野菜たっぷりの主食とおかず
【1】豚しゃぶサラダうどん
お肉や野菜がたっぷりで、うどんもシコシコ。食べ応えは抜群です!
◆材料
(3~4人分)
うどん 300~400g(チルドうどん、冷凍うどんの場合は3~4玉)
豚肉しゃぶしゃぶ用(肩ロース、ロースなど) 200g
レタス 2枚
オクラ 6~8本
にんじん 1/2本
ゆで卵 2個
酒 大さじ1
【A】
練り白ごま(すり白ごまでも可) 大さじ1・1/2
麺つゆ(2倍濃縮) 150㎖
水 100㎖
マヨネーズ 適量
◆作り方
【1】レタスは5㎜の幅に細切りにし、2~3等分の長さに切る。にんじんは5㎜厚さの輪切りにして水から5分ほどゆでて型で抜く。オクラは塩(分量外)で板ずりし、沸騰した湯でにんじんと時間差で1分ほどゆで、冷水で冷やして水気を切り、8㎜幅に切る。ゆで卵は輪切りにする。
【2】豚肉は沸騰した湯に酒を入れて色が変わるまで3~4分ゆでて冷水で冷やし、水気をしっかり切って食べやすい大きさに切る。
【3】沸騰した湯でうどんを表示時間通りゆでてザルに上げ、冷水で冷やして水気を切る。器に盛って【1】、【2】をのせ、混ぜ合わせた【A】、マヨネーズをかける。
教えてくれたのは
坂下千恵さん
料理研究家・栄養士。外食大手企業、食品宅配会社を経て独立。現在は書籍、雑誌、テレビ、WEB、企業販促用のレシピ作成、食育関連講習会など幅広く活躍。2児の母。
【2】野菜たっぷりホイコーロー
肉に片栗粉をまぶすのがおいしく作るポイント! タレがからんで味がバシッと決まります。ピーマン嫌いのお子さんにもおすすめ!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
豚こま肉 200g
片栗粉 小さじ2
キャベツ 1/4個
ピーマン 3個
サラダ油 大さじ1
【A】
甜麺醤 大さじ2
しょうゆ 大さじ1
砂糖 大さじ1
おろしにんにく 小さじ1/4
鶏がらスープの素 小さじ1/4
ごま油 大さじ1/2
◆作り方
【1】キャベツは食べやすい大きさに切り、ピーマンは乱切りにする。
【2】フライパンに豚肉を入れて片栗粉をもみ込み、サラダ油を回し入れて強火で熱し、中火にして両面を4分ほど焼く。
【3】【2】に【1】を加えて強火で炒め、キャベツがしんなりしたら、【A】を加えてサッとからめ、仕上げにごま油を混ぜる。
教えてくれたのは
みきママさん
オリジナルの節約ごちそうレシピで人気の〝おうち料理研究家 〟。ブログ「藤原家の毎日家ごはん。」は1日平均120万PV以 上のアクセスを誇る。夫と三人の子どもの五人家族。
『ベビーブック』2015年10月号
【3】野菜たっぷりピカタ
ささみにじゃがいもとにんじんのせん切りを衣にしてカリッと。ひとくちでいろいろな食感を楽しめ、おやつにもおかずにもなる手軽な一品です。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
鶏ささみ肉 5本(280g)
塩・こしょう 各少々
じゃがいも 1個(120g)
にんじん 1/3本(40g)
【A】
粉チーズ 大さじ3
塩 小さじ1/4
こしょう 少々
小麦粉 適量
溶き卵 1個
【B】
バター 20g
サラダ油 大さじ3
◆作り方
【1】ささみは1本を4等分のそぎ切りにし、塩、こしょうをふる。
【2】じゃがいもとにんじんは皮をむき、スライサーで細切りにして【A】を混ぜ合わせる。
【3】【1】に小麦粉をふり、溶き卵をからめ、【2】を表面に等分に貼りつけて手でギュッと押さえる。
【4】フライパンに【B】を中火で熱し、【3】を並べて表面がパリッとするまで焼く(2回くらいに分けると作りやすい)。
