授乳クッションおすすめ10選|必要性は?選び方やU字型、抱き枕など種類別に紹介

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赤ちゃんのお世話が始まると、授乳クッションを検討するママは多いでしょう。この記事ではどのような授乳クッションを買うか迷っている人に向けて、選び方やおすすめの商品を紹介します。授乳クッションのメリットや使い方もあわせてチェックしましょう。

授乳クッションは必要?

授乳クッションの購入を検討する際に、具体的な使い方のイメージがわかず、購入を迷う人もいるのではないでしょうか。

HugKumでは、0~1歳の子がいるママパパ121人に、赤ちゃんのお世話に授乳クッションを使っていたかアンケートで調査しました。

どのくらいの人が赤ちゃんのお世話に授乳クッションを使っていたのでしょうか。

Q.赤ちゃんのお世話に授乳クッションを使っていましたか?

Q.赤ちゃんのお世話に授乳クッションを使っていましたか?

今回のアンケートでは、「使った」が73.6%と大半の人が授乳クッションを使用していました。実際にどんな場面で必要性を感じたか、使わなかった方はどんな理由で使わなかったのか、体験談も教えていただきました。

使った

「出産した時に病院で出産セットをもらったときにクッションも含まれていたから。首のすわってない赤ちゃんを抱っこしながらの授乳の時に自分のひじも乗っけられて安定させられるので、授乳クッション無しでは授乳は難しいと思う。」(30代・東京都・子ども1人)
「新生児期で、横抱きした際に乳首の高さと赤ちゃんの頭の位置が合わず、成長するまでは利用した。」(30代・福岡県・子ども2人)
「抱っこが大好きな子だったので授乳中より普段寝ているときに使っていました」(20代・栃木県・子ども1人)

使わなかった

「一時期しか使わないので」(30代・兵庫県・子ども3人)
「普通のクッションでいいかと思い、必要性を感じなかった」(30代・静岡県・子ども4人)

授乳クッションのメリット

育児書などでは、赤ちゃんへの授乳タイムは「赤ちゃんはもちろんママにとっても幸せな時間」と書かれていることがよくあります。実際にそう感じるママも多いでしょう。

新生児期から赤ちゃんの首がすわるまでの期間は、1日のうち多くの時間を授乳に費やします。授乳のたびに赤ちゃんの体や顔の向きに気を使ったり腰や腕が痛んだりして、授乳を負担に感じるママも多くいます。

そんな悩みを持つママには授乳クッションがおすすめです。授乳クッションのメリットについて、くわしく見ていきましょう。

母乳でもミルクでも役に立つ

授乳クッションは、授乳時にママのお腹に巻きつけたりお腹を挟んだりして使います。赤ちゃんをクッションとおっぱいの間に寝かせ、首や体を支えて授乳させるものです。

腰をかがめたり腕で赤ちゃんを支えたりしなくても、赤ちゃんの顔をおっぱいに近づけられます。ママがリラックスできる安定した姿勢で授乳すれば、赤ちゃんも安心できるかもしれません。

粉ミルクで育児中の方の中には「授乳クッションはメリットがないのでは?」と思う人もいるでしょう。ミルクをあげる際に、片手で赤ちゃんを支えつつもう一方の手で哺乳瓶を支える動作は腕や首の負担になります。

授乳クッションがあれば赤ちゃんの体を預けられるため、哺乳瓶を支える手が疲れたときにもう片方の手に持ちかえることも可能です。

母乳でもミルクでもどちらの授乳方法でも、役立つアイテムと言えます。

多様な使い方ができるタイプも

授乳クッションをいつまで使うのかには個人差があるものの「新生児期~生後半年程度」にあたる「赤ちゃんの首や腰がしっかり据わるまで」が一般的です。

多様な使い方ができるタイプであれば、妊娠中~赤ちゃんが2歳程度になるまで長期間利用するママもいます。

授乳中以外は細長い抱き枕として使えるロングタイプや、半楕円形でひざに乗せて台代わりにできるものなどが人気です。

ロングタイプは、妊娠中の就寝ポーズにおすすめの「シムス位」をサポートするのにぴったりでしょう。横向きで上の足をクロスさせる体勢を作るときに、足の間に挟めます。

半楕円形は、寝かしつけの際に赤ちゃんをくぼみに寝かせたり、お座りのサポートに使ったりするのに便利です。

授乳クッションの選び方

授乳クッションのメリットを得るためにも、大切なのが選び方です。授乳時の負荷をやわらげるために、外せないポイントと理由を見ていきましょう。

しっかりとした厚みと硬さがあること

授乳クッションが世の中に浸透したのは、それだけ多くのママが授乳時に腕や腰、首などに負荷を感じていたからでしょう。

授乳時には赤ちゃんがおっぱいを飲みやすいように、持ち上げたり腰を前かがみにしたりした状態を保つ必要があります。負担を軽減させるための授乳クッションは、赤ちゃんが沈みやすいやわらかすぎるものや、おっぱいとの距離が生まれる薄すぎるものはおすすめできません。

