今回は名字由来netが発表している、珍しい苗字をご紹介します。
参考:名字由来net
目次
5文字の珍しい苗字
まずは、5文字の珍しい苗字をご紹介します。
左衛門三郎
「さえもんさぶろう」と読み、埼玉県を中心におよそ10人。名前が苗字に転じたという説があります。
そうとめ坂
「そうとめざか」と読み、埼玉県を中心におよそ10人。
勘解由小路
「かでのこうじ」と読み、山口県を中心におよそ10人。
4文字の珍しい苗字
次は、4文字の珍しい苗字をご紹介します。
五百旗頭
「いおきべ・いおきと・いおりべ・いほきべ」などの読みがあり、全国におよそ190人。
井手野下
「いでのした」と読み、全国におよそ140人。
香曽我部
「こうそかべ・こうそがべ」と読み、全国におよそ150人。
七五三掛
「しめかけ・しめがけ・しめい」と読み、関東や福島県を中心におよそ330人。
文珠四郎
「もんじゅしろう・もんじゅしろ」と読み、全国におよそ90人。
大豆生田
「おおまめうだ・おおまみうだ・おおまみゅうだ・おおまえだ・おおまめだ」など非常の多くの読み方があり、関東を中心に1,100人。
3文字の珍しい苗字
続いて、3文字の珍しい苗字をご紹介します。
小鳥遊
「たかなし」と読み、和歌山県を中心におよそ30人。小鳥が遊んでいる様子から、天敵の鷹(たか)がいないことを表し、「たかなし」と読むようになったといわれています。
春夏冬
「あきない・あきなし」と読み、東京都や愛知県を中心におよそ20人。春夏秋冬の秋が抜けていることから、「あきない」と読むようになったといわれています。
甘露寺
「かんろじ」と読み、東京都・神奈川県・静岡県などを中心におよそ50人。
栗花落
「つゆ・つゆり・つゆいり・つゆおち」と読み、西日本を中心に60人。梅雨入りの時期に栗の花が落ちるため、「栗花落」という字が充てられたという説があります。
不死川
「しなずがわ・ふじがわ」と読み、奈良県を中心におよそ10人。
御手洗
「みたらい・みたらし・みたあらい・みてらい・みたいら・おてあらい・みだらい・みてしろ・みてらし」などと読み、全国人数はおよそ5,300人。神様にお参りする前に口や手を洗い、清める場所のことを表したといわれています。
月見里
「つきみさと・やまなし」と読み、静岡県や千葉県を中心におよそ270人。
御馬舎
「みまや」と読み、千葉県や山口県を中心におよそ10人。
画数が多い珍しい苗字
ここからは、画数が多い珍しい苗字をご紹介します。
躑躅森
54画。「つつじもり」と読み、東日本を中心におよそ70人。
雲類鷲
53画。「うるわし」と読み、関東を中心におよそ140人。
瀧野瀬
49画。「たきのせ」と読み、関東や静岡県を中心におよそ30人。
鍛治屋敷
49画。「かじやしき」と読み、北海道・岩手県・愛知県などを中心におよそ20人。
熊野御堂
48画。「くまのみどう・ゆやみどう・ゆうのみどう」と読み、全国人数はおよそ100人。
日付にまつわる珍しい苗字
日付にまつわる珍しい苗字をご紹介します。
四月朔日
「わたぬき・つぼみ・わたぬぎ・さつき」と読み、全国人数はおよそ220人。冬の着物の綿を旧暦4月1日に抜いて衣替えしたことから、四月朔日(または四月一日)と書いて「わたぬき」と読むといわれています。
四月一日
「わたぬき」と読み、宮崎県を中心におよそ10人。
八月朔日
「ほずみ・ほぞみ・ほうずみ・ほづみ」と読み、全国におよそ230人。旧暦8月1日に稲の穂を摘む風習があったことから、穂積(ほづみ)の読みが語源といわれています。
八月一日
「ほずみ・はっさく・やぶみ・ほづみ」と読み、全国におよそ80人。
食べものにまつわる珍しい苗字
続いては、食べものにまつわる珍しい苗字をご紹介します。
砂糖
「さとう」と読み、京都府や九州を中心におよそ30人。
塩
「しお・えん」と読み、全国におよそ1,000人。
