ママ友(パパ友)同士で年末年始の挨拶は必要?
年末年始が近づくと、大掃除に新年の準備、義実家への挨拶などでママ・パパたちは大わらわです。そんな中、頭を悩ませるものの一つが「ママ友・パパ友への年末の挨拶」ではないでしょうか。
「きちんと挨拶をしなければいけないの?」という、そもそもの疑問から解決していきましょう。
必須の挨拶ではない
前提として、ママ友・パパ友への年末の挨拶は必須ではありません。しなかったからといって特にマナー違反になるわけではないので、あまり重く考えなくて大丈夫です。
最近では「個人情報を教えたくない」という人も少なくありません。家を行き来するような仲でもなければ、むやみに住所を聞かないでおくという配慮も必要といえます。
顔を合わせる機会があれば、そのついでに簡単な挨拶をする程度で十分でしょう。もし、相手から「挨拶に伺いたい」と言われたら、こちらも住所を聞いておくとよいですね。
お互いの距離感によって判断しよう
もちろん、節目にはきちんと挨拶をしておきたいという人もいるでしょう。ただ、知り合ったママ友・パパ友全員に挨拶するというわけにもいきません。
ご近所・幼稚園や学校・習い事など、所属するコミュニティーが多いほどママ友・パパ友は増えますし、子どもの数だけママ友・パパ友も倍増します。
挨拶をする人・しない人の線引きポイントは「密な付き合いがあるかどうか」という点です。親しく付き合っている人や、子ども関係で今後も長く付き合いが続きそうな人には、丁寧に挨拶をしておくと好印象でしょう。
HugKum編集部では、0~12歳の子がいるママやパパ119人を対象に、ママ友・パパ友同士の年末年始の挨拶についてアンケートで聞いてみました。
Q.ママ友やパパ友に年末年始の挨拶はしますか?
「挨拶をする」が11.8%、「人(状況)によってする」が32.7%と、半数以下の結果となりました。理由も聞いてみたところ、仲の良い人にはする、相手からされたらするなど、状況に応じて挨拶をするようにしているようでした。
「挨拶をしない」と回答の方の理由に『ご家族で過ごしている時間に失礼な気もする』とあるように、相手の状況を考えてあえて挨拶をしない方もいるようです。
挨拶をする
人(状況)によってする
挨拶はしない
年末の挨拶は「よいお年を」?
年末の挨拶でよく聞くセリフといえば「よいお年を」が真っ先に頭に浮かびます。決まり文句のようなものなので、特に意識せず使っている人がほとんどではないでしょうか。
しかし実は、「よいお年を」が適切ではないタイミングがあるのです。そこで、この機会に正しい言葉の意味を把握しておきましょう。
残りと新しい1年に対する言葉
昔の人々は、1年間でたまったツケを年末に支払い、大掃除をして歳神様を迎える準備を整えていました。この忙しい時期に「お互い大変ですけどよい年を迎えられるように頑張りましょうね」と言い合っていたのです。
つまり、「よいお年を」とは「よいお年をお迎えください」という意味になります。新年が明けた年始に使うのはもちろん、新年の準備がすでに終わっている大みそかに使うのも、本来であれば正しいタイミングではありません。
ただ、「言葉は生き物」というように、その時代によって意味も変わっていくものです。もしかしたら今後「本年もよいお年をお過ごしください」の意味で新年に使われるのが一般的になる日が来るかもしれませんね。
直接の他にLINEやカードでもOK
社交的なママ・パパさんだと、親しくしているママ友・パパ友もたくさんいるでしょう。そうなると、直接全員に挨拶して回るのは大きな負担になってしまいます。そんなときは、LINEやカードを利用すると便利です。
「LINEではそっけなくなるのでは?」と心配な場合は、スタンプを使って華やかにしてみてはいかがでしょうか。相手の名前を入れ、子どものことにも触れておくと、より心のこもった文面になります。
SNSが普及した現代だからこそ、あえてカードで挨拶するというのも特別感があるでしょう。
仲良しさんにはぜひ!おすすめプチギフト
特に親しくしている仲良しなママ友・パパ友には、メッセージにちょっとしたギフトを添えるのもおすすめです。相手に気を遣わせない、でも「もらうとうれしいプチギフト」を紹介します。
何枚あっても困らないタオル
値段も手頃で邪魔にならないギフトといえば「タオル」です。優れた吸水性のあるものや、ふわりとした手触りのものなど、少しこだわりのあるタオルを贈ると喜ばれるでしょう。
タオルはどこの家庭でも使うものですし、子どもが小さいうちは何かと出番が多いアイテムなので、何枚あっても困りません。テーブルに常備して、こぼした飲み物をサッとふけるおしゃれな「ふきん」もおすすめです。
今治タオルハンカチ
吸水性抜群の今治タオルは、ごあいさつにぴったりのアイテムです。ミニタオルだから持ち歩きにも、家の中でも気軽に使ってもらえます。
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お部屋を彩る生花
「生花」はいろいろな場面でのお礼に使いやすく、人気が高いギフトの一つです。インテリアに彩りを添え、空間をパッと華やいだ印象にしてくれます。
「ほしいとは思うけれど自分ではなかなか購入しない」という人も多いでしょう。そういったアイテムほど、ギフトでもらうとうれしいものです。
Un usual-store ハーバリウム
手間をかけてしまわないか心配であれば、ボトルの中に植物を入れた「ハーバリウム」なら置いておくだけで水やりの世話も要りません。
チョコや果物など消え物もおすすめ
おすすめギフトの三つ目は「消え物」です。スイーツなら子どもも一緒に楽しめるので、ママ友・パパ友に贈るのにぴったりといえるでしょう。もちろん「趣味に合わなかったらどうしよう」といった心配も無用です。
オーガニックな素材にこだわったものや、デザインの凝ったものにすると、よりギフトらしくなります。「クッキー」「チョコレート」「ジャム」など、見た目にも楽しいスイーツを探してみましょう。
Galler ガレー チョコレートクッキー
高級ギフトボックスにプレゼント用のブランドショッパーを付属。大切な方へのプレゼントにぴったりです。ベルギー王室御用達Gallerのクーベルチュールチョコレートを使用しています。
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気持ちよい挨拶で一年の締めくくりを
情報交換や子ども同士の付き合いなど、ママ友・パパ友とは普段から何かと助け合っていることでしょう。「今年も一年ありがとう」という気持ちを伝えるのに、年末の挨拶はとてもよい機会といえます。
挨拶をするのは面倒でも、仲良しのママ友・パパ友から挨拶があるとうれしいと感じる人は案外多いものです。大事なママ友・パパ友には「あなたのことを大切なお友達だと思っています」という意味を込めて、新年もよい関係を築いていきましょう。
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構成・文/HugKum編集部