「育児中にもっとあればいいのにと思うもの」ランキング。１位はやっぱり…！
さっそくここからは、アンケートの結果をランキング形式でご紹介。どの回答にもたくさんの票が集まりました。
調査媒体：小学館「ベビーブック」（2024年２・３月合併号）
設問：育児を始めてから、あなた自身が「もっとあればいいのに」と感じるものを次の中から５つまで選んでください。
10位：パートナーとの時間（217票）
まず、10位に挙がったのは「パートナーとの時間」。
子育てをしていると、子どもを含めた家族での時間はあっても、パートナーと二人きりの時間ってあまりありませんよね。家族での時間ももちろん大切ですが、たまには二人で過ごしたい…と願うママパパは結構多数。
９位：育児のコミュニティ（246票）
９位は「育児のコミュニティ」でした。育児の悩みを相談したり、思ったこと・考えていることを共有したり…そんな育児仲間がいると、心の拠り所になりますよね。
地域のコミュニティやオンラインコミュニティなど多様な形の育児コミュニティが存在しますが、確かに、その数自体はあまり多くはないのかもしれません。
８位：育児に関する情報（277票）
「育児に関する情報」は８位に。情報はありふれているようで、自分から積極的に調べなければ知り得ないことが多いというのも事実。
HugKumのようなWEBメディアや、SNS、育児本から育児情報を取り入れている方もいれば、ご家族からのアドバイスを実践している方もいるかもしれませんね。
みなさんはどのように育児情報を取り入れていますか？
７位：体力（345票）
７位は「体力」でした。妊娠出産の後、どんどんと活発になっていく子どもたち。その育児には長期的に体力が要るものです。
やりたいことがあってようやく時間を作っても、その時にはヘトヘトに疲れていた…なんてことも。多くのママパパに「もう少し体力があれば…」と思った経験があるのではないでしょうか。
６位：子どもと遊ぶ時間（346票）
「子どもと遊ぶ時間」も、同程度の票が集まって６位にランクイン。
共働きのご家庭では、平日のほとんどの時間、お子さんを保育園に預けている場合が大半ではないでしょうか。お子さんと過ごせるのが寝起きの朝と寝る前の夜の時間に限られてしまうため、親子で遊ぶ時間が足りないと感じることもあるかもしれません。土日やお休みの日に存分に遊んであげられると良いですね。
５位：自分をケアする時間（387票）
５位は「自分をケアする時間」。育児に奮闘していると、身体面・精神面どちらにおいても、いつの間にか疲労が蓄積しがちです。時には、自分をしっかりいたわる時間を意識的に確保することも大切。
育児中は忙しくなかなか困難ですが、パートナーは当然ながら、周囲のご家族たちにも協力をうながし、ご自身がリフレッシュできる時間を設けましょう。
４位：睡眠時間（423票）
４位は「睡眠時間」。夜泣きに悩まされた乳児期を過ぎても、お子さんが寝た後に家事や仕事を片付け、朝はお子さんと一緒に早起き…そんな生活を送っている方もきっと多いはず。
もう少しゆっくり眠りたい、というのは育児中のママパパに共通する願いなのかもしれません。
３位：自分の趣味の時間（432票）
３位には「自分の趣味の時間」がランクイン。「自分をケアする時間」と同様に、育児に奔走していると「自分の趣味の時間」も後回しになりがち。
ですが、夢中になれる趣味は、育児が大変な時の心の支えになってくれるかもしれません。遠出をするような大掛かりな趣味は難しくても、推し活やドラマ鑑賞など、インドアでも没頭できる趣味を持つことはおすすめです。
２位：精神的な余裕（453票）
453もの票を集めて２位となったのは「精神的な余裕」でした。
育児に忙殺され、キャパオーバーになってしまっている方も少なくないと思います。そんな場合は、パートナーはもちろんのこと、周囲のご家族や、難しければ支援センター等の然るべき機関に頼るのも手。一人で抱え過ぎずに、少しでも余裕が持てるようにしておきましょう。
１位：お金（567票）
567もの票を集めて、１位となったのは「お金」。当然のことながら、育児にはお金がかかりますよね。子どもが成長するごとに生活費・教育費どちらも増えていくため、お金に関する悩みは尽きません。「もう少しお金があれば…」と日々痛感してしまいます。
HugKumでは、過去に「子どもに関して『お金をかけすぎてる』と感じているもの」をアンケート調査しています。よそのご家庭は、育児の中でも特にどのようなことに「お金がかかっている」と感じているのか、合わせて参考にしてみてくださいね。
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「その他」としても、さまざまな回答が
その他としても、「料理の腕」や「障がい児育児に関する学びの機会」「一時保育」等々、選択肢にはなかったさまざまな回答が寄せられました。
中でも目立ったのは「子どもが遊べる場所」。たしかに、昨今では、安全面の規制等によって公園から遊具が減ったりと、子どもの遊び場が前よりも狭まっているように思えます。公園に限らず、「室内の遊び場」がもっとほしいといった声も散見されました。
さまざまな面において「余裕が欲しい」と感じるママパパが多数
今回は、1000人のママパパからアンケートに寄せられた「育児をはじめてから『もっとあればいいのに』と思うもの」をご紹介してきました。
多くのママパパがさまざまな面において、もっと「余裕」がほしいと感じていることがわかりましたね。愛する子どものお世話に夢中になるあまり、親が心身を崩してしまっては本末転倒です。何事もひとりで抱え込まないようにしていきましょう。
アンケートを実施したのは･･･
小学館の知育雑誌『ベビーブック』は、毎月1日発売。遊び・しつけ・知育が1冊にぎっしりとつまっています！ アンパンマン、きかんしゃトーマス、いないいないばあっ！など人気キャラクターがお子さんの笑顔を引き出します。はってはがせるシール遊びや、しかけ遊びでお子さんも夢中になることまちがいなしです。
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文・構成／羽吹理美