食べやすい味つけと柔らかさで子どもが大好きなつくね。前日に作り置きすることで、タレの味も浸みこみ、翌日のお弁当に入れるのにぴったり。さらに人気のレシピも含めて、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載された中から厳選ピックアップしてお届けします。
前日作り置きで味浸み!つくねのお弁当レシピ
【1】2色のつくねボール
ブロッコリーも、にんじんも、細かくして、目立たないようにお肉にミックス♪
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
【A】
ブロッコリー(みじん切り) 1房分
鶏ひき肉 120g
片栗粉 小さじ1/2
塩 小さじ1/6
【B】
にんじん(すりおろし) 2cm分
鶏ひき肉 120g
片栗粉 小さじ1/2
みそ 小さじ1
サラダ油 小さじ2
◆作り方
【1】2つのボウルに【A】と【B】をそれぞれ入れて練り混ぜる。それぞれ5等分にして丸める。
【2】フライパンにサラダ油を中火で熱し、【1】の両面を焼き色がつくまで焼く。
【3】水50ml(分量外)を加えてフタをし、弱火にして中まで火を通す(中央に竹串などを刺し、透明な肉汁が出てきたらOK)。フタをはずして水分を飛ばす。
教えてくれたのは
松尾みゆきさん
管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍の傍ら、幼児がすすんで食べるおいしさと栄養にこだわったメニューを日々考案している。二児の母。
『めばえ』2018年7月号
【2】米粉入り鶏つくね
米粉が余ったら作ってみましょう!鶏ひき肉のつくねがもっちりと仕上がります。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
鶏ひき肉 200g
米粉 大さじ3〜5
塩 小さじ1/2
【A】鶏ガラスープ 11/2カップ
砂糖・酢・しょうゆ 各大さじ2
【B】片栗粉 小さじ2
水 大さじ1
◆作り方
【1】ボウルに鶏ひき肉と塩を入れてよく混ぜ、米粉を加えて粘りが出るまで混ぜ、団子に丸める。
【2】鍋に【A】を入れ、沸騰したら【1】を加えて煮、火が通ったら混ぜ合わせた【B】を加えてとろみをつける。お好みでゆでた絹さやを添えても。
教えてくれたのは
井澤由美子さん
旬の食材を使い、食べ合わせによる相乗効果を考えたレシピが人気。食育にも力を注ぐ。NHK『きょうの料理』や広告、書籍、雑誌などで活躍中。一児の母。
『ベビーブック』2014年6月号
【3】ごぼうつくねプレート
根菜をやわらかい食感のミニミニつくねに。手づかみでも食べられるぱくぱくメニューです。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
ごぼう 1/2本(80g)
鶏ひき肉 200g
【A】
玉ねぎ(みじん切り) 1/4個分
パン粉 大さじ3
溶き卵 1/4個分
片栗粉・酒 各小さじ2
塩 小さじ1/4
サラダ油 大さじ1
焼肉のたれ(市販) 大さじ4
うずらの卵(水煮) 9個
ご飯 茶碗3杯
黒ごま・水菜・好みのドレッシング・ぶどう 各適宜
◆作り方
【1】ごぼうは皮をこそげ、ピーラーで削り、 長さ1〜2cmに刻む。水に約5分さらして水けを絞る。うずら卵は横半分に切る。
【2】ボウルに鶏ひき肉、【A】を入れて粘りが出るまで練り、ごぼうを加えてさらに混 ぜる。18等分にし空気を抜いて丸める。
【3】フライパンにサラダ油を中火で熱して【2】を並べ、2分ほど焼いてこんがりとしたら返し、蓋をして、弱火で4分ほど蒸し焼きにする。余分な脂をペーパータオ ルで拭き、焼肉のたれを加えてからめる。
【4】器にご飯、【3】、うずらを盛る。お好みでごまを振り、水菜やぶどうを添える。
教えてくれたのは
市瀬悦子さん
フードコーディネーター、料理研究家。「おいしくて、作りや すい家庭料理」をテーマに、書籍、雑誌、テレビなどで活躍中。
『ベビーブック』2016年10月号
子どもに人気!お弁当のつくねレシピ
【1】豆腐ときのこのつくね串
小さいけれど栄養がギュッ!スティックに刺しただけで、楽しい!持ちやすい!食べやすい!
