餃子の皮を使ったスープ鍋レシピ
【1】餃子鍋
汁で煮た餃子がつるんと食べやすい。アツアツを召し上がれ。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
【A】
豚ひき肉 150g
長ねぎ(みじん切り) 8cm分
しょうが(すりおろし) 小さじ1/2
しょうゆ 小さじ1
餃子の皮 16枚
もやし 1パック
にら 1束
焼き豆腐 1/2丁
【B】
水 3~4カップ
鶏がらスープの素 大さじ1と1/2~2
しょうゆ 大さじ1~1と1/3
ごま油 大さじ1/2
ラーメン(乾麺) 3袋
◆作り方
【1】【A】はよく練って16等分にし、餃子の皮で包む。
【2】もやしは洗ってざるに上げ、にらは5cm長さに切る。豆腐は奴に切る。
【3】鍋に【B】を煮立て、【2】と【1】を入れて5分ほど煮る。ラーメンは適宜加えて煮る。
◆ポイント
ラーメン1/2袋(子ども1人分)を半分に折り、鍋の具を寄せたところで煮る。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
料理研究家、栄養士。二人の女の子のママ。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。
『ベビーブック』2014年12月号
餃子の皮を使った人気レシピ
【1】鶏とはんぺんの水餃子
温め食材の代表格、しょうがで風味がUP。体もポカポカ!
◆材料
(25個分)
しいたけ 3枚
しょうが 1片
鶏ひき肉、はんぺん 各100g
餃子の皮 25枚
【A】
鶏がらスープの素 小さじ1
水 800ml
塩 小さじ2/3
しょうゆ 大さじ1/2
◆作り方
【1】石づきを除いたしいたけ、しょうがはみじん切りにしてボウルに入れ、鶏ひき肉、はんぺん、塩少々(分量外)を加えて混ぜ合わせる。はんぺんをぐちゃぐちゃっとつぶすように混ぜ合わせて。
【2】餃子の皮に【1】を適量のせて、端に水をつけて包む。
【3】鍋で【A】を温め、【2】を加えて3分ほど煮たら、塩、しょうゆで味を調え、器に盛る。
◆ポイント
汁物やスパイスなど、体を温める食べ物で体温を上げれば、免疫力もUP!
半分に折って両端をくっつける。
教えてくれたのは
牛尾理恵さん
うしおりえ/料理研究家。フードコーディネーター。栄養士の資格ももつ。病院での食事指導、料理研究家の助手、料理専門の制作会社を経て独立。おいしく、作りやすく、体にやさしい家庭料理が人気。
『めばえ』2018年2月号
【2】緑ピーマンと高野豆腐の餃子
高野豆腐が水分を吸ってジューシー!お肉を使わないヘルシーな焼き餃子。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
緑ピーマン 3個
しいたけ 2枚
高野豆腐(乾) 1枚(15g)
【A】
しょう油 小さじ1
ごま油 小さじ1/2
塩、こしょう 各少々
しょうがのすりおろし 少々
小麦粉 大さじ1
餃子の皮 20枚
ごま油 小さじ2
酢、しょう油、ラー油(大人用) 各少々
◆作り方
【1】ピーマンはみじん切りにして水気を軽く絞る。しいたけはみじん切りにする。高野豆腐はお湯(分量外)でもどし、水気を絞りみじん切りにする。
【2】【1】をボウルに入れ、【A】を順に加え混ぜ、餃子の皮に包む。
【3】フライパンにごま油を熱し、【2】を並べて中火で焼く。餃子の底面が少し色づいたら水(分量外)を餃子の高さの半分くらいまで入れてフタをし、中火で蒸し焼きにする。
【4】水がほとんどなくなったら、フタを外して火を強め、底面がこんがりきつね色になるまで焼く。
【5】器に盛り付け、酢としょう油とラー油(大人のみ)を混ぜ合わせたタレを添える。
教えてくれたのは
