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ママパパが学生時代に注力して取り組んだスポーツは?
まず聞いてみたのはこちらの質問。現在育児に励むママやパパは、学生時代にはどのようなスポーツに熱中していたのでしょうか。
パパの回答
パパたちからの回答を集計してみると、上のような結果に。
「サッカー」が最も多く、「野球」、「バスケットボール」と球技やチームワークが求められるスポーツが人気ですね。ほか、「陸上」や「テニス」、「バレーボール」との回答も散見されました。
ママの回答
ママたちからの回答を集計してみると、なんと「スポーツはやってきていない」が全体の25%超え。
次いでは、「テニス」、「バレーボール」、「バスケットボール」が続き、やはり球技が上位を占める結果となりました。中には、「陸上」や「水泳」、「卓球」、「バドミントン」をやっていたママも。
パパ・ママが熱中してきたスポーツ、子どもにもしてほしい?
現在も続けているかどうかに関わらず、ご自身がやってきたスポーツには多大なる思い入れがあるものではないでしょうか。
みなさんはご自分がやってきたスポーツをお子さんにもやってほしいと思いますか?
アンケートで聞いてみると、「はい(30%)」がやや少なくはあったものの「わからない(35%)」「いいえ(35%)」と、ほぼ同率で票が分かれる結果に。
はい(してほしい派)の理由
それぞれへの回答を詳しく見てみると、「はい(してほしい派)」の理由としては「教えやすい」「(自らの経験から)得るものが多い」「一緒にできる」といったものが目立ちました。
自分も教えやすいため [ 女性 ]
経験して得る物が多かったから [ 女性 ]
子どもと一緒にキャッチボールするのが夢だから [ 女性 ]
親子で同じ趣味がもてる。親が味わってきた楽しみを子どもにも味わってほしい。 [ 女性 ]
自身楽しかったし、本人たちも好きそうだから。護身に役立つと思うから [ 女性 ]
いいえ(しなくていい派)、わからない派の理由
一方で、「いいえ(しなくていい派)」「わからない」の理由としては「自分が好きなスポーツをやってくれたらうれしいが……」と前置きした上で、「子どもには自分の好きなことをやってほしい」「向き不向きがある」とするものが見られました。
【いいえ(しなくていい派)の理由】
好きなものに取り組むのが一番熱中できると思うから [ 女性 ]
子どもがやりたいものを見つけて欲しい [ 女性 ]
向き不向きがあるから。 [ 女性 ]
もちろんやっていたスポーツに興味を持って取り組んでくれたら嬉しいが、息子が好きなことを自分で見つけてそれに熱中してくれたら嬉しいので強制はしたくない。 [ 女性 ]
良い成績をおさめても「親がやっていたから、親が上手だったから」などと言われるのが、可哀想だから [ 女性 ]
辛いことが多いので [ 女性 ]
【わからない派の理由】
子供には子供の特性や好き嫌いがあるため、親が得意だからといって子供にもやらせるべきではないと思います。親の得意なスポーツが子供も好きで、やりたいと言ってくれたら親子で熱中できて嬉しいです。 [ 女性 ]
夫はサッカーをやってたが好きなのは野球。子どもが好きなスポーツでいい。 [ 女性 ]
子どもに習わせたいスポーツは?
子どもに習わせたいスポーツを聞いてみると、なんと「水泳」が30%超え! 「ママパパが学生時代に熱中していたスポーツ」としてはどちらかといえば少数派でしたが、ここでは一転して圧倒的な人気を見せました。
次いでは「その他」が続きましたが、「ダンス」「サッカー」「バスケットボール」のようなチームでのプレイが中心となりそうなものにも票が寄せられました。
理由は?
回答の理由を見てみると、水泳に関しては「基礎体力が身につくから」といったものが多く、「ダンス」「サッカー」「バスケットボール」のようなスポーツを選んだ理由としては、やはり「チームワークを学べるから」といった声が目立ちます。
スポーツを通じて何を得てほしいのかによっても、お子さんに習わせたいスポーツは異なりそうですね。
今、子どもが習っているスポーツは?
では、実際にはどのようなスポーツをお子さんは習っているのでしょうか。こちらも「はじめたきっかけ」とあわせてアンケートで聞いてみました。
実際にお子さんが習っているスポーツとしては、やはり「水泳」が25%超えと圧倒的!
「スポーツする予定なし」も多かったものの、「水泳」と同様に基礎体力が鍛えられそうな「体操」も人気でした。ばらついてはいるものの、「サッカー」「ダンス」「バスケットボール」「野球」等のチームワークが主とされるスポーツにも票が寄せられています。
はじめたきっかけは?
お子さんがこれらのスポーツを始めたきっかけも聞いてみました。一番人気だった「水泳」では、喘息だと診断されたことをきっかけに「肺活量や持久力の向上を期待して始めた」といったものが散見されます。
ほか、「体操」等には「体力があり余るので習わせた」といったものも。中には、「親がやっていたので」といった、ママやパパからの影響がうかがえるものもありました。
喘息で水泳を5歳から習っています。体を強くすることが良いということに気づき始めています。 [ 男性 ]
喘息と診断され、水泳が喘息に良いと聞いたから [ 女性 ]
体力があり、ずっと外で遊んでいるので、親の体力がついていけなくなり、体操教室にいれた [ 女性 ]
お友達が通っていたので [ 女性 ]
強い体、心肺機能を培うため。 [ 女性 ]
両親がしていたスポーツなので、自然と [ 女性 ]
父(私)がサッカーにしてほしいな…と言った事も影響している気がします。 [ 男性 ]
父親が野球しているのを見て興味を持ったから。 [ 女性 ]
お子さんの興味や健康への影響を優先するママパパが多数
本記事では、ママやパパがやっていた(やっている)スポーツと、お子さんにやってほしい&実際に習っているスポーツの関係のアンケート結果をご紹介してきました。
多くのママやパパが、ご自身がやっていたスポーツをお子さんにもやってほしいと密かに願ってはいるものの、実際には、お子さんの興味や健康への影響を優先して習い事選びをしていることが伝わってきましたね。
とはいえ、ママやパパが一緒にプレーできるからこそ、そのスポーツを楽しく長く続けられり、スポーツが家族の大切なコミュニケーションの場となったりすることもあるはず。
習いごと選びの際には「スポーツを通じて、お子さんに何を得てほしいのか」を考えてみると、スポーツにする習いごと選びの視野もさらに広がるかもしれません。
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文・構成/羽吹理美