慌ただしい平日を乗り切るため、週末作り置きしておきたいレシピを幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたなかから厳選しました! メインになる鶏肉や豚肉、魚などのおかずや冷凍向きのそぼろやハンバーグ、さらには野菜の副菜など、子どもに人気のレシピばかりをずらっとご紹介。覚えておくと毎日の食事作りがラクになる作り置きレシピの保存版です!
週末まとめて!鶏肉の人気の作り置きレシピ
【1】鶏のチャーシュー
味つけも調理も袋の中で完了。超簡単!
◆材料
(3~4人分)
鶏もも肉 2枚(約500g)
【A】
めんつゆ(3倍濃縮)、ポン酢 各大さじ2
しょうが(スライス) 少々
◆作り方
【1】鶏肉の厚い部分に切り込みを入れて厚さを均一にする。
【2】ジップ付き耐熱袋に鶏肉と【A】を入れてもみ、空気を抜きながら閉じる。
【3】鍋に【2】(袋のまま)とたっぷりの水(分量外)を入れて火にかけ、沸騰してからさらに10分煮る。冷めてから食べやすい幅に切って器に盛る。
◆ポイント
時短ポイント!
肉と調味料を一緒に袋に入れてマリネすれば、味つけが簡単!
教えてくれたのは
有坂翔太さん
料理家。東京・赤坂の料理家バル『Ari’s』オーナーシェフ。大阪の辻学園調理・製菓専門学校・高度調理技術学科(当時)卒業。大阪のフランス料理店の料理長を務めたあと上京し、フードアーティスト・料理家としてTV・雑誌・書籍・料理教室など多方面で活躍。自店でも連日厨房に立つ。
『めばえ』2018年12月号
【2】鶏むね肉の揚げびたし
だししょう油だれに、良質なたんぱく質がとれる鶏むね肉を浸して柔らかく!食べやすい一品です。
◆材料
(2~3人分)
鶏むね肉 1枚
片栗粉 適量
だししょう油だれ 全量
かぼちゃ薄切り 6枚
揚げ油 適量
◆作り方
【1】鶏肉は少し大きめのそぎ切りにし、片栗粉をまぶす。
【2】【1】を170℃の油で揚げ、全体の色が変わったらすぐ、バットに入れただししょう油だれに浸す。
【3】かぼちゃはカリッと素揚げして、【2】のバットに入れる。全体的に味を絡める。
◆ポイント
【だししょう油だれ】
だし 大さじ3
しょう油 大さじ1
みりん 大さじ1/2
※だしは、昆布やカツオ節から取るほか、市販の白だし・顆粒だしを使ってもOK。その場合は、表示どおりの濃度に薄めて使いましょう。みりんは耐熱容器に入れてラップをせず、電子レンジで約40秒加熱(600Wの場合)して沸騰させ、アルコール分を飛ばします。
教えてくれたのは
橋本加名子さん
料理研究家・栄養士・フードコーディネーター。料理教室「おいしいスプーン」主宰。働きながらの子育て経験を活かし、簡単でも〝手抜き〟ではないおいしい家庭料理を提案。雑誌や書籍、WEB発信のほか、企業のメニューコンサルティングなども行う。
『めばえ』2018年8月号
【3】松風焼き風ミートローフ
豆腐も入ってふっくらジューシー!具材はすべてポリ袋に入れて混ぜれば手も汚れず、簡単&時短になります。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分・18cm四方の容器1個分)
【A】
鶏ひき肉 300g
絹ごし豆腐 1/3丁(100g)
卵 1個
みそ 大さじ1
しょうゆ 大さじ1/2
みりん 大さじ1/2
しょうが汁 小さじ1/2
白いりごま 適量
青のり 少々
◆作り方
【1】ポリ袋に【A】を入れ、袋ごと全体が混ざるまでよくもむ(フードプロセッサーで混ぜてもOK)。
【2】 耐熱容器に1を2cm厚さにのばし、ごまを表面にまんべんなく振り、ふんわりとラップをかけて電子レンジで6~7分加熱する。
【3】粗熱がとれるまで置いてから、台形に切り分け、青のりを振る。大人用には串をさす。
