我が家で遊びたいと泣く娘の友達。どうしたら気まずくなく断れますか?【保育者歴46年・愛子先生の子育てお悩み相談室】

子育ては日々悩みの連続ですね。保育者歴46年、常に子どもに寄り添い、ママたちからの信頼も厚い自主幼稚園「りんごの木」の柴田愛子さんが、豊富な経験を元に、悩めるお母さんにアドバイス。

公園帰り、友達の子がわが家に入りたいと頻繁に泣くように…

娘は、近所に住む同じ年の女の子・Aちゃんと仲良しです。ママもいい人なので、お互いの家をよく行き来していたのですが、公園からの帰り道、Aちゃんが「〇〇ちゃん(うちの子)の家に寄りたい」と言って、いつも泣くようになってしまいました。断ると、ひどいときは30分以上も泣き続けるそうです。Aちゃんのママが妊娠中のため負担にならないようにと思って、都合がいいときは家に招いていたのですが、最近、私も家で遊ぶことに疲れてしまって…。またAちゃんのママが、私を頼りにしてくれて「里帰り出産はしない」と言っているのですが、どの程度お手伝いしたらいいかも悩んでいます。(2歳6ヵ月の女の子のママ)

泣いても、理由をつけて断る勇気をもって!

Aちゃんが泣くというパターンを崩すには、泣いても断ることです。

「今日は用事があるから」とか「お掃除するから」など理由は何でもいいです。はっきり断って、家で遊べないことを知らせましょう。Aちゃんのママも心細くてあなたを頼りにしてしまうのでしょう。けれど、それを引き受ける覚悟が無く、あなたが負担になるなら「ごめん! ダメなの」と言える勇気をもって!

負担を感じながらやることは、思いやりでも何でもありません。いい人と思われるために我慢して、自分で自分の首を絞めてしまいかねません。それよりも本音が言える関係にしていきましょう。少し勇気がいるかも知れませんが「今日は、ちょっと疲れているから誘えないの。今度ね」と言ってみて。相手は怒り出さないと思います。日頃から、そんなふうに付き合っていけば出産のときもわきまえた手助けを求めてくるのではないでしょうか。

柴田愛子 しばた・あいこ

保育者。自主幼稚園「りんごの木」代表。子供の気持ち、保護者の気持ちによりそう保育をつづけて36年。小学生ママ向けの講演も人気を博している。ロングセラー絵本『けんかのきもち』(ポプラ社)、『こどものみかた』(福音館書店)、『あなたが自分らしく生きれば、子どもは幸せに育ちます』(小学館)など、多数。

イラスト/海谷泰水

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