【調査概要】調査期間:2026年4月23日~5月15日 回答者数:0~12歳の子どもがいる保護者381人
目次
令和の出産事情! 半数が「立ち会い出産」を選択

381人のママたちの出産方法は次の通り。「自然分娩」(217人)が最も多く、「帝王切開」(84人)、「無痛分娩」(60人)、「和通分娩」(14人)と続きます。出産方法に関して、夫婦での意見の食い違いがあったかを聞いたところ、378人が「ない」と回答。「あった」と答えた人は3名だけでした。
出産方法について夫婦間で意見の食い違いがあった人はごく少数。食い違いがあったケースでは、無痛分娩に対する考え方や安全性への捉え方の違いが理由として挙げられていました。大切な出産だからこそ、夫婦でしっかり話し合いながら決めていた様子がうかがえます。

立ち会い出産について尋ねると、「立ち会った」という人と「立ち会っていない」という人はほぼ半数ずつという結果に。自由回答では「ちょうどコロナ禍で立ち会いが禁止されていた」という声も見られました。時期や医療機関の方針によっては、立ち会いを希望していてもかなわなかったケースがあったようです。
出産当日! 「夫の行動で印象に残っていること」は?

出産当日は、ママにとって人生でも特に印象深い一日。痛みや緊張、不安、そしてわが子との初対面まで、さまざまな感情が入り混じる中で、そばにいた夫の言動も意外とよく覚えているものです。そこで、出産当日の夫の行動について印象に残っていることを聞きました。
うれしかったことも、気になったことも。出産当日エピソード
「生まれたあと、すぐ子どもを見に行きたかったと思うのですが、ずっと私の傍についてくれていたこと」(女性/東京)
「いつもだとすぐに弱音をいう夫が、陣痛後半の一番痛い数時間、お手洗いにも行かずにずっとボールで腰やお尻を押さえ続けてくれたこと」(女性/兵庫)
「ずっと横についていてくれて、飲み物を飲みやすくしてくれたり、気遣う言葉をかけてくれたりずっと優しかったこと」(女性/静岡)
夫が「そばにいてくれたこと」が印象に残っているという声が目立ちました。特別な言葉や行動だけでなく、不安な時間を一緒に過ごし、寄り添い続けてくれたことそのものが心の支えになったようです。
「病院まで送ってもらえたのはよかったんですが、国道ではなく裏道を走ったせいで道がガタガタで…揺れるたびにお腹が痛かったです」(女性/新潟)
「立ち会い出産中、私の腰をグーで押してくれたのですが、力加減や位置が微妙に違ったこと」(女性/神奈川)
「私がスッピンの写真を嫌がるのを知っていたので、ママと赤ちゃんの写真を撮らないようにしていたこと。あとから見返したときにはツーショットが欲しかったな…と思いました」(女性/宮城)
夫がよかれと思って取った行動が、思わぬすれ違いにつながってしまったというエピソードも寄せられています。出産中や産後はママ自身も心身ともに余裕がなく、「本当はこうしてほしい」と伝えたくても、うまく伝えられないことがあったようです。
上の子の預け先・お世話に関して

さらに、第二子以降の出産を経験した人からはこんな声も寄せられています。
「上の子のお世話を全部引き受けてくれたこと」(女性/埼玉)
「お兄ちゃんのフォローをしっかりしてくれたこと。たくさん写真を撮ったり抱っこさせてあげたり。お兄ちゃんになってうれしいけれど、ママを取られた気分で複雑…といった気持ちを受け止めてあげていた」(女性/京都)
「上の子のお世話やフォローをしてくれた」という感謝の声が多く見られました。出産に意識が向く中で、どうしても気がかりになるのが上の子のこと。そんなママの不安に寄り添い、上の子をしっかりサポートしてくれる夫の存在は、何よりもありがたいですよね。
夫の言動にイラッ…としてしまったことは?