*容器が小さければ半量ずつ2 回に分け、加熱時間を3 ~ 4 分ずつにしてもOK。火が通りやすいよう、厚さは2cm程度にするのがおすすめ。
◆ポイント
ポリ袋にA の材料をすべて入れ、手で押しつぶしながら、かたまりがなくなるまで混ぜる。
けしの実のかわりに、白ごまを振る。1か所にかたまらないように、全体に均一に散らす。
教えてくれたのは
落合貴子さん
料理研究家、栄養士。1男1女を育てながら、大人も子どもも喜ぶ「おいしさ」「見た目」「食べやすさ」を工夫して、栄養バランスのよい料理を提案している。電子レンジの時短クッキングが得意。
『ベビーブック』2016年1月号
【4】チキンのチンジャオロース風
むね肉だから細切りも簡単!ピーマンが苦手な子には細切りでまずは挑戦!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
鶏むね肉 1枚(約350g)
【A】
酒 大さじ1/2
しょうゆ 大さじ1/2
片栗粉 小さじ1
ピーマン 小3個
玉ねぎ 1/2個
【B】
砂糖 大さじ1
オイスターソース 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
ごま油 少々
こしょう 少々
サラダ油 大さじ1
◆作り方
【1】むね肉は細切りにし、【A】をしっかりまぶす。ピーマンは小さめの一口大に切る。玉ねぎは5~6mm幅のくし形に切り、さらに半分に切る。【B】は混ぜ合わせておく。
【2】フライパンにサラダ油を中火で熱し、鶏肉を入れて炒め、ほとんど色が変わったら、玉ねぎとピーマンを加えて炒め合わせる。ふたをして弱めの中火で2~3分蒸し焼きにし、【B】を加えて強火にし、照りが出るように手早く炒める。
◆ポイント
■細切り
まず、むね肉を5㎜幅程度のそぎ切りにし、それを細切りにしていく。
『ベビーブック』2017年10月号
【5】くるくるロールチキン
くるくる巻いてレンチンするだけ! 電子レンジ加熱だと肉の旨みを逃さずおいしく作れます。野菜を巻いたロール状で見た目もかわいく♪
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
鶏むね肉 1枚(350g)
にんじん 1/3本
いんげん 5~6本
塩・こしょう 各少々
【A】
マヨネーズ 大さじ1
ケチャップ 大さじ1/2
◆作り方
【1】むね肉は観音開きにし、にんじんは5~6㎝長さの棒状に切る。
【2】まな板の上に肉を縦に置き、塩、こしょうを軽くふる。にんじんといんげんを手前に置いて巻き、ラップで包む。
【3】【2】を耐熱皿にのせ、電子レンジ(600W)で5分加熱し、取り出して、ラップをはずさずにそのままおく。冷めたら1㎝幅に切り分け、混ぜ合わせた【A】をかけて食べる。
◆ポイント
■観音開き
身の厚い部分に浅く包丁を入れ、次に左側に包丁を入れて開き、平らになるようさらに包丁を入れて切り開いていく。上下を返して右側も同様にする。
■巻く
手前から野菜を巻き込むように、ややきつめにグルグルと巻いていく。
教えてくれたのは
武蔵裕子さん
料理研究家。総菜から保存食まで幅広いジャンルを得意とし、だれでも簡単に作れるシンプルでおいしいレシピが好評。
『ベビーブック』2017年10月号
【6】蒸し鶏のきのこ小松菜あんかけ
下ごしらえはレンジで簡単に。しょうがやごま油が食欲をそそる上、とろみのあるあんかけなので、野菜もどんどん食べられます。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
鶏むね肉 1枚(300g)
【A】
しょうが(薄切り) 3~4枚
長ねぎの青い部分 適量
酒 大さじ1
塩 小さじ1/4
しめじ・しいたけ・えのきだけ 合わせて150g
小松菜 2~3株(100g)
