お弁当にうれしい!さつまいもの簡単おやつレシピ
【1】さつまいものパンケーキ
添えもので“ちょっぴり和テイスト”に。焼く時においもをアレンジして、見た目もかわいく仕上げてみて!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
さつまいも 1/2本
【A】
小麦粉 100g
卵 1個
牛乳 120cc
砂糖 大さじ2
ベーキングパウダー 小さじ1
バター(溶かしたもの) 大さじ
バター 大さじ1
ホイップクリーム・甘納豆・黒みつ 各適量
◆作り方
【1】さつまいもは薄い輪切りにし、水に5分ほどさらす。
【2】ボウルに【A】を入れて混ぜ合わせる。
【3】フライパンにバターを熱して【1】の3枚を並べ、その上に【2】をお玉半分ほど丸く流し入れる。表面がプツプツしてきたら裏返して両面を焼く。残りも同様に焼く。
【4】器に【3】を盛り、ホイップクリームと甘納豆を添え、黒みつをかける。
教えてくれたのは
鈴木薫さん
シンプルで、おいしくて、センスのいいレシピが人気。双子の女の子と男の子のママ。
『めばえ』2014年4月号
【2】スイートポテト|子供と一緒に作ってみよう
甘さ控えめ、豆乳でさっぱり味に。休日のゆっくりとした時間を見計らって、親子でおやつ作りにトライ!
◆材料
(6cm×5~6個分)
さつまいも 中1本(250g)
バター 15g
砂糖 大さじ1~2
豆乳(または牛乳) 大さじ1
卵黄 1個分
【A】
卵黄 1個分
豆乳(または牛乳) 小さじ1
◆作り方
【1】さつまいもは皮をむいて1cm幅の輪切りにし、やわらかくなるまでゆでる。ざるに取って鍋に戻し、熱いうちにしっかりとつぶす。
【2】【1】にバター、砂糖、豆乳、卵黄の順に加え、そのつどていねいに混ぜる。
【3】【2】を丸める(やわらかいようであれば、弱火にかけて生地がつるんと鍋肌から離れる程度に軽く練りながら加熱し、粗熱が取れるまで冷ます)。混ぜ合わせた【A】を表面に塗る。
【4】200℃に予熱したオーブン(あれば中段~上段)で、15分ほど焼く(トースターの場合は焦げやすいので注意しながら8分程度焼く)。
◆ポイント
つぶす:★☆☆
耐熱べらやしゃもじでつぶします。へらでつぶすのが難しいときは、耐熱のビニール袋に入れて、手袋をしてつぶすと簡単です。
丸める:★★☆
できれば楕円形に丸めます。難しければ丸くてもカワイイです。
※星印は難易度1~3を表しています(★1つが比較的容易)。子どもの成長に合わせ、お手伝いをさせるときの目安にしてください。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
料理研究家、栄養士。おいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。二人の女の子のママ。
『めばえ』2014年7月号
【3】根菜チップス ごま塩味
素朴な味の野菜チップスは子供のおやつにぴったり! フライパンでパッと揚げられて簡単です。味付けは素材の味が引き立つごま塩のみ。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
さつまいも 1/2本(100g)
れんこん 5cm
ごぼう 1/2本
いんげん 8本
ごま塩 大さじ1
サラダ油 適量
◆作り方
【1】さつまいもとれんこんは薄い輪切りにする。ごぼうはピーラーなどで縦に薄切りにして、水に10分ほどさらす。
【2】フライパンにサラダ油を深さ1.5cmほど入れて中火で熱し、よく水けをふいた【1】といんげんを少量ずつ加えて揚げる。油をきってごま塩をふる。
教えてくれたのは
鈴木薫さん
シンプルで、おいしくて、センスのいいレシピが人気。双子の女の子と男の子のママ。
『めばえ』2013年11月号
【4】いもようかんの金つば風
はちみつを少し加えて、固めたさつまいもをフライパンで焼くと、風味が増して焼き色もアクセントに。
◆材料
(14×11×4cmの流し缶1台分)
さつまいも 300g
【A】
三温糖 40g
はちみつ 小さじ2
◆作り方
【1】さつまいもは皮をむき、2cm厚さに切り、水にサッとくぐらせてから、蒸し器で15~20分ほど蒸す。
【2】熱いうちに裏ごしをして、【A】を加え、ゴムベラで押しつけながらよく混ぜ合わせる(さつまいもの水分が少ないときは水大さじ2を加えてしっとりとさせる)。
【3】流し缶に移し、上にラップをのせ、手またはカードでギュッと押しつけるようにして平らにする。
【4】流し缶にラップをかけ、冷蔵庫で2時間ほど冷やし固める。食べやすい大きさに切り分け、温めたフライパンにのせ、焼き色をつける。
教えてくれたのは
青木恭子さん
小田真規子主宰のスタジオナ ッツ所属。2つの保育園に7年間、栄養士として勤務。0歳児の離乳食~5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は、雑誌やWEBなどで活躍中。
『めばえ』2016年3月号
【5】きんつば
薄皮をつけてパリッと焼き上げる! できたても冷めてもおいしい!
