「新生児から使えるチャイルドシート」おすすめ10選|高機能で安心の国内・海外メーカーから厳選

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新生児を車に乗せるときは衝撃から身を守れることはもちろん、ストレスを感じさせない快適な使い心地のチャイルドシートを選ぶことが重要です。各メーカーから販売されている新生児用チャイルドシートの特徴や、選び方のポイントを紹介します。

新生児にもチャイルドシートは必要

チャイルドシートの使用は道路交通法により2000年から義務化され、使用しない場合は交通違反となり1点の罰点が加えられます。幼少期にチャイルドシートを使用していなかったパパママの場合は、赤ちゃんが生まれても同じように考えてしまい、誤って法律違反を犯す可能性がありますから気を付けましょう。

チャイルドシートの使用義務は0歳から5歳までです。出産を終えて退院する新生児のときから、チャイルドシートに乗せなくてはならないと知っておきましょう。

新生児用チャイルドシートを選ぶポイント

新生児用チャイルドシートにはたくさんの種類があります。そのため、チェックすべきポイントを知らないと迷ってしまいがちです。初めてチャイルドシートを選ぶときに押さえておきたいポイントをまとめました。

まずは、対象年齢を確認

対象年齢に合ったチャイルドシートを選ぶことが第一のポイントです。チャイルドシートは、ベビーシートと呼ばれる新生児~乳児用のものから、4~10歳くらいまでの年齢の子どもを対象にしたものまで、幅広い種類があります。中には、新生児~10歳頃まで世代を超えて兼用できるものもありますが、ロングユースのものは部品の劣化に気を配ることが必要です。

6歳以上の子どもはチャイルドシートを使わなくても法律違反にはなりませんが、子どもの安全のためには利用したほうがベストといえるでしょう。

安全基準を満たしているか

新生児用チャイルドシートを選ぶときに重視したいポイントの一つが、安全基準を満たしているかどうかです。どんなに使い勝手がよくても、子どもの安全を守れないチャイルドシートでは意味がありません。

新生児用チャイルドシートの安全基準に『R129』があります。R129は旧規則に比べて、車の側面からの衝撃に対する側面衝突実験のクリアや、赤ちゃんの身長に合わせて体をフィットさせられるかといった項目が追加され、より子どもの身を守れるような基準になっていることが特徴です。

適合車種の確認も忘れずに

従来のようにシートベルトで固定するタイプではなく、『ISOFIX(アイソフィックス)』を使って確実に固定できるかどうかも重視したいポイントです。

ISOFIXは、車の座面と背もたれの間に搭載されている固定用金具のことで、利用すればより確実に車の座面にチャイルドシートを固定できます。2012年7月以降に販売されている車にはISOFIXの取り付けが義務付けられているので、新車であれば必ず搭載されています。マイカーがISOFIXに対応しているかどうか不安な場合、チャイルドシートのメーカー公式サイトから適合車種を調べて、確実に利用できるものを選ぶことが大事です。

回転機能や日よけなどもチェック

回転機能があるチャイルドシートは座面を動かせるので、赤ちゃんを乗せるときや降ろすときに便利です。縦抱きしたまま座らせて固定できるので、素早く乗せ降ろしができるでしょう。新生児~乳児兼用タイプのチャイルドシートの中には、新生児のときは後ろ向きに固定し、成長してからは前向きで使えるタイプもあります。

また、赤ちゃんを日射しから守ってくれる日よけがついたものを選ぶと、赤ちゃんを安眠させられるでしょう。車の窓そのものに日よけを付けることもできるので必須ではありませんが、目隠し代わりに使うこともできるのであると安心です。

レンタルや中古品と迷うときは?

