生きていく上で欠かせないのが食事。何を食べるかはもちろん重要ですが、素敵な食器を使うと料理がより一層美味しく感じられます。そこでおすすめなのが北欧食器です。
ここでは、北欧食器の人気ブランドやおすすめ商品などをご紹介します。素敵な食器を揃えてみたいという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
北欧食器とは
北欧食器とは、北欧で生まれた食器のことです。北欧はヨーロッパの北部地域のことで、ノルウェー、デンマーク、フィンランド、アイスランド、スウェーデンなどが有名です。場所にもよりますが、北欧は冬の寒さが厳しい地域。日照時間も短いので、室内で過ごすことが多くなります。
家の中を少しでも居心地の良い空間にするためにデザインされたのが北欧食器です。北欧食器はシンプルな中にも華やかさがあり、温かみを感じるものばかり。普段使いから特別な日まで、さまざまな場面で大活躍してくれますよ。
北欧食器を選ぶときのポイント
北欧食器を選ぶ際のポイントをいくつかご紹介します。
サイズや形
食器を選ぶ際にまず重要なのがサイズ感。通常の食器と同様、北欧食器にもプレートやボウル、マグカップなどさまざまなカテゴリーがあります。ブランドや商品によって大きさが異なりますので、使う人や場面に応じてサイズを検討する必要があります。
例えば、30cm前後の大きめのお皿。料理の見栄えがよくなるのでホームパーティなどには最適ですが、普段はあまり使用する機会がないかもしれません。食器棚のスペースを考慮し、購入を検討した方が良いでしょう。
また、一年を通して使用頻度が高いマグカップ。同じマグカップでも取っ手が付いているものや付いていないものなど種類が豊富です。子どもが使う場合は取っ手があった方が飲みやすいかもしれませんね。
デザイン
北欧食器の最大の魅力はデザインです。黒、白、青、赤、黄など彩り豊か。どれも素敵なのでいろいろなカラーを集めたくなりますよね。
ただし、初心者の方はカラーに統一感を持たせることをおすすめします。最初はどのような料理にも合わせやすい黒、白、青からチャレンジしてみましょう。
価格
北欧食器は比較的リーズナブルなものから高価なものまで種類が豊富。奮発して高価なもので揃えても、使う出番がなければ意味がありません。また、小さい子どもがいる家庭では割ってしまうリスクも。手の届く範囲の予算でお気に入りのものを見つけましょう。
北欧食器の人気ブランド
数ある北欧食器ブランドの中で、特に人気のブランドをご紹介します。
ARABIA (アラビア)
アラビア社は1873年にフィンランドで創業した陶器メーカーです。 大胆でモダンなデザインが特徴的。 数多くのデザイナーたちの感性が自由に表現された芸術性の高い作品を楽しむことができます。
パンジーやカシス、ぶどう、りんごなど、果物や花のモチーフが華やかに描かれたパラティッシが有名。1969年から作られているアラビアのクラシックシリーズとして、愛され続けています。また、ムーミン谷の仲間たちが描かれた食器もアラビアの人気シリーズです。
iittala(イッタラ)
イッタラは1881年にフィンランドで建設されたガラス工場から生まれました。楽しみと喜びをもたらす、美しく機能的で丈夫な製品を提供することを理念として掲げています。
1952年の発売以来愛され続けるティーマシリーズは、シンプルな形でカラー展開が豊富。イッタラの中で特に人気のあるシリーズです。ほかにも、フィンランド語で「露のしずく」を意味するカステヘルミなど多くのシリーズを展開しています。
marimekko(マリメッコ)
マリメッコと言えば華やかな色合いで描かれたインパクトのある花柄を思い浮かべる人が多いでしょう。マリメッコはこの花柄模様を中心に、独創的なプリントや色使いで愛されるフィンランドのデザインハウスです。
1951年、アルミ・ラティアにより設立されました。 流行に左右されない独創的なデザインで、食器以外にも洋服やバック、小物など多くの商品を生み出しています。
ROYAL COPENHAGEN(ロイヤルコペンハーゲン)
ロイヤルコペンハーゲンは世界的に有名なデンマークの陶磁器メーカーです。
中国からブルーのハンドペイントの影響を受け、ブルーフルーテッドのデザインが誕生。このブルーフルーテッドはロイヤルコペンハーゲンを代表するデザインで、ブルーフルーテッド プレイン、ハーフレース、フルレースの3種類展開です。
すべて熟練の職人の手により絵付けされており、1枚のプレートを描き上げるために1197回も筆を動かされているそうです。高品質で高級感があるので、結婚のお祝いなどプレゼントとしても喜ばれるブランドですよ。
