目次
子供の幼児教育のために、親が本で学ぶことのメリット
子どもの教育の仕方を、いろいろなアプローチで教えてくれる幼児教育の本。親が幼児教育の本を読むことで、たくさんのメリットを得られます。
子供の能力を伸ばす方法がわかる
お子さんの能力を伸ばす方法を、ママ・パパ自身で見出すのは難しいかもしれません。そこで、研究者や教育者、子育ての先輩などの著者の本を読めば、それらを学ぶことができます。幼児教育の本には、子どもの能力を伸ばす方法が、年齢別にわかりやすく書かれていることが多く、すぐに実践できる方法が掲載されています。
子育てで悩んだときに、解決法が見つかる
「自分がやっている子育てや幼児教育は正しいのかな?」と不安になることはありませんか? そんな不安を解消してくれたり、解決法を教えてくれたり、勇気付けてくれるのが、幼児教育の本なのです。本を読んで安心することができれば、ストレスが減り、お子さんとのコミュニケーションも良好になります。
確実な知識が得られる
テレビやインターネットに溢れる幼児教育の情報。しかしながら、それらは細切れの情報で、深い知識は得られません。本であれば、興味のある幼児教育の知識や情報をしっかりと得ることができます。
0歳の幼児教育におすすめの本
0歳児に幼児教育本は早いのでは?とお考えの方もいるかもしれません。ですが、0歳からはじめられる幼児教育があります。本から幼児教育を学んでみませんか。
1日30分間「語りかけ」育児(小学館)
「語りかけ育児」とは、1日30分間だけ、お母さんが静かな環境で赤ちゃんの興味に沿って遊んだり、語りかけることで子どもの才能を最大限引き出し、コミュニケーション能力を育てる方法です。お母さんが自分にしっかり向き合ってくれる、という安心感を赤ちゃんに与えることで、赤ちゃんに意欲と自己肯定感を育てることができるため、親子の関係が良好になり、思春期の問題を未然に防ぐことができる、というメリットもあります。
この本は、その画期的な育児法をわかりやすく紹介した翻訳本です。月齢別に語りかけの言葉、おもちゃ、遊び方などを紹介し、使いやすい構成になっています。
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はじめてママ&パパのしつけと育脳(主婦の友社)
子どもの“脳力”を最大限伸ばすために、0〜3歳でできることをまとめた、一家に一冊の保存版がこちらの本です。
脳を育てるために欠かせないのは、体をしっかり動かすこと。しかも、ママやパパといっしょにリラックスして楽しめば、脳にとてもいい影響を与えます。自分の力で考えることのできる、心の強い子に育てるために、0〜3歳ごろまでに親ができることが、具体的に載っています。
ママパパの口コミ
1歳の幼児教育におすすめの本
ひとり歩きができるようになる1歳児。そんな1歳児を育てる上で参考になる幼児教育の本を選んでみました。
才能の育て方(小学館)
子どもの未来を明るいものにするためにどんなことから手をつければよいのか? 脳画像診断で定評のある小児科専門医が、親が絶対に知っておきたい子どもの「正しい記憶の作り方」を本書で徹底的に解説しています。
「聞くことができる」「コミュニケーションが上手になる」「記憶が得意になる」「右脳を強くする」「運動に自信がつく」「ポジティブ思考になる」などの章で簡単だけど気づきにくい子育ての正攻法を紹介。未就学児の親だけではなく、小学生の親にも必読の書です。
小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て(マガジンハウス)
この本は、小児科医の著者が、36年間の経験に基づいて書いた納得の子育て論です。「どの子どもも、親から受け継いだ、素晴らしい素質を持っています。親はあたたかく見守ればいいだけ」と著者は言います。また、親が心がけたい、子育てにいちばん大切なことなども書かれていて、子育ての悩みが解消する1冊です。
2歳の幼児教育におすすめの本
イヤイヤ期に突入する2歳児。この年齢のお子さんの幼児教育におすすめの本をピックアップしました。
モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方(かんき出版)
史上最年少プロ棋士・藤井聡太さんが幼児期に受けた教育として、一躍脚光を浴びた“モンテッソーリ教育”。最も脳が発達する幼児期にこの教育を受けることで、抜群の集中(フロー)力が育ちます。とはいえ、子どもにどんな能力があり、どの部分を伸ばしてあげればよいか悩む親は多いもの。
本書では、ハーバード大学の心理学者ガードナー氏が唱える「多重知能理論」をベースに、著者が日本人向けにアレンジした「9つの知能」で運動、学力、クリエイティビティ、コミュニケーション能力など子どもが持つさまざまな能力を見ていきます。さらに、「9つの知能」を伸ばすオリジナルのメソッドを40種類紹介。どんな家庭でも、楽しく、かんたんに子どもの才能を伸ばすことができます。
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「非認知能力」の育て方(小学館)
長い間「学力偏重主義」に陥り、問題解決力やコミュニケーション力に欠け、心が折れやすい子どもが増えているといわれる日本。近い将来、学力テストやIQなどは意味を持たなくなります。人だけが持ち得る人間力=「非認知能力」を育てることこそが、これからの教育の必要なことなのです。
著者のボーク重子氏は、「全米最優秀女子高生」を育てた日本人ママ。彼女は、娘が持つ可能性を伸ばしていくために、家庭でできる5つのことに気がつきます。それこそが、「非認知能力」を育てる鍵であり、子育てをする親をも幸せにするルールでした。日本人ママから「非認知能力」を学び、心の強い幸せな子を育てましょう。
『「非認知能力」の育て方 心の強い幸せな子になる0~10歳の家庭教育』
3歳の幼児教育におすすめの本