【B】
だし汁 1カップ
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1
酒 大さじ1
塩 小さじ1/2
片栗粉 大さじ1
ごま油 小さじ1
◆作り方
【1】鶏肉は皮を除いて耐熱皿にのせ、【A】をふる。ラップをかけて電子レンジで3分加熱し、返してさらに2分加熱し、そのまま冷ます。手で食べやすく裂く。
【2】しめじとえのきは石突きを切り落としてほぐし、2cm長さに切る。しいたけも石突きを切り落とし、カサは横半分に切って薄切りにし、軸は細く裂く。
【3】小松菜は根元を切り落として2cm長さに切る。
【4】鍋に【B】を入れて煮立たせ、【2】と小松菜の軸を加えてやわらかく煮、葉も加えて煮、同量の水で溶いた片栗粉を加えてとろみをつけ、ごま油を加える。
【5】器に【1】を盛って【4】をかける。
教えてくれたのは
中村陽子さん
料理研究家のアシスタントを経て独立。新著は『とっておきの日につくっ てあげたいキャラケーキ』(成美堂出版)。二児のママ。
『ベビーブック』2015年11月号
【7】鶏照り焼きの卵とじ
しょうゆと砂糖の味をしっかり付けるとご飯によく合う一品に。子供の好きな卵とじでいただきます。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
鶏もも肉 1と1/3枚
玉ねぎ 1個
サラダ油 適量
【A】
みりん 大さじ4
しょうゆ 大さじ4
砂糖 小さじ2
水 大さじ2
卵 3個
スプラウト 1/2パック
◆作り方
【1】鶏もも肉は皮を除き、小さめの一口大に切る。玉ねぎは薄いくし形切りにする。
【2】鍋にサラダ油を熱し、【1】を入れて軽く焼き、【A】を加えて煮詰める。
【3】【2】に溶き卵を回し入れ、根を落としたスプラウトをのせ、ふたをして弱火で火を通す。
『ベビーブック』2013年5月号
【8】鶏もも肉とりんごのチーズ焼き
りんごをバターでソテーして風味をつけてから鶏肉をソテーし、最後にチーズも挟んでオーブンに。このひと手間が家庭にいながらレストランのような一品に。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
鶏もも肉 1と1/3枚
りんご 1個
塩・こしょう 各少々
バター 20g
サラダ油 適量
スライスチーズ 2と1/2枚
◆作り方
【1】りんごは洗って芯を除き、皮ごと薄切りにする。鶏もも肉は皮を除いて一口大に切り、塩、こしょうをふる。
【2】フライパンにバターを溶かし、りんごを炒めて取り出す。サラダ油を足し、鶏肉を焼く。
【3】バットに【2】の鶏肉とりんごを交互に並べて、スライスチーズをのせ、オーブントースターで7~8分、チーズが溶けるまで焼く。
*イタリアンパセリを飾っても。
教えてくれたのは
尾田衣子さん
「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、 OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室Assiette de KINU」を主宰。男の子のママでもある。
『ベビーブック』2013年5月号
【9】鶏の照り焼き
下処理、焼いているときの油の取り除き、水分の調節で、おいしい照り焼きのできあがり。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
鶏もも肉 600g
塩 少々
酒 大さじ2
サラダ油 小さじ1
【A】
しょうゆ 小さじ4
砂糖 小さじ4
みりん 大さじ2
酒 大さじ3
◆作り方
【1】鶏もも肉は余分な脂肪を切り落とし、厚みを均一にして、竹串またはフォークで皮に数か所穴をあける。塩と酒大さじ1で下味をつける。(塩は余分な水分を除いて下味をつける。酒は鶏の臭みを除く)