FINLAYSON(フィンレイソン)
フィンレイソンは1820年に創業された、フィンランド最古のテキスタイルブランドです。フィンレイソンの商品はフィンランド中のどの家庭でも見られるほど広く愛用されています。
北欧の自然や植物、四季の移り変わり、昔ながらのフィンランドのアート等をモチーフにしたデザインが特徴的。中でもELEFANTTI(エレファンティ)というゾウの柄は大人気。子ども用としてもおすすめのデザインです。
北欧食器おすすめのマグカップ5選
ここからはHugKumおすすめの、北欧テイストがすてきなマグカップをご紹介します。
オリゴ マグカップ(ハンドル付) – iittala(イッタラ)
さまざまな色が使われているストライプ模様が目を惹くオリゴのマグカップです。テーブルセッティングの良いアクセントになりますよ。オリゴは2002年にiFデザイン賞を受賞した人気のデザインです。
Unikko マグカップ – Marimekko(マリメッコ)
Marimekkoを象徴するUnikkoのデザインは多くの人から愛されています。どのカラーにするか迷ってしまいますね。自宅用としてもオフィス用としても大活躍するでしょう。
ムーミン クラシック マグ 0.3L スナフキン – Arabia(アラビア)
ムーミンのクラシックシリーズは、ムーミン谷の仲間たちひとりひとりの性格や個性を表現しています。その日の気分に合わせてキャラクターを選んでみるのもおすすめ。
フラワーエンブレム マグ ペア – ロイヤルコペンハーゲン
ロイヤルコペンハーゲン定番のフルーテッドの素地の上に、エンボスでお花のモチーフを表現したフラワーエンブレム。やさしい色合いが心を和ませてくれます。ピンクとブルーローズのマグペアです。プレゼントにも最適。
エレファンティ50周年限定デザインマグ – Finlayson(フィンレイソン)
フィンレイソンで一番人気のエレファンティ。そんなエレファンティ50周年イヤーを記念して作られた限定デザインのマグです。
北欧食器おすすめのボウル3選
北欧食器はボウルもおしゃれなデザインのものがそろっています。
カステヘルミボウル 230ml クリア – iittala(イッタラ)
フィンランド語で露のしずくという意味のカステヘルミ。1964年にオイバ・トイッカがデザインし、2010年にリニューアルされました。連なるガラスのしずくのようなデコレーションが美しいですね。
Siirtolapuutarha(シイルトラプータルハ) ボウル – Marimekko(マリメッコ)
深みがあるボウルなので、スープやサラダを入れるのに便利です。シックでモノトーンなデザインなのでほかのアイテムとの相性も抜群。
200周年記念デザイン 13cm ボウル ANNUKKA – Finlayson(フィンレイソン)
フィンレイソンは2020年に創立200周年を迎えました。200周年を記念して発売された復刻デザインの食器です。食卓がパッと明るくなるデザインで、料理も美味しく見せてくれますよ。
北欧食器おすすめのプレート4選
用途の広い平皿タイプ。絵柄を楽しむのにも適していますね。
パラティッシプレート21cmカラー – Arabia(アラビア)
1969年から愛され続けているアラビアのクラシックシリーズ、パラティッシ。パラティッシの器をひとつ取り入れるだけで、食卓が一気に華やかになります。
ティーマプレート 17cm リネン – iittala(イッタラ)
イッタラの人気シリーズであるティーマ製品はオーブンや電子レンジ、食洗機に対応可。また、冷蔵庫に入れてもOKなので保存する際にも便利ですよ。見た目が美しいだけではなく、機能的で耐久性に優れている人気商品です。シンプルなデザインなので、飽きることなく長く使えるでしょう。
Unikko プレート20cm – Marimekko(マリメッコ)
大人気Unikko柄のプレートです。サイズ展開が豊富なので、朝食から夕食まで幅広く活躍してくれますよ。家族全員分揃えたら食事がもっと楽しくなりそうですね!
クーププレート – ロイヤルコペンハーゲン
ロイヤルコペンハーゲンのクーププレートは洋食はもちろん、和食や中華料理などお箸でいただくお料理にも合いますよ。焼き菓子などを乗せるにもおすすめです。15cm、19cm、23cmのサイズがあるので、用途に合わせて使い分けてみてください。
お気に入りの北欧食器で食事をしよう
北欧食器はブランドによってデザイン性が異なります。どれも魅力的なので迷ってしまいますね。お気に入りの北欧食器を見つけて、食事の時間をもっと楽しんでください。
文・構成/HugKum編集部