夫のサポートに感謝の気持ちがある一方で、出産時や産後の夫の言動に「イラッ」としてしまった経験も…。具体的なエピソードをご紹介します。
デリカシーのない言動
「いつ生まれるの?と急かしてきたこと」(女性/埼玉)
「普通か無痛で衝突したときに『俺だったらお金かかるから普通に産む』と言ってきたこと。産むのは私なのに…」(女性/埼玉)
「持病の悪化と妊娠が重なり、本当にしんどくて鬱々としていたら『家の中の空気が悪くなる』と言ってきたこと」(女性/大阪)
妊娠や出産の大変さが十分に伝わっていないと感じる発言に、モヤモヤしたという声が寄せられました。当事者でなければ分からないつらさも多く、何気ないひと言が心に残ってしまった人もいるようです。
産後の夫の行動や意識
「夜中に赤ちゃんが泣いてしまったとき、隣で夫が寝ているのを見てイラッとしてしまった」(女性/栃木)
「産後すぐ、普段通りに家事育児するのが普通と思っていたこと」(女性/和歌山)
産後はママの体調も万全ではなく、慣れない育児に追われる時期。そんな中、夫との温度差を感じてしまったという声も見られました。特に「赤ちゃんが泣いているのに隣で寝ていた」「飲み会や旅行に出かけた」という声が目立ちました。
育児に対する向き合い方
「名前を決めるとき、なかなか折り合いがつかなかった結果『好きにしたらいいじゃん』とさじを投げられた。一生のことだからしっかり向き合ってほしかった」(女性/千葉)
「母乳育児をしたいと思っていた私。母乳があまり出なくて赤ちゃんが泣いていたとき、『ミルクでいいでしょ、変わらないから』と言われて悲しくなりました。何もしてない人が言わないで! と思いました」(女性/埼玉)
育児に対する向き合い方や、育児の方針がうまくかみ合わなかったケースも多いようです。「俺も“手伝う”よ!」という、がんばってくれるのはうれしいけれど「手伝う」という言葉はちょっと…という育児姿勢にイラッとしたという声も。
育児への関わり方や考え方は家庭によってさまざまですが、夫婦で一緒に子育てをしていきたいと考えるママが増えている今だからこそ、小さな言葉の選び方や認識の違いが気になってしまうのかもしれませんね。
言わなきゃよかった…出産時に「夫に言ってしまったこと」

一方で、出産や育児のスタートを振り返ると、ママ自身が後悔している言動もあるようです。
「さするところが違うとき、『そこ違う!』って怒りながら言ってしまったこと」(女性/兵庫)
「ありがとう、と言いたかったけれど、出産中は痛みでそれどころじゃなかったです」(女性/京都)
「出産後に話しかけるな! と強く当たってしまった」(女性/宮城)
ついパパを責めがちな一方で、ママ側にも「言わなきゃよかった」「あのときは余裕がなくてきつく当たってしまった」と振り返る声が見られました。後になって思い返すと、見え方が変わってくることもあるかもしれません。みなさんはいかがでしょうか。
妊娠・出産を経て…「夫と家族でよかった」と思えた瞬間

妊娠・出産を通して、夫婦で意見がぶつかったり、思わずイラッとしてしまったりした経験を持つ人も少なくありませんでした。それでも大変な時期を一緒に乗り越えたからこそ、「この人と家族になれてよかった」と感じる瞬間もあるようです。最後にこんな声をご紹介します。
「私のメンタルが不安定になって暴言を吐いてしまったときも、怒らずに見守ってくれました。義実家にも状況をしっかりと話してくれて、つらいときには義実家から私への連絡はほぼありませんでした。体調がいいときは一緒に出かけるなど、私の体を気遣う言動が本当にありがたかったです」(女性/兵庫)
「生まれた息子を見て泣きながらよろこんでくれたとき。育休を1か月取り、夜中の赤ちゃんのお世話や、自分たちの食事の準備から片付けまでを担当してくれたこと。とても助かりました」(女性/東京)
「まだまだイラッとすることはありますが、私がつらそうにしていれば心配してくれたり、イライラをぶつけても見守ってくれたり。そして何よりも、娘をかわいがっているところを見ると、この人が夫でよかったなと感じます」(女性/埼玉)
慣れないながらも一緒に育児に向き合ってくれたり、不安定な気持ちに寄り添ってくれたり。日々の小さな積み重ねの中で、「この人と家族になれてよかった」と感じているママたちの姿がうかがえました。
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妊娠や出産は、夫婦の絆を深めることもあれば、思わぬすれ違いを生むこともあります。今回寄せられた声からは、そのどちらも経験しながら少しずつ家族になっていく夫婦の姿が見えてきました。
うれしかったことも、イラッとしたことも、今となっては家族の大切な思い出のひとつ。これから出産を迎えるご家庭も、ぜひ夫婦でたくさん話し合いながら、自分たちらしい家族の形を見つけていってくださいね。
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この記事を書いたのは
フリーの編集・ライター。2児の母。グルメ・スイーツ・ライフスタイル系の記事を得意ジャンルとし、編集・執筆活動中。元システムエンジニア。趣味は料理、SNS、ゲーム、写真を撮ること、美味しいものを食べること。麺類と辛いもの、自分のために買ってくるご褒美スイーツが特に好き。