赤ちゃんの顔や体を安定させて「おっぱいと顔を近づけやすい状態」にしましょう。しっかりとした厚みや硬さのあるものを選んで、位置を固定することが大切です。

衛生面を考えて丸洗いできるものを

妊娠中や赤ちゃんを迎えるとき、多くのママが気にするのが衛生面です。暑い時期の授乳では、ママも赤ちゃんも汗をかきます。

授乳中の吐き戻しや、母乳やミルクがこぼれてしまうことも少なくありません。授乳クッションは、カバーだけでなく「クッション自体の丸洗いができるもの」が安心です。

型崩れを防ぎたいなら、手洗いがよいでしょう。お風呂にクッションが浸るくらいの水を張って、洗濯1回分の洗剤を入れます。基本は押し洗いで、染みが付いてしまったところをつまみ洗いしましょう。手洗いの際は、脱水ができないため「乾きやすいもの」がベターです。

洗濯機で洗う場合は、クッションの「洗濯表示」や「取り扱い説明書」をよく読んでコースや時間を決めましょう。

素材や形状も大事

赤ちゃんを乗せる授乳クッションは、肌ざわりが優しい素材を選びましょう。

授乳クッションのカバーの素材は「コットン100%」や「サーマル・パイル地」などが多いですが、なかには乾きやすさを考えた「ポリエステル素材」のものもあります。

クッションの中身の素材に関しては、以前は「綿」や「ウレタン」が使われることがほとんどでした。現在は、長期間へたらない「発泡ビーズ」や「エアー」が使われているタイプもあります。

形や厚みを自由に調整できるため、赤ちゃんのお座り補助や抱き枕としても使いやすいでしょう。

中綿が詰まった授乳クッションを好む人は、使用時のシチュエーションを想像したりサイズを確認したりしてしっくりくる形状のものを選ぶことが大切です。

定番のU字型授乳クッション4選

定番の授乳クッションといえば、「U字型クッション」が思い浮かぶ人も多いでしょう。授乳用に特化しているため「使いやすい」と感じるママが多いそうです。U字型のクッションは、ママの体にぴったりと装着できて安定感があります。人気アイテムをご紹介します。

ディモワ ママ&ベビークッション

「ディモワ(10mois)」の「ママ&ベビークッション」は「シャンカー」と呼ばれる、しっとりとした肌ざわりのカバー付きです。

インド産の高級超長綿と天然繊維リヨセル混紡が使われています。さりげない星柄がかわいらしく、インテリアの邪魔をしないところもポイントが高いでしょう。

授乳以外にも、お座り練習の補助やPC使用時にアームクッションとして使えます。赤ちゃんにとってもママにとっても、使い勝手のよいクッションです。

ママパパの口コミ

「使いやすい」(20代・神奈川県・子ども2人)

ダッコ 授乳用クッション

クッション性が高く、へたりにくさに定評があるのが「ダッコ( dacco )」の「授乳用クッション」です。クッションカバー表面に、綿100%の肌あたりが優しいパイル地を使っています。

中の綿はふっくらとした弾力性のある「クリスターECO」使用で、十分なクッションの厚みを感じられるでしょう。赤ちゃんを乗せる部分の広さも人気の理由の一つです。

赤ちゃんの心地よさ重視のクッションで、安定したホールド感を求めるママにも試してほしい一品です。

ママパパの口コミ

「サイズ感も硬さもちょうどよく、とても使いやすかったです。」(30代・茨城県・子ども2人)

リッチェル ふかふか授乳クッション

「リッチェル(Richell )」の「ふかふか授乳クッション」は、めずらしいエアータイプのクッションを採用しています。

クッションに浮き輪のような空気栓が付いており、シーンや赤ちゃんのサイズ・使い心地に合わせて入れる空気の量を調整可能です。

お座りや寝かしつけの際など自由に厚みを変えられるため、赤ちゃんが2歳程度に成長するまでさまざまな用途で活躍します。クッション自体が軽く、使用時以外はたたんで収納できるのもうれしいポイントです。

ママパパの口コミ

「弾力もあって良かった。 今は子供のお座りの練習としても使っている。」(20代・熊本県・子ども1人)

西松屋 Wガーゼリバーシブル授乳クッション

やわらかで優しい肌触りのWガーゼを使用し、カバーも中身も丸洗いできる西松屋の授乳クッション。手ごろな価格も魅力的で、お手入れも簡単。授乳クッションやお座りサポートとしての使用や、ママ用クッションとして、ママと赤ちゃんを快適にサポートしてくれます。