*お好みでサラダ菜を添える。
教えてくれたのは
中村陽子さん
料理研究家のアシスタントを経て独立。新著は『とっておきの日につくっ てあげたいキャラケーキ』(成美堂出版)。二児のママ。
『ベビーブック』2015年11月号
【4】チキンのチンジャオロース風
むね肉だから細切りも簡単! ピーマンが苦手な子どもがいる場合は、むね肉と合わせて細切りにしてあげましょう!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
鶏むね肉 1枚(約350g)
【A】
酒 大さじ1/2
しょうゆ 大さじ1/2
片栗粉 小さじ1
ピーマン 小3個
玉ねぎ 1/2個
【B】
砂糖 大さじ1
オイスターソース 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
ごま油 少々
こしょう 少々
サラダ油 大さじ1
◆作り方
【1】むね肉は細切りにし、【A】をしっかりまぶす。ピーマンは小さめの一口大に切る。玉ねぎは5~6mm幅のくし形に切り、さらに半分に切る。【B】は混ぜ合わせておく。
【2】フライパンにサラダ油を中火で熱し、鶏肉を入れて炒め、ほとんど色が変わったら、玉ねぎとピーマンを加えて炒め合わせる。ふたをして弱めの中火で2~3分蒸し焼きにし、【B】を加えて強火にし、照りが出るように手早く炒める。
◆ポイント
■細切り
まず、むね肉を5㎜幅程度のそぎ切りにし、それを細切りにしていく。
教えてくれたのは
武蔵裕子さん
料理研究家。総菜から保存食まで幅広いジャンルを得意とし、だれでも簡単に作れるシンプルでおいしいレシピが好評。
『ベビーブック』2017年10月号
【5】新じゃがとソーセージのトマトソースがけ
ソーセージと一緒にゆでるだけ! 旬のじゃがいもをシンプルにおいしく食べられます。トマトソースは野菜嫌いの子どもにぴったり!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
トマトソース 1カップ
新じゃが 8個
ソーセージ(小) 10本
粉チーズ 大さじ2
塩 少々
◆作り方
【1】新じゃがは皮ごとよく洗 って鍋に入れ、水をたっぷり注ぎ、塩を加えて強火にかける。煮立ったら火を弱め、やわらかくなるまで15分ほどゆで、ソーセージを加えて1分ほどゆでて、ざるに取る。
【2】【1】を器に盛り、トマトソースをかける(冷蔵の場合は電子レンジで2分温める)。
◆ポイント
野菜たっぷりトマトソースは、子どもの苦手な野菜をさりげなくたっぷり食べさせらる、親心を安心させてくれるソースなんです。
最初の一品を作るとき、ソースを2~3回分、作っておき、残りは保存容器で冷蔵するのがおすすめ。
(3カップ分)
【A】
玉ねぎ 1個
にんじん 1本
セロリ 1本
にんにく 1かけ
トマトの水煮(缶詰) 300g
オリーブ油 大さじ3
塩 大さじ3
塩 大さじ1/2
こしょう 少々
【1】【A】はみじん切りにし、鍋にオリーブ油とともに入れて強火で炒める。水けがとんでしんなりしたら弱火にし、薄く色づくまで炒める。
【2】【1】にトマトを細かくつぶして加え、強火で1~2分煮立て、弱火にしてふたをし、20~30分煮る。塩、こしょうをふる。
1回分ずつ小分けにし、冷凍保存用袋などに入れて冷凍しても◎。
『めばえ』2014年5月号
【6】白菜とマカロニのとろとろグラタン
少しゆるめのソースで、白菜の甘みが引き立ちます。子どもの大好きなグラタンにも白菜を入れて。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
白菜 大4枚(400g)
