親子で過ごす”おうち時間”に、絵本や名画名作・名シーンにまつわる、子どもの頃に食べたかった、あのお菓子を作ってみませんか?第一回の「はらぺこあおむし」に続いて、今回は「白雪姫」です。
童話「白雪姫」の世界
多くの人が知っているグリム童話「白雪姫」。元々はドイツのヘッセン州バート・ヴィルドゥンゲンの民話です。純粋で真っすぐな美しい心の持ち主「白雪姫」。外見の美しさを継母である女王に妬まれて命を狙われるも、森の奥深くへと逃れ、そこで出会った小鳥や動物、こびとたちと家族のように優しく暮らすお話。最後は、信頼し合う仲間の助けを得て、女王の悪だくみにも打ち勝ち、素晴らしい人生を手にするという物語です。
今回は、白雪姫に登場する架空の女王(魔女)に注目してみましょう。魔女とは古いヨーロッパの俗信で、超自然的な力を持つとされています。魔女はいろいろな道具を持つのですが、「ほうき」もその一つです。
作ってみよう!「白雪姫」魔女のほうきポッキー
<材料>
ミルクチョコレート20g
ポッキー/プレッツエル 適宜
<作り方>
①ボウルにミルクチョコレートを入れ、湯煎にかけて溶かす。
②太さの違うポッキーやプレッツエルを用意する。細いプレッツエルを半分に切る。
③太いポッキーの先にチョコレートをつけ、半分にしたプレッツエルを周囲に接着する。
④いろんなポッキー、プレッツエルで作って並べ、冷蔵庫で冷やす。
⑤固まったら、麻ひもをかけて出来上がり!
身近にあるお菓子をちょっと工夫するだけで、絵本に登場するようなお菓子に変身。いつものポッキーやプレッツエルがいろんな味になるから、たくさんの組み合わせで楽しんでみて。
絵本の物語から生まれたレシピ本「絵本のお菓子」
このレシピ本は、51冊の絵本や昔話の再現レシピと、その世界を膨らませたお菓子レシピ80点が紹介されています。絵本の紹介も入り、1冊で絵本もレシピも両方分かるお得な内容。摩訶不思議で、可愛いお菓子の世界に、うっとり。おうち時間に親子で楽しめる1冊です。この本で、レシピのみならず、絵本の世界にも入りたくなる本になっていますよ。
文・構成/ 太田さちか