産後ケアを使ったことある?ママ達のリアルな声を聞いてみた&都内のお洒落な日帰り産後ケア施設を大公開!【3名様にベビーシッター体験プレゼント】

産後ケアサービスは、気にはなっているけれど、金銭面などから利用のハードルが高いと感じている方も多いと思います。産後ケアサービスの「YUARITO」が都心のホテルで癒される宿泊型に加えて、より利用のしやすい、日帰りのデイサービスを9月から開始。産後ケアのプロと産後ケアを利用したことのあるママたちを交えたトークセッションで、リアルな声を聞くことができたのでぜひ、参考にしてください!

日帰り&宿泊型産後ケアサービスが誕生!

産後ケアの重要性は日本でも徐々に認識されつつありますが、まだまだ一般的な認知度は低いのが現状です。そんな中ついに、産後のママが都心のホテルでゆったりとくつろぎながら癒される「都心宿泊型産後ケアサービス」の「YUARITO」が今年7月に始まりました。

そして、今月9月17日には「日帰り型産後ケアサービス」の「YUARITO DAY 日本橋浜町」もオープン!

産後のリアルなママの声が聞けるトークセッション

今回、産後ケアに関するトークセッションが「YUARITO DAY 日本橋浜町」で開催され、産後ケア事業についての取り組みや産後ケアを利用したママのリアルなお話を聞くことができました。

また、オープンしたばかりの「YUARITO DAY 日本橋浜町」施設の見学もしてきたので、出産を控えている方や将来出産を考えいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。

産後ケアの実情と立ち上げの経緯

宿泊型の「YUARITO」と日帰り型の「YUARITO DAY 日本橋浜町」の産後ケアサービスを立ち上げるにあたっての経緯や産後ケアサービスの実情について、三菱地所の新事業創造部の副主事の内田沙紀さんと助産師登録数がトップクラスの「Josan-She’s・ジョサンシーズ」の代表取締役の渡邊愛子さんにお話を聞くことができました。

「YUARITO」と「YUARITO DAY 日本橋浜町」の担当者の三菱地所の新事業創造部の副主事の内田沙紀さん。

内田さんへの質問:「なぜ産後ケア事業を立ち上げようと思ったのでしょうか?」

内田さん:まず、自分の出産がとても大変だったということにありました。36時間近くの陣痛に耐え抜いた後、陣痛促進剤の効果もなく、結局帝王切開になってしまったのです。
一週間の入院の後は自宅に帰ってからボロボロの体で育児が始まりました。帝王切開の傷跡も癒えない体には本当に辛い毎日でした。

これだけ医療も技術も発達した世の中でこんなことがあっていいのかと、育休後にこの現状を変えるような事業はできないか新規事業を提案しました。

内田さんへの質問:「この事業が実現した理由はどこにあると思いますか?」

内田さん:社会的に大きな課題に実体験のある社員が取り組んだことにあると思います。三菱地所はビルの建設など都市計画が主な事業ではありますが、そこに住む人々のサポートも大切で、ファミリーを支える取り組みは大変意義のある事業だと考えています。

渡邊さんへの質問:「なぜ産後ケア事業にサービスを提供することになったのでしょうか?」

「YUARITO」と「YUARITO DAY 日本橋浜町」で産後ケアサービスを提供する「Josan-She's・ジョサンシーズ」の代表取締役の渡邊愛子さん。
「YUARITO」と「YUARITO DAY 日本橋浜町」で産後ケアサービスを提供する「Josan-She’s・ジョサンシーズ」の代表取締役の渡邊愛子さん。

渡邊さん:まず日本では、医療関係者の努力と高い医療技術のおかげで、出産の安全性が非常に高く保たれており、妊産婦の出産時の死亡率は極めて低いです。しかし一方で、妊産婦や産後の女性の死亡原因として最も多いのが自死です。

医療的体制は整っているのに、育児の導線ができていないのが現状です。高度な医療と専門家がいるのに子育てにおいて、最悪自死に追い込まれるほど苦しまなくてはならないのは本当にナンセンスな話だと思います。

