【700人アンケート】どんなジャンルの育児本を読んでいますか?
回答してくれたのは、2~4歳前後のお子さんがいる717人のママパパ。まずは、どのジャンルの本を読んでいるのかについて伺いました。
調査媒体:小学館『めばえ』(2025年7月号)
設問:おうちの方が「子育てに関する本」を読むとき、どのジャンルが多いですか。次の中から当てはまるものを3つまでお選びください。

第1位:食事 339票
いちばん読まれているジャンルは「食事」でした。アレルギーなどもあることから、どのようにして離乳食・幼児食を進めればいいのかや、好き嫌いなく食べさせるためのレシピ本などを読むという方は多いのでは?
第2位:発達 301票

続いては、「発達」がランクイン。特にはじめての育児だと、子どもの発達についての知識が浅いので、不安を感じることも。そんなときに成長段階が分かる本があると、理解が深まり不安に思う気持ちが軽減できますね。
第3位:遊び 278票
お子さんが大きくなるにつれて、興味を持つ遊びも変わってきます。遊びを通じて、心や体の成長につながることもありますよね。
「子どもとどうやって遊べばいいの?」を解決してくれるのが、親子で楽しめる遊びの本です。手作りのおもちゃ、外でできる遊びなど、さまざまな一冊があるので、読み比べてみるのもおもしろいですよ。
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第4位:教育 238票
日常の中で少しずつ育っていく「学ぶ力」。遊び方や親の関わり方によって、学びの芽がぐんと育つことも。どんな風に接すればいいのか、教育系の育児本で勉強してみましょう。
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第5位:育児に関する本は読まない 137票
ネットなどでも情報を得られる時代。育児の本を読まないという方もいるようです。
第6位:健康 126票

病気の予防や体調の急変。育児と切っても切り離せないのが「健康」です。「こんなときはどうしたらいいの?」という疑問が生まれたとき、手元に信頼できる健康の本があると心強いはず。
第7位:スポーツ 28票
スポーツの本を読む方も。将来させたいスポーツなどの本を読み、知識を深めるのもいいですね。また、スポーツには心の持ち方などのメンタルも重要。ひとえにスポーツといっても学べる点はいくつもあります。
第8位:芸術 13票

最後にランクインしたのが「芸術」でした。感性や表現力を育てるために、芸術に触れさせたいと考える人も一定数いる様子。
ママパパおすすめの本10選
ここからは、おうちの方が実際に読んだ「子育てに関する本」でおすすめしたいものや、これから読んでみたい本として挙げられた本をピックアップしてご紹介します!
『たまごクラブ』『ひよこクラブ』シリーズ

妊娠〜出産の情報を発信する「初めてたまごクラブ」、「中期のたまごクラブ」「後期のたまごクラブ」、赤ちゃんのお世話が分かる「初めてのひよこクラブ」「中期のひよこクラブ」「後期のひよこクラブ」の6冊が販売されている、『たまごクラブ』『ひよこクラブ』シリーズ。
定番本のため、「まずはこれ!」と選ぶ人も多いよう。月齢によって内容が異なるため、自分にぴったりな一冊が見つかるはず。また、深掘りして情報を知りたいという方にもぴったりです。
『うたまるごはんのかんたんフリージング離乳食・幼児食』

Instagramを中心にSNSで話題を集めているうまたるごはんさんによる『うたまるごはんのかんたんフリージング離乳食・幼児食』。フリージング、作り置きのノウハウから、月齢別の献立例などが分かる一冊です。
第二弾として『うたまるごはんの親子ごはん』も販売されています。写真も多くて分かりやすいと人気なんです!
『モンテッソーリ教育の研究者に学ぶ 子育てがぐっとラクになる「言葉がけ」のコツ』