ベーコン 3枚(60g)
マカロニ 70g
バター 15g
小麦粉 大さじ2弱
牛乳 1カップ
ピザ用チーズ 30g
塩・こしょう 各適量
◆作り方
【1】白菜とベーコンは1cm幅に切る。マカロニは表示時間どおりにゆでる。
【2】鍋にバターを入れて中火にかけ、溶けてきたら白菜を加えてサッと混ぜ、ふたをし、火を弱めて5分ほど蒸し煮にする。
【3】【2】に小麦粉をまんべんなくふり入れて混ぜ、牛乳を加えて中火にし、混ぜながらとろみが出るまで加熱する。マカロニとベーコンを加え、塩、こしょうで調味する。
【4】【3】を耐熱容器に入れ、チーズを散らし、 200℃のオーブンで15分を目安に焼く。
※オーブンの代わりにオーブントースターでも焼けます。
『めばえ』2015年1月号
【7】ほうれん草入りトマトクリームドリア
トマトを加えていつもの味に変化球。こんがり焼けたチーズといっしょにどうぞ。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
ほうれん草 1袋(200g)
トマト 1個
ハム 4枚
ご飯 茶碗3杯(400g)
バター 15g
小麦粉 大さじ2強
牛乳 1カップ
ピザ用チーズ 30g
塩・こしょう 各適量
◆作り方
【1】ほうれん草はゆでて、細かく刻む。トマトは皮を湯むきして1cmの角切りにする。ハムも同様に切る。
【2】鍋にバターを入れて中火にかけ、溶けてきたら、ほうれん草とハムを加えてサッと炒める。小麦粉をまんべんなくふり入れて軽く混ぜ、牛乳を加え、混ぜながらとろみがつくまで加熱する。トマトを加え、塩、こしょうで調味する。
【3】耐熱容器にご飯を敷き、【2】をかけ、チーズを散らし、200℃のオーブンで10分を目安に焼く。
※オーブンの代わりにオーブントースターでも焼けます。
教えてくれたのは
上田淳子さん
ヨーロッパや日本のレストランなどで修業後、料理研究家として雑誌、書籍、テレビなどで活躍。双子の男の子の母。近著に『共働きごはん』(生活の友社)など。
『めばえ』2015年1月号
【8】野菜たっぷり五目麺
蒸し焼きされた甘みのある野菜に、ヨーグルトに加えたみそ味がマッチします。タレは麺との相性も良く、たくさん混ぜて召し上がれ。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
鶏ささみ 2本(100g)
キャベツ 1/5個
にんじん 1/5本
もやし 1/2袋
焼きそば? 3玉
【A】
ごま油 小さじ1
塩 3つまみ
【B】
ごま油 大さじ1と1/2
水 大さじ3
塩 適量
【C】
ヨーグルト 大さじ3
みそ 大さじ2
ごま油 小さじ1
のり 適宜
◆作り方
【1】キャベツはざく切り、にんじんはせん切りにし、ささみは幅を半分にし、3等分に切る。もやしは洗う。麺はゆでて、【A】をまぶす。
【2】フライパンに【1】と【B】を入れ、ふたをして中弱火にかけ、蒸し焼きにする。
【3】火が通ったら器に盛り、混ぜ合わせた【C】をかけ、のりをのせる。
教えてくれたのは
井澤由美子さん
旬の食材を使い、食べ合わせによる体への相乗効果を大切にしたレシピが人気。 食育にも力を注いでいる。 一児の母。
『ベビーブック』2015年5月号
【9】大根とにらのプルコギ丼
子どもが好きな甘辛味を韓国風に。韓国の定番料理プルコギも、お家で簡単に再現できます。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
牛こま切れ肉 300g
【A】
酒 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