和食
「わじき」と読み、四国を中心におよそ240人。
昆布
「こんぶ」と読み、関西や北海道を中心におよそ150人。
味噌
「みそ」と読み、北陸や北海道を中心におよそ130人。
胡麻
「ごま・こま」と読み、関西・中国地方を中心におよそ130人。
醤油
「しょうゆ」と読み、千葉県を中心におよそ20人。
大豆
「おおまめ」と読み、長野県を中心におよそ10人。
茄子
「なす」と読み、関西から中国地方を中心におよそ20人。
林檎
「りんご」と読み、岩手県を中心におよそ20人。
菓子
「かし」と読み、全国におよそ240人。
素麺
「そうめん」と読み、富山県や宮崎県を中心におよそ20人。
寿司
「すし」と読み、東京都や奈良県を中心におよそ10人。
太巻
「うずまき・おおまき」と読み、香川県を中心におよそ100人。
団子
「だんご」と読み、福井県を中心におよそ10人。
新茶
「しんちゃ」と読み、兵庫県や香川県を中心におよそ20人。
職業や役職のような珍しい苗字
次は、職業や役職を思わせるような珍しい苗字をご紹介します。
先生
「せんじょう」と読み、全国におよそ110人。
煙草屋
「たばこや」と読み、福井県を中心におよそ10人。
金持
「かねもち・かなじ」と読み、全国におよそ390人。
大工
「だいく・だいこう・おおく・おおえ・おおたくみ・おおくみ・たくみ」と読み、西日本を中心におよそ1,300人。
本名
「ほんな・ほんみょう・ほんめい・もとな」と読み、全国におよそ2,600人。
壮大なイメージの珍しい苗字
続いて、壮大なイメージの珍しい苗字をご紹介します。
世界
「せかい」と読み、北海道や愛知県を中心におよそ10人。
宇宙
「うちゅう」と読み、長崎県を中心におよそ10人。
大海原
「わたのはら・おおうなばら」と読み、千葉県や神奈川県を中心におよそ40人。
万歳
「まんざい・ばんざい」と読み、全国におよそ240人。
宝屋敷
「たからやしき・ほうやしき」と読み、北海道や岩手県を中心におよそ30人。
強そうなイメージの珍しい苗字
続いては、強そうなイメージの珍しい苗字をご紹介します。
番長
「ばんちょう」と読み、福島県や埼玉県を中心におよそ10人。
鬼
「おに・きい・き・きさらぎ・きいん」と読み、全国におよそ40人。
金棒
「かなぼう・かねぼう」と読み、西日本を中心におよそ90人。
無敵
「むてき」と読み、九州・中国地方を中心におよそ20人。
獅子王
「ししおう」と読み、滋賀県を中心におよそ20人。
一番合戦
「いちばんがっせん・いちばがせ・いちまかせ・いちばんがせ」などと読み、兵庫県や佐賀県を中心におよそ30人。
きれいなイメージの珍しい苗字
ここからは、きれいなイメージの珍しい苗字をご紹介します。
満月
「まんげつ・みつき」と読み、全国におよそ140人。
四季
「しき」と読み、埼玉県・三重県・岐阜県を中心におよそ20人。
夏焼
「なつやき」と読み、北海道や青森県を中心におよそ20人。
歌枕
「うたまくら・かつらぎ・かづらぎ」と読み、全国人数はおよそ40人。
雲母
「きらら・きら」と読み、北海道や静岡県を中心におよそ60人。
東雲
「しののめ」と読み、全国におよそ660人。
街風
「つむじ」と読み、東京都や千葉県を中心におよそ30人。
人生や結婚にまつわる珍しい苗字
最後は、人生や結婚をイメージできる珍しい苗字をご紹介します。
御縁
「みえにし」と読み、大阪府を中心におよそ10人。
出会
「であい」と読み、西日本を中心におよそ50人。
回り道
「まわりみち・まはりみち」と読み、神奈川県・兵庫県・和歌山県を中心におよそ20人。
指輪
「さしわ」と読み、全国におよそ40人。
努力
「ぬりき」と読み、大阪府を中心におよそ10人。
珍しい苗字は興味深い
珍しい苗字をご紹介しました。いかがでしょうか? 読み方や由来も興味深いですね。
文・構成/HugKum編集部