漢字一文字の苗字(名字)を一挙紹介! かっこいい・和風・かわいい苗字も!

一文字の苗字にはどんな種類があるのか気になりませんか?  今回は人数の多い一文字の苗字や、きれい・和風・かっこいい・おめでたいイメージの苗字、食べものや海の生きものにまつわる苗字をご紹介します。

参考:名字由来net

人数が多い一文字の苗字

まずは、一文字の苗字で多いものからご紹介します。

「はやし・はやさ・はや」などのように読み、全国におよそ541,000人。人数の多さは全体の18位です。木々を「生(は)やす」や、手拍子を打ったり歌ったりする意味の「囃(はや)す」などが語源といわれています。

「もり・はやし・しん・しげる」などのように読み、全国におよそ462,000人。全体の22位です。かつて神域と考えられていた森を守る人がルーツという説があります。

「はら・げん・こうげ・くわはら・はぎはら」と読み、全国におよそ244,000人。全体の62位です。開けたところや平らなところに由来するといわれています。

「あずま・ひがし・あづま・とう」などのように読み、全国におよそ149,000人。全体の125位です。

「せき・かん」と読み、全国におよそ152,000人。全体の121位です。

「つじ・つぢ」と読み、全国におよそ146,000人。全体の131位です。

「ほり」と読み、全国におよそ123,000人。全体の167位です。

「みなみ・なん・なむ・なみ」と読み、全国におよそ105,000人。全体の200位です。

「おか」と読み、全国におよそ102,000人。全体の210位です。

西

「にし・さい・かわち」と読み、全国におよそ89,600人。全体のおよそ243位です。

きれいなイメージの一文字の苗字

次は、きれいなイメージの一文字の苗字をご紹介します。

「つき」と読み、栃木県・神奈川県・長崎県などを中心におよそ30人。

「ほし・せい」と読み、全国におよそ73,300人。

「ゆめ・もん」と読み、東京都と岡山県を中心におよそ10人。

「よそおい・よそい」と読み、東京都を中心におよそ10人。

「び・み」と読み、全国におよそ20人。

「ひいらぎ・ひらぎ」と読み、全国におよそ500人。

椿

「つばき」と読み、全国におよそ15,300人。

「なぎさ」と読み、全国におよそ400人。

「つゆ」と読む。全国人数はおよそ30人

「かすみ・やすみ」と読み、全国におよそ1,400人。霞がかった聖地や植物のかつみ生えている湿地帯などの土地の名が由来という説があります。

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和風なイメージの一文字の苗字

続けて、和風なイメージの一文字の苗字をご紹介します。

「おおぎ・おうぎ・おぎ・おうき」と読み、全国におよそ2,600人。

「おび」と読み、全国におよそ60人。

「つむぎ」と読み、石川県を中心におよそ10人。

「はかま」と読み、北海道や北陸を中心におよそ60人。

「そで」と読み、全国におよそ90人。

「いと」と読み、全国におよそ380人。

「つぼね・きょく」と読み、九州を中心におよそ440人。

かっこいいイメージの一文字の苗字

続いては、かっこいいイメージの一文字の苗字をご紹介します。

鳳凰(イメージ)

「おおとり・ほう」と読み、全国におよそ100人。

「すめらぎ」と読み、関東や滋賀県におよそ30人。

「さかき・かしわ」と読み、全国におよそ15,400人。

「たちばな・たちはな・きつ・きったか」と読み、全国におよそ35,300人。奈良時代以降に反映した氏族の1つに由来します。橘は日本書紀にも出てくる天皇家ゆかりの植物です。

「むらさき・しば」と読み、全国におよそ100人。

「まさ・みやび」と読み、関東や福岡県におよそ20人。

「つるぎ」と読み、全国におよそ150人。

「りゅう・たつ・よん・たき・りょう」と読み、全国におよそ4,300人。

「てつ・くろがね」と読み、全国におよそ120人。

おめでたいイメージの一文字の苗字

ここからは、おめでたいイメージの一文字の苗字をご紹介します。

寿

「ことぶき・としなが・じゅ・とし」などのように読み、全国におよそ1,400人。土地が栄えるように付けた地名がルーツという説があります。

「さい・まつり」と読み、全国におよそ30人。

「いわい・ほうり・はふり・しゅく」のように読み、全国におよそ1,800人。職名に由来するという説があります。

「むすび」と読み、全国におよそ50人。

食べものにまつわる一文字の苗字

次は、食べものにまつわる一文字の苗字をご紹介します。

「まめ」と読み、北海道や新潟県を中心におよそ10人

「なし・さわらぎ・みずき」と読み、北陸や四国を中心におよそ50人。

「もも」と読み、全国におよそ60人。

「うめ」と読み、全国におよそ480人。

「かき」と読み、全国におよそ430人。

「なつめ」と読み、全国におよそ570人。

「よね・こめ・めい・まい・よぎ」と読み、全国におよそ1,500人。

「うり」と読み、全国におよそ110人。

「くり」と読み、全国におよそ460人。

「もち」と読み、東北や香川県を中心におよそ190人。

「あめ」と読み、全国におよそ140人。

「しお・えん」と読み、全国におよそ1,000人。

海や水中の生きものにまつわる一文字の苗字

続いては、海の生きものにまつわる一文字の苗字をご紹介します。

「はまぐり・こう」と読み、東京都・大阪府・滋賀県を中心におよそ30人。

「しじみ」と読み、兵庫県を中心におよそ10人。

「かい」と読み、全国におよそ330人。

「うなぎ・むなぎ・まん」と読み、鹿児島県を中心におよそ20人。

「すずき・すすき」と読み、全国におよそ560人。全国で2番目に多い苗字の「鈴木」とルーツは同じで、和歌山県の熊野地方発祥という説があります。

「こい」と読み、全国におよそ540人。

「たい」と読み、全国におよそ290人。

「ふな」と読み、全国におよそ250人。

「うお・さかな」と読み、全国におよそ170人。

「たこ」と読み、関東や東北を中心におよそ40人。

「かつお」と読み、京都府を中心におよそ20人。

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数字にまつわる一文字の苗字

最後に、数字にまつわる一文字の苗字をご紹介します。

「はじめ・いち・かず・にのまえ・よこいち・いちもんじ・ひともんじ・かずと・でかた」などのように読み、全国におよそ380人。
地名が発祥という説や縁起の良い数だからなど、由来は諸説あるといわれています。数字の「二」の前だから「にのまえ」と呼ばれるという説もあります。

「みたび・みつ・さん」と読み、全国におよそ80人。

「いちじく・いちのく・く・くちのく・まる」と読み、全国におよそ30人。1文字で数字の9を表せることから「いちじく」と呼ばれるようになったという説があります

「もげき・もぎき・じゅう・つなし・もげき・よこたて・つじ」と読み、徳島県を中心におよそ10人。「木」の両サイドの払いがもげていることから「もげき」になったという説があります。

「もも・ひゃく」と読み、全国人数はおよそ120人。

「せん・ち・せんの・ちたび・う・ちよん」と読み、全国人数はおよそ440人。

「よろず・まん・わん・ばん・よろづ」と読み、全国人数はおよそ1,200人。土地や家が栄えることを願って名付けた地名に由来するといわれています。

「おく」と読み、全国人数はおよそ90人。

漢字一文字の苗字はたくさんある!

漢字一文字の苗字をご紹介しました。一文字の苗字は珍しい漢字や独特の読み方もあり、興味深いですね。

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文・構成/HugKum編集部

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