550人調査「子どもの好奇心を育てるために」家庭でやっていること、心がけていることがこんなにあった! アンケート結果にはママ・パパの努力が

「なんで?」「どうして?」とさまざまなことに興味を持つ子どもに育ってほしい、そう願う保護者は多いのではないでしょうか。そんなママ・パパたちは子どもの好奇心を育てるため、どんなことをしているのでしょう? 今回は小学校低学年以下のお子さんを持つ保護者550人に聞いてみました!

ママ・パパが「お子さんの好奇心を育てるためにやっていること」大発表!

読者のママ・パパは、お子さんの好奇心を育てるためにどんなことを心がけているのでしょうか? さっそく、アンケートの回答をランキング形式でご紹介していきます。

設問:お子さんの好奇心を育てるために特にやっていること、やりたいと思うことを選んでください(3つまで)
調査媒体:小学館『小学一年生』(2025年1月号)
回答数:550人

第1位:旅行やアウトドアに連れ出す(315票/1438票中)

1位は「旅行やアウトドアに連れ出す」でした。

普段の生活では出合うことのない景色や生き物など、家族でワクワクを共有できる旅行やアウトドア。たくさんのご家庭が取り入れているようです。何より家族みんなの思い出になるのがうれしいですね。

第2位:博物館や美術館、図書館などの文化施設に行く(252票/1438票中)

第2位は「博物館や美術館、図書館などの文化施設に行く」でした。

わざわざ旅行に行かなくても、近所の図書館や美術館にもその土地ならではの出合いがいっぱい。地域の文化施設でも、子どもたちにはさまざまな発見があるはずです。

地域住民なら、無料や安価で利用できることもある文化施設。気に入れば毎日通えるのもうれしいポイントですね。

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第3位:習い事やワークショップを体験させる(244票/1438票中)

3位には習い事やワークショップ体験がランクイン。

さまざまな種類がある習い事やワークショップ。お子さんが興味があるかわからない場合も、単発のワークショップなら、気軽に参加できますね。ショッピングモールや公民館など身近な場所で開催されるイベントなら、お買い物のついでに参加できる場合も。

家庭ではなかなか準備しづらい材料や広いスペースなど、習い事や体験ならではのメリットもありそうです。

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第4位:興味のあることをとことんさせる(235票/1438票中)

4位は興味のあることをとことんさせる。好きなものがはっきりしているお子さんなら、大喜びで集中してくれそうです。ひとつのことを深掘りできる力も、好奇心のなせる技と言えそうです。

第5位:図鑑や知育教材などを家に置く(211票/1438票中)

5位にランクインしたのは「図鑑や知育教材などを家に置く」。

お子さんの興味や関心に関連したテーマのものを用意してあげられたら、自然と知識や興味も深まっていきそうです。学ぶことの楽しさを知るきっかけになるかもしれませんね。

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第6位:問いかける会話を心がける(101票/1438票中)

6位は「問いかける会話を心がける」。

子どもの疑問に自分で答えを考えさせる「問いかけ」。「なんで?」と聞かれると思わずすぐに答えを言ってしまいそうになりますが、じっくり会話に付き合う時間こそが大切なのかもしれませんね。

第7位:親がはまっていることを一緒にする(71票/1438票中)

7位は「親がはまっていることを一緒にする」でした。

推し活やスポーツ、最近気になる趣味など、ママ・パパの興味があることを一緒に体験すれば、送迎も不要、家族で楽しめて一石二鳥です。お子さんにも新たな世界が広がりそうですね。

他にはこんな意見も

色々な本を読んでいる・読み聞かせている
プログラミング
子どもの話をよく聞き共感する
たくさんの人に会わせる
友だちと遊ばせる

少数意見にもママ・パパの思いが見られました。普段の生活でも取り入れられる読み聞かせや友だちと遊ぶ時間。わざわざお金や時間をかけずに取り組めることも多く、安心した方も多いのではないでしょうか。

子どもと一緒に、家族で毎日を楽しもう!

今回は、全国のママ・パパが実際にお子さんの好奇心を育てるために意識している、さまざまな工夫をご紹介しました。お金をかけなくても、読み聞かせや親子でゆっくり話す時間をとるだけでも、子どもの興味は広がっていくことでしょう。

あまり身構えず、子どもと一緒に楽しみながら、さまざまな体験を通して好奇心を育ててあげましょう。

アンケートを実施したのは・・・

児童学習雑誌『小学一年生』は2026年で創刊100周年。コンセプトは「未来をつくる“好き”を育む」。毎号、各界の第一線で活躍する有識者・クリエイターとともに、子どもたち各々が自身の無限の可能性を伸ばす誌面作りを心がけています。時代に即した上質な知育学習記事・付録を掲載し、HugKumの監修もつとめています。

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文・構成/kidamaiko

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