だから、産後ケアの領域を病院だけに限定せず民間に広げるなど、体制を変えていかないと子どもが産めなくなると考えて今回の事業に賛同しました。

渡邊さんへの質問:「産後ケアの課題はなんでしょうか?」

渡邊さん:産後ケアサービスの重要性を伝える大変さにあると思います。例えば、ご主人が反対して使うことができない、逆に奥さん自身が育児を誰かに頼ることに引け目を感じ、利用することをためらってしまうことがあるかもしれません。利用者だけではなく、社会全体に産後ケアの文化を広める必要があると痛感します。

また、産後ケアの定義も曖昧というのも理解されない理由にあると思います。自治体などで支援制度が整い、定義がはっきりすれば変わっていけると思います。

渡邊さんへの質問:「産後ケアとはどれくらいの期間なのでしょうか?」

渡邊さん:病院での産後ケア利用は寝返りをうつ前の4ヶ月と定めていますが、最低でも1年が望ましいと考えています。ただ、現状の産後ケアの受け皿はほとんどが病院のみとなっていて、ケアできる月齢が短くなってしまうのが現状です。

産後ケアを1年に伸ばすためには、「YUARITO 」のような民間の施設での受け入れが、より多く必要になると考えます。

産後ママのリアルな声

産後ケアサービス事業についてのお話のあとは、参加者のママから産後の状態や産後ケアサービスの利用について伺うことができました。

自身の赤ちゃんをあやす、産後ケアサービスを利用したことのある参加者
自身の赤ちゃんをあやす、産後ケアサービスを利用したことのある参加者

今回の参加者の皆さんは全員、「ジョサンシーズ」を含め、なんらかの産後ケアサービスを利用したことのある方々で、産後ケアサービスを使うことでどう気持ちの変化がついたか聞くことができました。

妊娠中から出産、産後まで、気持ちの変化をグラフに書いてもらいました。
妊娠中から出産、産後まで、気持ちの変化をグラフに書いてもらいました。

なぜ産後ケアを使いましたか?

「一人目は産後ケアを利用せず、苦労したため、二人目では同じ失敗をくり返さないため、妊娠中から準備をしました」と答えた出産前から準備ができた方は、比較的初めからグラフが安定していました。

参加者の方にはグラフで妊娠から出産後までの心の浮き沈みを表してもらいました(例1)
参加者の方にはグラフで妊娠から出産後までの心の浮き沈みを表してもらいました(例1)

また、「第一子の出産も難産で、産後の体調の不良のため、『ジョサンシーズ』のサポートをお願いしていました」と答えてくれた方は、産後直後はダウンしたグラフも『ジョサンシーズ』の利用を開始した時期から安定していました。

参加者の方にはグラフで妊娠から出産後までの心の浮き沈みを表してもらいました(例2)
参加者の方にはグラフで妊娠から出産後までの心の浮き沈みを表してもらいました(例2)

参加者の多くは、出産後は特に気持ちの乱高下が激しかったのですが、どの方も産後ケアサービスを利用後は安定した様子でした。
皆さんの実体験を聞くことで、産後ケアはママを心身ともに安定させ、母子の健康を守る大切なサービスであると実感しました。

産後ケアサービスの課題は?

「利用のハードルの高さは金額や文化的な背景にある」という声がありました。また、出産後のママの体やメンタルについての情報の少なさも課題で、大変な状態に陥った時に自分が取りに行かないと産後ケアに関する情報まで行きつかず、利用したいサービスがどれだか分からない実情もあるようです。

特に印象深かったのは、今回産後ケアを利用したすべての方に、産後ケアサービスを利用することに配偶者の理解があったという点です。そのことからも産後ケアサービスの周囲への周知も大切だと感じました。

産後ケア期待するサービスは?

最後に、参加者のみなさんが、産後ケアサービスに期待する点をご紹介します。企業の福利厚生に入れたり、行政の支援など、費用などの問題を解決する使いやすさが必要との声もありました。また、産後ケアの正しい情報への窓口があればより使いやすくなるとの意見もありました。

  • ・低月齢だけではない、継続的なサービス
  • ・企業の福利厚生や行政の支援など費用のサポート
  • ・正しい産後ケアへの情報へのアクセスの一元化
  • ・助産師さんの安定感
  • ・夫や家族へのサポート、アドバイス

日帰り産後ケアはこんなところ

トークセッションの後は、日帰り型産後ケア施設「YUARITO DAY 日本橋浜町」を見学することができましたのでご紹介します!