オイスターソース 大さじ2
みりん 大さじ2
砂糖 大さじ1/2
ごま油 小さじ1
にんにく(すりおろし) 小さじ1
玉ねぎ 1/2個
大根 6cm(100g)
にら 1/2束
にんじん 1/3本
赤・黄パプリカ 各1/4個
ごま油 大さじ1/2
塩 少々
ご飯 茶碗3杯
◆作り方
【1】玉ねぎは薄切り、大根は6cm長さの細切りにする。にらは6cm長さに切り、にんじん、パプリカはせん切りにする。
【2】牛肉に【A】をもみ込み、玉ねぎ、大根、にんじんも合わせて10分ほどおく。
【3】フライパンにごま油を中火で熱し、【2】を炒める。肉の色が変わったら、パプリカとにらを加えてサッと炒め、塩で味を調える。ご飯にのせる。
『ベビーブック』2014年2月号
【10】白菜とねぎの子ぎつね丼
白菜たっぷり、ツナを加えて子ども向けの味に。丼にするともりもり食べられます。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
油揚げ 2枚
ツナ(缶詰) 小2缶
白菜 3~4枚(200g)
長ねぎ 1本
【A】
だし汁 1/4カップ
しょうゆ 大さじ1と1/2
みりん 大さじ1と1/2
砂糖 小さじ2
ごま油 小さじ1/2
塩 少々
片栗粉 大さじ1/2
ご飯 茶碗3杯
◆作り方
【1】油揚げと白菜は細切りに、長ねぎは斜め薄切りにする。
【2】鍋に【1】と缶汁を軽くきったツナを入れ、合わせた【A】を加えて中火にかける。
【3】フツフツしてきたら弱火にしてふたをし、8分ほど煮る。水大さじ2で溶いた片栗粉を回し入れて混ぜる。とろみがついたら火を止め、ご飯にかける。
教えてくれたのは
みないきぬこさん
女子栄養大学を卒業後、料理研究家のアシスタントを経て2007年独立。料理家、フードコーディネーターとして料理雑誌や広告、メニュー開発など、幅広い分野で活躍中。女の子のママでもある。
『ベビーブック』2014年2月号
【11】クリスマスカラーの野菜パスタ
子どもが大好きなパスタ!ショートパスタなら食べやすく、取り分けもしやすくおすすめです。赤と緑、カラフルな2種類のソースでクリスマスを意識して、食卓をにぎやかに。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
ショートパスタ(ペンネ・フジッリ) 各90g
トマトの水煮(缶詰・ホール) 1/2缶
ベーコン 2枚
にんにく 1/2かけ
ブロッコリー 1/2株
ツナ(缶詰) 小1缶
塩・オリーブ油 各適量
カッテージチーズ 適量
◆作り方
【1】ベーコンは1cm幅に、にんにくはみじんに切り、ブロッコリーは小房に分ける。
【2】鍋に1.5リットルの湯(分量外)を沸かして塩大さじ1を加え、パスタを袋の表示どおりにゆでる。ゆで上がる3~4分前にブロッコリーを加え、一緒にざるにとる(ゆで汁は少しとっておく)。
【3】フライパンにオリーブ油少々とにんにくを入れて熱し、香りが立ったらベーコンを加えてサッと炒め、つぶしたトマトを混ぜる。【2】のゆで汁をお玉の半量加えてとろりとするまで煮詰める。
【4】【2】のブロッコリーはボウルに入れてフォークでつぶし、缶汁をきったツナ、オリーブ油大さじ1を混ぜる。
【5】【2】のパスタ1種類ずつに【3】と【4】を混ぜ、器に盛ってカッテージチーズを散らす。
教えてくれたのは
コウケンテツさん
料理研究家である母のアシスタント後、独立。素材の味を生かしたヘルシーで作りやす いメニューが人気。二児の父。
『ベビーブック』2015年12月号
野菜たっぷりの副菜
【1】赤・緑ピーマンの丸煮
味付けはとてもシンプルなのに、素材の旨みが抜群!