抱き枕にもなる授乳クッション3選

抱き枕になるロングタイプの授乳クッションも人気が高い形状です。妊娠中や卒乳後も抱き枕としてそのまま使うなど、多様な使い方ができることが理由でしょう。

ただし、授乳クッションとして使うときにはU字型に折り曲げるため「張り具合や厚みが十分ではない」と感じる人も多いようです。

ネットで購入する際には、口コミやレビューをよく確認しましょう。ここでは、選ぶのが難しいロングタイプの中でも、評価が高いものを紹介します。

ナオミ イトウ アメザイク ママ&ベビークッション ロングフレックス

「アメザイク ママ&ベビークッション ロングフレックス」は、使い心地や赤ちゃんの成長を考えて設計された授乳クッションです。かわいらしい水彩柄で人気の「ナオミ イトウ(NAOMI ITO)」のデザインが、赤ちゃんを包み込みます。

コードストッパーで留め具のひもの長さの調節をしたり、中綿の量を用途によってファスナーから出し入れしたりと「あったらいいな」という機能が満載です。

肌ざわりのよいコットン100%のクッションカバーは、洗い替え用の種類も豊富なラインナップがそろっています。クッション購入時にあわせて入手しておくと、汚れを気にせず安心して利用できるでしょう。

サンデシカ 妊婦さんのための洗える抱き枕

「サンデシカ(sandesica)」の「妊婦さんのための洗える抱き枕」は、その名の通り妊婦が使いやすい抱き枕としての側面にこだわっています。

なかなか安眠しづらい妊娠後期の妊婦がシムスの体勢をとりやすいように、研究された設計です。先端についたボタンを留めれば、授乳枕や足枕としての使用もできます。

洗い替え用のカバーにはさまざまな柄がそろっているため、妊娠中のベッドタイムを明るいものにできるでしょう。

ママパパの口コミ

「授乳だけでなく妊娠中からお世話になりました! 妊娠中はお腹を支えられて寝るときは必需品でした。 産後も生まれた子が抱っこマンだったので助かりました。」(20代・栃木県・子ども1人)

たまひよショップ 丸洗いで清潔!妊娠~授乳用お助け抱き枕

のべ2,400人以上の妊婦の声をもとに開発した、妊婦専用の抱き枕が「たまひよショップ(SHOP)」から発売されています。

「丸洗いで清潔!妊娠~授乳用お助け抱き枕」は、妊婦の体の変化に対応する独特の形状をした抱き枕です。

両方の先端に膨らみがあり、幅広で中身がしっかり詰まっています。先端は少しだけ内側にカーブしていて、抱きついたときも頭にフィットしやすいでしょう。

赤ちゃん誕生後は両先端についたホックを留めて、授乳クッションとしても使用できます。反発力のある中空綿繊維使用で、腰に巻いたときも安定感が抜群です。

ママパパの口コミ

「ちょうど良い弾力で使いやすかった。」(30代・広島県・子ども1人)

マルチタイプ、変形型の授乳クッション3選

現在、各メーカーがたくさんのママの意見や研究結果を取り入れて開発・改良に努めているため、授乳クッションも年々進化しているのをご存知でしょうか?

多様に活躍するニュータイプの変形型を紹介します。

エールベベ 3WAYクッション プレミアム

エールベベ(AILEBEBE)」の「3way クッション」は腕の負担を和らげるヘッドアップピロー付き。授乳時には赤ちゃんが飲みやすい姿勢に高さを調節したり、お座り時の転倒を防ぐ背もたれとして使用します。

授乳クッションやお座りサポートとしての使い方や、妊娠中から産後のママの腰痛軽減クッションとして3つの使い方ができます。

ママパパの口コミ

キャンディード マルチリラックス

フランスのベビー用品メーカー「キャンディード(Candide)」からは、抱き枕や赤ちゃんを一時的に寝かせる「バウンサー」代わりにもなるマルチな授乳クッションを紹介します。

「マルチリラックス」のいかにもフランスらしい、おしゃれな見た目に惹かれる人もいるでしょう。赤ちゃんの体をすっぽりと囲う大きめのU字クッションの中心には、お腹を固定できる腰ベルトが付いています。

授乳クッションとしてはもちろん、赤ちゃんのお座りや休息場所、転がり防止としても使い勝手に定評がある一品です。

マイブレストフレンド 授乳クッション

「マイブレストフレンド(My Brest Friend)」の「授乳クッション」は、授乳時のママのおっぱいの痛み軽減と赤ちゃんの飲みやすさを考えて作られています。

ポイントは、計算された厚みと赤ちゃんやおっぱいの位置を安定させるクッション部分の二つの丘、さらにママがしっかり装着できるベルトです。

両端が異なる形状で、背面にくるほうは細めの長方形・前面は厚みのある半円形をしています。左前の部分には哺乳瓶などを入れられる袋が付いており、赤ちゃんを支えながら片手でとりやすいでしょう。

授乳期間を快適に過ごしたいママは、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?

授乳クッションで負担を軽減

授乳クッションには、さまざまなメリットや使い方があります。授乳時だけでなく、赤ちゃんの生活を多方面からサポートしてくれるでしょう。

授乳クッションを取り入れて負担を軽減すれば、赤ちゃんとの生活により幸せを感じられるはずです。この記事を参考にして、自分に合ったタイプの授乳クッションを見つけましょう。

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構成/HugKum編集部

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