【2】【A】を混ぜ合わせる。
【3】フライパンにサラダ油を熱し、【1】の皮を下にして入れ(形よく焼ける)、焼き色をつける。
【4】染み出た脂をペーパーで拭いて(脂が肉に吸収されると臭みが残ることがある)、裏返し、焼き色をつける。残りの酒を加えてふたをし、3分ほど蒸し焼きにする。
【5】水けが出たらペーパーで拭きとり、【2】を加えてひと煮立ちさせ、たれが2/3量になるまで、鶏肉にからませながら煮る。
*炒めたしし唐辛子を添えても。
◆ポイント
鶏肉は厚い部分を切り開いておくと、火の通りや味の染み方が均一になる。
教えてくれたのは
ABC Cooking Studioさん
ABC Cooking Studioは、初心者の方にもおすすめの、料理・パン・ケーキ作りが楽しく学べる女性専用の料理教室です。少人数レッスン、復習にも最適なイラストレシピ、 HPや携帯からの予約など、システムが充実。入会金不要、1回完結の「1dayレッスン」や授業の雰囲気を体験できる「体験レッスン」を毎日開催しています。
『ベビーブック』2012年9月号
【10】筑前煮
フライパンで作れば炒め煮もくっつかず、火の通りも早い!多めに作っておけば常備菜としても◎。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
鶏もも肉 1枚
にんじん 1/2本
エリンギ 2本
大根 4cm
れんこん 4cm
サラダ油 大さじ1/2
【A】
水 150cc
酒 大さじ2
みりん 大さじ1
しょうゆ 大さじ4
砂糖 大さじ3
◆作り方
【1】鶏肉とにんじん、エリンギは一口大に切り、大根とれんこんは1cm幅のいちょう切りにする。
【2】【A】を合わせる。
【3】フライパンにサラダ油を熱して【1】を炒め、【2】を加え、弱火で20分ほど煮る。
◆ポイント
鍋で炒めるより、具材がくっつかないからラク。そのまま水と調味料を入れて煮込めば、面積が広いぶん火の通りが早く、味も早く染み込みます。
教えてくれたのは
尾田衣子さん
「ル・コルドン・ブルー」やイタリアにて料理を学び、OLから料理研究家に転身。現在、「料理教室 Assiette de KINU」を 主 宰。男の子のママでもある。
『ベビーブック』2011年2月号
メインおかずになる豚肉の作り置き
【1】簡単やわらか酢豚
酢豚でよく使うかたまり肉は、子どもの歯ではなかなか噛み切るのが難しいのが難点…。こま切れ肉を団子状に丸めれば子どもでも食べやすいので、ぜひお試しあれ!
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
豚こま切れ肉 200g
【A】
酒 小さじ1
しょうゆ 小さじ1
塩・こしょう 各少々
おろししょうが 適量
片栗粉 大さじ1
【B】
玉ねぎ 1/2個
にんじん 1/4本
しいたけ 2個
ピーマン 2個
サラダ油 大さじ1
【C】
水 大さじ3
トマトケチャップ 大さじ2
酢 大さじ2
砂糖 大さじ2
しょうゆ 大さじ1/2
鶏ガラスープの素 小さじ1
片栗粉 小さじ1
◆作り方
【1】豚肉に【A】を加えてよく混ぜて下味をつけ、ひと口大の団子状に丸める。
【2】【B】の野菜は、食べやすい大きさに切る。
【3】フライパンを中火にかけてサラダ油を熱し、【1】に片栗粉をまぶして並べ入れる。転がしながら焼いて肉の色が変わったら、玉ねぎ、にんじん、しいたけ、ピーマンの順に加えて炒め合わせる。
【4】野菜がしんなりしてきたら、合わせておいた【C】をかき混ぜながら加え、とろみがついてつやが出てきたら火を止める。
◆ポイント
かたまり肉より、こま切れ肉を丸めたほうがやわらかいので、子どもも食べやすい。さらに揚げずに作るので、簡単で、カロリーもダウン。
