デジタル知育玩具に辛口の私
今、いろいろなメーカーさんから発売されているデジタル知育玩具。興味はあるものの、購入するとなると2つのことがネックになり、なかなか積極的になれません。
画面ばかり見せたくない
第一に、画面をずっと見続けることに抵抗があります。私と同様に、小さい子どもにデジタル画面を長時間見せたくない、そんな思いのママやパパは多いのではないでしょうか。
高いのに子どもがすぐに飽きてしまう
気合いを入れて少し高いデジタル知育玩具を買ったものの、子どもがすぐに飽きてしまってガッカリすることはありませんか? 筆者は、過去数回このガッカリを味わっています。
理想のカタチ!?
今回体験させて頂いた「Osmo」は、デジタルとフィジカルを融合させた「フィジタル体験」を提唱。「子どもとデジタルの接点をより健康的なものにしたい」という思いのもと開発されたそうで、この言葉には、親としてとても共感しました。
画面を見る時間よりも、手元を見ている時間の方が長い
実際に私が遊んでみると、手元でパーツを探したり、絵を描いたりする時間が長く、むしろ画面を見ている時間よりも長いように感じました。小さなお子さんにとって、手先を動かす遊びができるのは嬉しいですよね。
子どもが夢中で遊ぶ設計
Osmoは、子どもによるプレイテストを繰り返し行い、「子どもが夢中になる」学習を追求したのだそうです。実際に遊んでみると、大人の私も面白くて夢中になってしまいました。これなら、我が子もハマってくれるのでは?と手ごたえを感じます。
Osmoの新商品2種は?
2021年8月25日に発売された新商品は、3~5歳のお子様向けの「オズモ リトル ジーニアス スターター キット」と、6~10歳のお子様向けの「オズモ クリエイティブ スターター キット」の2種類。筆者が本気で遊んできました!
【1】オズモ リトル ジーニアス スターター キット
こちらは、3歳~5歳のお子さんが、はじめてデジタルを使った学びをするのにピッタリのキット。スティックとリングを使ってアルファベットのかたちを作ったり、図形やイラストを作ったりしながら、画面の中のキャラクターと連動して学びを深めていきます。
このキットで遊べるアプリは4種類。その中から「Squiggle Magic (スクィグルマジック)」にチャレンジしてみます!
「Squiggle Magic (スクィグルマジック)」は、スティックとリングを組み合わせてつくった図形が、画面の中で動き出すというもの。お腹をすかせたモンスターに、スティックとリングで作ったご飯を食べさせてみます。
愛嬌のあるキャラクター。いかにもお腹が空いていそうな表情。
こんな形をつくってみました。ピーナッツのつもりです!
すると……?
おおおー! すぐに画面に反映され、食べています!
満足げな表情が可愛い♪
手元の図形がなぜiPadに反映されるかと言うと、iPadの上部に取り付けた器具が反射鏡になっており、ここから読み取ってくれるのです。
このほかにも、アルファベットの発音が学べる「ABCs(エービーシーズ)」、色々な服や髪型のピースを着せ替えられる「Costume Party(コスチュームパーティ)」、コスチュームを選ぶことで問題解決をし、冒険を進める「Stories(ストーリーズ)」といった、4つのアプリを楽しむことができます。
【2】オズモ クリエイティブ スターター キット
もう一つの新商品、「オズモ クリエイティブ スターター キット」にも挑戦してみます。
オズモ クリエイティブスターターキットは、手元で描いた絵や線が画面の中へシームレスに反映され、動き出します。
このキットで遊べるアプリは3種類。その中の1つ「Monster(モンスター)」で遊んでみました。
画面の中にいるムーというキャラクターが魔法の杖を欲しがっているようです。真似をして描いてみると……。
なんと! 私の描いた杖が瞬時に画面に反映され、ムーが使っているではありませんか!
これは感動ものです!!
このほかにも、画面から落ちてくるボールがゴールに入るよう、線を書いてルートを作る「Newton」、画面に映るお手本をなぞるだけで複雑なアートワークが描けてしまう「Masterpiece」の3種類で遊ぶことができます。
子どもの反応は?
子どもが本当に夢中になるかどうか確かめたい! ということで、テレビゲーム以外のおもちゃにはすぐ飽きてしまう息子達(8歳と6歳)にも遊んでもらいました。遊んだのは、私が2個目に試した「オズモ クリエイティブスターターキット」の「Monster(モンスター)」。私自身は、自分の描いた絵がiPadに反映されること自体に感動しましたが、デジタルネイティブな子ども達はすんなりと受け入れ、夢中で絵を描いていました。それよりも、キャラクターのおどけた反応が面白いらしく、絵を描くたびにゲラゲラと爆笑! 涙が出るほど笑いながら、ゲームを楽しんでいました。
実は、我が家のiPadは壊れていたので、今回はiPadを借りて遊びました。返却後、何度も次男から「Osmo、やりた~い」と言われます。こんなに我が子の心を動かしたのなら、OsmoのためにiPadの買い替えを検討しても良いかなと思っている次第です。
どこで買えるの?
気になる!という方は、下記で購入することができます。
Osmo公式サイトの他、新宿、有楽町の店舗で購入可能
販売はOsmoの公式サイトのほか、新宿の丸井と、有楽町の最新ガジェットが体験できるストア「B8ta」で実際の商品を見ることもできるそうです!
Osmo 【公式】サイトはこちら≫
期間限定でOsmoのポップアップショップもオープン
まずは、触ってみたいという方は、ポップアップ店を覗いてみてくださいね。
伊勢丹新宿店 本館
●開催運営場所:伊勢丹 新宿店本館6階センターパーク カウンター
(東京都新宿区新宿3-14-1)
●開催日程:2021年8月20日(金)~2021年9月2日(木)
●営業時間:午前10時~午後8時
●展示商品:「オズモ ジーニアス スターター キット」(対象年齢6~10歳)、「オズモ コーディング スターター キット」(対象年齢5~10歳) 他
●購入特典:製品1台ご購入のお客様に「Osmo」オリジナルロゴ入りエコバックを1個プレゼント(無くなり次第終了)
<感染防止対策について>
手指消毒の徹底・入口での検温実施・マスク着用、密回避のための店舗出入口の制限
※新型コロナウイルス感染拡大状況によりポップアップストアの開催日程が今後変更となる場合があります。最新情報は伊勢丹公式ホームページで随時お知らせいたします。
子ども1人に端末1台時代にぴったり
GIGAスクール構想が始動し、子ども1人にデジタル端末1台が割り当てられる時代。お子さんが小学生になる前に、デジタルを使った学びを体験させてみたいというご家庭に、ピッタリだと感じました。
今回ご紹介したシリーズ以外にも、ピザ屋さんの体験ができるキットや、プログラミングが学べるキットもあり、お子さんの興味や身に付けさせたい力に合わせて選べます。ご興味のある方は、ぜひHPもチェックしてみてくださいね♪
Osmo 【公式】サイトはこちら≫
文・構成/寒河江尚子