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
緑ピーマン 5個
赤ピーマン 3個
ごま油 小さじ2
【A】
水 2カップ
しょう油 大さじ2
酒 大さじ2
◆作り方
【1】ピーマンのへたの部分を強く押して、種とへたの部分を抜き出す。
【2】深めのフライパンにごま油を熱し、【1】を中火でじっくり炒める。【A】を加えて落としブタをし、沸騰したら中火で水分が少なくなるまでじっくり煮込む。
◆ポイント
ピーマンは、免疫力を高めるビタミン類の宝庫。
抗酸化作用が高いビタミンCをはじめ、β-カロテン(ビタミンA)、ビタミンB群・Eなど、ビタミン類がたっぷり。油で調理すると苦味が減って、子どもも食べやすい。
じっくり炒めて、じっくり煮る!
ピーマンは中火でじっくり炒め、さらにじっくり煮込むことで、甘みが引き出されます。冷めても、翌日も変わらずにおいしい!
教えてくれたのは
カノウユミコさん
野菜料理研究家。鳥取県の専業農家に生まれ、生来の野菜好き。高校時代から自然食に興味を持ち、ベジタリアン料理・精進料理を研究。現在は鳥取に住み、自ら野菜を自然栽培。東京でも毎月、野菜料理教室を開催している。
『めばえ』2017年7月号
【2】いろいろ夏野菜のラタトゥイユ
鍋いらず!ほったらかし料理で栄養ばっちり、見た目もきれい、素材のシンプルな味が楽しめる一品は、煮込まなくても電子レンジで本格的な味わいに。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
【A】
ナス(乱切り) 1~2本(150g)
緑ピーマン(種を取って乱切り) 2個
赤ピーマン(種を取って乱切り) 1個
ズッキーニ(乱切り) 1本
トマト(ざく切り) 1~2個(200g)
インゲン(3等分) 50g
オクラ(乱切り) 5本
玉ねぎ(薄切り) 1/2個
オリーブオイル 大さじ2
塩麹 大さじ2
塩、こしょう 各少々
◆作り方
【1】厚手の鍋(ホーロー鍋や多層構造鍋)に、オリーブオイルを熱し、玉ねぎを入れ、少し色づくまで中火で加熱する。
【2】【A】を順に加えて炒め、塩麹を加えて混ぜ、フタをして野菜が柔らかくなるまで加熱する。
【3】塩、こしょうで味を調える。器に盛ってイタリアンパセリ(分量外)を適量飾る。
教えてくれたのは
カノウユミコさん
野菜料理研究家。鳥取県の専業農家に生まれ、生来の野菜好き。高校時代から自然食に興味を持ち、ベジタリアン料理・精進料理を研究。現在は鳥取に住み、自ら野菜を自然栽培。東京でも毎月、野菜料理教室を開催している。
『めばえ』2017年7月号
【3】ミニトマトの甘酢漬け
甘酢液を作ったら、15分間漬けるだけ。甘みのある味なので子どももおいしく食べられます
◆材料
(ミニトマト8個分)
ミニトマト 8個
【A】(甘酢だれ)
酢 大さじ2
砂糖 小さじ1
塩 小さじ1/4
※写真の分量は、すべて子ども1人分の目安です。
◆作り方
【1】ミニトマトはへたを取って横半分に切り、【A】と一緒にビニール袋に入れ、口を閉じて冷蔵庫で15分ほどおく。
教えてくれたのは
松見早枝子さん
料理研究家。ビューティレシピスト。美と健康をテーマに、栄養バランスに優れたおいしいレシピを提案。雑誌、テレビ、講演会、料理教室など幅広く活躍している。美食家でレストランオーナーの夫、息子と3人暮らし。
『めばえ』2016年10月号
【4】彩り蒸し野菜
ごく少量の水で蒸して、野菜のうまみ&栄養をギュッと凝縮!メインおかずの付け合わせにも重宝します。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
かぼちゃ 4切れ
にんじん 1/2本
じゃがいも 1個
ブロッコリー 1/4個
かぶ 2個
水 大さじ2
オリーブ油 大さじ1
◆作り方
【1】にんじんとじゃがいもは1cm幅の輪切りにし、ブロッコリーは小房に分ける。かぶは葉を落とし、皮をむいて半分に切る。