教えてくれたのは
マイティさん
節約料理研究家、日本ソムリエ協会認定ソムリエ。6歳と4歳の女の子のママ。趣味の節約を生かしたブログ『1ケ月2万円の節約レシピ』が一躍人気に。料理以外にも公共料金の節約術なども、いろいろ公開。 「レシピブログ」でも連載中。
『ベビーブック』2012年12月号
【2】豚肉とレンコンの甘酢煮
豚肉には脳での糖代謝を促すビタミンB群が豊富!からだに良い一品です。
◆材料
(2~3人分)
豚ひき肉 150g
にんじん 1/3本
レンコン 1節
サラダ油 少々
【A】
しょう油、酢、トマトケチャップ 各大さじ2
砂糖 大さじ1
◆作り方
【1】にんじん、レンコンは食べやすい大きさの乱切りにする。レンコンは水にさらしてザルにあげ、水気を切る。
【2】フライパンに油を熱し、ひと口大の量の豚ひき肉をスプーンですくって入れ、両面がこんがりするまで中火で炒めたら、【1】、具材が半分浸る程度の水(分量外)を入れる。
【3】【A】を加え、煮汁が少なくなるまで中火で煮る。
教えてくれたのは
りんひろこさん
料理家・フードコーディネーター・食育アドバイザー・薬膳アドバイザー。料理教室「みなとキッチン」主宰。京都で学んだ懐石料理と、アーユルヴェーダや薬膳など東洋の食養生の考えをもとにした、おいしく簡単な料理を提案。4歳と2歳、『めばえ』世代の子育てママでもある。
『めばえ』2018年10月号
【3】豚のレモンクリーム煮
やわらかい豚肉とクリームソースが相性抜群!
◆材料
(2~3人分)
豚肩肉 3枚(約500g)
塩、こしょう 各適量
【A】
牛乳 180ml
顆粒コンソメ 少々
はちみつ 小さじ1
水溶き片栗粉(水:片栗粉=1:1) 適量
レモンスライス 3枚
◆作り方
【1】豚肉に塩、こしょうをし、電子レンジで20秒ほど(600Wの場合)温める。
【2】フライパンにオリーブオイル(分量外)をひき、中火で【1】の両面を軽く焼く。【A】を加えて弱火にし、肉に火が通ったら取り出して器へ。
【3】残ったソースを煮詰めて、水溶き片栗粉でとろみをつける。レモンを加えて軽く温め、肉にかける。
◆ポイント
時短ポイント!
冷蔵庫から出したお肉をレンジで常温にしておくと、早く、やわらかく仕上がります
教えてくれたのは
有坂翔太さん
料理家。東京・赤坂の料理家バル『Ari’s』オーナーシェフ。大阪の辻学園調理・製菓専門学校・高度調理技術学科(当時)卒業。大阪のフランス料理店の料理長を務めたあと上京し、フードアーティスト・料理家としてTV・雑誌・書籍・料理教室など多方面で活躍。自店でも連日厨房に立つ。
『めばえ』2018年12月号
【4】豚肉とパプリカの卵炒め
チーズ&マヨネーズ味でご飯が進みます!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
豚こま切れ肉 250g
パプリカ(赤) 1/3個(60g)
パプリカ(黄) 1/3個(60g)
ブロッコリー 1/4個(60g)
塩 小さじ1/4
【A】
卵 3個
マヨネーズ 小さじ2
ミックスチーズ 30g
なたね油またはサラダ油 小さじ2
◆作り方
【1】パプリカはヘタと種を除き、1.5cm角 に切る。ブロッコリーは小さめの小房に分けてゆでる。豚肉は大きければ食べや すく切る。
【2】【A】の卵は溶きほぐし、ほかの材料と合わせる。
【3】フライパンに油小さじ1を中火で熱し、豚肉を2分焼き、パプリカとブロッコ リーを加えて塩をふり、3分炒め、一度取り出す。
【4】フライパンの汚れを拭き取り、油小さじ1を加えて中火で熱し、【2】を一気に流し込む。周りが白くなったらヘラで大き く10回ほど混ぜ、半熟状になったら【3】を戻し入れてふんわりと混ぜ、火を止める。
教えてくれたのは
青木恭子さん