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
さつまいも 大1本(300g)
牛乳 1と1/2カップ
【A】
粉寒天 2g
水 1/2カップ
メープルシロップ 大さじ6
白玉粉 大さじ1/2
薄力粉・水 各大さじ3
サラダ油 適量
◆作り方
【1】さつまいもは乱切りにして水にさらす。鍋に牛乳とともに入れて中火にかけ、煮立って牛乳の膜がドーム状になったら火を弱め、汁けがほとんどなくなるまで10~15分煮る。
【2】熱いうちに、【1】をフードプロセッサーにかけるか、スプーンなどでつぶす。
【3】鍋に【A】を入れて混ぜ、中火にかけ、煮立ったら弱火にして寒天を溶かす。メープルシロップを加えてひと煮し、【2】を加え混ぜ、容器に流し入れて、冷やし固める。好みの形に切る。
【4】白玉粉に水を少しずつ加え混ぜ、薄力粉を入れて混ぜる。
【5】フライパンを熱してサラダ油を薄くひき、【3】の一面に【4】の衣をつけてフライパンに並べ入れ、一面を焼く。同様に一面ずつ衣をつけながら焼く。
*薄く花型に抜いた、さつまいもの皮を飾っても。
『ベビーブック』2011年11月号
【6】バナナ入りスイートポテト
バナナの香りとさつまいもが絶妙にマッチ!子供たちから大人気なスイートポテトです。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
さつまいも 大1本(300g)
バナナ 1本
【A】
砂糖 大さじ4
バター 10g
【B】
卵黄 少々
バニラエッセンス 少々
卵白 少々
黒炒りごま 少々
◆作り方
【1】さつまいもは2cm厚さの輪切りにし、水にさらす。
【2】鍋に【1】を入れて水をたっぷり加え、強火にかけ、煮立ったら火を弱め、 15~20分ゆでる。水けをきり、粗熱がとれたら皮をむいて、つぶす。
【3】【2】に【A】を加え、溶けて全体が混ざったら、【B】を加え、8等分する。バナナも8等分に切る。ラップにいもをのせてのばし、中央にバナナを置いて包み、茶巾状にする。
【4】オーブントースターの天板に【3】を並べ、表面に卵白を塗り、こんがり焼き色がつくまで5~6分焼く。ごまをのせる。
教えてくれたのは
藤井 恵さん
22歳で結婚し、二女を出産後、30歳で料理の世界に復帰。簡単でおいしく、栄養バランスのいいレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『ベビーブック』2011年11月号
【7】スティック大学いもの黒糖風味
さつまいもと黒糖のうまみがマッチ!仕上げのごまも忘れずに。
◆材料
(子ども4人分)
さつまいも 大1本(約300g)
揚げ油 適量
【A】
黒糖 大さじ4
水 大さじ2
しょうゆ 小さじ1弱
◆作り方
【1】さつまいもは5cm長さのスティック状に切って、5分ほど水にさらす。水けをしっかり切り、油で揚げる。
【2】鍋に【A】を合わせて火にかけ、溶けて沸騰してきたら【1】を入れて全体にからめる。
*お好みで白炒りごまをふっても。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
栄養士、フードコーディネーター、飾り巻き寿司インストラクター1級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理やかわいいレシピが人気。
『ベビーブック』2014年11月号
【8】りんごとさつまいものパングラタン
砂糖なしで仕上げて、素材の自然な甘みを楽しみましょう!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
さつまいも 中1/3本(80g)
りんご 中1/3個(80g)
食パン(8枚切り) 1枚
【A]
卵 1個
牛乳 100ml
◆作り方
【1】さつまいもは洗って1~1.5cmの角切りにし、りんごは皮をむいて同様に切る。耐熱皿にのせて水大さじ1をかけ、ラップをふんわりかけ、電子レンジ(600W)で2分加熱する。
【2】グラタン皿に水けをきった【1】、小さい角切りにした食パンを入れ、混ぜ合わせた【A】(卵液)をかける。
【3】卵液がパンに染みこんだら、オーブントースターで10分を目安に、卵液が固まるまで焼く。
教えてくれたのは
上田淳子さん
ヨーロッパや日本のレス トランで修業後、料理研究家として雑誌、書籍、テレビで活躍。「育児の予習ゴハン会」を主宰するなど食育にも力を注ぐ。双子の男の子の母。
『ベビーブック』2016年5月号
【9】りんごきんとん
ほどよく酸味が効いて甘さ控えめ!子供でも食べやすいさつまいもでアレンジした、おやつにぴったりの一品です。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
りんご(くし形切り) 1/8個分
さつまいも 小1本(200g)
【A】
水 大さじ2
砂糖 大さじ1/2
【B】
砂糖 大さじ1
ヨーグルト 大さじ2
◆作り方
【1】りんごは芯を取り除き、3㎜厚さの縦薄切りにする。耐熱皿に並べて【A】を振り、ラップをかけて電子レンジで1分30秒加熱し、刻む。
【2】さつまいもは厚めに皮をむいて1cm厚さの輪切りにし、5分ほど水にさらしてアクを抜く。ひたひたの水から、やわらかくゆで、湯をきってつぶし、【B】を混ぜる。
【3】【1】、【2】を混ぜ合わせ、茶巾にしぼる。
◆ポイント
薄切りにしたりんごは重ならないように並べ、砂糖水を加えることで加熱ムラが出ない。
教えてくれたのは
落合貴子さん
料理研究家、栄養士。1 男1 女を育てながら、大人も子どもも喜ぶ「おいしさ」「見た目」「食べやすさ」を工夫して、栄養バランスのよい料理を提案している。電子レンジの時短クッキングが得意。
『ベビーブック』2018年1月号