パン×本のしあわせな融合「パン屋の本屋」で、パンづくしの絵本タイム

パン屋のとなりに本屋さん?「パン屋の本屋」とは

日暮里の住宅街に佇む木の風合いを基調としたナチュラルな雰囲気の建物。街の憩いの場所「ひぐらしガーデン」です。その中のベーカリーカフェ「ひぐらしベーカリー」に並ぶ「パン屋の本屋」は、パン屋に併設されていることから珍しいと話題の書店です。

子ども連れでも入りやすい「パン屋の本屋」

「パン屋の本屋」という店名の通り、本棚にはパンや食べ物にまつわる本が豊富。さらには絵本や幼児誌のラインアップも充実していて、お子さん連れのご家族も入りやすいことがまたひとつの魅力です。

店内にさらに小さなパン屋さん!? 『めばえ』のふろく「パンやさんあそび」

そんな「パン屋の本屋」へ足を踏み入れると、今ならアンパンマンのとっても小さなパン屋さんが店頭でお出迎えしてくれます。

この可愛らしいパン屋さん、実は「めばえ」11月号の付録「アンパンマン どんどんやこう! パンやさんあそび」なのです。スポンジ製のキャラクターパン12個に、トレイ、トング、紙袋も付いてきて、本格的なパンやさんあそびができます。えんとつにパンを入れると焼きたてパンがかまどから飛び出す仕掛けも!

「パンやさんあそび」で、おとなり「ひぐらしベーカリー」のまねっこも

「パン屋の本屋」では「アンパンマン どんどんやこう! パンやさんあそび」を実際に触ることもできます。訪れたお子さんたちからも大人気。おとなりの「ひぐらしベーカリー」でママがやっていたようにトングを使ってみたり、店員さんがしていたように紙袋にパンを詰めてみたり……。毎日たくさんのお子さんたちが楽しく遊んでいるようです。もちろん『めばえ』11月号を買って帰ることもできるので、お家でもパンやさんあそびを楽しめますよ。

「パン屋の本屋」店長イチオシ“パン”の絵本

焼きたてのパンの香りが漂う「パン屋の本屋」の本棚には、パンをモチーフにした絵本がたくさん。『めばえ』とも併せてチェックしたい、2~4歳のお子さんにオススメのパンモチーフの絵本を店長の近藤さんが教えてくれました!

パンのおうさま

店長さん:「ウレタンの手ざわり、かわいい食パンの形が大人気。おうさまだったら、パンでなにをつくりますか?」

パンが好きすぎて国中のなにもかもをパンに変えてしまった王様のゆかいで楽しいお話。読んだあともお部屋に飾っておきたい、それ自体がふわふわの食パンのような絵本です。

著者:えぐちりか (小学館)

おたからパン

店長さん:「本当の『おたから』は何か、パン屋へどろぼうに入ったおとこは気づきます。最後のオチが最高です。」

「おたからパン」という人気のパン屋さんに忍び込んだどろぼうのお話。ほんとうに大切なものは一体なにか、パンを通じて考えさせられる大人にも子どもにもオススメの一冊です。

著者:真珠まりこ (ひさかたチャイルド)

どうぶつパンやさん

店長さん:「しろくまさんがパンをつくる、ねこくんがパンをかう。一冊の絵本で、ふたつのおはなしが楽しめます。」

前から読むか、後ろから読むかでふたつのお話が味わえる一冊で二度楽しい絵本です。色鉛筆風のタッチで描かれた美味しそうなパンの絵に、お腹が空くひと続出。

著者:さとう めぐみ (ひかりのくに)

 

読んでいるとついついパンを食べたくなってしまうパンモチーフの絵本の数々。「パン屋の本屋」店頭で、ぜひ手にとってみてください。本棚にディスプレイされた、まるで本物のパンのような立体ポップも必見です。

 

パンと本、親子でゆっくりほのぼのとした一日を

美味しいパンを食べながら「パンやさんあそび」の新たな展開を提案しあったり、パンの絵本で読んだ物語のことを話したり。そんなほのぼのな一日が「パン屋の本屋」からきっとはじまるはず。焼きたてパンなら、おとなりの「ひぐらしベーカリー」で。親子でゆっくり出かけてみてくださいね。

ひぐらしガーデン
〒116-0013 東京都荒川区西日暮里2-6-7
定休日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌火曜日が定休)

 

◆パン屋の本屋
営業時間:10時~18時 TEL:03-6806-6444

 

◆ひぐらしベーカリー
営業時間:8時~18時 TEL:03-6806-5551


構成・文/羽吹理美

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