小麦粉よりも簡単でラクチン!米粉のおやつなら子どもでも簡単に作れます
11歳になった息子さんも、砂糖なしおやつが大好き! いまではマフィンやクッキーを自分で作ることもあるそうです。
「混ぜて焼くだけと簡単なので、子どもでも簡単に作れちゃうんです。とくに粉類は、ほとんどのおやつが米粉を利用しています。製菓用の微粉末の米粉を選べば、小麦粉のように使えます。それどころか、粉をふるう必要もなく、グルグル混ぜすぎても問題なし!“なんかおやつ食べたい!”って子どもに言われたときに、ボウルひとつでチャチャっと作れちゃうので、断然おすすめ。しっとりもちもちした食感も米粉ならではです。ぜひ、お子さんと一緒に楽しんで作ってみてください」
バター不要で誰でも簡単に作れる!米粉のフルーツタルト
一般的にタルトというと、バターを切って練り込む作業があったりと、おやつ上級者のレシピのように感じますが、そんな難しい作業が一切不要なタルトです。植物油と米粉で作る生地は、あっさりサクサク感が魅力。山田さんがよく使っているのは、圧搾絞りの米油。ほんのり甘みがあって、おやつ作りに最適です。キッチンになければ、オリーブオイルや菜種油で代用してもOK! 中に詰めるクリームも、もちろん、バター不要。豆腐と米粉でトロミを出します。ベースさえ覚えれば、上にのせるフルーツは旬のものを選ぶなど、自分でどんどんアレンジしてみるといいですよ。
材料(直径15cmタルト型1台分)
お好みのフルーツ(いちご、バナナ、ブルーベリーなど)…適量
<基本のタルト>
A 豆乳…20g
はちみつ…20g
米油…40g
塩…ひとつまみ
バニラエクストラクト…少々
米粉…75g
アーモンドプードル…25g
<アーモンドクリーム>
絹豆腐…120g
はちみつ…30g
米粉…15g
アーモンドプードル…30g
レモン汁…10g
塩…ひとつまみ
バニラエクストラクト…少々
<ナパージュ>
レモン汁…15g
はちみつ…7g
水…50ml
粉寒天…1g
作り方
- 基本のタルトを作る。型に薄く植物油(分量外)を塗っておく。Aをボウルに入れて、泡立て器でとろりと乳化するまでよく混ぜる。
- 1に米粉、アーモンドプードルを加えて、ゴムベラでよく混ぜる。
- まとまったら型に隙間なく敷く。160℃に予熱したオーブンで10分ほど焼く。150℃に下げて10分ほど焼く。
- アーモンドクリームを作る。豆腐はさらしに包んで重石をし、20〜30分ほど水切りする(100gぐらいまで)。水切りした豆腐と他の材料を鍋に入れてハンドミキサーでよく撹拌する。中弱火で温めながら混ぜ、とろりと固まってきたら出来上がり。
- タルト生地にアーモンドクリームをのせて160℃に予熱したオーブンで20分ほど焼く。
- ナパージュを作る。小鍋にナパージュの材料を入れて混ぜ、中弱火にかける。沸いたら弱火にして1〜2分加熱する。
- 3のタルト生地にアーモンドクリームをのせて160℃に予熱したオーブンで20分ほど焼く。
ヘルシーでおいしい米粉の『砂糖なしおやつ』作ってみて
今回は米粉でつくるフルーツタルトを紹介しました。見た目も華やかなので、お子さんも喜ぶ一品です。
米粉でつくる『砂糖なしおやつ』はほかにも著書でたっぷり掲載されています。マフィンやクッキー、焼き菓子などもぜひつくってみてくださいね。
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血糖値を急激に上げない甘みの選び方から、米粉を使ったクッキーやケーキ、15分で簡単に作れるものまで、おいしくて満足できるおやつを40レシピ収録。クリームたっぷりのいちごのショートケーキ、型なしで簡単にできる米粉のクッキーやタルト、15 分でできるチョコレートアイス、ふわふわ発酵ドーナツ etc…どれも砂糖なしとは思えないおいしさ! いつもの砂糖を 3 つの甘味にかえるだけ。混ぜて焼くだけ、かためるだけ。初心者でも簡単におうちで作れるレシピ集です。
著者紹介
写真/福井裕子 スタイリング/木村遥 構成/大石裕美