トリートメントルーム

こちらは、産後の女性と1歳未満の赤ちゃんを対象とした産後ケア施設で、育児の悩みや課題を専門スタッフとの対話を通して解消しながら、赤ちゃんを好きなタイミングで預けて一日ゆっくりと滞在できるようになっています。

食事(お弁当)に、ワークショップ、90分のボディケアサービスもオプションとして選択でき、至れり尽くせりのサービスです。

<1日の流れ>
10:00~10:30 受付、カウンセリング
-フリータイム-
12:00前後 お弁当ランチ(外食も可能です)
-フリータイム-
14:30~15:00 ワークショップ(参加任意)
16:00 会計、終了

個別ブースでゆったり

ゆったりとした椅子が用意された個別ブース
  • 個別ブースを利用もできます。机もあるのでリモートワークも可能。遮音性のある空間ではないですが、目線は遮られ、プライバシーは確保されています。ボディケアサービスは産後の女性の体に関する専門知識を持つ助産師・看護師・理学療法士の資格保有者による施術も提供されています。施術中は、もちろん、スタッフが赤ちゃんを預かってくれます。また、助産師をはじめとした専門スタッフによるカウンセリングもあるので、自身や赤ちゃんの体調や、お世話の仕方、授乳に関するお困りごとなど、些細なことでもなんでも気軽に相談することができます。

YUARITO DAY日本橋浜町にはおむつや哺乳瓶などの用意もあるので、手ぶらで来てもOK!保育士がいるので赤ちゃんを預けてママは外出をすることもできますし、プレイエリアには知育玩具や絵本もあるので、託児無しで赤ちゃんと一緒に遊ぶこともできます。

    • <託児あり>
    • ●デイケア(一日利用)
    • 料金:22,000円(税込)
    • 時間:10:00~16:00/10:15~16:15/10:30~16:30
    • 内容:助産師・保育士相談・ワークショップ・昼食(お弁当)・フリードリンク付き

    ●スペシャルケア(90分のボディケアサービス)
    料金:22,000円(税込)
    時間:10:00~/13:00~/15:00~
    内容:アロマトリートメント、骨盤ケアなど(担当者により施術内容は異なります)

    ※デイケア+スペシャルケア同時利用で33,000円(税込)とお得にご利用いただけます

    • <託児なし>
    • 利用料:5,500円
    • 時間:10:00~13:00/13:30~16:30の二部制で各回4組まで
    • 内容:ワークショップ付き(ベビーマッサージや手形・足形制作など日替わり)
    • 場所:人形町駅 徒歩5分、浜町駅徒歩2分の「CIRCLES日本橋浜町」3階
    • 営業日:火木土日(10:00~16:30)

    都内のホテルで宿泊型の産後ケアも!

    水天宮前駅直結のロイヤルパークホテルにある「都心宿泊型産後ケアサービス」の「YUARITO」の室内

    もう一つの「YUARITO」施設は、「都心宿泊型産後ケアサービス」で、都心にあるホテルに宿泊し、ホテルの心地よさを提供し、しっかりと休養をとりながら、助産師をはじめとしたプロによる手厚いサポートを受けられるサービスです。

    こちらも「Josan-She’s・ジョサンシーズ」が提携し、産後ケアサービスを提供しています。

    • 院長 宋 美玄 氏の「丸の内の森レディースクリニック」の医療監修
    • 福島 富士子 氏(医学博士)をアドバイザーに招き、助産師・看護師・保育士の有資格者が24時間体制でサポート
    • ・スキンケア、発達を促すコミュニケーション、環境設定などこだわりのベビーケアを提供

    Yuarito
    メニュー:24時間対応の乳児預かり、授乳支援・育児相談ほか
    料金:75,000円~(税サ込)/1泊あたり(食事別)※最短2泊3日から利用可
    場所: ロイヤルパークホテル | 東京都中央区日本橋蛎殻町2-1-1

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    文・取材/Rina Ota

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