カノウユミコさん
野菜料理研究家。鳥取県の専業農家に生まれ、生来の野菜好き。高校時代から自然食に興味を持ち、ベジタリアン料理・精進料理を研究。現在は鳥取に住み、自ら野菜を自然栽培。東京でも毎月、野菜料理教室を開催している。
『めばえ』2017年7月号
【3】ほうれん草とチーズの水餃子
子どもたちが大好きなチーズを効かせて、ひと味違った餃子に大変身!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
餃子の皮 16枚
豚ひき肉 100g
ほうれん草 1/4束
チーズ 120g
塩・こしょう 各少々
レタス 4枚
【A】
黒酢 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
◆作り方
【1】ほうれん草はみじん切りにし、チーズは5mm角に切り、ひき肉、塩、こしょうと合わせよく練る。
【2】餃子の皮に【1】を等分にのせ、皮の周りに水を塗って閉じる。
【3】お湯をたっぷり沸かし、【2】を入れて5分ほどゆでる。
【4】レタスをせん切りにして器に盛り、【2】をのせ、混ぜ合わせた【A】を添える。
教えてくれたのは
尾田衣子さん
「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室Assiette de KINU」を主宰。男の子のママでもある。
『めばえ』2014年2月号
餃子の皮を使ったおかずレシピ
【1】カリカリパンのミルフィーユ
餃子の皮で手軽に作れる!オシャレな見た目でオードブルや、大人のおつまみにも。
◆材料
(4人分)
餃子の皮(大)(あればカラザウパン) 12枚
まいたけ、しいたけ、エリンギ 各1パック
生ハム 8枚
スカモルツァ・ビアンケチーズ(またはスモーキーなプロセスチーズ) 1個(約300g)
セルフィーユ(好みのハーブでもOK) 1束
ローズマリー 1束
エキストラバージンオリーブオイル、黒こしょう、塩 各適量
◆作り方
【1】オリーブオイルをひいたフライパンで、餃子の皮の両面をカリカリに焼き、塩・こしょうで味を調整する。
【2】別のフライパンにオリーブオイルをひき、ロ ーズマリーをちぎり入れ、石づきを取って食べやすい大きさに切ったきのこ類、3~4cm幅に切った生ハムを加えて炒める。
【3】【1】をクッキングシートの上に並べ、その上に【2】、スライスしたチーズをのせて、200℃に予熱したオーブンで約5分焼く(チーズが溶けるまで)。
【4】【3】を3つミルフィーユ状に重ね、セルフィーユを適量ずつ飾る。
教えてくれたのは
ベリッシモ・フランチェスコさん
イタリア料理研究家、料理コンサルタント。イタリア・ローマ出身。料理指導のほか、各メディアを通し、イタリアと日本の文化の架け橋的な役割を果たす。オリーブオイル・ソムリエ(AISO認定)としても活躍。
『めばえ』2016年12月号
【2】いわしとチーズのパリパリ餃子揚げ
パリパリの食感が楽しい餃子。いわしとチーズの組み合わせが新鮮!子どもも喜ぶ人気メニューです。
◆材料
(作りやすい分量)
いわし(刺身用/皮なし) 1尾分
にんにく 1/5片
プロセスチーズ 20g
みそ 小さじ1/2
餃子の皮 10枚
揚げ油 適量
◆作り方
【1】いわし(※ポイント参照)は1cm角程度に切る。塩少々(分量外)をふって10分ほどおき、水気を拭き取る。にんにくはすりおろし、チーズは5mm角程度に切る。
【2】ボウルに【1】とみそを入れて混ぜる。10等分にして餃子の皮にのせ、縁の半分に水(分量外)を塗り、半分に折ってひだをつける。
【3】揚げ油を170℃に熱し、【2】をきつね色になるまで揚げる。
◆ポイント
※いわしを丸ごと仕入れた場合は、「手開き」が簡単!