イラスト付きで理解しやすい『モンテッソーリ教育の研究者に学ぶ 子育てがぐっとラクになる「言葉がけ」のコツ』(著・てらいまき、 監修・島村 華子)。
マリア・モンテッソーリ博士が考案した教育法「モンテッソーリ教育」の考え方から、言葉がけのコツを学べます。ほめ方に加え、子どもが片付けをしないときにどう言えばいいのかなど、言い方に悩むシーンでの声掛け方法が分かります。
『いちばんていねいな はじめてのおうちモンテッソーリ』

『いちばんていねいな はじめてのおうちモンテッソーリ』(著・北川 真理子)は、おうちでできる&特別な道具のいらない「おうちモンテッソーリ」のコツが分かる一冊です。
モンテッソーリ教育のイロハから学べるので、「モンテッソーリ教育ってなに?」と思っている方も入門本としていかがでしょうか。
このほかにも「モンテッソーリ教育」の本を読んでいるというママパパが多数。注目の教育法であることがうかがえます。
『子どもに伝わるスゴ技大全』シリーズ

カリスマ保育士・てぃ先生による『子どもに伝わるスゴ技大全』シリーズは、圧倒的に支持されており、多数のママパパから「てぃ先生の本」を読んでいると回答が寄せられました。
「子育てで困ったら、これやってみ!」では、てぃ先生が実際に試して効果のあった伝え方や保護者が絶賛した斬新なテクニックなどが紹介されています。同シリーズ以外にも、『あそんで にっこり てあそびうた』『保育士てぃ先生のつぶやき日誌 きょう、ほいくえんでね…!!』などの著書があります。
『#ほどほど育児 失敗したっていいじゃない』

大人気インフルエンサーの木下ゆーきさんの本を読んでいる・読みたいという意見も多数。『#ほどほど育児 失敗したっていいじゃない』は、笑えて優しい子育てエッセイです。
共感がとまらない内容になっているだけでなく、読みやすさも人気の一因なんだそう。
『はじめてのママ&パパ』シリーズ

全11冊販売されている『はじめてのママ&パパ』シリーズ。年齢やお悩みに応じて選べる充実のラインナップが魅力のシリーズです。
育児、離乳食、しつけと脳育といったテーマから、病気まで。それぞれに知りたい情報が詰まっています。
『子育てハッピーアドバイス』シリーズ

子育てカウンセラーかつ心療内科医の明橋大二先生が手がける『子育てハッピーアドバイス』シリーズ。
『0~3歳の これで安心 子育てハッピーアドバイス』は、第1弾として販売された一冊で、年齢に合わせたしつけや、パパの子育ての他、育児の悩みQ&Aまで充実の内容になっています。
この他、「笑顔いっぱい 食育の巻」や「大好き!が伝わる ほめ方・叱り方」など、成長に合わせて選べるラインナップがあります。
『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』

有名人も推薦&紹介している『赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド』(著・清水 悦子、監修・神山 潤)は、寝かしつけの悩みを解決してくれる本です。夜泣き、寝ぐずりなど、睡眠の悩みがある方にぴったりな一冊です。
『子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本』

最後に紹介する『子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本』(著・フィリッパ・ペリー、翻訳・高山真由美)は、2024年のベストセラー本です。英国の心理療法士が、さまざまな親子の実例をもとに、親子の絆を深めるための秘訣をまとめた本は、必見。
あなたに寄り添ってくれる育児本と一緒に子育てを
子育てをしていると「どうしたらいいの?」と悩んでしまう瞬間が訪れます。そんなときは、育児本を読んで心を軽くしてもらったり、悩みの解決のヒントを探ったりしてみませんか?
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アンケートを実施したのは・・・
親と子をつなぐ、2・3・4歳の学習絵本『めばえ』。アンパンマン、きかんしゃトーマスなど人気キャラクターと一緒に、お店やさんごっこや乗り物あそび、シールあそび、ドリル、さがしっこ、めいろ、パズル、工作、お絵かきなど、さまざまなあそびを体験できる一冊。大好きなパパ・ママとのあそびを通して、心の成長と絆が深まります。
文・構成/まつだ あや