小田真規子主宰のスタジオナッ ツ所属。2つの保育園に7年 間、栄養士として勤務。0歳児 の離乳食~5歳児の給食とお やつ作りを担当。現在は、雑 誌やWEBなどで活躍。
『ベビーブック』2016年11月号
【5】豚肉と白菜のすき煮
家族みんなが大好きなすき焼き味の鍋。たんぱく質+ビタミンCで風邪を予防しましょう。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
白菜 1/8個
長ねぎ 1本
豚しゃぶしゃぶ用肉 200g
焼き豆腐 1/2パック
小結びしらたき 6個
【A】
昆布だし(または水) 1/3カップ
しょうゆ 1/4カップ
みりん 1/4カップ
酒 大さじ2
砂糖 大さじ2~3
◆作り方
【1】白菜は葉の部分をざく切りに、芯の部分はそぎ切りにする。長ねぎは斜め切りにし、焼き豆腐は6等分にする。
【2】鍋に白菜と長ねぎを入れ、【A】を加えて中火で煮立て、しらたき、焼き豆腐も加えて野菜がやわらかくなるまで煮る。豚肉を広げながら加え、完全に火が通るまで煮る。
*具には、きのこ、青菜などを加えてもおいしい。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
栄養士。2人の女の子のママ。家族のために作り続けてきたという、おいしくて、栄養バランスもいいレシピが人気。
『ベビーブック』2012年1月号
【6】豚肉とアスパラの炒め物
お肉と野菜が一緒にとれて、栄養バランスもGOOD!しょうゆとはちみつの味がお肉にマッチして、ご飯によく合う味です。
◆材料
(3~4人分)
豚薄切り肉 250g
【A】
こしょう 少々
粗塩 ひとつまみ
酒 大さじ1
片栗粉 小さじ1
グリーンアスパラガス 4本
油 大さじ1
【B】
しょう油 大さじ1
はちみつ 小さじ1
◆作り方
【1】半分に切った豚肉に【A】で下味をつける。
【2】アスパラガスは硬い部分の皮を除いて軽く叩き潰し、3cm長さに切る。
【3】フライパンに油と【1】を入れて中火にかけ、色が変わるまで炒める。【B】で調味し、アスパラガスを加えて炒め合わせる。
教えてくれたのは
ウー・ウェンさん
北京生まれ。1990年に来日。雑誌で紹介した「北京の小麦粉料理」が評判となり、料理研究家に。東京と北京でクッキングサロンを主宰。
『めばえ』2018年6月号
【7】豚ロースのみそ漬け
定番おかず・ピーマンの肉詰めは野菜をチェンジして彩よく♪ ビタミンCたっぷりのパプリカは栄養価も高く、マヨネーズ&ケチャップのソースが相性抜群です!
◆材料
(3~4人分)
豚ロース肉(ステーキ用) 3枚
【A】
みそ 大さじ2
みりん 小さじ2
砂糖 小さじ1
酒 大さじ1
しょう油 小さじ1
サラダ油 小さじ1
ベビーリーフ 適宜
◆作り方
【1】ボウルに【A】を入れてよくかき混ぜる。バットやタッパーに豚ロース肉を入れて【A】を両面に均一に塗り、ラップをのせて密着させ、冷蔵庫で3時間~ひと晩おく。
【2】フライパンにサラダ油を熱し弱火にして、【1】の豚肉のみそを軽く取り除いて両面を焼き色が付くまでじっくり焼く(鉄のフライパンの時にはサラダ油小さじ1を加えて焼く)。肉を食べやすく切り、皿に盛り付けてベビーリーフを添える。
『めばえ』2017年9月号
【8】トマトと豚バラ肉の酢っぱ煮
豚肉とお酢は活力UPの黄金コンビ!お肉はやわらかく仕上がります。
◆材料
(3~4人分)
豚バラ肉(焼肉用) 250g
トマト 1個
青梗菜 2株
酢 大さじ1
塩 小さじ2/3
しょう油 大さじ1/2
砂糖 小さじ1
水 200ml
◆作り方
【1】豚バラ肉は塩を少々(分量外)まぶして10分おき、1~2cm幅に切る。トマトはヘタを取って大きめの乱切りにする。青梗菜は茎と葉に分け、茎は縦に細切りにして長さを半分に切る。葉は小さめのざく切りにする。
