※ここからは『子どもに習い事をさせたいと思ったら 知りたいことが全部のってる本』(主婦の友社)の一部から引用・再構成しています。
目次
子どもに合った習い事とは?
習い事とは「体験」することが目的。「得意」を伸ばすチャンス!

習い事のいちばんの魅力は、ふだん家ではできない「体験」ができることです。ラケットでボールを打つ、楽器の音を出すなど、その環境だからこそできる体験は、子どもの財産になります。
そこで……
習い事はまず「やってみる」ことに価値がある、と考えましょう。
習い事は「苦手を克服する」ためではなく、「得意なこと」や「好きなこと」をもっと楽しく伸ばすための時間です。
それを念頭に、一つ一つを大切に選ぶようにしましょう。
●習い事を選ぶときのポイント
・習い事は、「やってみたい」を現実に変える貴重なチャンスと考える
・保護者の気持ち主導で選ばない
子どもの性格・希望に合わせて、習い事を選ぶことが大事

保護者と子どもは、家族と言えど別の人間。ですから、「保護者がやらせたい習い事」と「子どもがやりたい習い事」が一致するとはかぎりません。お子さんは何をやりたがっていますか? ふだんの様子を見ていれば想像がつくでしょう。
そこで……
保護者は、子どもの性格ややりたいことを知ることが大切です。
気になる習い事を見つけたら「体験レッスン」を申し込んでみましょう。先生や教室の雰囲気、指導者や他の子との相性など、入会前にチェックできる絶好のチャンスです。
●子どもがやりたいことを一緒に見つけよう
・「今人気だから」だけで決めないで
・まずは体験レッスンからはじめるのが◎
習い事の主役は子ども
「ずっと習わせ続ける」にとらわれない

習い事は「体験をするもの」。「はじめたらずっと続けないと」と気負う必要はありません。イヤになったらいつでもやめていい、それも習い事の気楽さです。
そこで……
目安は3回。体験を終えて通うことを決めたら、まず3回通ってみる。それで親は子どもが楽しそうか様子や反応を見てみましょう。子ども自身も3回通えば続けたいかイヤなことがあるか、自分の気持ちがわかるはずです。
保護者は常に、子どもが遠慮なく本音を話せる雰囲気づくりを心がけましょう。
●子どもが楽しく取り組める環境をつくる
・指示、命令、脅迫、説得のNGワードは言わない
・子ども自身が自分の気持ちを言える関係に
家でやる「課題」や「おさらい」が必要な習い事も多い

習い事=教室に通うだけではありません。例えば、ピアノや塾のように、家でやらなければならない「課題」や「おさらい」を求められる習い事も多くあります。
そこで……
習い事をはじめるときは、教室以外にかかる時間がどれくらい必要かを、念頭に置いて選ぶことが大切です。
課題やおさらいを含めて、その習い事にどの程度時間を割けるか、それぞれの家庭の生活リズムに合っているか、も大切な検討ポイントです。
●子どものスケジュールを整理してみよう
・「課題」や「おさらい」の時間も無理なく組み込めるか事前に確認を
教えて石田先生! 習い事のお悩みQ&A
時間のこと、お金のこと、将来のこと…。寄せられた習い事の悩みに石田勝紀先生がお答えします!

費用の負担に関する悩み
Q:発表会の衣装やおそろいのグッズなど一緒に購入する追加費用が高すぎる! (新体操・4歳)
A:入会前の情報集めの大切さを痛感。子どもは悪くありません。
習いごとをやっている以上は何が起こるかわかりません。費用が高いかどうかは価値観の問題ですし、おそろいのグッズなど、周りに合わせざるをえない雰囲気なら、ある程度は受け入れるしかないかもしれません。例えば教室側から追加費用がマストで設定されている場合もあります。その場合は、なおさらです。
費用を出すのがつらいというのはみんな同じです。4歳なら、まだ子どもにお金のことを話しても理解は難しいですよね。高額すぎるということであれば、発表会は避けるか、習い事そのものを見直すことも検討する必要があるかもしれません。
子どもの睡眠・体力に関する悩み

Q:習い事で学校の宿題が後回しに。お風呂や寝る時間も遅くなっているのが悩みです。(学習塾・小2)
A:子どもにとっての優先順位は何? 親子で生活の「見える化」をして見直しを。
習いごとの優先順位はどうなっているでしょうか。本来、習い事というのは人生の中心ではなく、人生を豊かに楽しく彩るもののはずです。小学校低学年の子どもにとって、大切なことは、睡眠時間をはじめとする生活リズムを整えることだと思います。ここが崩れてしまうと、習いごとだけでなく、学校生活も充実しません。もし、習い事中心で毎日を組み立てているとしたら、もう一度、子どもの視点に立って見直しをしてみてください。
まずは、スケジュールの「見える化」がおすすめです。それがうまく機能しているかどうか、子どもの顔を見ればわかると思います。
時間・スケジュールに関する悩み

Q:子ども二人の習い事の送迎に時間がとられ、へとへとです。(スイミング・小5/ピアノ・小4)
A:保護者がつぶれるとすべて台無しに。習い事をはじめる前に想定すべきこと。
兄妹が別々のことに興味をもつのは、珍しいことではないでしょう。しかし、保護者が調整できる時間は決まっていますよね。本来なら、兄妹が習い事をはじめる前に無理なく送迎スケジュールを組めるかどうかは想定しておくべきです。それでも、現状どうしても時間が確保できないのであれば、正直に子どもに話して、一緒に対策を練りましょう。
習い事の悩みにぶつかったら 子どもの視点で見てみよう

子どもが主役とは言え、保護者の習い事への悩みはつきません。ですが、悩んだときはまず原点に立ち返り、「習い事で子どもに体験、経験をさせてあげたい」という感覚を思い出してください。
子どもが楽しめているかどうかを基準にすることで、意外と悩みは解決に近づいていくものです。
※ここまでは『子どもに習い事をさせたいと思ったら 知りたいことが全部のってる本』(主婦の友社)の一部から引用・再構成しています。
子どもの習い事がギュッと詰まった保存版「習い事辞典」!
本書には「習い事」の例として、ジャンル別にたくさんの種類の習い事をピックアップしています。
それぞれの習い事の概要、月謝、月に通う回数、保護者の参加の度合いから、その習い事で身につく力まで、習い事選びに役立つ情報を教えてくれています。
紹介されている習い事ピックアップ
チーム系スポーツの習い事: ドッジボール、バスケットボール、ラクロス など計16種
個人系スポーツの習い事: 剣道、卓球、ボルダリング など計30種
知識を広げる習い事: 英会話、スピーチ・プレゼン、科学・実験 など計10種
音楽・芸術系: ドラム、バレエ、陶芸 など計16種
図工・家庭科系: ハンドメイド、クッキング、絵画・造形
ゲーム感覚系: 競技かるた、e-スポーツ、レゴ など計7種
伝統芸能系: 日本舞踊、和太鼓、よさこい など計6種
子どもに何か習い事をさせたいけど何をしたら…? と迷っているパパママの最初に知っておきたい情報が、本書にはたくさん詰まっています。ぜひこの本で気になる習い事を徹底比較し、わが子に合う習い事を見つけてみてはいかがでしょうか。
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子どもが習い事をはじめる前に保護者が知っておくべきことって? 子供のタイプ別チャートで探す、今どき人気の習い事90種掲載。専門家とともに、子どもが心から「楽しい」と思える習い事生活を用意しよう。
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構成/kidamaiko
