高機能チャイルドシートで新生児も安心! 国内外各おすすめメーカーの特徴を解説

新生児を車に乗せるときは衝撃から身を守れることはもちろん、日常生活でストレスを感じさせない快適な使い心地のチャイルドシートを選ぶことが重要です。各メーカーから販売されている新生児用チャイルドシートの特徴や、選び方のポイントを紹介します。

新生児用チャイルドシートを選ぶポイント

新生児用チャイルドシートにはたくさんの種類があります。そのため、チェックすべきポイントを知らないと迷ってしまいがちです。初めてチャイルドシートを選ぶときに押さえておきたいポイントをまとめました。

まずは、対象年齢を確認

対象年齢に合ったチャイルドシートを選ぶことが第一のポイントです。チャイルドシートは、ベビーシートと呼ばれる新生児~乳児用のものから、4~10歳くらいまでの年齢の子どもを対象にしたものまで、幅広い種類があります。中には、新生児~10歳頃まで世代を超えて兼用できるものもありますが、ロングユースのものは部品の劣化に気を配ることが必要です。

6歳以上の子どもはチャイルドシートを使わなくても法律違反にはなりませんが、子どもの安全のためには利用したほうがベストといえるでしょう。

安全基準を満たしているか

新生児用チャイルドシートを選ぶときに重視したいポイントの一つが、安全基準を満たしているかどうかです。どんなに使い勝手がよくても、子どもの安全を守れないチャイルドシートでは意味がありません。

新生児用チャイルドシートの安全基準に『R129』があります。R129は旧規則に比べて、車の側面からの衝撃に対する側面衝突実験のクリアや、赤ちゃんの身長に合わせて体をフィットさせられるかといった項目が追加され、より子どもの身を守れるような基準になっていることが特徴です。

適合車種の確認も忘れずに

従来のようにシートベルトで固定するタイプではなく、『ISOFIX(アイソフィックス)』を使って確実に固定できるかどうかも重視したいポイントです。

ISOFIXは、車の座面と背もたれの間に搭載されている固定用金具のことで、利用すればより確実に車の座面にチャイルドシートを固定できます。2012年7月以降に販売されている車にはISOFIXの取り付けが義務付けられているので、新車であれば必ず搭載されています。マイカーがISOFIXに対応しているかどうか不安な場合、チャイルドシートのメーカー公式サイトから適合車種を調べて、確実に利用できるものを選ぶことが大事です。

回転機能や日よけなどもチェック

回転機能があるチャイルドシートは座面を動かせるので、赤ちゃんを乗せるときや降ろすときに便利です。縦抱きしたまま座らせて固定できるので、素早く乗せ降ろしができるでしょう。新生児~乳児兼用タイプのチャイルドシートの中には、新生児のときは後ろ向きに固定し、成長してからは前向きで使えるタイプもあります。

また、赤ちゃんを日射しから守ってくれる日よけがついたものを選ぶと、赤ちゃんを安眠させられるでしょう。車の窓そのものに日よけを付けることもできるので必須ではありませんが、目隠し代わりに使うこともできるのであると安心です。

レンタルや中古品と迷うときは?

賢くチャイルドシートを利用するには、新品を購入する以外の方法もあります。レンタル品や中古品を選ぶときのポイントをチェックしましょう。

使用期間が短い場合はレンタルでもOK

新生児期は短いので「新生児用チャイルドシートを用意したものの、結局使わなかった」ということもあり得ます。新生児期に車での移動をほとんどしない場合や、使うかどうか分からない場合はレンタル品を使ってもよいでしょう。チャイルドシートをレンタルする場合、マイカーに適合するかどうかの不安があるので、メーカーのホームページから取り付け可能かどうかチェックすることをおすすめします。たくさんの機能があるからといって必ずしもレンタル料金が高いわけではなく、人気メーカーの上位モデルほど高い傾向があります。

中古はデメリットも理解しておこう

予算を抑えたい場合は、中古品を利用してもよいでしょう。一口に中古品といっても、程度はさまざまです。

一度しか利用していないものもあれば、限界まで使い倒しているものもあります。使用した頻度は少なくても、管理状態が悪く日焼けしていたり部品が劣化したりしているものもあるでしょう。中古品を買う場合はぱっと見の印象だけで判断せず、ネットの口コミも参考にして、信頼できるお店や出品者から購入することをおすすめします。

中古品は使っている途中で万一壊れても、保証が効かないことも注意したいポイントです。また、中古品に軽微な汚れやにおいは付き物なので、神経質な人は利用しないほうがよいかもしれません。

メーカー別のおすすめポイント

★ここに注目!