◆材料
(8本分)
しいたけ 1枚
まいたけ 1/4パック
サラダ油 大さじ1
青のり 少々
【たね】
鶏ひき肉 150g
木綿豆腐 100g
玉ねぎのみじん切り 1/4個分
片栗粉 小さじ2
しょうがのすりおろし、塩、こしょう 各少々
【たれ】
しょうゆ、みりん、酒 各大さじ1
砂糖 小さじ1/2
◆作り方
【1】しいたけ、まいたけは石づきを取ってみじん切りにする。たねの豆腐はペーパーに包んで皿をのせ、10分ほど置いて水切りする。
【2】ボウルにたねの材料を入れて、しっかり混ぜる。【1】のきのこ類を加えてさっと混ぜ、8等分にして細長い形を作る。
【3】フライパンにサラダ油を熱して【2】を並べ、中火で両面をこんがり焼く。さらに、ふたをして弱火で2分ほど蒸し焼きにする。フライパンの余分な脂を拭き取り、材料を混ぜたたれを回し入れて全体に絡め、スティックに刺して青のりをふる。
教えてくれたのは
コウ ケンテツさん
料理研究家。旬の素材を生かした簡単&おいしい&ヘルシーな家庭料理が人気。テレビや雑誌、講演会など幅広く活躍し、著書も多数。1男2女のパパでもあり、食育や食を通してのコミュニケーション活動にも力を入れている。
『めばえ』2018年3月号
【2】のり巻きつくね
中心にうずらの卵を入れて弱火でじっくり焼いたつくね。片栗粉の繋ぎで舌触りはなめらかで、シンプルな味付けも、くるっと巻いた海苔が風味を良くしてくれます。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
【A】
鶏ひき肉 80g
片栗粉 小さじ1
塩・こしょう 各少々
いんげん 2本
赤パプリカ 1/8個
うずらの卵(水煮) 6個
のり 1枚
小麦粉 適量
サラダ油 小さじ1
◆作り方
【1】いんげんはゆでて小口に切り、パプリカは粗みじん切りにし、【A】と合わせてよく練る。
【2】のりを横半分に切って縦長に置き、手前に【1】の半量を平らにのせ、中央横一列にうずらの卵3個を並べる。手前から巻いて、巻き終わりに水で溶いた小麦粉を塗って接着する(2本作る)。
【3】フライパンにサラダ油を熱し、【2】の巻き終わりを下にして並べ、弱火で転がしながら焼いて中まで火を通す。冷まして切り分ける。
教えてくれたのは
神みよ子さん
じんみよこ/フードコーディネーター。編集プロダクション勤務、フリーランス編集者を経て、料理の世界へ。おいしく、楽しく、簡単なオリジナル料理をはじめ、キャラクターメニューの精巧さにも定評がある。
『ベビーブック』2011年1月号
【3】お好み焼き風つくね
しょうがの風味をほんのり効かせて。小さなサイズで子供でも食べやすく、子供に人気のメニュー。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
豚ひき肉 250g
キャベツ 120g
【A】
しょうが汁 小さじ2
塩 小さじ1/4
片栗粉 大さじ2
なたね油またはサラダ油 小さじ2
マヨネーズ・削り節・青のり 各適量
◆作り方
【1】キャベツは1cm幅の細切りにし、ラッ プに包んで電子レンジ600Wで1分加 熱し、広げて粗熱をとる。
【2】ボウルに【1】、ひき肉、【A】を入れてよく混ぜ、5mm厚さの小判形8〜9枚に丸める。
【3】フライパンに油を中火で熱し、【2】の半量を入れて2分焼き、返してふたをして3分焼く。残りも同様に焼く。
【4】器に盛り、マヨネーズ、削り節、青のりをかける。青菜をあしらっても。
教えてくれたのは
青木恭子さん
小田真規子主宰のスタジオナッ ツ所属。2つの保育園に7年 間、栄養士として勤務。0歳児 の離乳食〜5歳児の給食とお やつ作りを担当。現在は、雑 誌やWEBなどで活躍。
『ベビーブック』2016年11月号