【2】フライパンに【1】とかぼちゃを並べ、オリーブ油と水を回し入れて、ふたをし、中火の弱火で6~7分蒸し焼きにする。
*子ども用は食べやすく切り、タルタルソースなどを添える。
◆ポイント
ゆでるのと違って、野菜のうまみや栄養分が中に閉じ込められます。蒸し上がりのやわらかさは、加熱時間で調節して。
教えてくれたのは
尾田衣子さん
「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室 Assiette de KINU」を 主 宰。男の子のママでもある。
『ベビーブック』2011年2月号
【5】温野菜のアボカドディップ
いろんな野菜との相性を試してみたい!味付けは塩と少しのレモンと牛乳だけ。野菜の味をシンプルに味わえるアボカドディップです。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
ブロッコリー 1/2株
さつまいも 1/3本
アボカド 1/2個
レモン汁 小さじ1
牛乳 大さじ1
塩 少々
◆作り方
【1】ブロッコリーは小房に分け、さつまいもは1cmの輪切りにする。鍋にさつまいもを入れ、水をたっぷり注いで火にかけ、やわらかくゆでる。途中でブロッコリーを加えて1~2分ゆでる。
【2】アボカドは皮と種を除いてつぶし、レモン汁を混ぜ、牛乳と塩を加えて混ぜる。【1】の野菜に添える。
教えてくれたのは
コウケンテツさん
料理研究家である母・李映林さんのアシスタント後、独立。韓国料理を中心に、素材の味を生かしたヘルシーなメニューが人気。一男一女の父。
『ベビーブック』2013年8月号
【6】野菜のヨーグルトみそ漬け
みそとヨーグルトを混ぜて、和洋ミックスの新風味。子どもウケも抜群です♪ 漬け込む野菜もいろいろと挑戦してみて。
◆材料
(作りやすい量)
【A】
プレーンヨーグルト 大さじ2
みそ 大さじ2
にんじん、きゅうり、セロリ 各1/2本
◆作り方
【1】にんじんは7~8mm厚さの輪切りに、きゅうり、セロリは7~8mm幅の斜め切りにする。
【2】【A】と【1】を混ぜて2~3時間置く。
【3】みそをぬぐい取り、水気を絞る。
◆ポイント
子どもたちの元気な成長に、カルシウムは不可欠!毎日の食事でしっかりとらせることが大人の使命です。
ヨーグルトは、100gに120mgのCaを含有。
みそは、100gに100mgのCaを含有。良質なたんぱく質も摂取できる。
余った材料をドレッシングに♪
■作り方
野菜をとり出して残った【A】におろし玉ねぎ小さじ1、オリーブオイル大さじ2を混ぜるだけで、ドレッシングのできあがり。
教えてくれたのは
藤井 恵さん
ふじいめぐみ/料理研究家、管理栄養士。女子栄養大学在学中から料理アシスタントを務め、料理家の道へ。25~30歳の5年間育児休業するも、復帰後、メディア各種、イベント、講演会など、幅広く活躍。「キユーピー3分クッキング」(日本テレビ系)の講師としても人気。
『めばえ』2017年1月号
【7】野菜のカレーピクルス
子どもでも食べられる、ほんのりスパイシーなピクルス。色がキレイで、形もかわいく、これだけでたくさんの野菜が摂れるので、毎日の食卓のプラス1品としても使いやすい。
◆材料
(作りやすい分量)
大根 200g
にんじん 1本
カリフラワー 1/4個
パプリカ(赤) 1/2個
(野菜は合わせて400g)
しょうが 大1かけ
【A】
酢 3/4カップ
砂糖 3/4カップ
水 3/4カップ
塩 小さじ1
カレー粉 小さじ1
◆作り方
【1】大根、にんじんは皮をむいて4㎝長さの拍子木切りにする。カリフラワーは小房に分ける。パプリカはスティック状に切る。しょうがは薄切りにする。
【2】鍋に【A】を入れ、にんじん、カリフラワー、しょうがを入れて中火にかけ、煮立ったら大根とパプリカを加え、火を止める。
【3】耐熱容器に2を甘酢ごと入れ、ラップを甘酢に密着させて冷ます。
※にんじんやパプリカは、型抜きしてもよい。カレー粉は、入れなくてもよい。
◆ポイント
ラップを密着させると、上まで甘酢に浸って味がよくしみる。野菜は家にあるものでOK!