賢くチャイルドシートを利用するには、新品を購入する以外の方法もあります。レンタル品や中古品を選ぶときのポイントをチェックしましょう。

使用期間が短い場合はレンタルでもOK

新生児期は短いので「新生児用チャイルドシートを用意したものの、結局使わなかった」ということもあり得ます。新生児期に車での移動をほとんどしない場合や、使うかどうか分からない場合はレンタル品を使ってもよいでしょう。チャイルドシートをレンタルする場合、マイカーに適合するかどうかの不安があるので、メーカーのホームページから取り付け可能かどうかチェックすることをおすすめします。たくさんの機能があるからといって必ずしもレンタル料金が高いわけではなく、人気メーカーの上位モデルほど高い傾向があります。

中古はデメリットも理解しておこう

予算を抑えたい場合は、中古品を利用してもよいでしょう。一口に中古品といっても、程度はさまざまです。

一度しか利用していないものもあれば、限界まで使い倒しているものもあります。使用した頻度は少なくても、管理状態が悪く日焼けしていたり部品が劣化したりしているものもあるでしょう。中古品を買う場合はぱっと見の印象だけで判断せず、ネットの口コミも参考にして、信頼できるお店や出品者から購入することをおすすめします。

中古品は使っている途中で万一壊れても、保証が効かないことも注意したいポイントです。また、中古品に軽微な汚れやにおいは付き物なので、神経質な人は利用しないほうがよいかもしれません。

国内メーカー別おすすめポイント

★ここに注目!

一見同じように見える製品でも、メーカーごとにさまざまな特徴を持つチャイルドシートを展開しています。国内で人気がある育児用品メーカー別に、チャイルドシートの特長をチェックしましょう。

コンビ エッグショックで振動から守る


コンビの新生児用チャイルドシートは、頭部(ヘッドサポート)と座部(シート内臓)に、卵を落としても割れないほどの超・衝撃吸収素材「エッグショック」を搭載。お出かけ時の振動から赤ちゃんを守ります。

また側面衝突などの衝撃から赤ちゃんの頭部を守るよう、本体の側壁を高く設計しました。さらにクッションで、振動などから頭部を守る設計をしています。

アップリカ 全身を包む安心クッション


アップリカの新生児用チャイルドシート360°セーフティーシリーズは、安全基準R129に適合しています。頭から足先まで包み込むように設計された『全身マモールクッション』が、赤ちゃんの体の側面や足を徹底的に保護してくれるでしょう。両サイドにプロテクターが設計されているので、車の側面に追突されたときでも衝撃を和らげられます。また、ベッド型からイス型に3段階で変化させられるところも、アップリカならではの魅力です。

エールベベ 簡単操作と快適設計


エールベベの新生児用チャイルドシートは、操作性の高さと赤ちゃんが快適に過ごせる設計を両立させたチャイルドシートを展開しています。従来モデルより側面からの衝撃を40%低減。カルファイバーも搭載し通気性が更に良くなりました。ジャンピングハーネス、クルットノブ搭載で、赤ちゃんの乗せ降ろしが快適に。安心の日本製、購入後も安心のトリプル保証付きです。

アイリスプラザ ISOFIX固定

回転式で乗せ降ろしが楽な、新生児から使えるチャイルドシートです。より簡単にしっかり固定できるISOFIX採用で、赤ちゃんを守ります。さらに成長に合わせてヘッドレスト・肩ベルトを調節可能、0歳~10歳まで(体重~36kgまで)長く使えます。カバーやインナークッションは取り外して洗濯できるので、清潔を保てます。

リーマン 7歳まで長く使える

国土交通省・自動車事故対策機構のチャイルドシートアセスメントで「W優」評価を獲得。新生児から7歳頃まで使えて、法律上の義務期間を1台でカバーできます。3歳まではチャイルドシート、3歳以降はジュニアシートとして使えます。コンパクトなベース形状で、軽自動車やコンパクトカーにもおすすめ。3段階リクライニングで、車両シートに合わせて適切な角度で取り付けられます。

日本育児 コンパクトで長く使える

1台で買い替えなし、新生児から7歳頃までロングユースできます。360度回転シートで、乗せ降ろしもお世話もラクラクです。ISOFIX対応でトップテザー方式、万が一に備えるリバウンドバーは、座り心地も快適です。セパレート型乳児用パッド、8段階高さ調節で長く使えます。

海外メーカーもチェックしておこう

★ここに注目!

