目次
ブルキナファソってどんな国?
西アフリカに位置する「ブルキナファソ」は、いったいどんな国なのでしょうか。特徴や観光スポットなどについて、これから見ていきましょう。
ブルキナファソ基本情報
まずはブルキナファソの正式な国名や首都、場所などといった基本情報を紹介します。
国名
正式な国名は「ブルキナファソ」です。
首都
首都は、ワガドゥグーです。
場所

ブルキナファソは西アフリカに位置します。隣接する国には、北はマリ、東はニジェール、南東はベナン、南はトーゴ、南西はガーナ、西はコートジボワールがあります。
日本との時差
日本とブルキナファソとの時差は9時間で、日本のほうが9時間進んでいます。たとえば日本が午前9時だとすると、ブルキナファソは午前0時となります。
面積
ブルキナファソの面積は、274,200平方キロメートルです。これは、日本の面積の約70%となります。
エリア
ブルキナファソは、次の13地方に分かれています。
・ブクル・デュ・ムウン地方:コッシ県・スル県・ナヤラ県・バレ県・バンワ県・ムフン県
・カスカード地方:コモエ県・レラバ県
・中部地方:カディオゴ県
・中東部地方:クリテンガ県・クルペロゴ県・ブルグ県
・中北部地方:サンマテンガ県・ナメテンガ県・バム県
・中西部地方:サンギエ県・シッシリ県・ジロ県・ブルキアンデ県
・中南部地方:ズンドウェオゴ県・ナウリ県・バゼガ県
・東部地方:グナグナ県・グルマ県・コモンジャリ県・コンピエンガ県・タポア県
・上流域地方:ケネドゥグ県・トゥイ県・フエ県
・北部地方:ゾンドマ県・パッソレ県・ヤテンガ県・ロルム県
・中央台地地方:ウブリテンガ県・ガンズル県・クルウェゴ県
・サヘル地方:ウダラン県・スム県・セノ県・ヤガ県
・南西部地方:イオバ県・ヌンビエル県・ブグリバ県・ポニ県
人口
ブルキナファソの人口は、2,355万人(2024年、世銀)です。これは東京都の人口(1,427万人)の約1.65倍となります。
言語・公用語
ブルキナファソで使われている言語は、フランス語、モレ語、ディウラ語、グルマンチェ語、プル(フラニ)語などです。
通貨
ブルキナファソの通貨単位は西アフリカCFAフランです。日本円にすると、1西アフリカCFAフランは0.28円です(2026年2月12日現在)。
宗教

ブルキナファソの人々が信仰する宗教は、伝統的宗教がもっとも多く、次いでイスラム教、キリスト教となっています。
歴史
1960年8月 フランスからの独立宣言をする。
1960年8月〜1990年代 軍事的な政権奪取が繰り返される。
1984年8月 「ブルキナファソ」に国名を変更する。
天気・気候
ブルキナファソはエリアによって気候が異なります。北部は乾燥しており、南に向かうにつれて降水量が増えるのが特徴です。
ブルキナファソの首都・ワガドゥグーと日本の首都・東京をくらべると、ブルキナファソのほうが平均気温が高く、7〜8月の降水量は多い傾向にあります。
ブルキナファソの治安・住みやすさ
ここでは、ブルキナファソの治安や住みやすさを解説します。
治安はよいとはいえない
外務省の危険情報によると、ブルキナファソ全土にわたり「レベル4:退避勧告」または「レベル3:渡航中止勧告」が発令されています(2026年2月12日現在)。これは宗教上でのテロや事件などが頻発しているためです。よって、治安はよいとはいえないでしょう。
住みやすさはよいとはいえない
前述したとおり、治安があまりよくないことから、住みやすいとはいえないでしょう。
ブルキナファソの見どころ・観光
ブルキナファソにはどのような観光スポットがあるのでしょうか。見ていきましょう。
ロロペニの遺跡群
2009年に世界遺産に登録された「ロロペニの遺跡群」。この遺跡群はすべての発掘が終わっておらず、わかっていないことが多いのだそうです。高さ6mの石積みの外塀に囲まれているのが特徴で、サハラ砂漠の黄金の採掘と交易にまつわる施設だと考えられています。
ティエベレ