教えてくれたのは
ほりえさわこさん
祖母の故・堀江泰子先生、母のひろ子先生と3代にわたって料理研究家。明るいお人柄と、ラクしておいしく作るアイディア豊富なレシピが人気。幼い姪っ子から祖父まで、みんないっしょに食卓を囲んでいる。
『ベビーブック』2017年12月号
【8】スティック野菜&ディップ2種
持ち寄りアイディアレシピ!カラフル野菜でテーブルが華やかに。
◆材料
(作りやすい分量)
【みそディップ】
みそ 100g
ごま油 大さじ3
砂糖 大さじ2
酢 大さじ1
白すりごま 40g
【サーモンクリームディップ】
サーモンフレーク(市販) 50g
クリームチーズ(室温に戻す) 100g
マヨネーズ 大さじ1
パセリ(みじん切り) 少々
大根、かぶ、にんじん、きゅうり、パプリカ、セロリなど 各適量
◆作り方
【1】ディップ2種は、それぞれすべての材料を混ぜ合わせ、保存容器に入れる。
【2】野菜は食べやすいスティック状に切り、別の容器に入れる。
持ち寄りポイント
ホスト宅ではミニコップに野菜を立てて配るのがおすすめ。ディップはパンにも合うので、多めに持って行くと喜ばれます!
教えてくれたのは
みないきぬこさん
料理研究家。女子栄養大学卒。小2の女の子と1歳の男の子のママ。素材を生かしたシンプル調理で、親子でおいしく、見た目も素敵なレシピが人気。著書に『かんたん、なのに満足! スープでごはん』(池田書店)など。
『ベビーブック』2018年12月号
【9】野菜のグラッセ
◆材料
(3人分)
さやいんげん 3本
じゃがいも 小1個
にんじん 1/4本
バター 適量
塩、こしょう 各少々
◆作り方
【1】さやいんげん、じゃがいも、にんじんはひと口サイズに切る。それぞれラップをして電子レンジで約1分(600Wの場合)加熱する。
【2】溶かしたバターと塩、こしょうで味つけする。
教えてくれたのは
有坂翔太さん
料理家。東京・赤坂の料理家バル『Ari’s』オーナーシェフ。大阪の辻学園調理・製菓専門学校・高度調理技術学科(当時)卒業。大阪のフランス料理店の料理長を務めたあと上京し、フードアーティスト・料理家としてTV・雑誌・書籍・料理教室など多方面で活躍。自店でも連日厨房に立つ。
『めばえ』2018年12月号
【10】彩り野菜の白和え
余った豆腐ですばやくもう1品!
◆材料
(2~3人分)
彩り蒸し野菜 半量
絹ごし豆腐 100g
【A】
白ねりごま 大さじ1
砂糖 小さじ1
昆布茶、塩 各小さじ1/3
◆作り方
【1】彩り蒸し野菜は、食べやすいように小さく切る。
【2】豆腐はペーパータオルで包み、水気をしっかり取っておく。
【3】【2】を手でつぶしながらボウルに入れて【A】を加えて混ぜ、【1】を加える。
教えてくれたのは
島本美由紀さん
料理研究家。旅先で得たさまざまな感覚を活かした、手軽に作れるおいしいレシピが人気。家事全般のラクを追求する「ラク家事アドバイザー」としても活動し、テレビや雑誌、講演会など幅広く活躍中。
『めばえ』2019年6月号