中学受験なんて考えてもいなかったのに
「子どもにどんな教育を受けさせたい?」という大きな問いに向き合ったときから物語はスタートします。シングルマザーとして時間もお金も限られる中、親子が中学受験という選択をしたきっかけは、息子の気まぐれな一言でした。
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あとは塾にまかせれば…の大誤算
なんとか塾に入れてひと安心、と思ったのも束の間、いちばん下のクラスに落ちてもやる気を出さない息子。彼の塾通いの目的は、なんと友達とのコミュニケーション? 母と子のモチベーションのギャップが明らかに。
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学校見学で見えてくるもの
「男子校より共学のほうが楽しそう」。中学校見学に参加した息子の安易な本音に、私は戸惑いと憤りを感じます。また、学校でいじめ事件が発生し、親としての心構えを再考させられて…。
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「塾に来るだけでは成績は上がりません!」
息子は成績が伸びず、いちばん下のクラスに馴染んでしまいます。先生にも「きちんと家で勉強を」と叱責され、私は塾の宿題をやらせようと奮闘しますが、効果なし。学校の担任の先生も登校拒否になり、悩みは尽きません。
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親自身が自分を振り返る
息子の学習態度から、私は自分の育児方法を見直しはじめます。吉田松陰の言葉に触発され、息子の自立を目指す決意から全寮制中学校への進学を検討しはじめますが…。
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「全寮制」という選択肢
塾長から全寮制・中高一貫校への進学を提案された私たち親子。息子を手放すことへの不安と葛藤を抱えながらも、息子の未来のために決断を下します。私が「この学校に入れよう」と決意した瞬間とは。
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偏差値30台の息子がめざすのは…
偏差値30台の息子が志望校として挙げた学校は、なんと偏差値65…。身の程知らずと驚愕するものの、塾長の励ましもあってチャレンジすることに。ところが本人のやる気スイッチはなかなか入らず、鉄拳家庭教師の生活指導がはじまります。
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禅寺修行からの立て直し
自己管理ができない息子は、知人から禅寺修行を提案されます。厳しい生活指導を経て、息子の生活態度は改善されたものの、成績のほうは偏差値50どまり。そんな本人から「家庭教師をつけてほしい」との希望が。

家庭教師も値段はピンキリ
家庭教師の紹介所経由で〝ゴールドコース〟の教師を紹介されるも、その教え方に満足できず、ついには〝エクセレントコース〟“合格請負人”と呼ばれる源先生を紹介されます。清水の舞台から飛び降りたつもりで、その指導を仰ぐことにしましたが…。
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〝合格請負人〟を信じて
「まずは〝手を抜く学習スタイル〟を変えること」という源先生の指導で、少しずつ変わっていく息子。目に見える成果を期待したのですが、模試の結果は偏差値40台のまま。源先生は「必ず合格させます」と言いますが…。
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本番試験とはじめての挫折
受験本番まで、残された時間はわずか4か月。〝合格請負人〟源先生が説くのは「受験本番の戦い方」でした。プレ模試での偏差値が依然として40台の息子に、先生は「偏差値は合格へのパスポートではない」と言いきります。

「不合格」からはじまるスタート
「不合格」は子どもに突きつけられる重い現実。「悔しい」「絶対に第一志望に入りたい」という気持ちが、息子の受験への姿勢を変えていきます。受け身から自主的な学習へと変化し、息子は“シン・受験生”へ。
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試験当日の朝に先生と打ち合わせ
試験当日は、親子がいっしょに泊まっている試験会場近くのホテルで朝を迎えました。源先生からリモートで最後の試験アドバイスを受けて、意気揚々と出かけていく息子。長い1日のはじまりです。
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寮生活に向けた心構え
長かった受験生活も、ついに結果発表の日を迎えます。試験後の自己採点を見てくれた源先生は「今までで最高の出来」と息子の頑張りをほめてくれましたが、結果はいかに。シングルマザー&息子の二人三脚の受験体験記、最終回です。
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記事本文執筆/清宮ゆう子 まとめ構成/HugKum編集部