自分の体重を上手く使って進むバランススクーター。乗りこなせるまでは練習が必要なイメージがありますが、お子さん向けの商品ならテクニックいらずで誰でも簡単に楽しむことができます。
今回はおすすめのバランススクーターと、バランス感覚を鍛える乗り物おもちゃを紹介します。合わせてバランススクーターのメリットと選び方も紹介しているので、お子さんへのプレゼント選びの参考にしてみてください。
目次
お子さん向けのバランススクーターの選び方
実際にお子さんにバランススクーターを選ぶときは、何よりも安全性をチェックすることが大切です。
重心移動により上手くバランスを取ることで、足で蹴らなくても進むことができる商品もあります。
電動タイプのバランススクーターを選ぶ場合
対象年齢と合わせて体重制限もチェックしましょう。特に体重が少ないと、モーターが上手く作動せず思わぬ事故に繋がってしまうことも。安全に使用するためにも、お子さんに合わせた商品選びを行いましょう。電動モーターで走る本格的なバランスボードは時速10km程度の速度が出る商品が多いため、10歳以下のお子さんには電動ではないタイプを選ぶと安全に乗ることができます。
バランススクーターのメリット
体重を移動させることで自分の進みたい方向に進むことができるのがバランススクーターの特徴。このことから、遊びながら自然とバランス感覚を身に付けることができるというメリットがあります。上手く乗りこなせるようになると、爽快感を感じることができますよ。
また、コツを掴めば誰でも乗りこなすことができるため、運動能力に自信がない人やバランススクーターが初めての人でも大丈夫。練習すると、大人はもちろんお子さんも楽しむことができるので、家族みんなで楽しめる乗り物を探している人におすすめです。
バランススクーターの注意点
バランススクーターは子供も大人も気軽に楽しめる乗り物ですが、公道などで使用するのは禁止されているので注意が必要です。
移動手段としてバランススクーターを使用せず、公園や私有地などの人の少ない安全な場所で使用するようにしましょう。
また、お子さんがバランススクーターに慣れるまでは、方向転換や移動が難しいと感じることもあります。大人が近くでしっかり見守ることが必要です。
さらに、常に膝サポーターやヘルメットをきちんと着用しておくと転倒時などでのケガも減ります。その際は、サイズのぴったり合ったものを選んであげてくださいね。
お子さんにおすすめのバランススクーター3選
【1】ラングスバランススクーター – ラングスジャパン
3歳から乗ることができるラングスのバランススクーター。足を乗せる部分は低く、タイヤが大きく作られているところがポイント。安定感があるので、乗り物おもちゃが初めてのお子さんでも安心して乗せることができます。対象年齢は3歳以上。
エアーミニ リップスティック – ラングスジャパン
重さ約500gと軽量さが特徴のリップスティックのキッズモデル。リップスティックはオフシーズンのスノーボードやサーフィンを行う感覚で、平地で気軽に楽しめるボードです。上手に体をひねることで前進できるため、バランス感覚を身に付けることができます。こちらは小型モデルですが対荷重は79kg。お子さんとパパママがシェアして使うことができます。お子さんの外遊びにはもちろん、大人の体幹トレーニングやシェイプアップとしても最適。対象年齢は8歳以上。
リップスター – ブレイブボード
地面を蹴らなくても前に進む人気のブレイブボードのキッズ向けモデル。前後2枚のボードにそれぞれ車輪が付いている構造で、ダイナミックな動きを楽しむことができます。身長125センチ以下のお子さんにぴったりなコンパクトサイズのため、大人用に比べて小回りが利くのも特徴。
ブルーやグリーンのほかに、ピンクなどの女の子向けのカラーもあるので、お子さんの好みに合わせて選べます。ちなみにブレイブボードのブレイブは「勇気」を意味しており、勇気を持ってチャレンジするお子さんが増えて欲しいという思いで付けられたそう。スポーツ感覚で遊べるボードを探している人におすすめです。対象年齢は8歳以上。
バランス感覚を養う乗り物おもちゃ3選
【1】ハイウェイキック1 – スクートアンドライド
サドルにまたがりキックバイクのように楽しめる「サドルモード」と、キッズスクーターのように使える「スタンダードモード」の2種類の使い方ができるのもポイント。工具いらずで簡単に切り替え可能です。成長しても長く使える乗り物おもちゃを探している人におすすめです。対象年齢は1歳以上。
【2】アンパンマンかんたんチェンジ2WAYスクーター – ジョイパレット
かわいいアンパンマンのキッズスクーターです。ステップ部分には足が滑りにくい加工がされているので、安全に乗ることができます。また、アンパンマンの顔が付いたハンドルは2段階で高さが変えられるため、お子さんの身長に合わせて調整することができます。
また、ステップ部分のレバーを押しながらくるっと回すだけで、座って遊ぶバランストライクに早変わり。特別な工具が必要無いところもポイント。2種類の遊び方ができるので、飽きずに長く使うことができます。対象年齢は2歳以上。
【3】ティーター ポッパー バランスボード – ファットブレイン(Fat Brain Toys)<番外編>
スクーターではありませんが、カラフルでキュートな見た目が目を引くバランスボードでもバランス感覚を養えます。座ってゆらゆら揺れるのはもちろん、立った状態で上手にバランスを取る遊び方もできます。遊びながら体幹を鍛えることができ、さらには運動能力の向上に役立てることができます。
また、こちらのボードの裏面には14個の吸盤がついているため、フローリングなどのツルツルしたところで使用することも可能。対象年齢は3歳以上。
バランススクーターで外遊びをさらに楽しもう
バランススクーターにはさまざまな種類がありますが、お子さんの年齢やレベルに合わせて選びましょう。また、バランススクーターを乗りこなせるようになると、スピードの出し過ぎになることも。大人がそばにいる時に使うよう促すと安心です。
文・構成/HugKum編集部