて火を止め、フタをして余熱で火を通す。

教えてくれたのは


瀬戸口しおりさん

料理家。学生時代、東京・吉祥寺にあった『諸国空想料理店KuuKuu』のスタッフとして働き始め、その後、料理家・高山なおみ氏のアシスタントを経て独立。昔ながらの家庭料理や人気のエスニック料理をよりおいしく、おしゃれにレベルアップさせる独自のセンスに定評がある。

『めばえ』2017年9月号

【2】チキンソテー ヨーグルトチーズソース

にんにくの風味にヨーグルトの酸味、チーズのうま味が大人でも満足な味わい。鶏肉をカリッとソテーすると食感も豊かになりおいしさが増します。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
鶏もも肉 300g
塩・こしょう 各少々
小麦粉 適量
オリーブ油 大さじ1

【A】
プレーンヨーグルト 1/3カップ
粉チーズ 大さじ2
オリーブ油 小さじ1/2
にんにく(すりおろし) 少々
塩・こしょう 各少々

◆作り方

【1】鶏肉は3等分に切って塩、こしょうをふり、小麦粉を薄くまぶす。
【2】フライパンでオリーブ油を熱して、【1】の皮面を4~5分焼く。こんがりしたら裏返し、ふたをして4~5分蒸し焼きにする。
【3】【2】の粗熱がとれたら、そぎ切りにして器に盛り、混ぜ合わせた【A】をかける。
*お好みでコーンやベビーリーフを添えても。

教えてくれたのは


市瀬悦子さん

フードコーディネーター、料理研究家。テーマは「おいしくて、作りやすい家庭料理」。NHK Eテレ『すすめ!キッチン戦隊クックルン』の料理も監修。

『ベビーブック』2014年8月号

【3】きゅうりとセロリ、鶏ささみの和えもの

片栗粉をまぶして茹でたささみはたれにしっかり絡んで、パサつかず、鶏のうま味を存分に味わえます。きゅうりとセロリの千切りもしゃきしゃきと楽しい食感です。

◆材料

(3~4人分)
鶏ささみ 4本
きゅうり 2本
セロリ 7cm
片栗粉 大さじ1/2
し ょうが汁、ごま油 各大さじ1
塩 小さじ2/3

◆作り方

【1】きゅうりとセロリは千切りにする。鶏ささみは筋を取り、塩少々(分量外)を振りかけて10分ほどおき、片栗粉をまぶす。鍋で湯(分量外)を沸かし、沸騰したら弱火にして鶏ささみをゆで、ザルにあげる。粗熱が取れたらほぐす。
【2】ボウルに【1】の野菜、鶏ささみを入れてしょうが汁、ごま油を加えてさっと混ぜ、最後に塩を加えて全体を和える。

◆ポイント

鶏ささみは、加熱前に片栗粉をまぶすことで、つるんとした食べやすい食感になります。

教えてくれたのは


瀬戸口しおりさん

料理家。学生時代、東京・吉祥寺にあった『諸国空想料理店KuuKuu』のスタッフとして働き始め、その後、料理家・高山なおみ氏のアシスタントを経て独立。昔ながらの家庭料理や人気のエスニック料理をよりおいしく、おしゃれにレベルアップさせる独自のセンスに定評がある。

『めばえ』2017年9月号

【4】夏野菜のサラダスパ

彩のいいサラダスパは、マヨネーズ&レモン味がさっぱりおいしい! 冷たいパスタがつるっと食べやすく、栄養たっぷりのパワーサラダです。

◆材料

(大人2人+子ども2人分)
サラダスパゲッティ 200g
かぼちゃ 100g
ズッキーニ 1/2本
いんげん 8本
ベーコン 3枚
オリーブ油 大さじ1
塩 少々
フリルレタス 4枚
ミニトマト 12個

【A】
マヨネーズ 大さじ2
レモン汁 大さじ1
塩 少々

◆作り方

【1】かぼちゃとズッキーニは一口大に、いんげんはざく切りにし、ベーコンは小さく切る。オリーブ油を熱したフライパンで炒めて、塩をふる。
【2】サラダスパゲッティはゆでて、水で洗う。
【3】ボウルに【A】を入れて混ぜ、【2】を加えて混ぜる。
【4】器にレタスを敷いて【3】を盛り、【1】と半分に切ったミニトマトをのせる。