国内メーカーのチャイルドシートはきめ細やかなサービスやアフターフォローが魅力ですが、海外メーカーにも機能的なアイテムがたくさんあります。高機能な新生児用チャイルドシートが欲しい、という人は海外メーカーのチャイルドシートをぜひチェックしましょう。

ジョイー 新基準i-Size 適合


ジョイーはイギリス生まれのチャイルドシートブランドです。新基準i-Sizeに加え、回転式で使いやすく、その他にもお子様にも、ユーザー様にも優しく安全な機能を搭載しています。片手でワンタッチ、クルッと回転するから、赤ちゃんの乗せ降ろしもスムーズにおこなえます。

グレコ 新生児から長く使えるタイプ


グレコはアメリカで人気の育児ブランドで、60年以上の歴史を持つ会社です。長期間使用できるチャイルドシートを探している人におすすめなマイルストーンを展開しています。

マイルストーンは新生児から12歳頃まで使えるロングユース向けのチャイルドシートです。リクライニングや10段階に調整できるヘッドレストで、子どもの成長に合わせてフィット感を調整できます。シートカバー・ヘッドレスト・インナークッションは洗濯機で丸洗いできるので、長期間使っても清潔感をキープしやすいでしょう。

レカロ 回転操作が正常か確認できる

最新安全基準R129をクリアしたISOFIX式、360°回転チャイルドシートです。側面からの衝撃を軽減する側面保護機能、サポートレッグ、回転操作がきちんとできていれば緑になる集中インジケータつきで安心です。レバーが横だから、子どもを乗せてからでも回転が楽です。ヘッドサポートと肩ベルトが連動しており、レバーを引き上げるだけで高さ位置を簡単に調節ができます。

LETTAS 12歳ごろまで使える

ヨーロッパ統一規則に適合しています。まだ安定していない赤ちゃんの姿勢をサポートする「ランバーサポート」搭載。赤ちゃんの肌に触れるシートは丸洗いできるので、いつも清潔に保てます。両サイドに装備された頑丈なプロテクターで、ドア側からの強い衝撃から赤ちゃんをより安全に守ることができます。

チャイルドシートを安全に使うために

どんなに機能性が高いチャイルドシートでも、使い方を間違ってしまっては本来の機能を発揮できません。チャイルドシートを安全に利用するためのポイントをまとめました。

新生児を乗せるときは後ろ向きに装着

新生児の頭は柔らかいため、衝撃から守ってあげる必要があります。新生児は頭の重みが大きな割合を占めます。そのため、車が正面衝突したとき、衝撃や反動によって、頭部や首に与えられる衝撃は非常に大きなものです。チャイルドシートを『進行方向と逆向き』に設置することで、肩や背面にも衝撃を分散できます。必ず後ろ向きに装着するようにしましょう。

腰ベルトは適切な強さに締め付けよう

チャイルドシートを座面に固定する際、腰ベルトがたるんで座面とシートの間に隙間ができてしまうと、正しく取り付けられません。隙間が大きいほどぐらつきやすく、衝撃を受けやすくなります。

車への装着時は、チャイルドシートに体重をかけながら座面にフィットさせ、たるみが出ないように腰ベルトで固定することが大切です。大人の指がギリギリ2本入る程度の隙間があれば上手に取り付けられています。シートベルトで正しく取り付けられる自信がない場合、ISOFIX対応のチャイルドシートを選択するとよいでしょう。

首への衝撃や揺れに注意

首が座っていない状態の赤ちゃんは、ちょっとした衝撃でも耐えられずぐらぐらしてしまいます。車に乗せるときは首をサポートできる『インナークッション』が付いたチャイルドシートや、寝かせられる『ベッド型』のベビーシートの利用がおすすめです。

特に新生児は、横になった状態のほうが首に負担がかかりにくいだけでなく、呼吸もしやすいため、長時間車に乗せたい場合はベッド型のほうが安心でしょう。

安全性と使いやすさを重視して選ぼう

チャイルドシートは、赤ちゃんの対象年齢に合ったものを使うことが大切です。事故の衝撃から守るにはフィット感が重要なので、単純な年齢だけでなく個々の体格に合わせられるものを選びましょう。安全性の高さや座面が回転する機能の有無も考慮すると、使用上の心配やストレスを減らせます。

新生児用チャイルドシートを使う出番が少ない場合、中古品やレンタル品の利用も視野に入れるとお得に利用できるでしょう。各メーカーの特徴を知っておくと、ライフスタイルに合ったチャイルドシートを見つけられるはずです。チャイルドシートを使うときは正しく取り付け、安全に使用しましょう。

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文・構成/HugKum編集部

 

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