アンケート結果から、リアルな「将来の夢」を大発表!
さっそく、アンケートの回答を男女別にランキング形式でご紹介していきます。
設問:お子さんの将来なりたい職業はなんですか? あてはまるものを1つ選んでください。(複数回答可)
調査媒体:小学館『小学一年生』(2025年1月号)※回答数650人
まずは【女子のランキング】からご紹介
女子第1位:パティシエール(71票/345票中)

女子堂々の1位は「パティシエール」でした。
近年女子から大人気の職業、パティシエール。今回は20%以上の票を集め、堂々の1位に。女子の大好きなカワイイ、キレイがぎゅっと詰まった色とりどりのスイーツ。美味しさと美しさを兼ね備えた芸術品を生み出すパティシエールが一番人気となりました。
女子第2位:保育士(25票/345票中)

2位は保育士。園で大好きだった先生や、学童の先生に憧れる女子もたくさんいるようです。小さい子たちのお世話をしてみたい! という世話好きの女の子たちにとっても、憧れの職業なのかもしれません。
女子第3位:お花屋さん・特にない(16票/345票中)

3位は同票でお花屋さんと「特にない」がランクイン。四季折々の美しいお花にキラキラのリボンをつけて手際良くラッピングしてくれるお花屋さん。女子たちにはまるでマジシャンのように見えているのかも。
そして情報が溢れている現在、まだまだなりたい職業を具体的に言えない子もいるのかもしれません。
女子第5位:学校の先生(15票/345票中)

5位は僅差で「学校の先生」でした。
回答者のほとんどが小学一年生ということもあり、なんでも知っている優しい先生に憧れる子もいるのかもしれません。
続いて【男子のランキング】です!
男子第1位:サッカー選手・特にない(28票/333票中)

男子の1位はサッカー選手でした! ボールさえあれば始められるサッカーは、小学校の授業で体験することもある身近なスポーツ。なりたいスポーツ選手の中でも人気を集めました。
さらに同数で1位になったのは「特にない」という回答。男子は女子より「特にない」が10票以上多いという結果に。小学校に入ったばかり、まだまだ大人になることを想像できない男子が多いのかもしれません。
男子第3位:警察官(27票/333票中)

3位には警察官がランクイン。
警察車両にはかっこいい白バイやサイレンを鳴らすパトカーなど、男の子たちの憧れがいっぱい! イベントや学校行事で警察官と触れ合う機会も多く、警察官になりたいと考える男の子たちも多いのかもしれません。
男子第4位:野球選手(26票/333票中)

4位には野球選手がランクイン。
ママ・パパの時代から、将来の夢として定番人気の野球選手。大谷翔平選手の活躍などでメジャーリーグが身近になった今も、野球選手への憧れは健在のようです。
男子第5位:電車(列車)の運転士(25票/333票中)

第5位は運転士。子どもの頃からの夢だった、という現役運転士も多いもの。自分の運転で大きな車体が動かせる運転士は、令和の今でも男の子の憧れのようです。
自由回答の男女差にも注目
女子の自由回答で大人気だったキラキラなお仕事

女子の自由回答で目立ったのはアイドル。選択肢にないながらも女子の10位にランクインする人気を集めました。
他にもYouTuber・芸能人など、ファンあってのお仕事が女の子には大人気。キラキラのステージやプリンセスのようなドレスに憧れる女の子たちも多いのかもしれません。
他にはマイメロディやモモンガになりたいという夢のある回答も。
男子にはものづくりが人気

男子に人気だったのは大工やレゴビルダー、ゲームクリエイターやプログラマーなど、何かを生み出す職業。
さらに男子ならではの回答で目立ったのは自衛官、忍者、某番組のハンターなど、身体能力がアピールできる仕事でした。
中には「親と同じ仕事」「体が大きく優しい大人」というほっこりする回答もありました。
総合5位には令和ならではのあのお仕事が!

主に男の子からの支持を集めて総合5位に食い込んだのはYouTuber。今やテレビ以上に動画を見ているというご家庭も珍しくない時代、YouTuberの人気も当然の結果と言えそうです。
また、以前は性別が固定されていたイメージの職業である保育士や看護師になりたいという男子、消防士や宇宙飛行士、パイロットになりたい、という女子からの回答も見られました。
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将来の夢は無限大!
好きなことを活かして仕事にできる選択肢がたくさんある現代。「特にない」と答えた子どもたちにも、たくさんの可能性を示してあげたいものですね。
アンケートを実施したのは・・・
児童学習雑誌『小学一年生』は2026年で創刊100周年。コンセプトは「未来をつくる“好き”を育む」。毎号、各界の第一線で活躍する有識者・クリエイターとともに、子どもたち各々が自身の無限の可能性を伸ばす誌面作りを心掛けています。時代に即した上質な知育学習記事・付録を掲載し、HugKumの監修もつとめています。
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文・構成/kidamaiko