一見同じように見える製品でも、メーカーごとにさまざまな特徴を持つチャイルドシートを展開しています。国内で人気がある育児用品メーカー別に、チャイルドシートの特長をチェックしましょう。

コンビ 軽自動車もOKなコンパクトさ


コンビの新生児用チャイルドシートは、軽自動車やミニバンにも乗せられるコンパクト設計が魅力です。設置場所がなくて回転式のシートをあきらめていた人でも利用できるでしょう。

シートの厚みを従来製品よりもアップさせ、赤ちゃんをすっぽり包むように設計されています。また、ヘッドクッションにはエッグショックを内蔵しているので、柔らかい頭部を衝撃から守ります。

アップリカ 全身を包む安心クッション


アップリカの新生児用チャイルドシート360°セーフティーシリーズは、安全基準R129に適合しています。頭から足先まで包み込むように設計された『全身マモールクッション』が、赤ちゃんの体の側面や足を徹底的に保護してくれるでしょう。両サイドにプロテクターが設計されているので、車の側面に追突されたときでも衝撃を和らげられます。また、ベッド型からイス型に3段階で変化させられるところも、アップリカならではの魅力です。

エールベベ 簡単操作と快適設計


エールベベの新生児用チャイルドシートは、操作性の高さと赤ちゃんが快適に過ごせる設計を両立させたチャイルドシートを展開しています。

例えば、赤ちゃんの肩ベルトの高さを片手で簡単に調節できるワンタッチベルトや、ハーネスが立ち上がった状態でスタンバイされる『ジャンピングハーネス』を搭載しているモデルでは、乗せ降ろし時の煩わしさを感じさせません。座面を回転させられるタイプのチャイルドシートは、回転時に使用するつまみを三角にしているので、つかみやすく簡単にくるっと回せるでしょう。また、赤ちゃんの背中があたる部分に放熱性が高い素材を使用していて、赤ちゃんの体が蒸れることなく快適に過ごせるところも魅力です。

海外メーカーもチェックしておこう

★ここに注目!

国内メーカーのチャイルドシートはきめ細やかなサービスやアフターフォローが魅力ですが、海外メーカーにも機能的なアイテムがたくさんあります。高機能な新生児用チャイルドシートが欲しい、という人は海外メーカーのチャイルドシートをぜひチェックしましょう。

ジョイー ISOFIX対応の回転式がお手頃


ジョイーはイギリス生まれのチャイルドシートブランドです。高機能なチャイルドシートを比較的安価で入手できます。ISOFIX対応で回転式の新生児用チャイルドシートarc360°シリーズは赤ちゃんを抱っこした状態で、片手でスムーズに360°回転させられるところが魅力です。また、対応ベビーカーに装着も可能で、バウンサーとしても利用可なグリップ付きのベビーシートgemmも展開しています。

グレコ 新生児から12年間使えるタイプ


グレコはアメリカで人気の育児ブランドで、60年以上の歴史を持つ会社です。長期間使用できるチャイルドシートを探している人におすすめなマイルストーンを展開しています。

マイルストーンは新生児から12歳頃まで使えるロングユース向けのチャイルドシートです。4段階のリクライニングや10段階に調整できるヘッドレストで、子どもの成長に合わせてフィット感を調整できます。シートカバー・ヘッドレスト・インナークッションは洗濯機で丸洗いできるので、長期間使っても清潔感をキープしやすいでしょう。

チャイルドシートを安全に使うために

どんなに機能性が高いチャイルドシートでも、使い方を間違ってしまっては本来の機能を発揮できません。チャイルドシートを安全に利用するためのポイントをまとめました。

新生児を乗せるときは後ろ向きに装着

新生児の頭は柔らかいため、衝撃から守ってあげる必要があります。新生児は頭の重みが大きな割合を占めます。そのため、車が正面衝突したとき、衝撃や反動によって、頭部や首に与えられる衝撃は非常に大きなものです。チャイルドシートを『進行方向と逆向き』に設置することで、肩や背面にも衝撃を分散できます。必ず後ろ向きに装着するようにしましょう。

腰ベルトは適切な強さに締め付けよう

チャイルドシートを座面に固定する際、腰ベルトがたるんで座面とシートの間に隙間ができてしまうと、正しく取り付けられません。隙間が大きいほどぐらつきやすく、衝撃を受けやすくなります。

車への装着時は、チャイルドシートに体重をかけながら座面にフィットさせ、たるみが出ないように腰ベルトで固定することが大切です。大人の指がギリギリ2本入る程度の隙間があれば上手に取り付けられています。シートベルトで正しく取り付けられる自信がない場合、ISOFIX対応のチャイルドシートを選択するとよいでしょう。

首への衝撃や揺れに注意

首が座っていない状態の赤ちゃんは、ちょっとした衝撃でも耐えられずぐらぐらしてしまいます。車に乗せるときは首をサポートできる『インナークッション』が付いたチャイルドシートや、寝かせられる『ベッド型』のベビーシートの利用がおすすめです。

特に新生児は、横になった状態のほうが首に負担がかかりにくいだけでなく、呼吸もしやすいため、長時間車に乗せたい場合はベッド型のほうが安心でしょう。

安全性と使いやすさを重視して選ぼう

チャイルドシートは、赤ちゃんの対象年齢に合ったものを使うことが大切です。事故の衝撃から守るにはフィット感が重要なので、単純な年齢だけでなく個々の体格に合わせられるものを選びましょう。安全性の高さや座面が回転する機能の有無も考慮すると、使用上の心配やストレスを減らせます。

新生児用チャイルドシートを使う出番が少ない場合、中古品やレンタル品の利用も視野に入れるとお得に利用できるでしょう。各メーカーの特徴を知っておくと、ライフスタイルに合ったチャイルドシートを見つけられるはずです。チャイルドシートを使うときは正しく取り付け、安全に使用しましょう。

文・構成/HugKum編集部

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