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節約ごはんで賢くやりくり!
毎日の食事の準備って、大変ですよね。調理の実作業や買い出し、それに献立を考えるだけでも骨が折れます。「日々食費を抑えていきたい」とは思うものの、何をどう切り詰めたらいいのか、見直し方がわからないママやパパも多いはず。
今回はそんなご家庭向けに、誰でも簡単に食費のやりくり上手になれるテクニックを伝授。「節約ごはん」の献立&買い出しのポイントや、HugKum読者のママパパから寄せられた食費節約アイディアをお伝えしていきます。
【節約ごはん】献立づくりのポイント
食費を抑えるために、第一に見直したいのが献立。まずは、節約ごはんの献立を立てる際に、留意しておきたいポイントをチェックしてみましょう。
食材を使い切れるように工夫する
食材を無駄にしないことは、節約の基本。使いきれない量を買わないように計画的に買い出しをしたり、食材を余すことなく使い切って料理のバリエーションやボリュームを補填することが、節約につながります。
調理はできるだけシンプルに
また、調理はできるだけシンプルに、手間暇をかけないようにしましょう。料理へのこだわり方は人それぞれですが、あまり凝りすぎてしまうと、必要な調味料や食材が多くなってしまうほか、光熱費が余計に掛かってしまうことも。シンプルな調理は時短にもなるので、時間と食費、両方が同時に節約できますね。
栄養バランス◎ 節約におすすめの安い食材をチェック
とはいえ、日々の食事の献立には、栄養バランスや満足感を考慮することも必須。お肉が高ければ十分にタンパク質が取れる豆腐を代用するなど、節約はしつつ、栄養がしっかりととれてお腹もいっぱいになる食材を選ぶようにしましょう。
HugKumの過去の記事では、安くて料理の幅が広く、栄養豊富な食材をご紹介しています。それぞれのおすすめのポイントや活用レシピも解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。↓
【買い出し】食費の節約やりくりテクニック
食費の上手なやりくりの決め手となるのは、買い出し時の節約。以下に、買い出しの際に留意したいポイントをまとめてみました。
一週間の食費を決めておく
まずやっておきたいのが、一週間の食費を決めておくこと。ただ漠然と安い食材を買い集めるのではなく、決めた予算内に収められるように計画的にやりくりをしましょう。
一週間の献立を決めておく
また、一週間の食費を決めたら、その金額でやりくりできるように一週間分の献立も決めておくと◎。スーパーで考えながら買い物をしていると、つい余計なものを買ってしまったり、あとから足りないものが出てきたりしますが、献立を先に決めておくことで、それも解決できます。
買い物に行く回数を減らす
スーパーに行く頻度が増えてしまうと、買うものも増えてしまいがちに。そのため、買い出しは週に1〜2回と頻度を抑えるようにしましょう。食費・献立を決めておくことで、必要な食材をあらかじめ洗い出しておけるので、買い出しの回数も減らしやすくなるはず。
節約ごはんのコツ&アイディア集|先輩ママパパに聞いてみた!
そのほかにも、ご家庭ごとにさまざまな食費のやりくり方法があるはず! そこで、先輩ママパパはどのような工夫をして節約しているのかを、HugKumメルマガ読者のママパパを対象にアンケート調査! 寄せられた食費のやりくりのコツ&アイディアを厳選してご紹介いたします。
なるべく自分で作る
まず寄せられたのが、やっぱり自分でつくるのが一番安い、とのアドバイス。出来合いのものだと高くつく場合が多いので、安い食材を選びながら、自分で作ったほうがコストを抑えられるかもしれないですね。
野菜や肉は冷凍して使い切る
食材を使い切ることは節約の基本…と先述しましたが、多めに買ってしまった食材は冷凍して、数回に分けて使い切っているご家庭が多いようです。なかには、はじめから買いだめをして冷凍しておくとの声も。
何かと頼れる「業務スーパー」
大容量の食材を低価格で入手できるお店の代表格「業務スーパー」。ひとつ前の回答にもあったように、やはりまとめ買いをして「冷凍保存」をしておくのが先輩ママパパたちからのおすすめ。もともと冷凍食品として販売されている商品にも、使い勝手の良いものがたくさんありそうですね!
ネットスーパーを利用して無駄買いの防止に
スーパーに足を運ぶとついつい無駄遣いしてしまう…。そんな方への先輩ママパパからのおすすめは、ネットスーパーでのお買い物。必要なものを探してクリック→カゴに入れるというシステムなので、スーパーで実物を目の当たりにするよりは衝動買いを防げるかも?! 重い食材を運ぶ手間も省けるので、適宜活用してみましょう。
ふるさと納税や株主優待を利用する
なかには、ふるさと納税や株主優待の返礼を賢く活用して、節約をしているご家庭も。ふるさと納税では、米や肉、野菜、魚まで、ご当地のおいしいグルメ類をお得に。株主優待でもまた、その企業の製品や、施設・店舗で使える割引券など、うれしい特典を入手できます。地域や企業への思い入れから選んでも、返礼品から選んでも◎
節約レシピはバリエーションが勝ち筋!
ここまで、「自炊が基本」「食材は大容量のものを買う」…などなど、先輩ママパパたちからのアドバイスをお伝えしてきました。
これらのアドバイスを存分に活用するために役立つのが、料理のバリエーションではないでしょうか。もやしがたくさんあったら、どんな料理が作れそうか… 残った料理をリメイクするには…? などなど、献立を立てる際にあらかじめチェックしておきたいところ。
HugKumの過去記事にも、節約ごはんに活用できるレシピが満載です。ぜひ、活用してみてくださいね。
節約はゲーム感覚で! 楽しみながら取り組みましょう
食費の節約は、ストイックに考えすぎるとしんどくなってしまいがち。「今週は目標達成できるかな?」「もやし料理のレシピをひとつ習得したぞ!」と、まずはゲーム感覚で楽しみながら取り組んでみましょう! 次第に節約をすることが習慣化されていくはず。
構成・文/羽吹理美