『プレ 算数と国語を同時に伸ばすパズル』は、タイトル通り、パズルを解くことで算数と国語を同時に伸ばすことができるドリル。
これまでの『算数と国語を同時に伸ばすパズル』は小学校全学年用でしたが、今回この大人気シリーズから“プレ”が発売。入学前のプレ小学生でも取り組める内容になっています。
小1の娘の反応は…?
まずは、小1の娘に渡してみます。本人曰く勉強が大好きな娘。ドリルを開くと…「何これ?」と最初の感想。自分の知ってる問題を解いていくドリルと違って驚いた様子です。
そう、これは勉強嫌いな子でも思わず「何これ?」と取り掛かってみたくなるような、まさに“パズルを解く”感覚の内容になっているんです。
小1の娘が知っているドリルは、算数ならいわゆる“1+1=”に答えていくような問題が載っているもの。国語なら“ひらがなの穴埋め”などです。そのため、頭の中で考えて解くだけでは整理が追いつかないこのドリルのパズルに、最初はかなり戸惑っていました。
まずは私から「書き込んだりメモとっても大丈夫だよ」と一言だけ声をかけて見守ってみたところ、何やら自分なりに書き込みをしながら解答(不正解)を書き入れる娘。そのあと「これは、どうやって考えたの?」と聞いて、一緒に合っているか確認してみました。
問題を読んで自分の解答が間違っていることに気づいた娘、再度解き直します。もう一度確認して正解になったとわかって嬉しそうな表情!
最初は「れいだい」と書いてあり、裏に解き方の解説があったので読むように伝えると、真剣な顔で読んでいました。
右下に「とければてんさい!」とコメントが書いてあるので、問題が正解するたびに得意顔に。子どもがやる気になるポイントですね。
とても面白かったようで、一人で楽しく進められていました。ドリルの中は初級・中級・上級に分かれていますが、初級はヒントなしで解き切ることができ、娘もご満悦。中級・上級は得意な問題は正解、苦手な問題は、私に「これ、意味がわからない……」と娘から相談されたりと親子のコミュニケーションも生まれました。
ちなみに中級・上級は大人でも一瞬「え……どういう意味!?」と思うものがあります! ぜひ親も一緒に楽しんでみてください。
年中の息子の反応は…?
続いて、年中の息子が挑戦!息子は娘と正反対で大の勉強嫌い(笑)ドリルの形を見ただけで、まずは嫌な顔をしました(笑)
そこで「でもこれ、パズルだよ~。中見てごらん」と言ってみると、ようやく中を見てくれました。思っていたのと違ったようで、問題を読み始めます。
息子に「メモとってもいいんだよ」と伝えると、ぶつぶつ独り言を言いながら解いていました。
ちなみに息子はまだカタカナを書くのが苦手なので、答えを書き入れるのを嫌がり、口頭で答えを言ってもらう方法で進めました。よほど普段からドリルを一人で解いている未就学児でなければ、大人が一緒にいて進めていくやり方がいいと思います。
ちなみに、息子も娘と同じように、得意な問題だと初級・中級・上級関係なしに解けました!
苦手な問題は少し読んだだけで、さっさと次の問題にうつっていました(笑)。子どもの得意不得意分野がわかるのもいい点ですね。
「THE 勉強」っぽくなく考える力・試行錯誤する力が身につく1冊
いい意味で、勉強しているという感覚がなく、勉強できる『プレ 算数と国語を同時に伸ばすパズル』。パズル形式だと、抵抗感もなくなるようです。
さらに言えば、学校の勉強だけでは身につきにくい考える力・試行錯誤する力が身につくので、とてもいいなと思いました。1ページに1つの問題が大きな文字で載っていて、未就学児でも読みやすいので、普段勉強を嫌がるお子さんでも喜んで取り組めるかも!
1枚ずつ切り離しもできるので、持ち歩いて電車での移動時間などに親子で楽しむという方法もオススメです。
「算数と国語を同時に伸ばすパズル」はシリーズで展開中!
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文・構成/下村さき