「ホワイト餃子」って何? みんなで楽しむ〝自宅版〟皮から手作り・なんちゃってホワイト餃子レシピに挑戦!

「ホワイト餃子」は、お取り寄せはもちろん、みんなで手作りするのも楽しい料理です。子どもと一緒に餃子の皮を作り、具材を混ぜ、包んで焼くまでの工程は、料理の楽しさを存分に味わえます。出来上がった餃子のおいしさは格別で、その特徴と作り方を一緒にみていきましょう。

ホワイト餃子は、千葉県野田市発祥の餃子です。おいしさはもとより、家族での食事やイベントにぴったりで、子育て世代が楽しめる魅力が詰まっています。今回は、そんなホワイト餃子の特徴や入手方法を紹介しながら、自宅で楽しめる〝なんちゃってレシピ〟もみていきましょう。

ホワイト餃子ってどんな餃子?

ホワイト餃子は、千葉県野田市にある「ホワイト餃子本店」発祥の餃子で、株式会社ホワイト餃子の商標登録商品です。昭和30年代に創業者・水谷信一氏が中国で学んだ餃子をもとに、日本人の口に合うように改良されたのが始まりです。

ホワイト餃子の特徴

一般的な餃子とは異なり、まんまるのお団子のような形をしています。厚めの皮で包まれ、表面はカリッと、中はもっちりとした食感です。キャベツやニラがたっぷりと入り、シンプルながらも深い味わいです。

  • 創業者の水谷信一氏が、中国・ハルビン出身の白(パイ)さんから餃子作りを学んだことが由来とされています。これにちなんで「ホワイト(白)餃子」と名付けられました。

通販情報

  • 千葉県野田市の本店をはじめ、全国各地の直営店や販売店で購入できます。

・餃子のはながさ ホワイト餃子 64個

フライパンで焼くだけでなく、蒸し器で蒸したり鍋の具材に使ったりと、様々な調理方法でお楽しみください。冷凍のまま調理できます。

焼き方の特徴

ホワイト餃子の調理は、フライパンで茹でた後、油を注いで焼くのが特徴です。たっぷりの油を使うので、焼くというより「揚げ焼き」に近くなります。この焼き方のおかげで、外はカリッと中はジューシーな食感が生まれます。

人気の理由

野菜たっぷりなのにおやつのような味ですから、子ども達には大人気。食事としてはもちろん、おやつやパーティーメニューとしても重宝します。皮が厚いので食べ応えがあり、成長期のお子さんでも満足感が得られます。

また、皮を作って包む作業も楽しめるため、手作り感のあるイベントが演出できます。

家庭で作る際のポイント

ホワイト餃子を作る過程も楽しいので、ぜひ家族みんなで協力して作ってみてください。焼き立ての熱々をみんなで囲んで食べれば、素敵な思い出になります。

【家庭版】ホワイト餃子風レシピ

・材料

(4人分 約20個)

薄力粉 200g
強力粉 100g
熱湯 120ml
塩 小さじ1/2

サラダ油 小さじ1

豚ひき肉 200g
キャベツ(または白菜) 100g
長ネギ 1/2本
ニラ 1/4束
しょうが 1片
塩 少々

【調味料】
酒 大さじ1/2
醤油 大さじ1/2
ごま油 大さじ1/2

打ち粉(片栗粉) 小さじ1

サラダ油(揚げ焼き用) 適量
ごま油(仕上げ用) 適量

【タレ】
(お好み量)

醤油
こしょう
ポン酢
ラー油

・生地の作り方

【1】ボウルに薄力粉と強力粉をふるい入れます。熱湯に塩を溶かし、少しずつ加えながら混ぜ合わせてください。

生地を手でまとめ、打ち粉を振りかけて台の上でこねます。生地の表面がなめらかになればOKです。

【2】生地を丸くまとめ、ラップで包んで休ませます。

・具の作り方

【1】キャベツ、長ネギ、ニラを細かく切り、しょうがをすりおろします。塩を振りかけ、全体に混ぜ合わせておきます。

【2】ひき肉に粘りが出るまでよくこねてください。

【3】【1】の野菜から水気を絞り、【2】のひき肉に加えてよくこねます。調味料を加えて、さらにこねます。

・包み方

【1】休ませた生地を棒状に伸ばし、20等分に切り分けます。くっつきやすいので、打ち粉を振りかけながら進めてください。

【2】一つずつ手で潰し、薄く広げます。真ん中は厚く、外側を薄く伸ばします。

多少形が不揃いでも問題ありません。気楽に進めて、お子さんも楽しく参加してください。
多少かたちが不揃いでも問題ありません。気楽に進めて、お子さんも楽しく参加してください。

【3】皮の中央に具材をのせ、閉じていきます。皮が厚いので、指でつまむだけでくっつきます。

市販の皮よりも分厚いので、とっても包みやすいです。
市販の皮よりも分厚いので、とっても包みやすいです。

・焼き方

【1】鍋にお湯を沸かします。

【2】フライパンに油(小さじ1)を広げ、包んだ餃子を並べます。

【3】【1】のお湯を餃子の半分くらいまで注ぎ入れます。火をつけて、蓋をします。

最初に強火で沸騰させてください。その後中火にして蒸し焼きにします。

【4】水分が少なくなると音が変化します。音が高くなったら蓋を開け、油を適量回し入れます。油を加えることで、より高温で焼き上げることができます。

餃子の焼き色を確認しながら、全体に火が通るようさらに焼いてください。

【5】焼き上がりに、ごま油を少量加えると、香り良く仕上がります。

【6】餃子のタレは酢醤油のほか、酢とこしょう、ポン酢など、お好みの味付けでお召し上がりください。

みんなで楽しむ手作りホワイト餃子パーティー

友だちを招いて、ホワイト餃子パーティーを開くのもおすすめです。餃子の皮を作ったり、具材を混ぜたりする体験は、子どもたちの食育にもつながります。

大人数で楽しむためのコツとアイデア

家族や友人と一緒に餃子を包むことで、食事の時間がイベントになります。形が多少いびつでも大丈夫。みんなで包む時間を楽しんでください。

ホットプレートを使えば、一度に大量の餃子が焼けるので、大勢での食事にぴったりです。

タレを数種類用意して味変すると、参加者それぞれの好みに合わせることができます。

子どもと楽しむアレンジレシピとトッピング

チーズをのせて焼くと、濃厚な味わいに。ケチャップやマヨネーズをつけて食べてもおいしいですよ。

ピリ辛ラー油を添えると、大人向けの味変が楽しめます。

ポン酢と大根おろしでさっぱりと食べると、食欲が湧いてきます。

作り置き・保存のコツ

ホワイト餃子は、冷めてもしく、お弁当のおかずや、スープの具材としても重宝します。

冷凍保存する場合は、一個ずつラップに包み、フリーザーバッグに入れてから冷凍庫で保存してください。調理は冷凍のままフライパンで焼けば、カリっと仕上がります。

手づくりが楽しいホワイト餃子

ホワイト餃子は、子育て世代にもぴったりの楽しくておいしい餃子です。家族みんなで作ったり、大勢でワイワイ楽しんだりするのに最適です。ぜひ、自宅で手作りしたり、本場の味を通販で取り寄せたりして、ホワイト餃子を存分に楽しんでください。

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構成・文・写真(一部を除く)/もぱ(京都メディアライン)

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