【投票スタート!】コメ不足、キャッシュレスが川柳に!?〝サラ川〟2024 年優秀100 句から「HugKumのお気に入り川柳」を選んでみた!

毎年世相を表した力作が並ぶ「第一生命『サラっと一句!わたしの川柳コンクール』」。2024年の優秀100 句が決定しました。その中からHugKum世代に刺さる句を「HugKumが選ぶお気に入り川柳」としてピックアップしてみました。あるある!と共感できる句にはぜひベスト10に投票を!

40年の歴史を誇る「サラ川」、今回もユーモアたっぷりの優秀句がいっぱい!

「第一生命『サラっと一句!わたしの川柳コンクール』」(旧:『第一生命サラリーマン川柳コンクール』)は1985 年、第一生命の社内報企画として誕生し、2 年後の1987 年から全国で一般募集を開始。

1989 年からは、その年の応募作品から社内選考委員で優秀100 句を決定、その中からベスト10 を決める一般投票が始まりました。さらに2022 年には「第一生命サラリーマン川柳コンクール」から、「第一生命『サラっと一句!わたしの川柳コンクール』」へ名称を変更。

今年で40年の歴史を誇り、川柳を世の中に広めたと言っても過言ではない人気企画「サラ川」。今年の応募総数はなんと約5 万2,000 句! 世相を反映したユーモアたっぷりの優秀句発表を、毎年楽しみにされているパパママもいるのでは?

2024年のトレンドはコメ不足やキャッシュレス?

2024 年は物価高に加えて円安も進み、せっかくの旅行先でも節約を迫られる事態に。また、コメ不足が本格化してスーパーで品薄状態が続き、米の価格が高騰した「令和の米騒動」を笑いに変える句も入選しました。他にも株価と大谷翔平選手、新紙幣とキャッシュレスなど、今年もトレンドを組み合わせた「サラ川」らしさ満載の作品がずらりと並ぶ結果に。

優秀句100句はこちらからご覧ください。

そこで今回は100句の中から、HugKum世代に特に刺さった「お気に入り川柳」を、2024年話題になったテーマ別に選んでみました。

食べ盛りを抱えるHugKum世代を直撃! 物価高やコメ不足にちなんだ句

面くらう 米の高値に 麺喰らう(ロンちゃん)

スーパーからコメが消えた2024年。やっと見つけた!と思っても思わぬ高値に購入をためらってしまうこともありました。子どもたちが勢ぞろいする長期休暇、やむを得ずパスタやそうめんなどの麺類でしのいだ、というご家庭も多かったのでは?

物価高や円安を絡めた句はほかにも

見切り品 今日も貢献 フードロス(SDGs貢献隊)
ワイキキの オーシャンビューで カップ麺(しばまな)

常に価格ばかりを気にしていた日常生活。せめて旅行先では節約から逃れたい!と思いつつもカップ麺をすする気持ち、思わず共感してしまいます。

もはやキャッシュレスが当たり前? 新札も発行された2024年ならではの句

お年玉 そろそろきたか キャッシュレス(恒じいじ)
久々に キャッシュを使う 初詣(Pay太郎)

「奇跡の9連休」と言われた2024~2025年の年末年始。久しぶりに帰省されたファミリーも多かったのではないでしょうか? キャッシュレス生活で使う頻度も減った現金。初詣のお賽銭やおみくじ用に慌てて小銭を用意した、というパパママも多かったのでは?

キャッシュレス 影薄くなる 偉人達(北鎌倉人)

お年玉で初めて新札を見た、という子どもたちもいたかもしれません。みなさんは新札に登場した偉人の名前、全員言えますか?

スマホがないと生きていけない人も大量発生

落とせない 昔は財布 今スマホ(山宗雲水)
パパママの 歩きスマホを 子が叱る(アップダウン)

電子決済や電子チケット、マイナンバーカードまでも電子化され、スマホがないと日常生活も不便になってきたと感じることが多かった2024年。個人情報含め、もはやいちばんの貴重品はスマホと言えるのかもしれません。
乗り換えや目的地への道順を調べるのもすべてスマホで、ついつい歩きスマホになりがちなパパママ、子どもに怒られた経験、ありませんか?

孫に聞く TikTokは 秒針か?(照源爺)

スマホを軽やかに使いこなすデジタルネイティブ世代の子どもたち。使い慣れた動画アプリをじいじばあばたちにどう説明するのかも気になります。

明るい話題と言えば「オオタニサン」の大活躍!

ドジャースの 試合に合わせ 予定組む(まこもじゃる)
チェックする 今日の株価と オオタニサン(ニャンツ)

暗い話題が多い中、日本中を熱狂させたのが、ロサンゼルス・ドジャース大谷翔平選手。もはや国民的ヒーローの「オオタニサン」の大活躍には日本中が熱狂!
ニュースやワイドショーが大谷選手の話題で埋め尽くされる日も増え、地上波でもドジャースの試合中継が放送されました。50本/50盗塁のメジャーリーグ新記録がかかる試合では、眠い目をこすりながらリアルタイムで達成の瞬間を見守ったファミリーもいたかもしれません。
日本中の小学校にグローブを寄付するなど、その人柄にも感動する人たちが続出した1年でした。

「第一生命『サラっと一句!わたしの川柳コンクール』」ベスト10 一般投票受付中!

「第一生命『サラっと一句!わたしの川柳コンクール』」は、3/18(火)までこちらから一般投票を受付中。5 月下旬にはベスト10 の結果が発表される予定です。

ご紹介した以外にも、あるある!と共感できる句がずらり。投票者には豪華プレゼントが当たるチャンスも! 2024年を振り返って、親近感のある句に投票してみてはいかがでしょうか。

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文・構成/kidamaiko 協力/第一生命
※川柳作品の著作権はすべて第一生命に帰属しています。

 

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