≪下準備≫
頭を落として腹の薄い皮指でやぶいて広げ、溜め水の中で内臓などをサッと洗い流す。水気はキッチンペーパーでしっかり拭き取っておく。
【1】親指を尾に向けて滑らせながら尾下までしっかり開く。
【2】身を押さえながら、中骨を取る。
【3】表に返してまな板に広げ、皮をむく。
教えてくれたのは
松尾みゆきさん
管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍の傍ら、幼児がすすんで食べるおいしさと栄養にこだわったメニューを日々考案している。二児の母。
『めばえ』2018年7月号
簡単にできる餃子の皮を使ったレシピ
【1】市松鮭
餃子の皮で包んでカリッと焼く!お正月や、節句のお祝いに。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
生鮭(切り身) 2枚
塩、こしょう 各少々
じゃがいも(メークイン) 1個
餃子の皮 6枚
サラダ油 小さじ1
【A】
白すりごま 大さじ1
しょうゆ、みそ、みりん 各小さじ1/2
だし 小さじ2
◆作り方
【1】鮭は皮と骨を取り除いて4~5cm長さの棒状に切り、塩、こしょうを振る。じゃがいもは鮭と同様に棒状に切り、耐熱容器に入れてラップをかけ、電子レンジで1分30秒加熱する。
【2】餃子の皮に鮭とじゃがいもを市松になるように置き、巻き終わりに水をつけてとめる。
【3】フライパンにサラダ油を中火で熱し、【2】 のとじ目を下にして入れ、転がしながら焼く。焼き色がついたら蓋をして、弱火にして1分蒸し焼きにする。
【4】 食べやすく切り、大人は【A】を混ぜたたれをつけて食べる。
*ポン酢しょうゆや酢じょうゆでもOK。
◆ポイント
餃子の皮の中央に鮭とじゃがいもを上下の段が交互になるようにのせ、皮で包んでとめる。
鮭にしっかり火が通るよう、焼き色がついたら仕上げの1分は蓋をして蒸し焼きにする。
教えてくれたのは
落合貴子さん
料理研究家、栄養士。1男1女を育てながら、大人も子どもも喜ぶ「おいしさ」「見た目」「食べやすさ」を工夫して、栄養バランスのよい料理を提案している。電子レンジの時短クッキングが得意。
『ベビーブック』2016年1月号
【2】餃子の皮のパリパリスティック
食感を楽しむ超簡単レシピ。お好みのソースにディップしていただきましょう。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
餃子の皮 12枚
オリーブ油 適量
◆作り方
【1】餃子の皮はくるくると巻き、巻き終わりを水で留め、表面全体にオリーブ油を塗る。
【2】オーブントースターの天板に【1】を並べ、こんがり色づくまで7~8分焼く。
【3】好みのディップ(いちごジャム、チョコレートシロップ+スプレーチョコ、メープルシロップなど)をつけて食べる。
教えてくれたのは
市瀬 悦子さん
フードコーディネーター、料理研究家。テーマは「おいしくて、作りやすい家庭料理」。NHKEテレ「すすめ!キッチン戦隊クックルン」の料理も監修。
『ベビーブック』2013年12月号
お弁当に◎な餃子の皮を使ったレシピ
【1】くるくるパンの親子弁当
くるくるパンは持ちやすくて子どもに人気 ! 紙のボックスなら、帰りはたたんで荷物を減らせます。
◆材料
【焼きりんごチーズ&卵のくるくるパン】
(大人1 人分+子ども1 人分)
サンドイッチ用食パン 6枚
クリームチーズ(常温に戻す) 50g
りんご 1/3個(70g)
バター 大さじ1/2強(7g)
【A】
ゆで卵 1個
マヨネーズ 大さじ1
塩 少々
【かぼちゃとツナの焼き春巻き】
(大人 1人分+子ども 1人分)
かぼちゃ 50g
ツナ(水煮) 大さじ2(25g)
塩 少々
餃子の皮 6枚
【キャロットミートボール】
(大人 1人分+子ども 1人分)
合いびき肉 150g
にんじん 小1/2本(70g)
【A】
溶き卵 1/2個分
塩 少々
トマトケチャップ 小さじ1と1/2
パン粉 大さじ2
サラダ油 小さじ1
【B】
トマトケチャップ 大さじ1
チリペッパー(あれば) 少々
◆作り方
【焼きりんごチーズ&卵のくるくるパン】
【1】りんごは皮と芯を除いて1cm角に切り、バターを弱火で熱したフライパンで2分ほど炒める。粗熱をとり、クリームチーズと混ぜる。