【2】厚手の鍋に水を入れて豚バラ肉、酢、塩を加え、フタをして中火にかける。沸騰してきたらフタを取って弱火にし、アクを取る。肉に火が通ったらトマト、砂糖、しょう油を加える。トマトの皮がむけてきたら、青梗菜を茎、葉の順に加えて火を止め、フタをして余熱で火を通す。
教えてくれたのは
瀬戸口しおりさん
料理家。学生時代、東京・吉祥寺にあった『諸国空想料理店KuuKuu』のスタッフとして働き始め、その後、料理家・高山なおみ氏のアシスタントを経て独立。昔ながらの家庭料理や人気のエスニック料理をよりおいしく、おしゃれにレベルアップさせる独自のセンスに定評がある。
『めばえ』2017年9月号
【9】オニオンソースのやわらか豚肉焼き
子どもが嫌いな野菜として名高い玉ねぎは、煮詰めると甘みが増してグッと食べやすくなります。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
豚ロース肉(生姜焼き用) 250g
玉ねぎ(小) 1/2個
【A】
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ3
砂糖 小さじ1/2
じゃがいも 2~3個(300g)
水 100ml
バター 小さじ2~3
ごま油 大さじ1
◆作り方
【1】豚肉は筋があれば切り落とし、食べやすい大きさに切ってバットに入れる。すり下ろした玉ねぎと【A】を混ぜて、30分漬けおく。
【2】じゃがいもは洗って皮ごとラップをし、電子レンジに2~3分(600Wの場合)かけてから半分に切る。
【3】フライパンを中火にかけてごま油をなじませ、【1】の肉を焼いて取り出す。
【4】【1】のバットに残ったたれをフライパンに入れて、水、バターを加え、ヘラでなじませながら2~3分煮詰める。
【5】【2】と【3】を、【4】のフライパンに戻して絡め、器に盛って、好みでバター(分量外)をのせる。レタスやミニトマト(各分量外)を添える。
教えてくれたのは
井澤由美子さん
いざわゆみこ/料理家。調理師、国際中医薬膳師、中医師の免許をもち、健やかな体作りをサポートする食レシピを多数考案。旬の食材の効能と素材の味を生かした料理に定評があり、発酵食と身近な薬膳を組み合わせた独自のメソッドが人気。テレビの料理番組、雑誌、書籍、カタログなど幅広く活躍。
『めばえ』2017年3月号
【10】豚肉のひとくちソテー りんごソース
秋の味覚・りんごを使った豚肉料理で、甘酸っぱいソースが相性抜群! 型抜きした野菜を盛りつければ、かわいいビジュアルに子供も喜んで食べてくれるはず!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
豚しゃぶしゃぶ用肉 300g
りんご 1/2個
玉ねぎ 1/2個
オリーブ油 大さじ2
バター 大さじ1
【A】
固形スープの素 1個
水 150cc
塩 適量
【B】
片栗粉 大さじ1
水 大さじ2
◆作り方
【1】りんごは皮のままいちょう切りに、玉ねぎは薄切りにして半分の長さに切る。豚肉は1枚ずつ端からくるくる巻き、塩少々をふる。
【2】フライパンにオリーブ油を熱して豚肉を炒め、塩少々をふって取り出す。
【3】【2】のフライパンをサッと拭き、バターを入れて熱し、玉ねぎを炒める。しんなりしたら、りんごを加えて炒め、【A】を加えて5~7分ほど煮る。塩小さじ1/2で味を調え、混ぜ合わせた【B】を加えてとろみをつける。
【4】【2】を半分に切って器に盛り、【3】のソースをかける。
*ゆでて型抜きしたにんじん、ブロッコリーを添えても。
教えてくれたのは
鈴木薫さん
シンプルで、おいしくて、センスのいいレシピが人気。双子の女の子と男の子のママ。
『めばえ』2013年11月号