3歳になると、自分がやりたいことを主張できるようになります。そうすると現れてくるのが「反抗期」です。そこで、3歳児の子育てに役立つおすすめの幼児教育本をご紹介しましょう。
3歳からのアドラー式子育て術「パセージ」(小学館)
『嫌われる勇気』の大ヒットで空前の大ブームとなったアドラー心理学。アドラー心理学は元来、「教育と子育て」に根ざしたものです。
本書は、そのアドラーの考え方に基づいた子育て学習プログラム「パセージ」を紹介する初めての書籍。「パセージ」を学ぶお母さんのいる家庭をモデルにして、日々の子育ての悩みのエピソードをマンガで提示し、アドラーの思想に則った解決策を学べます。
『ほめない、しからない、勇気づける 3歳からのアドラー式子育て術「パセージ」』
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頭のよい子に育てるために3歳から15歳のあいだに今すぐ絶対やるべきこと(アチーブメント出版)
“脳トレ先生”でおなじみの川島隆太教授が、最新脳研究データをもとに、子どもの脳発達にとって、最高にいい習慣のすべてを明らかにした本です。
子どもの脳の発達を促す食事、声のかけ方、睡眠、運動のすべて。そして、脳発達を阻害しないためのスマホ、テレビ、ゲームとの付き合い方など、3歳から15歳の子どもをもつ親が絶対に知るべき賢い脳を育てる法則がわかります。
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4歳の幼児教育におすすめの本
4歳になると、目的を立てて行動するようになります。また、競争心が芽生える年頃です。この時期のお子さんを持つ方におすすめの本をご紹介します。
「ヨコミネ式」子どもの才能の伸ばし方(小学館)
フィギュアスケート・紀平梨花選手を育てた「ヨコミネ式」子育ては、子どもに多くの試練を与え、自ら乗り越える経験をさせるという子育て法です。学ぶ力・・・自ら問題を解決していく力。体の力・・・なんにでも挑戦できる体力。心の力・・・くじけない力、思いやる心。この自立に必要な3つの力が、「ヨコミネ式」で身につきます。
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失敗しない育児のスゴワザ51(ワイヤーオレンジ)
徳島県のお母さんから圧倒的な支持を集める、地元の子育て情報誌 『ワイヤーママ』にて、10年以上連載を続けてきた著者が、子育てに悩むママのために書き下ろした究極の育児指南書がこの本です。
30年に渡る幼児教育の経験と、たゆまぬ探求心により編み出された著者オリジナルのメソッド(スゴワザ)の中から、51編を収録。 子育てに関するさまざまなメソッド(スゴワザ)の数々は、しゃべり口調のような文章でまとめられているので、読みやすいのがポイントです。
5歳の幼児教育におすすめの本
「5歳までの幼児教育が人生を変える」と言われる昨今。5歳児をもつママ・パパにおすすめの幼児教育本をピックアップしました。
世界で800万人が実践! 考える力の育て方(ダイヤモンド社)
こちらの本では、子どもの考える力を伸ばす「3つの思考ツール」と、それらを家庭で効果的に活用するためのコーチングやファシリテーションのスキルを「6つの秘訣」として紹介しています。
思考ツールは、世界的ベストセラー『ザ・ゴール』の著者が開発した、5歳から使えるシンプルな思考法です。論理的に考えて説明できる、対立した状況から創造的なアイディアを生みだす、目標達成の障害に対処する…など、自力でたくましく生き抜いていく力が身につきます。
「東大に入る子」は5歳で決まる(小学館)
精神科医で、受験学習法、幼児教育のプロでもある著者が、実際に「できる子」にするために親が知るべき子育て術を徹底的に紹介。繰り返し読んで親自身が簡単に復習できるよう、各項目に「ポイント」がまとめられています。さあ、幼稚園から帰ってくるお子さんと一緒に、今日から新しい生活を開始しましょう!
『「東大に入る子」は5歳で決まる ”根拠ある自信”を育てる幼児教育』
6歳の幼児教育におすすめの本
小学校へ上がる前の6歳のころは、社会のルールを守れたり、ものごとを論理的に考えられる時期です。その時期の子どもとの接し方を本から学びましょう。
子どもと接するときに ほんとうに大切なこと(キノブックス)
学級経営において支持も厚く小学校教育界では「日本一の先生」との呼び声が高い、名門・筑波大学小学校のカリスマ先生が、会話・やる気・勉強など、上手に、楽しく「親子がつきあう」ヒントを教えてくれる本です。自分から動きたくなる仕掛けや、ほんとうに伝わる話し方&教え方など、子どもの自主性、思考力を伸ばす接し方のヒントが満載です。
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頭のいい子の親がやっている「見守る」子育て(KADOKAWA)
著者の小川大介氏は、自身が代表をつとめる個別指導塾で、灘や東大寺、開成、筑駒、麻布など最難関中学に教え子を多数合格させてきた方です。5000組を超える家庭と面談をしてきた中で著者が気づいたことは、いわゆる「教育によさそうなもの」を多数与えられ、手とり足とり面倒を見てもらってきた子どもは受験直前に伸び悩んでしまうことが多い一方、親に見守られて好きなことにとことん熱中した経験のある子どもは、最後の最後で踏ん張りをきかせてぐんぐん成績を伸ばしていくということ。この本では、著者の実体験とコーチング・心理学の知見を踏まえ、「のびのびと育てられているのに、頭のいい子」が育つ子育て法を紹介しています。
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子育てのヒントが満載の幼児教育本を読んでみて!
ご紹介した本は、年齢別にご紹介していますが、お子さんがいくつでも参考になります。また、小学生以上のお子さんをお持ちの方にもぜひ読んでいただきたい本ばかりです。
また、いずれの本も子育てのヒントが満載。できるところから実践してみるのもいいですね。
文・構成/HugKum編集部