ブルキナファソの南部にある村・ティエベレ。ここでは、幾何学的な模様が施された住居を見ることができます。この住居の模様はカッセーナと呼ばれる民族が施したもので、女性たちがデザインしているのが特徴です。
ボボ・ディウラッソの大モスク

「ボボ・ディウラッソの大モスク」は、ブルキナファソの西にあるボボ・ディウラッソという町にあります。この地を治めていたシャ王国のケネドゥグ王が、イスラムの政治的指導者であったアルマミィ・シディキ・サドゥの援助を受け、19世紀末に造られました。
特徴的なのは、泥で造られた白壁が緩やかな四角すいの形を造っていること。また、壁から突き出る木の棒もたいへんユニークです。
W=アルリ=ペンジャリ国立公園複合体
「W=アルリ=ペンジャリ国立公園複合体」は、ニジェール、ブルキナファソ、ベナンの3つの国にまたがる国立公園で、世界自然遺産にも登録されています。1996年に世界遺産に登録されたのは、3つの国をまたがるW国立公園のニジェール部分(2,200キロ平方メートルのみ)でした。その後2017年に登録範囲が拡大され、W国立公園に隣接する、ブルキナファソの「アルリ国立公園」とベナンの「ペンジャリ国立公園」も登録されました。
公園内には、サバンナ、灌水地帯、熱帯雨林地帯があるのが特徴です。また450種類以上の植物、350種類以上の鳥類、70種類以上のほ乳類が生息しています。セーブルアンテロープの貴重な生息地、西アフリカ最大のゾウの生息域ともいわれています。
ブルキナファソの特徴・有名なもの
観光スポット以外の、ブルキナファソで特徴的なものや有名なものを紹介していきましょう。
国名の由来
ブルキナファソという国名は、「高潔な人の祖国」という意味があるのだそうです。フランスの植民地時代には、ボルタ川上流に位置することから「オートボルタ(ボルタ川の上流)」と呼ばれていました。
国旗の意味
ブルキナファソの国旗には、黄色、赤、緑の色が使われています。これらの色は「アフリカの色」とされていて、黄色は金などの鉱物資源と希望ある未来を、赤は革命と革命で流された血を、緑は農業と希望を表しているのだそうです。また中央にデザインされた星には、革命の原理と指導力の象徴という意味があるともいわれています。
アフリカ最大の映画祭
首都・ワガドゥグーで、1969年から2年ごとに開催されているのが「ワガドゥグー全アフリカ映画祭(通称フェスパコ)」という映画祭です。これはアフリカ最大級の国際映画祭となっており、アフリカ全土とヨーロッパ諸国の作品が出品されます。
代表的な料理は「トウ」
ブルキナファソの代表的な料理は「トウ」です。トウは、キビやトウモロコシなどの粉をお湯で溶いて、温めながら練りあげたもの。そばがきや練り粥のような、独特の食感をもつ主食です。トマトやピーマン、ニンジン、オクラなどの野菜から作ったソースとともに食べます。
世界遺産や幾何学模様の家が魅力的な国「ブルキナファソ」
ブルキナファソは、世界遺産や幾何学模様の家、アフリカ最大の映画祭など、独特な文化と魅力を持つ国です。その歴史的背景や多様な民族、豊かな自然が織り成す景観は、訪れる人々の心を打つでしょう。治安や生活環境の問題がある一方で、ブルキナファソの文化や自然遺産にはまだまだ多くの魅力が秘められています。この記事で興味を持ったら、ブルキナファソのさらに深い歴史や文化に触れてみてくださいね
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文・構成/HugKum編集部