【2】ラップ(幅22cm)の上に食パンをのせ、中央に1の1/4量をのせて端からそっと巻く。ラップでしっかりと包み、端をねじってマスキングテープやビニールタイで留める。同様に3本作り、ラップごと半分に切る。
【3】大人用に残りの食パン2枚には、つぶし混ぜた【A】をのせ、同様にラップで巻き、半分に切る。
【かぼちゃとツナの焼き春巻き】
【1】かぼちゃは皮ごとよく洗って一口大に切り、柔らかくなるまでゆでる。
【2】 【1】の湯を切り、熱いうちにフォークでつぶし、ツナと塩を加えて混ぜる。餃子の皮に等分してのせ、棒状に丸め、巻き終わりに水をつけて留める。
【3】オーブントースターで8分ほど、焼き色がつくまで焼く。
【キャロットミートボール】
【1】にんじんはすりおろす(飾りを作る場合は、5㎜厚さの輪切りを2枚用意し、柔らかくなるまでゆでて星型で抜く)。
【2】ボウルに合いびき肉、1、Aを入れてよく混ぜ合わせる。
【3】フライパンにサラダ油を熱し、【2】を一口大に丸めて並べる。フタをして蒸し焼きにし、中までしっかり火を通す。大人は好みで【B】を混ぜてかける。
◆ポイント
■焼きりんごチーズ&卵のくるくるパンのポイント
パンの中央に具をのせ、手前を持ち上げてくるっと巻き、そのままラップで包んで端をねじる。
教えてくれたのは
黄川田としえさん
料理家、フードスタイリスト。1 男1 女の母。tottoちゃんの愛称で「tottorante」を主宰。子どもの心と体を支える、ぬくもりと彩りにあふれた食卓にファンが多い。インスタ(@tottokikawada)
『ベビーブック』2018年4月号
餃子の皮を使ったピザレシピ
【1】餃子の皮でてりやきチキンピザ
ちょっと多めに作ったおかずを、次の料理にリメイクするのがおすすめ!てりやきチキンが、フライパンひとつでピザに変身!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分:2枚分)
餃子の皮 20枚
てりやきチキン 1切れ(1/2枚分)
玉ねぎ 1/4個
【A】
てりやきチキンのたれ 大さじ2
マヨネーズ 大さじ2
コーン 50g
ピザ用チーズ 60g
◆作り方
【1】てりやきチキンは1~2cm角に切る。玉ねぎは薄切りにし、酢水に軽くさらして絞る。
【2】ピザを2枚焼く。フライパンに餃子の皮10枚を並べて【A】を塗り、【1】とコーンを散らし、チーズをのせる。フタをして中弱火にかけ、5分蒸し焼 きにする。もう1枚焼く。
*仕上げに刻みのりを散らす
◆ポイント
餃子の皮は丸くなるように重ねて並べる。 26cmのフライパンで10枚が目安。
■リメイクするのに便利!てりやきチキンの作り方。
■材料
(大人4人分+子ども4人分)
鶏もも肉 3枚
塩・こしょう 各少々
片栗粉 大さじ2
サラダ油 大さじ1
【A】
しょうゆ 大さじ3
みりん 大さじ3
酒 大さじ3
砂糖 大さじ2
■作り方
【1】鶏肉は脂肪を切り落として半分に切る。塩、こしょうをふって、全体に片栗粉をまぶす。
【2】フライパンにサラダ油を熱し、【1】の皮を下にして入れる。焼き色がついたら裏返し、余分な脂をキッチンペーパーで拭きとる。
【3】【A】を加えてフタをし、中弱火で5分煮、フタを取り、汁けが少 なくなるまで煮詰める。
リメイクおかずの3つの基本。
【1】量は1食分の 2倍が目安
【2】味付けは控えめに
【3】保存は容器に移し替えて
教えてくれたのは
島本美由紀さん
料理研究家・ラク家事アドバイザー。 忙しい主婦に向けて、身近な食材でパパッと作れるおいしい時短レシピを考案。テレビや雑誌を中心に活躍。暮らし全般のハッピーもプロデュース。
『ベビーブック』2017年5月号
【2】いろいろなもので巻く!ピザ風餃子の皮巻き
くるっと巻いてトースターで焼くから簡単!好きな具材を楽しく食べましょう!
◆材料
(6個分)
餃子の皮 6枚
トマトケチャップ 大さじ1
ピザ用チーズ 大さじ1~2
ベーコン(細切り) 1枚分
ブロッコリー(小房) 12個
サラダ油 少量
◆作り方
【1】餃子の皮にケチャップを薄く塗り、ピザ用チーズ、ベーコン、ゆでたブロッコリーをのせて巻く。
【2】【1】にサラダ油を薄く塗り、オーブントースターで5~6分焼く。
教えてくれたのは
ほりえ さちこさん
栄養士、フードコーディネ ーター、飾り巻き寿司インストラクター1級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理や、かわいいお弁当レシピが人気。
『ベビーブック』2012年7月号