教えてくれたのは


祐成二葉さん

祐成陽子クッキングアートセミナーのメイン講師。男の子のママで、子育ての日常をつづったブログも人気。

『ベビーブック』2011年8月号

【5】納豆しらすのネバネバ冷や麦

冷や麦を野菜としらすでボリュームアップしたヘルシーメニュー。仕上げにふったゆかりが全体の味を引き締めるポイントに!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
冷や麦(乾) 300g
納豆 3パック
しらす干し 60g
いんげん 6本
なす 1本
麺つゆ(ストレート) 2と1/2カップ
削り節・ゆかり 各適量

◆作り方

【1】納豆は添付のたれを混ぜる。なすは1cm角に切って水に1分さらして水けをきり、耐熱容器に並べて水少々をふる。ラップをかけて電子レンジで3~4分加熱し、水にさらして水けをふく。
【2】沸騰した湯で、いんげんを2~4分ゆでて取り出し、続いて冷や麦を表示 時間どおりにゆでて冷水で冷やす。い んげんは8mmの長さに切る。
【3】器に【2】と【1】を盛り、しらす干しを散らし、麺つゆをかける。ゆかりをふっ て、削り節をのせる。

教えてくれたのは


阪下千恵さん

料理研究家、栄養士。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バラ ンスのいいレシピが人 気。二人の女の子のママ。

『ベビーブック』2016年8月号

【6】蒸し鶏の五目冷やしラーメン

お手軽で簡単!冷やしだけど酸っぱくないつゆで子供も食べやすいラーメンです。色とりどりで栄養もたっぷりの五目が食欲をそそります。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
中華麺(冷やしラーメン用・つゆ付き) 3玉
鶏ささみ 3本

【A】
塩 少々
酒 大さじ1

かにかまぼこ 6本
きゅうり 1本
にんじん 1/3本
うずらの卵(水煮) 7~8個

◆作り方

【1】ささみは耐熱皿に並べ、【A】をまぶし てふんわりとラップをかけ、電子レン ジで約4分、途中で一度ひっくり返して中まで火を通し、そのまま冷ます。 粗熱が取れたら手で裂くか、細く切る。
【2】きゅうりは3cm長さのせん切りに し、かにかまは長さを半分にし、手で 裂く。うずらの卵は半分に切る。にんじんは4mm幅の輪切りにする。
【3】沸騰した湯でにんじんをゆでて取り 出す。続いて半分に切った中華麺をゆ で、冷水にさらした後水けをきる。
【4】器に【3】を盛り、【1】、【2】をのせ、添付のつゆをかける。

教えてくれたのは


阪下千恵さん

料理研究家、栄養士。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バラ ンスのいいレシピが人 気。二人の女の子のママ。

『ベビーブック』2016年8月号

【7】ツナと刻み卵、トマトのさっぱりそうめん

忙しいときにはゆで時間の短いそうめんと、トマトやきゅうりの生野菜、うま味のあるツナを合わせれば、簡単でおいしいサラダ風に。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
そうめん(乾) 300g
トマト 2個
ツナ(オイル漬け・缶詰) 小2缶
酢 大さじ1/2
卵 3個
きゅうり 1本
麺つゆ(ストレート) 2~2と1/2カップ

◆作り方

【1】トマトは1cm角に切り、軽く缶汁をきったツナと酢と混ぜ合わせる。きゅうりは薄い輪切りにする。
【2】卵は水から中火~強火でゆでて、沸騰したら弱火にして約9分ゆでて水で冷やし、殻をむく(やや固ゆで)。 粗みじん切りにする。
【3】沸騰した湯でそうめんをゆでて冷水で冷やす。器に盛り、【1】と【2】をのせ、麺つゆをかける。

教えてくれたのは


阪下千恵さん

料理研究家、栄養士。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バラ ンスのいいレシピが人 気。二人の女の子のママ。

『ベビーブック』2016年8月号

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